吹奏楽マガジン バンドパワー 吹奏楽マガジン バンドパワー

VOL.3

 皆さん、こんにちは!

 僕の住むのは大阪の北。兵庫県が大阪府、京都府と境界をつくる辺り。つまり田舎なんです。先日から雪がたくさん降って、日々の移動にも少々不都合が・・・。仕方なく家に閉じこもって練習をしてたんですが、ふと思いついて「GV(グローリアス・ヴェンチャーズ)」の『レインフォレスト』を吹いてみました。勿論これは「雨」がモティーフですが、しんしんと降る雪にもピッタリって感じで、新しい発見でした。自然の中に題材を求めた他の作品にも新たなイメージが拡がりそうですね。

 で、今年はね、ますますグレイアムさんの年、そしてユーフォ吹きの年になりそうです。先日発表された情報では、6月に大阪市音楽団の定期演奏会で、グレイアムさん作曲、スティーヴン・ミードさん独奏で新しい『ユーフォニアム協奏曲』が世界初演との事。ホント楽しみです。

 さて、セミナー3番目のエントリーです。演奏者の「いまてつ」さんは大学1年生。今はソロの勉強を中心に、バリテューバアンサンブルなんかもやっているそうです。


【演奏4】いまてつさんの演奏
ホーリーウェル (ピーター・グレイアム)
The Holy Well (Peter Graham) Gramercy Music

<いまてつさんのプロフィール>
【演奏者セミナー名】いまてつ
【セミナーNo.euph004】
【職業】学生
【年齢】18才
【ユーフォニアム歴】約7年
【使用楽器】Besson Prestige 2051-2
【マウスピース】Bach 5G

【演奏を聴いて/木村先生のアドバイス】

 素直なサウンド、自然なヴィヴラートの光る好演ですね。最大の難関の跳躍部分([A]−3)も見事にクリアーされています。また、特筆すべきは「フレーズ」の扱いです。感心しました。比較的長い音(4分音符や2分音符)が「どこに進んでいくか」を見据えた冷静ながらハートフルな演奏に仕上がっています。

 難を言えば、ややリズムが乱れてしまう事でしょうか([A]−1)。この辺りは感覚的に揺らしたい所でもありますが、きちんとしたリズムを踏まえたうえでの抑揚が欲しいですね。(直感的な感情はとても大切ですが、それをコントロールすることが重要な事です。)ただし、そのために臆病にならないで下さいね。積極的な音楽つくりは、是非続けてください。


 さあ、皆さんの参加待っていますよ。「歌」の素晴らしいグレイアムさん。エントリーも、どちらかというと“歌もの”が多いように思います。ただ、アップテンポの作品にも只者ではない才能が感じられますよね。是非是非、CDタイトルの『グローリアス・ヴェンチャーズ』はじめ、『つむじ風』なんかにも、どしどしチャレンジしてください。お待ちしています。

 次回は、いよいよ「オルガン」伴奏版の登場。こちらにも期待してくださいね。
では、またお会いしましょう。



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セミナー応募要項

【1】セミナーへのエントリーは無料です。何度でもチャレンジしてください。

【2】つぎの項目を必ず明記し、録音をBPまでお送りください。

・セミナーネーム(セミナーで使うご自身の名前です。お好きな名前を考えてください)
・本名(公開しません)
・住所(公開しません)
・電話番号(公開しません)
・メール・アドレス(公開しません)
・職業(学生の人は、“学生”と書いてください)
・年齢 or 学年
・ユーフォニアム演奏歴 or 年数
・使用楽器、マウスピース
・自己紹介(普段の活動など簡単にコメントしてください)

【3】録音の状態は問いませんが、必ずつぎのフォーマットでお送りください。

・カセット
・MD
・CD-R
・DAT

【4】演奏は、伴奏つきでも、無伴奏でも結構です。

【5】お送りいただいた録音は、原則としてお返ししません。返送が必要な場合は、エントリー時に“要返送”と明記してください。

■■セミナーの課題CD■■

【応募あて先】

(株)スペースコーポレーション・バンドパワー編集部
〒167-0042 東京都杉並区西荻北2-2-5(平野ビル)
「ユーフォニアム・セミナー」係
TEL:03-5932-0054 FAX:03-5932-6515

(2008.03.10)


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bpmaster@bandpower.net

講師:木村寛仁
(きむら ひろまさ/ Hiromasa Kimura) Euphonium

1963年、兵庫県川西市生まれ。ユーフォニアムを的場由季、三浦徹、室内楽を森下治郎の各氏に師事。大阪芸術大学演奏学科(ユーフォニアム専攻)を、グランプリを得て卒業。その後、米国、Dr.ブライアン・ボーマンの許で研鑚を積む。日本管打コンクール入選(1989)、世界ユーフォニアムテューバカンファレンス独奏コンクール第2位受賞(1990)などの栄誉にも浴し、在阪各オーケストラをはじめ、大阪市音楽団、東京佼成ウィンドオーケストラなどの客演奏者を務める傍ら、自身が主宰する大阪小バス倶楽部、ジャパンブラスコレクションのメンバーとして活動。ブリーズ・ブラス・バンドでは、1990年の発足時より10年間ソロ・ユーフォニアム奏者を務め、同バンドの欧州公演では、ソリストとして各地で好評を得た。日本管打コンクール(ユーフォニアム部門)ほか、各種音楽コンクールの審査員をつとめる。大阪音楽大学専任講師をへて、2007年、同大学准教授に就任。(使用楽器 : BESSON, BE2052-2)


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