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【レポート】

「M8(エムハチ)スーパー吹奏楽団」 鮮烈デビュー
彼らはヤッパ、只者じゃななかった!

日時:8月10日(火)19:30〜
会場:STB139 スイート・ベイジル
レポート:BP編集部


 ミュージックエイト社が結成した「M8スーパー吹奏楽団」のデビュー・ライブが東京六本木のSTB139スイート・ベイジルで開催された。

 ミュージックエイト(M8)といえば、J-POPなどを吹奏楽用に編曲、発売している会社で、吹奏楽経験者なら誰もが必ず演奏したことのある、老舗中の老舗出版社。そんなM8の楽譜をメインに演奏するために結成されたのが、このスーパー吹奏楽なのだ。

 まず、驚かされるのが、その主要メンバーたち。シエナWOをはじめ、東京佼成WO、東京フィル、新日本フィルなど、日本のトップ・バンド&オケのメンバーたちが名を連ねる、まさにスーパー・バンド。果たしてどんなサウンドが飛び出すのか? 期待するな!って方が無理ってもんだよね。

 この日のデビュー・ライブは7月7日にEMIより発売されたCD「ベスト吹奏楽!〜アニメ・ソング編〜」の発売記念も兼ねているため、このCDの中からの曲が中心で、「キューティーハニー」や「ルパン三世のテーマ」「ウィーアー!」なんてあたりが演奏されたんですが、M8のもうひとつの顔として大ヒットを記録した『ゴールドポップ』シリーズ(プロ仕様のハイクオリティー編曲シリーズ)からも「クインテッセンス」「ザ・チキン」などが演奏されてました。

 いやはや、それにしても、この演奏の凄さ、見事さは何なんだ!

 テンションといい、演奏のクオリティーといい、普段、高校や一般のバンドの演奏で聴きなれたメロディーが、まるで別物のよう。同じアレンジ、楽譜を使っているのに、一流のプレイヤーたちの手にかかると、こうも変わるものなのか!!と、気づけば、ビール片手に、足を踏み鳴らして、ステージに向かって奇声を発している自分に気づき、ちょっとビックリ。にしても、こんなに盛り上がったライブは本当に久しぶり、実に楽しい2時間でした。

 あ、そうそう、この日はスペシャルゲストとして作・編曲家の真島俊夫さんのトークショーや、この6月に“天才女子高生サックス奏者”として鮮烈デビューをはたした寺久保エレナちゃんも登場したんですが、エレナちゃんの演奏には、マジ、驚き。テクニックはもちろん、次々と繰り出されるアドリブのすごいこと、見事なこと。本当に18歳なの?と疑っちゃうくらい、歴代の名ジャズ・プレイヤーもびっくりするようなプレイの数々・・・。いや、すごい人が現れたもんです。
  聞けば、近い将来、吹奏楽のバンドと一緒にCDを吹き込むような話もあるとか、ないとか。もし、実現したらめちゃ、楽しみだよね(笑)

 てなわけで、今後のM8スーパー吹奏楽団の活動がとても気になるところですが、今回のライブみたいに、CDの発売に合わせてライブをやった吹奏楽バンドって、よく考えたら、今までほとんどなかったですよね? ロックやポップスの世界では当たり前のようにやってることなのに・・・。

 CDで聴いて、それをライブでもう1度楽しみたい!って思ってる人、たぶん、他にもたくさんいると思うんだよね。プロバンドの皆さん、CDを作ったら、ぜひ、そんなライブを企画してみません? もしやるなら、BPがしっかりとフォローさせていただきますよー!!

▲会場は超満員。次回ライブが待ちどうしい!
▲ドリフ・メドレーでも大盛り上がり
▲ゲストの真島俊夫さんと寺久保エレナちゃん

(2010.08.13)

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