吹奏楽マガジン バンドパワー 吹奏楽マガジン バンドパワー
目次
【はじめに】
バックナンバー
【第56回】コソボ紛争(1990年代〜現在)〜ウォー・コンチェルト(ディルク・ブロッセ作曲)
【第57回】アメリカ同時多発テロ(2001年9月11日)〜N.Y.2001/09/11(清水大輔作曲)
【第59回】<補遺1>チンギス・ハーン(13世紀初頭)大いなる約束の大地〜チンギス・ハーン (鈴木英史作曲)
【第59回】<補遺2>ヨハネ黙示録(B.C.60〜90年頃成立?)管楽器と打楽器のための交響曲≪黙示録による幻想≫(デヴィッド・ギリングハム作曲)
第60回<補遺3> アメリカ、サーカス黄金時代(1800年代末〜1900年代前半)マーチ≪バーナムとベイリーの人気者≫(カール・キング作曲)
第61回<補遺4> カエサルのガリア遠征(紀元前58年〜紀元前51年)≪ガリア戦記≫(バルト・ピクール作曲)
【第62回】<補遺5>百年戦争(1337〜1453)とジャンヌ・ダルクその3≪ジャンヌ・ダルク≫(フェルレル・フェルラン作曲)
【第63回】<補遺6> 太平洋戦争末期の特攻(1945年)≪Alas de Hierro 〜虚空に散った若き戦士たちへの鎮魂歌(レクイエム)〜≫(天野正道作曲)
【第64回】<補遺7>広島への原爆投下(1945年8月6日)その2 失わざるべき記憶 〜1945年8月6日〜(原爆ドームにて)(飯島俊成作曲)
【読者の皆様へ】
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富樫鉄火の吹奏楽曲でたどる世界史

【読者の皆様へ】

 2006年秋から、1年余にわたった全64回の連載も、今回で一段落とさせていただきます。連載中は、多くの方々からご意見や、誤りの指摘をいただき、励まされることしきりでした。心から感謝申し上げます。

 この連載は、基本的に週1回の「週刊連載」だったせいもあって、調査が不十分だったり、文章が荒っぽく誤植が残ったままで掲載してしまうことも、しばしばありました。お詫びします。

 この連載の目的はただひとつ、「吹奏楽曲に関して、もう少し背景知識を得ておいたほうが、演奏したり聴いたりする際、何かが違ってくる」ことを知っていただきたいためでした。また、あまり吹奏楽を知らない方々のために、「吹奏楽は、こんなに広範な題材を扱っている、素晴らしいジャンルである」ことを知っていただきたい、そんな意識もありました。

 それらが、どれだけ実現できたか、なんとも心もとない気分で不安ですが、ほんの少しでも参考になる箇所があったとすれば、目的は達せられたかと思います。

 連載中は、多くの方々のお世話になりました。特に、「バンドパワー」編集長の鎌田小太郎さんは、遅れ気味な原稿を辛抱強く待っていただき、それでいて、毎週、短い時間にもかかわらず、たいへん読みやすいインターフェイスを構築していただきました。お礼の言葉もありません。ウェブサイト上における理想的な連載形態だったと思います。ありがとうございました。

 なお、この連載は、曲追加・大幅改訂を施して、2008年半ばころまでには、バンドパワーから「BPブックス」(仮称)第1弾として、単行本化される予定です。刊行が近づいたら、BP上で告知されると思いますので、楽しみにお待ちください。

 そして、私(富樫)は、2008年春スタートをめどに、現在、新連載の準備中です。今回とはガラリと趣きを変えて、アッと驚く、それでいて面白さ抜群の大型新連載企画が始まりますので、こちらのほうも、楽しみにしていてください。

 それではとりあえず、1年余のご愛読に、もう一度感謝を述べて、しばしのお別れです。

 ありがとうございました。

(富樫鉄火 2007年12月20日)


富樫鉄火プロフィール:

“吹奏楽大好き”音楽ライター。得意ジャンルは、クラシックを中心に、その周縁、特に吹奏楽と映画音楽など。ライターとしてのモットーは、「音楽を普通の言葉で語りたい」、「周縁を知ってこそ、音楽は面白い」の2点。いままで、様々な形で音楽に関わってきました。そんな拙い経験と見聞の中から、肩の凝らない、だけど、少しだけためになる話を、コラムにしてお届けします。
(c)2007 Tecca Togashi/Band Power
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■失わざるべき記憶 〜1945年8月6日〜(原爆ドームにて) 収録CD
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