| Q51:私はクラリネットをやっています。ところで、マウスピースを直す時ですが、リードは付けたままの方がいいのでしょうか? 以前、何かの本に「マウスピースの中を傷つけないために、リードは付けたままの方がよい」と書いてあるのを見ました。それからずっと、リードをつけたまま直しているのですが、最近になって外した方がよいと聞きました。どちらが正しいのですか?
(中学生) |
|
|
A51:どちらにしても注意して行なうこと
リードを付けたままで行なう時は、リードを破損しないこと、リガチャ-を変形させないことに気をつけて行なってください。せっかくベストの状態にリードを付けられたのに、はずしてしまうと・・・ということも考えられますので。
また、マウスピースを回しながら直すのでなく、(優しく)こじ開ける(分かりますか? 言葉では表現が難しいですね)ようにしてください。
|
 |
|
|
| Q52:私はバス・クラをやっているのですが、全体的に音が高くて困っています。特に、実音のHが異常に高いです。だから、冬のチューニングはいいのですが、夏は高すぎて抜いても抜いてもなかなか合いません。しかも、もう1人バスクラをやっている人がいて、私と音の高さがズレ過ぎています。何が原因なのでしょうか?
(学生) |
|
|
A52:楽器(メーカー)によっても基準ピッチはかわる
楽器(メーカー)によっても基準ピッチが違っているようです。
また、キイのバランスによっても変わってきますので、楽器屋さんに調整をお願いしてみてください。マウスピースやリードの種類を変えることや、くわえ方を変えてみてみるのもいいでしょう。
|
 |
|
|
| Q53:矯正をしていて、トランペットを吹いています。下・上、前の5本はブラケットをしていなくて、ワイヤーにゴムをかぶせて吹いてます。高い音が出なくて困っています。おまけに、唇の裏にあともついて・・・どうすればいいですか。(学生)
|
|
|
A53:無理して吹かなくてもいのでは?
個人にもよりますが、やはり矯正中の吹奏感には違和感が感じられると思います。
矯正中は高い音を無理して出さなくてもいいのではないでしょうか?
マウスピースを押し付けたり、唇を横に引いたりして出すのであれば、悪い癖がついてしまいます。息のスピードと圧力、アパ−チャ−の大きさなどを自分でチェックしながら吹いてください。
|
 |
|
|
| Q54:私は中学に入って初めてホルンを吹き始めました。今、アンサンブルの練習をしているのですが、“音色が悪い”とよくいわれます。こもり気味になったり、きたないといわれます。それと余韻がないと・・・。先輩にはイメージが足りないから・・・といわれたのですが、いまいちよくわかりません。どうしたらいいんでしょうか?(中学生)
|
|
|
A54:プロの演奏を聴いて目標の音色を決めよう
音色ですが、まずプロの奏者の音色をコンサートやCDで聴いて目標を定めましょう。それに近づくように、発音(シラブル)や口の中の形・容積を考えながら吹きましょう。
それと息の圧力、スピードも考え、支えをしっかりさせましょう。
右手の位置もチェックです。入れすぎていませんか? 手の「平」でなく、「甲」がベルの内側に触れていますか?
余韻は、息を切る瞬間に「n(ン)」と発音するイメージで解き放ってみてください。
|
 |
|
|
| Q55:余韻が残せません。少し残せても、下がり気味になります。どうしたらきれいに残せるのですか?
|
|
|
A55:息の圧力、スピードも考え、支えをしっかりさせる
管楽器の余韻ですね。息の圧力、スピードも考え、支えをしっかりさせましょう。息を切る(舌を戻す)瞬間に「n(ン)」と発音するイメージで解き放ってみてください。
楽器の大きさや音域により「n」の微妙な長さを調節してください。
|
 |
|
|
| Q56:僕はラッパを吹いていて、どうしても音が揺れてしまいます。どうすれば音が揺れずにキレイな音が出せるのでしょうか?(高校生)
|
|
|
A56:まずは、楽器を左手できちんと持つことから・・・
楽器を右手で持っていませんか? 左手できちんと持ってみてください。
右手で持つと力んでしまいます。そしてうまく息が楽器に入らないので、音が揺れてしまうことが考えられます。
次に息の入れ方から、息を連続して自分の肺から楽器のベル先まで入れていますか?
例えば、氷の入ったコップからストローでジュースを飲んだ時、最後の方でストローの中に”ジュース/空気・ジュース/空気/”なんてこと経験はありませんか?
吹奏する時、唇の状態がうまくいかず、楽器の中で上のような現象が起こっていませんか?
