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【注目の楽譜】
ヨハン・デメイ: 交響曲第3番『プラネット・アース』
いよいよ出版!!

Text: ウィンド・ナビゲーター 樋口幸弘

 2007年6月1日、大阪のザ・シンフォニーホールで催された「大阪市音楽団第94回定期演奏会」において、作曲者自身の指揮で日本初演が行われたばかりのヨハン・デメイの交響曲第3番『プラネット・アース(惑星地球)』の楽譜の出版準備が、現在急ピッチで進められている。

 この交響曲は、第1楽章「ロンリー・プラネット(孤独の惑星)」、第2楽章「プラネット・アース(惑星地球)」、第3楽章「マザー・アース(母なる地球)」とタイトルがつけられた3つの楽章からなる。ウィンド・オーケストラ以外に、宇宙をイメージしたサウンド・エフェクト(SE)や女声合唱(6声: 第1楽章および第3楽章のみ)も重要な役回りで使われ、全篇をとおして母星“地球”への愛を壮大なスケールで描いている。原曲は北オランダ管弦楽団の委嘱で書かれたオーケストラ作品だが、初演と同年にウィンド・オーケストラにもトランスされ、ウィンド・オケ版は2006年12月にスペインで初演された。

 演奏時間は約50分、仕掛けも多いことから、出版に当たっては、下記のように各パートに分けて別々に発売されることとなった。(出版社: オランダAmstel Music)

・スコア
 全楽章のみ出版。A3サイズ。
 附属CDには4箇所あるSEが収録されている。

・ウィンド・オーケストラ・パート
 第1楽章「ロンリー・プラネット(孤独の惑星)」
 第2楽章「プラネット・アース(惑星地球)」
 第3楽章「マザー・アース(母なる地球)」
 の各楽章ごとに分けて出版。

・女声合唱パート
 第1楽章「ロンリー・プラネット(孤独の惑星)」
 第3楽章「マザー・アース(母なる地球)」
 の楽章ごとに分けて出版。
 
・スタディー・スコア
 全楽章のみ出版。(SEはなし)

 以上のような分割出版のため、演奏希望者は、自分たちが必要とするものを最初に決めてからの発注となる。

 また、現在つぎの2枚のCDが発売されており、曲の全体像を知る上で参考になる。

・Johan de Meij: Symphony No.3 Planet Earth
(Amstel Classics, 2006-01)
委嘱者であり初演者である北オランダ管弦楽団が初演メンバーを集めて行ったオリジナル管弦楽版のセッション・レコーディング。オリジナルの姿を知る上で貴重なCD。

・Johan de Meij: Symphony No.3 Planet Earth
(World Wind Music, WWM 500.144 / Amstel Classics, 2007-01)
スペインで行われたウィンド・オケ版の初演シリーズのライヴ盤で、3ヶ所で行われたライヴから作られている。同時に、『ウィンディ・シティ序曲』『エクストリーム・メイク・オーヴァー』も収録されている。

 『ウィンディ・シティ序曲』と『エクストリーム・メイク・オーヴァー』は、すでに出版(普通の楽譜セットで)。それに加え、2007年秋には大阪市音楽団の日本初演ライヴもCDとして発売される。これを機に、日本にももうひとつのデメイ・ブームがウェーブのように到来するかも知れない。そんな予感を強く感じさせるとてつもないスケールの作品が、いよいよ出版となる!!

(2007.07.23)

 

 
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