この価格、このボリュームにはやっぱ勝てないや! ビクター「金賞団体の競演」6枚組シリーズ、ダントツ1位で独走状態

今年(2005年)からコンクール全国大会の実況盤の発売元がビクターからキングにかわったことは、みんなもすでに知ってると思うけど、キングの全国大会CD発売にあわせて、ビクターが過去の金賞バンドCDを年毎にまとめた6枚組みを、な・なんと、1セット3,000円(1枚当たり500円)というビックリ価格で発売! ヤハリというか、当然というか、BP売上ランキングでも1位から4位までを完全制覇。すごいよね。

ま、参考音源や選曲資料としては、バツグンの効果を発揮するアイテムだけに、バンドには必需品かもね。

 5位には、ゴフ・リチャーズのゴキゲンなオープニング向けナンバー「リーチ・フォー・ザ・スターズ(星までとどけ)」を収録したアルバムがランクイン。
あわせて、長いこと品切れしてたアップルモントの「ギルガメッシュ」も再び急激な勢いで上位を狙う動きをしています。この曲、聴けば聴くほどハマリ度が高いだけに、まだチェックしてない人はこの機会にぜひ聴いてみて!

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◆ 週間!CDランキング(2005/11/18~11/24,BP調べ)
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1. 全日本吹奏楽2003 金賞団体の競演【CD6枚組】
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457689/692886/

2. 全日本吹奏楽2001 金賞団体の競演【CD6枚組】
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457689/692884/

3. 全日本吹奏楽2002 金賞団体の競演【CD6枚組】
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457689/692885/

4. 全日本吹奏楽2000 金賞団体の競演【CD6枚組】
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457689/692832/

5. リーチ・フォー・ザ・スターズ
(聴いてて身も心もクラクラしちゃう、久々の大ヒット!!)
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457687/658847/

6. 交響曲第1番「ギルガメッシュ」
(メロディーの美しさ、ドラマの盛り上げ方・・・やっぱ天才!!)
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457687/508235/

7. シンフォニック・ギャラリー
(交響曲第1番「大地、水、太陽、風」に再感激!)
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457687/694970/

8. ジュエルズ・イン・ザ・クラウン:ブラック・ダイク・バンド
(サウンドに感動!盤面を見て仰天!家宝級のアイテム!)
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457691/696251/

9. スパーク:宇宙の音楽<吹奏楽版世界初演ライブ>/大阪市音楽団
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0831/

10. ルチャーファル~トーマス・ドス作品集
(吹奏楽界にジャングル・ブーム再来!?)
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457687/693745/

文教大学吹奏楽部 第28回定期演奏会(12/11)・・・チケット・プレゼント当選者

「昨年に引き続き、今年も大宮ソニックシティというとても広いホールで演奏会を開催することとなりました。
  今回の定期演奏会のメインは、オーケストラでは有名なマーラーの「交響曲第5番」より抜粋して演奏いたします。一人でも多くのお客様に今年の文教サウンドの集大成を聴いていただけたらと思います。
  皆さん、ふるってご応募くださいね。

【当選者】

島倉隆博
平 俊臣
松山祥子
小澤智彦
興津博匡

※なお、当選者には文教大より直接チケットが郵送されます。


文教大学吹奏楽部 第28回定期演奏会

【日時】2005年12月11日(日) 14:30開場/15:00開演
【会場】大宮ソニックシティ 大ホール
【交通】JR・東武野田線 大宮駅西口より徒歩3分
【料金】一般:800円、中学生以下:600円

【曲目】
○ローザの為の楽章(キャンプハウス)
○カントゥス・ソナーレ(鈴木英史)
○紺碧の波涛(長生淳)
○交響曲第5番(マーラー)

【問い合わせ】 担当者 同部企画総務 TEL 090-9951-9874

E-Maibrass@koshigaya.bunkyo.ac.jp
HomePage http://freett.com/bunkyo/

フレデリック・フェネルのトリビュートCDが佼成出版社より12月7日に発売!

昨年12月7日に他界された“マエストロ・フェネル”

マエストロが吹奏楽に貢献した偉業は一言では語りつくせません。

これまで、マエストロと東京佼成ウインドオーケストラの定期演奏会に訪れた聴衆は、氏が引き出す演奏の魅力と、パフォーマンスに感動し「まだ、あともう1曲聴きたい!あの独特なバッティング・フォームが観たい!」と毎回アンコールを求めました。

その要望に、いかなる大曲を披露したあとでも、時にはしっとりとした、そして時には聴衆の手拍子を誘うような軽快な音楽で応えてくれました。
あの気さくな笑顔、年齢を感じさせないパワフルな指揮は現在でもファンの間では語り継がれています。

そんな名演、熱演がCD初収録としてここに蘇ります。
いつまでもマエストロを忘れずにいて欲しいという願いを込め、一周忌となる12月7日に発売します(この商品の収益の一部は、マエストロの遺言にあるカリフォルニアの“聴導犬支援基金”に寄付し、故人の遺志に報います)。



○商品タイトル: Bravo, Maestro! Encore!(仮題)
○商品番号: KOCD-3580
○商品予価: 1,260円(税込定価) 
○発売予定: 平成17年12月7日(水)

【収録曲】

1.Wedding Dance / Jacques Press / Herbert N. Johnston
Regular Concert Vol. 30 1982. 3. 27.
at Shinjuku Bunka Center
ウェディング・ダンス/J. プレス/H. N. ジョンストン

2.La vallee des cloches from “Miroirs” / Maurice Ravel / Donald Hunsberger
Regular Concert Vol. 30 1982. 3. 27.
at Shinjuku Bunka Center
鐘の谷/M.ラヴェル/D.ハンスバーガー