ですから、唇で息を瞬間でも遮らないようにしてみてください。
それと、息の圧力、スピードも考え、支えをしっかりさせましょう。
目標の音を定めてベルの先から音が広がっていくようなイメージで奏でてください
|
 |
|
|
| Q57:私は高2でクラリネットのパートリーダーをしていますが、パートの音が汚くて困ってます。高音は耳につく音になってしまい、音合わせのB♭から降りていったところのソ、ラ、シ♭はスカスカして響きが出ません。私はB♭クラですが、E♭クラはもっとヒドイです。キーキーいってて音が目立ちすぎているような感じです。どうすればいいでしょうか??(高校生)
|
|
|
A57:息の量や発音のしかた会得しよう
人間の耳は、音域がオクターブ高くなれば、聴こえやすくなります(ダイナミックスレンジが1つあがる)。ですから、高域を力んで吹いていると、「耳につく」音になってしまいます。それをなおすには、音階やインターバルの練習を繰り返してやって、息の量や発音のしかたを会得してください。
また、息をしっかりベルの下の床まで吹くイメージで吹奏してしてください。ソ、ラ、シ♭では右手でキイを押さえて吹いてみることをお勧めします。
|
 |
|
|
|
Q58:音色やピッチなど自分で合わせることができないのですが、 どうやって耳を鍛えればいいのでしょうか?(学生)
|
|
|
A58:まずは自分自身の目標の音(色)を決めよう!
音色は息の圧力・スピードや倍音の含め方などで決まってきます。
まずは自分自身の目標の音(色)を決めることも大切です。
自分の音を他の人に聴いてもらい、評価やコメントしてもらうのも効果的です。自分ではこのように吹いたつもりだが、聴いていた人からは“もっと明るく”などとコメントされた。と、1つ1つ覚えて何回も繰り返してください。
また、音程は基準音を出して、
自分でその音をハミングなどして確認してから、
楽器で吹くようにしまよう。
はじめは、合っているか? いないか?は分からなくていいのです。
きちんと音を出せることの方が大切です。
この時は先生や先輩や仲間やに指摘してもらいましょう。
自分だけならチューナーのメーターを見てもいいです。
そして次に高いか? 低いか?を分かるようになってください。
他の人がチューニングしている時も、自分の耳を鍛えるチャンスです。
他人の音は良くわかるものです。
|
 |
|
|
Q59:トランペットを吹きはじめてから1年半くらいたちますが、最近思うことがあります。それは、マウスピースの位置のことです。
私はマウスピースの位置がどうも上すぎらしく、周りの人は上唇におさまってるんですけど、わたしはかなり上唇から出ています。これはおかしいですか?
ちなみに、私はかみ合わせが逆で、下の歯の方が出ています。それに「Bb/ベー」を吹くだけでも後が丸くつきます。別に、すぐバテルわけでもないのですが・・・。対処法などありますか?(中学生) |
|
|
A59:特に気にする必要はないでしょう
骨格、唇の状態、歯並びなど個人差がありますので、
アンブシュアは一概にこれ!とはいえません。
上下の唇とその周りの筋肉で作る息の通り道(アパ−チャ−)がしっかりしていて、
マウスピースに隠れる部分の唇に柔軟性があればいいのです。
やや唇にマウスピースを押さえ気味ですので、
音色が硬くなることも考えられますので、その点を注意してください。
どうしても気になるようでしたら、
講習会等でプロの方に見てもらい、アドバイスを受けてください。
|
 |
|
|
|
Q60:私は、文化委員(歌向上委員のようなもの)の委員長になりましたが、全校で歌う時の全員の声がすごく小さくて悩んでいます。どうすればいいでしょうか。(学生)
|
|
|
A60:まずは周りの仲間から、大きな声で歌ってみよう
学校全体で歌を歌っていくこと、とても素晴らしいことですね。
挨拶と同じで、自分の気持ちを伝えると思って歌ってみてください。
最初は大きな声を出すことに恥ずかしさがあるかもしれませんが、
美帆さんの周りの人だけでも一緒に大きな声を出して
「いい顔して、楽しそうに、うれしそうに」歌っていれば
徐々に声が出てくると思います。
頑張って下さい。
■バンドカウンセラー:五十嵐 清(いがらしきよし)
(社)日本吹奏楽指導者協会(JBA)の理事を長年務め、同協会主催の「吹奏楽指導者・学生リーダーのための吹奏楽ゼミナール」を始め、全国各地の吹奏楽(合奏)指導法や指揮法の講習会の講師や社会人、企業、大学、高校、中学校の吹奏楽団において客演指揮や指導を行っている。また全国各地の吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストなどの審査員、ビデオマガジン「ウインズ」(新チューニング法)、Web吹奏楽雑誌「バンドパワー」での講師を務める。
これまでアメリカ吹奏楽指導者協会(ABA) 創立60周年記念演奏会や和田薫氏作曲の初演曲を「日本フィルハーモニー交響楽団他」を指揮し成功させているほか、東京都立杉並高等学校吹奏楽部を指揮指導して、全日本吹奏楽コンクールや全日本アンサンブルコンテスト等に出場している。
現在、日本ブラスバンド指導者協会理事、日本管打・吹奏楽学会会員、世界吹奏楽指導者協会(WASBE)メンバー、東京都吹奏楽連盟理事、東京都高等学校吹奏楽連盟常任理事、社団法人音響学会会員、東京都立杉並高等学校吹奏楽部音楽監督等を務めている。
(C)Igarashi
Kiyoshi / Band Power |
 |
|
|
| |
| |
| >> Q&Aインデックスページに戻る |