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A:「Q107」のコメントも一緒に参考にして下さい。
以下に、合奏基本トレーニングについて述べます。
■合奏基本トレーニング(五十嵐 清)
楽曲の演奏に入る前に必要な合奏の音づくりに必要な基本トレーニングについて、
指導方法の一例を解説する。
1. 合奏トレーニングと合奏指揮の違い
合奏指導をしているとき合奏のトレーニングをしているのか、指揮をして
音楽を表現しているのかをはっきり区別することが大切です。
バンドのレベルやそのときの目的をしっかり見極め、そのウエイトを考えることが大切です。
2.合奏トレーニング方法
トレーニングを行っているときは、指揮者は余り感情を込めず、トレーナーに徹する事が大切です。
出てきた音から、諸問題点をすばやく抽出して、的確な判断をし、迅速に
指示することが要求されます。
スクールバンドでは特にトレーニングにウエイトをおくことが大切です。
1)チューニング
・個人と全員
個人のチューニングはキーボードの音を聞きながら正確な音程を合わせます。その楽器の特徴と個人の癖を知ることが大切です。
合奏のチューニングは個人のチューニングができていれば、短時間で済むはずです。個人の責任を自覚させることがポイントです。
合奏時間にも拘らず、一人一人にチューニングを行い30分以上も時間を無駄にしているバンドがありますが、合奏は全員の音作りの時間であることを認識して下さい。
★合奏の部屋とは別の場所で各自のチューニングを済ませておくこと★
・音の高さ,音色,音量
合奏チューニングでは、音の高さを合わせることは勿論のこと、各パートで同じ音色、同じ音量であるかもチェックします。
2)ロングトーン
・音形(アタック=子音,響き=母音)
音の形には、アタック(音の出だし、音の立ち上がり)、コア(音の芯、響きの豊かさ)及びリリース(音の消去処理、ニュアンス)が有り、これらをバンド全体の音形を統一します。
3)スケール
・色々な調子の調性感を養うことです。
吹奏楽に用いる楽器は、C,B♭,E♭,F管等があり、各楽器により運指が異なり、音程を揃えるのに苦労します。各調のドレミファ…の音程感を養うことが目的です。
応用として、各種リズム、アーティキュレーションを変化させます。
4)ハーモニーとバランス
美しいハーモニーは個々の奏者の美しい音色から生まれます。さらに、そのハーモニーの「どの音」「どの楽器」をどれだけの音量で出すかというバランスを加味し、響きを作って行きます。
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