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【話題のCD】

「吹奏楽でJ-POP」
「ブラバン エイベックス」収録完了


 いつもは「着うた(R)」「着うたフル(R)」の配信をしております、BRASSBAND CLUBのごっさんです。

 来る2月27日(水)、avexから新しい吹奏楽のCD、その名も「ブラバン エイベックス」が発売される事になりました。弊社は制作協力という形で、全面的にたずさわっております。今回は、そのCDのコンセプトについて、皆さま方にご紹介させていただきたく、ペンを取らせていただいた次第です。

 今回発売するCDのコンセプトは、ずばり、「avexのアーティストが歌う作品を吹奏楽にアレンジしたもの」です。全13曲のラインナップは、まさに「avexの歴史」とも言えるもので、J-POPが好きだ、という自覚がない方でも、一度ならず耳にした事があるであろう名曲ばかりです。

ブラバン エイベックス/東京佼成ウインドオーケストラ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1436/

・演奏団体:東京佼成ウインドオーケストラ
・指揮者:今村能
・発売元:エイベックス・マーケティング(株)
・メーカー品番:AVCD-23490

「ブラバン エイベックス」収録曲
01.CRAZY GONNA CRAZY (TRF)/作曲:小室哲哉 編曲:三澤慶
02.Feel Like dance (globe)/作曲:小室哲哉 編曲:高橋宏樹
03.YOU ARE THE ONE (TK PRESENTS)/作曲:小室哲哉 編曲:三澤慶
04.出逢った頃のように (Every Little Thing)/作曲:五十嵐充 編曲:木原塁
05.Boys&Girls (浜崎あゆみ)/作曲:D・A・I 編曲:波田野直彦
06.Yesterday&Today (Do As Infinity)/作曲:D・A・I 編曲:日下部進治
07.LOVE 2000 (hitomi)/作曲:鎌田正人 編曲:高橋宏樹
08.My Sweet Darlin' (矢井田瞳)/作曲:Yaiko 編曲:木原塁
09.VALENTI (BoA)/作曲:原一博 編曲:日下部進治
10.Happy Days (大塚 愛)/作曲:愛 編曲:木原塁
11.Buttefly (倖田來未)/作曲:渡辺未来 編曲:波田野直彦
12.路地裏に咲く花 (SHORT LEG SUMMER)/作曲:東野ハマジ 編曲:日下部進治
13.空はまるで (MONKEY MAJIK)/作曲:Maynard/Blaise 編曲:波田野直彦

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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1436/


「ブラバン エイベックス」は、吹奏楽アレンジしたJ-POPを、そのオリジナルとなる曲のCDを発売しているavexから出すという、今までにないコンセプトのものです。これまでも、J-POPを吹奏楽にアレンジした楽譜というものは各種発売されていますが、それらは、オリジナルの楽曲とはどこか雰囲気が違ったり、難しいパッセージを簡略化しているものが多かったように思います。折角、元々のCDを発売しているavexから出すわけですから、ここはやはり、難しくても演奏したくなる、演奏してても聞いてても楽しく、ワクワクするような、そして、オリジナルのテイストを極力失わないような、そういうアレンジを用意しなければいけないな、と思い、全曲新しいアレンジを用意いたしました。

 でも、いくらJ-POPのテイストを、とは言いましても、あくまで「吹奏楽」の演奏にこだわらないと意味がありません。例えば、ギターやベースなどの電気・電子の力を借りる楽器は使用せず、吹奏楽を経験している方なら誰もが親しみをもつ、もっとも「標準的な編成」である事も、また大事なポイントであると思っています。そこで、演奏は、「普通の吹奏楽団の頂点」のバンドである、東京佼成ウインドオーケストラに依頼する事とし、また、指揮については、クラシックや吹奏楽に精通した方にお願いするべきであろうと考え、ヨーロッパの歌劇場での指揮経験が豊富な大指揮者・今村能氏に棒を取っていただきました。

 録音は、1月23日と24日の両日、都内某所のスタジオにて行いました。

 初日は、朝から雪が降りしきり、もし大雪になって電車が止まったら、メンバーがスタジオまでたどり着かず、録音を始められないのではないか・・・、という危惧を抱きましたが、幸い、交通の支障が出るほどの事もなく、予定の時間には収録を始める事ができました。

 日頃、録音には慣れてらっしゃる佼成のメンバーですが、今回録音する13曲には馴染みが薄い方が多く(まぁ、致し方ないところですが・・・)、また、オリジナルに近い音のでるアレンジになっている事から、クラシカルな演奏法では対応できないような場面も多く(クラシックの常識では通用しないようなメロディライン、転調、リズムがいっぱい出てきますので)、どの曲も、最初にサクッと通しただけだと、「だ、大丈夫かな〜・・・」と不安な気持ちになるような演奏になることも、何度かありました。

 しかし、ここからがプロの真骨頂! 指揮の今村能氏はもちろんの事、コンマスの須川展也さん、各セクションのリーダーらから、「ここは、こう演奏するべきではないか」「ここは、難しいパッセージだから、気をつけて吹かないと」「このスタッカートの処理は?」「この延ばしの音は、もっとべったりと」・・・といった意見が次々に出されます。そして、2回目に通すと、ビックリ仰天!突然、オケが輝かしいサウンドを放ち始めるのです。佼成ほどの百戦錬磨のオケともなると、状況判断が即時に音に反映され、瞬間瞬間で音楽が組み上げられ、完成していくのです。聞いているこちらが、ついていけない程の進化です。

 2日間、延べ時間で12時間近い収録は、幸い大きな事故もなく、各奏者が最高のクオリティの演奏を披露して下さったおかげで、こちらが当初想定していた以上の演奏を収録できたように思います。

「吹奏楽でJ-POP」という新しいコンセプトのCDについて、また次回、各アレンジャーの紹介も含め、もう少し詳しく書かせていただこうかと思います。(つづく)

(2008.02.02)

 

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