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吹奏楽による《奏楽堂ゆかりの作曲家たち》コンサート
5月7日に開催!

「旧奏楽堂は1891(明治23)年に創建された日本最古の木造の洋式音楽ホールです。現在は1987(昭和62)年に台東区へ移管され、国の重要文化財に指定されています。
 東京音楽学校(現芸大)の施設として音楽家の演奏会場として、そして若き音楽学生が育まれ、羽ばたいてゆくのを見守っていました。まさに日本の洋楽発展の歴史において、この奏楽堂は欠くべからざる存在といえましょう。

 滝廉太郎や山田耕筰だけでなく、ほとんどの重要な音楽家はこの舞台に立っているのです。たとえば、ここは東京音楽学校の卒業演奏会の舞台であり、《奏楽堂ゆかりの作曲家たち》プログラムにある作曲家では、芥川也寸志と交流のあった別宮貞雄が『今年の卒業生で黛敏郎という逸材がいて、その作品"喜遊曲"が演奏されるからどうか』と芥川に誘われ聴いたそうです。そして、芥川と黛は共通の師である伊福部昭の教えを受けていました。

 実は探ってみると、このようなエピソードはたくさんあり、その後の日本音楽界を担う若者たちがこの舞台に集っているのです。
 私たちはこの会で、日本の作曲史を形作り彩っていった作曲家の、なかなか演奏機会のない作品に加え、80歳を超えて現役であり今回の演奏会へ書き下ろしてくださった眞鍋理一郎作品と、改訂初演の別宮貞雄作品を取り上げます。
 作曲者とのお話を挟みながら、少しでも多くの方に日本の作曲家の魅力と、それぞれが作り上げた独自の音楽を味わっていただけるよう願っております。

(ナビゲーター:西 耕一)

 勇壮かつ民族色の濃い作品を残した日本作曲界の重鎮、伊福部昭先生が2月8日死去。91歳でした。「もう少ししましたら元気になりますから、お会いしましょう」先生の声をお聞きしたのは1月中旬のこのときが最後になってしまいました。
 この《奏楽堂のコンサート》は昨年から伊福部先生と相談をしながら企画を立ち上げたコンサートで、吹奏楽の演奏会では、これまでにないプログラミングがとても魅力です。大変にお元気だった先生は「コンサートには行けそうもありませんが、興味深い曲が並んでいますので、楽しめるのでないでしょうか」と大変楽しみにしていてくれました。
 選曲の相談では作品の版などをめぐって頑固な一面を見せるなど、普段は柔和な先生の、音楽のこととなると主張を崩さない姿勢に本当に頭が下がる思いでした。

 図らずも伊福部先生の追悼演奏会となってしまった奏楽堂のコンサートですが、先生の教えを引き継ぎ、日本の洋楽発展の歴史を作ってきた由緒あるステージで、吹奏楽による《奏楽堂にゆかりの作曲家たち》を開催できることに感謝したいと思います。

 なお、今回のコンサート最後を飾る作品は「ロンド・イン・ブーレスク」で伊福部先生と相談をして決めさせていただいた作品で、原典版を使用します。

(福田 滋)


■吹奏楽による「奏楽堂ゆかりの作曲家たち」
(作曲家によるレクチャーあり)

【日時】5月7日(日)18:15開演
【会場】旧東京音楽学校奏楽堂(上野公園内) 
【演奏】リベラ・ウィンド・シンフォニー
【指揮】福田 滋
【レクチャー】別宮 貞雄、眞鍋 理一郎(作曲家)
【料金】前売 2,000円(当日2,500円)
【チケット申し込み】jcacon@infoseek.jp

【プログラム】

第1部《昭和を駆け抜けた作曲家》

矢代 秋雄:「ファンファーレ」(没後30周年)
芥川 也寸志:「東京ユニバーシアード・マーチ」、「交響曲第1番」より
黛 敏郎:交響詩「立山」より
團 伊玖磨:吹奏楽のための「奏鳴曲」より、行進曲「パシフィック・フリート」

第2部《オリジナルの響きを求めて》

別宮 貞雄:「映像の記憶」(改訂初演)
眞鍋 理一郎:「三つのマーチ"XYZ"」(初演)
伊福部 昭:「ロンド・イン・ブーレスク」−追悼(原典版

【詳細・問い合わせ】リベラ・ウィンド・シンフォニ−
http://liberawind.hp.infoseek.co.jp/


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