自分の所属する市民バンドの定期演奏会を来週に控えたタイミングながら、どうしても聴きたくて神戸からシエナ定期に行ってきました。
今回の演奏会は首席指揮者の佐渡裕氏についで、シエナと関係の深い金聖響氏のタクトです。プログラムは金氏とシエナが定期演奏会を経てリリースしている2枚のアルバムからのベストセレクションです。
会場は満員御礼でシエナの演奏会らしい幅広い客層です。(楽器ケースが目立つのも恒例です)団員の入場時から、拍手が起こります。温かい雰囲気で私は大好きです。
第一部はA.リード・プログラムです。オープニングの『春の猟犬』から、まさに自由闊達な演奏です。2曲目の『シンフォニックプレリュード』はオルガンサウンドを堪能できました。『エルカミーノレアル』はラテン・スピリット溢れる、エキサイティングな仕上がりでした。締めの『オセロ』はこれぞ集大成でした。大満足ですが、これで一部が終了しただけです。
第二部はJ.ウイリアムズプログラムです。ここで選曲と編曲の重要性を感じました。原曲はサウンドトラックですから、吹奏楽向きの曲だけを選曲すれば変化に乏しいプログラムになる危険性をはらんでいます。今回の選曲にはそこに対する配慮を感じました。
幕開けの『カウボーイ』序曲とトリの『スターウォーズ』組曲は、まさに十八番です。その間に演奏された2曲が効果的でした。『ハリーポッター』組曲からは3曲が演奏されましたが、1曲目はチェレスタ独奏、2曲目は木管アンサンブルでした。亀井光太郎氏の編曲は思い切った着想と楽器法の巧みさが光りました。
『プライベートライアン』は副題に「戦没者への賛歌」とありますが、壮大なコラール風の作品です。マエストロの構築力と純正調のハーモニーが相まって感動を覚えました。
アンコールは『1941』のマーチと、おなじみ『星条旗よ永遠なれ』です。観客参加の名物企画も定着し、客席と舞台上がともに満足感を抱きつつホールをあとにしました。
終演後シエナクラブ(公式ファンクラブです)主催の、メンバーとの交流会がありました。メンバーの即興演奏(東京オリンピックファンファーレが金星)あり、裏話あり、逆ビンゴ?あり、の大変楽しいひとときでした。シエナ・ファンのみなさんはぜひ入会して、ともにシエナを吹奏楽を盛り上げましょう!
(2007.05.24) |