吹奏楽マガジン バンドパワー 吹奏楽マガジン バンドパワー

VOL.4

【演奏5】うねうねさんの演奏
ホーリーウェル (ピーター・グレイアム)
The Holy Well (Peter Graham) Gramercy Music

<うねうねさんのプロフィール>
【演奏者セミナー名】うねうね
【セミナーNo.euph005】
【職業】会社役員
【年齢】47才
【ユーフォニアム歴】約28年(途中8年ほどのブランクあり)
【使用楽器】Besson 967-1(20年ほど前に購入)
【マウスピース】デニスウィック 3AL(ひとすじ)

【演奏を聴いて/木村先生のアドバイス】

 英国スタイル・ブラスバンドでソロ・ユーフォニアム歴20年という、正統派の英国スタイルというんでしょうか、美しく深い音、懐かしく温かみのある歌いっぷり。さすが年季を感じました。特に、発音とヴィヴラートの美しさが特筆されます。

 さて、平均律のオルガンに対して、純正調の響きを求めるユーフォのデュエットでは、音程感、アインザッツ、アイコンタクトなど、難しい課題をたくさん思いつきます。しかし、名サポートを得て、そんな不安など吹き飛ばしてくれる好演となりました。

 そんな中、テクニカルな問題点を1つ2つ。
 まず、強い意志を感じるフレーズ作りですが、終わる音が短くなってしまい、音楽の大きなラインがやや見えにくくなりました([A]-2,[A]-4など)。それから、テンポに大きな揺れがあって惜しまれるところがあります。テンポがまったく揺れない演奏は、決して面白いものではありません。けれども、大きく揺れすぎてしまうと、音楽の“停滞”につながってしまいますので注意してください。

 最後にブレスについて。
 録音から聴こえる範囲での様子しかわかりませんが、吸う時に少々ノイズがあるようです。ということは、喉に何らかの抵抗が生まれているという事かもしれません。特に短い時間で取るブレスでは、喉に力が入らないよう気をつけてください。

 以上、思いつくままお話しましたが、相当よく注意して聴いた際に感じた感想ですので、全体を貫く個性的で暖かい音楽が揺らぐほどのものではありません。素晴らしい演奏でした。


 さあ、“パイプオルガン伴奏”なんていう、とんでもないツワモノまで飛び出しました。それにしても『ホーリーウェル』、人気が高いですね。もちろん僕も大好きな曲ですが、GVには他にもいい曲がいくつもあるでしょ! 是非是非ほかのアイテムにもチャレンジしてください。また何故かこのセミナー参加者は、西日本の方が多いようで・・・。今回の方が一番東にお住まいです。東京はじめ東日本のユーフォ皆さん、いえいえ世界中のユーフォの方々エントリーお待ちしています。また、腕自慢の方には全世界へ向けて自分の演奏をアピールできるチャンスともいえます。待ってますよ!



セミナー応募要項

【1】セミナーへのエントリーは無料です。何度でもチャレンジしてください。

【2】つぎの項目を必ず明記し、録音をBPまでお送りください。

・セミナーネーム(セミナーで使うご自身の名前です。お好きな名前を考えてください)
・本名(公開しません)
・住所(公開しません)
・電話番号(公開しません)
・メール・アドレス(公開しません)
・職業(学生の人は、“学生”と書いてください)
・年齢 or 学年
・ユーフォニアム演奏歴 or 年数
・使用楽器、マウスピース
・自己紹介(普段の活動など簡単にコメントしてください)

【3】録音の状態は問いませんが、必ずつぎのフォーマットでお送りください。

・カセット
・MD
・CD-R
・DAT

【4】演奏は、伴奏つきでも、無伴奏でも結構です。

【5】お送りいただいた録音は、原則としてお返ししません。返送が必要な場合は、エントリー時に“要返送”と明記してください。

■■セミナーの課題CD■■

【応募あて先】

(株)スペースコーポレーション・バンドパワー編集部
〒167-0042 東京都杉並区西荻北2-2-5(平野ビル)
「ユーフォニアム・セミナー」係
TEL:03-5932-0054 FAX:03-5932-6515

(2008.04.15)


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bpmaster@bandpower.net

講師:木村寛仁
(きむら ひろまさ/ Hiromasa Kimura) Euphonium

1963年、兵庫県川西市生まれ。ユーフォニアムを的場由季、三浦徹、室内楽を森下治郎の各氏に師事。大阪芸術大学演奏学科(ユーフォニアム専攻)を、グランプリを得て卒業。その後、米国、Dr.ブライアン・ボーマンの許で研鑚を積む。日本管打コンクール入選(1989)、世界ユーフォニアムテューバカンファレンス独奏コンクール第2位受賞(1990)などの栄誉にも浴し、在阪各オーケストラをはじめ、大阪市音楽団、東京佼成ウィンドオーケストラなどの客演奏者を務める傍ら、自身が主宰する大阪小バス倶楽部、ジャパンブラスコレクションのメンバーとして活動。ブリーズ・ブラス・バンドでは、1990年の発足時より10年間ソロ・ユーフォニアム奏者を務め、同バンドの欧州公演では、ソリストとして各地で好評を得た。日本管打コンクール(ユーフォニアム部門)ほか、各種音楽コンクールの審査員をつとめる。大阪音楽大学専任講師をへて、2007年、同大学准教授に就任。(使用楽器 : BESSON, BE2052-2)


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