埼玉の中学校、東部地区予選、春日部中学校の演奏・そして結果には、大変なドラマを感じてしまいました。
指揮者は前・久喜東中の顧問、吉里先生。同校を全国3出へと導びいた名指導者です。
ですが同じ地区には草加中、越谷北中、久喜中と西関東トップレベルのバンドがヒシメいています。そして悲しいことに、このA部門のあまりのレベルの高さに、A部門からB部門へ移る団体が続出。結果、A部門の出場団体はわずか5団体。県大会へ進める団体は、シードの草加中、越谷北中を除くと、わずかに1団体となってしまいました。
ということは、なんと、久喜中と春日部中のどちらかは、地区大会で落ちなければならなかったのです。
演奏は久喜中、春日部中とも大変素晴らしいものでした。特に春日部中の「ピッコロマーチ」は、ピッチが合った、華やかで素晴らしいサウンドに加え、骨格のはっきりした躍動感あふれるつくりに、鮮烈な印象を私に与えました。西関東大会でも十分通用する、もしかしたら全国も…そのくらいの高いレベルだったと、素人ながら感じ
ました。
結果は久喜中の勝利。春日部中の夏は、8月頭にして終わってしまったのです。
結果が発表された後、客席後方では春日部中の吉里先生と、久喜中の斉藤先生が固く握手をする姿が。上に進んでもいい演奏が、落ちてしまう。本当に悲しい瞬間でした。これもコンクールか…。
私は「ピッコロ・マーチ」を聴くたびに、春日部中の躍動感あふれる演奏を、先生方の握手を、思い出さずにはいられないんです。
(2007.10.05)
【小太郎】
大昔、まだオイラが吹奏楽雑誌の編集者をしてた時は、夏といえばコンクールの支部大会めぐりが一番の仕事だったわけですが、地域のよってレベル差もそれぞれで、たとえば、○○支部なら間違いなく全国へ進める演奏でも、◎◎支部では予選落ち・・・なんて光景を、いやんなるくらい見てきましたよね。でも、それはコンクールである以上、しょうがないことなんだよね。
じゃあ、
そんな時はどうすればいいか?
聴きに行って自分がすばらしいと思った演奏、人に伝えたいと思った演奏に出会った時は、「こんなすばらしい演奏を聴いて、感動した!」と、迷わず、BPに投稿して、その思いを全国のみんなに伝えてあげてください。
きっと、演奏したバンドのメンバーたちも、自分たちの演奏を聴いて感動してくれた人がいたんだ!と喜んでくれると思うしね。
■投稿メールはこちらをクリック bpmaster@bandpower.net
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