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【レポート】

海上自衛隊東京音楽隊キャンパスコンサート
in Senzoku 2011

日時」2011年5月14日(土)18:30〜
会場:東京・前田ホール

★歴史あるバンドとフレッシュな演奏家達との共演

 海上自衛隊東京音楽隊は、5月14日「海上自衛隊東京音楽隊キャンパスコンサートin Senzoku 2011」を洗足学園 前田ホールで行なった。この演奏会は今回で3回目になる。

 第1部オープニングは指揮:汐澤 安彦氏による「洗足音楽大学ホワイト・タイウィンド・アンサンブル」の演奏で始まり、なかでもJ.ヘルメスベルガー二世の「悪魔の踊り」は洗足音楽大学生の若く力強いサウンドで、難しいユニゾンも難なく演奏し聴衆を魅了させた。

 第2部は「海上自衛隊東京音楽隊」指揮:海上自衛隊東京音楽隊副長3等海佐・内堀 豊、ピアニスト:2等海曹 太田 紗和子でG.ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を披露。音楽ファンには耳慣れた楽曲である。海上自衛官のピアニスト登場に聴衆はとても興味津々の様子であった。
  実は、東京音楽隊には他の自衛隊音楽隊にはない特色の1つとして、“ピアノ専門(東京藝術大学・院卒)の音楽隊員が在籍している”というのがある。この日の演奏は、まさにそれを強烈にアピールするできるすばらしい内容で、客席からも「ブラボー!」の歓声が上がっていた。

 第3部は合同ステージ。1曲目は指揮:海上自衛隊東京音楽隊隊長2等海佐・河邊 一彦でチャイコフスキーの「スラブ行進曲」を演奏。とても緊張感のある演奏で、学生の真剣な眼差しと、その姿が好印象だった。

 2曲目は指揮の汐澤安彦氏が再登場。吹奏楽界の大ヒット曲であるA.リードの「春の猟犬」を披露した。立体的で表現豊かな演奏が魅力的で、「これぞ吹奏楽サウンド!」といった感じ。アンコールを含め計8曲を演奏し、観客からは惜しみない拍手が送られ演奏会は幕を閉じた。

 若い演奏家達と海上自衛隊東京音楽隊の演奏会は年齢を超えた音楽のコミュニティーとしてこれからも楽しみである。
(レポート:小野寺エリー/BP特派員)

◎共演した学生たちのコメント
★プロの吹奏楽団と同じステージに立てたことは、学生ではなかなか経験できることではないので、得るものが多く、とても勉強になりました。今後とも今回の経験を活かし、日々精進したいと思います
…菅野 力(フルート/洗足学園音楽大学4年)

★今回の演奏会は昨年と比べ合同練習が少なく不安でしたが、海上自衛隊の皆さんが優しくアドバイスやフォローをしていただいたので、本番では楽しく演奏することが出来ました。
 また練習の休憩時間には海上自衛隊の普段の仕事内容やどのような生活を送っているかなどを笑いを交えながら話していただいたので、すぐに緊張もほぐれましたし、とても勉強になりました。
  本番終了直後にはまたお話しましょうとおっしゃっていただき、本当に優しい方ばかりでした。このような機会は滅多にないのでとても良い経験になりました。
…山本陽香(クラリネット/洗足学園音楽大学4年)


■海上自衛隊東京音楽隊 http://www.mod.go.jp/msdf/tokyoband/
■洗足学園音楽大学 http://www.senzoku.ac.jp/music/index.html


■J.ヘルメスベルガー二世の「悪魔の踊り」収録
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2050/

■G.ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」収録
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1901/

■チャイコフスキーの「スラブ行進曲」収録
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0428/

■A.リードの「春の猟犬」収録
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2193/


■小野寺エリー
元・海自音楽隊、打楽器奏者。軍事・吹奏楽・クラシック・ライターとして活動中。

【エリーのblog】
http://ameblo.jp/erichannel-222/


(2011.05.17)


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