3.Sarabande and Polka from the ballet “Solitaire” / Malcolm Arnold / John
P. Paynter
Regular Concert Vol. 34 1984. 3. 28.
at Shinjuku Bunka Center
サラバンド&ポルカ/M.アーノルド/J.P.ペインター

4.Yagi-Bushi(Japanese Folk Song) / arr. Naohiro Iwai
Regular Concert Vol. 34 1984. 3. 28.
at Shinjuku Bunka Center
八木節/岩井直溥 編曲

5.Americans We / Henry Fillmore / Frederick Fennell
Regular Concert Vol. 34 1984. 3. 28.
at Shinjuku Bunka Center
アメリカンズ・ウィ/H. フィルモア/F. フェネル

6.Flight of the Bumblebee / Nicolas Rimsky-Korsakov / Katsuo Ohkawa
Regular Concert Vol. 35 1984. 11. 24.
at Tokyo Koseinenkinkaikan
熊蜂の飛行/R.コルサコフ/大川克夫

7.From Rhapsody for Band / Yuzo Toyama / Genba Fujita
Regular Concert Vol. 36 1985. 3. 23.
at Shinjuku Bunka Center
吹奏楽のためのラプソディより/外山雄三/藤田玄播

8.Amparito Roca / Jaime Texidor / Aubrey Winter
Regular Concert Vol. 36 1985. 3. 23.
at Shinjuku Bunka Center
アンパリト・ロカ/J.テキシドール/A.ウィンター

9.Clair de Lune / Claude. Debussy / Genba Fujita
Regular Concert Vol. 38 1986. 3. 22.
at Shinjuku Bunka Center
月の光/C.ドビュッシー/藤田玄播

10.Pavanne from Symphonette No. 2 / Morton Gould
Regular Concert Vol. 38 1986. 3. 22.
at Shinjuku Bunka Center
パヴァーヌ/M.グールド

11.His Honor / Henry Fillmore / Frederick Fennell
Regular Concert Vol. 38 1986. 3. 22.
at Shinjuku Bunka Center
ヒズ・オーナー/H.フィルモア/F.フェネル

12.ItalianPolka / Sergei Rachmaninoff / arr. Erick W. G. Leidzen
Regular Concert Vol. 40 1987. 3. 21.
at Shinjuku Bunka Center
イタリアン・ポルカ/S.ラフマニノフ/E.レイゼン

13.En bateau / Claude Debussy / Hiroaki Kuwahara
Regular Concert Vol. 45 1989. 12. 23.
at Shinjuku Bunka Center
小舟にて/C.ドビュッシー/桑原洋明

14.Tiger Triumph / Karl L. King
Regular Concert Vol. 45 1989. 12. 23.
at Shinjuku Bunka Center
タイガー・トライアンフ/K.L.キング

15.Armenian Folk Song and Dance / Aram Khachaturian / Clark Mcalister
Regular Concert Vol. 48 1991. 4. 20.
at Bunkamura Orchard Hall
アルメニアの踊り/A.ハチャトゥリャン/C.マッカリスター

16.Battle of The Winds March / Charles E. Duble
Regular Concert Vol. 48 1991. 4. 20.
at Bunkamura Orchard Hall
バトル・オブ・ザ・ウィンズ/C.E.デュブレ

17.None But the Lonely Heart / Peter Ilych Tchaikovsky / Makio Kimura
Regular Concert Vol. 66 2000. 4. 20.
at Tokyo Bunka Kaikan
ただ憧れを知る者のみが/P.I.チャイコフスキー/木村牧麻

18.King Cotton / John P. Sousa / Frederick Fennell
Regular Concert Vol. 66 2000. 4. 20.
at Tokyo Bunka Kaikan
キング・コットン/J.P.スーザ/F.フェネル

本音でトーク!? 2005ジャパンバンドクリニック裏話

今年5月に浜松で開催された「2005ジャパンバンドクリニック」での演奏会を収録したCDが11月16日にカフア・レコードより発売された。このクリニック・・・まあ、一言でいえば、毎年、12月にアメリカのシカゴで行われている「ミッドウエスト・クリニック」の日本バージョンといったところで、吹奏楽の新曲や知られざる名曲探しをするには、まさにもってこい!のイベントなんだよね。

そんなイベントで紹介された演奏会の中から、おいしい演奏&作品をピックアップして収録したこのCD、おもしろくないワケがないよね。

というわけで、今回は特別に、このCD作りに携わったスタッフたちの丸秘座談会をコッソリと紹介しちゃおうと思います。


CD:2005ジャパンバンドクリニック・コンサートセレクション
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cdi-0041/

●座談会のはじまり・・・はじまり・・・

昨年まで「合歓の郷」で親しまれてきた日本吹奏楽指導者クリニックですが、
今年よりアクトシティー浜松に場所を移して開催されました。

長い歴史を持つこのクリニックのコンサートが、初のCD化となりました。
今回のCDの中でも素晴らしい演奏を披露している
東海大学付属高輪台高校吹奏楽部の畠田貴夫先生を中心に、
録音を担当したCAFUAレコードの福田氏と藤塚氏も加わり
座談会のはじまり・・・始まり・・・。

★3日間で1年分の情報を知ることができ

藤塚:東海大付属高輪台高校は今回、「オープニング・コンサート」と
真島俊夫先生による「ポップス講座」、さらには
「公開練習」と大活躍でしたね。

畠田:今回バンドクリニックに参加できたことは、私にとっても
生徒達にとっても率直に大変名誉な事だと思いました。
バンドクリニック委員会より推薦を頂いた時は、夢のようでした。

藤塚:先生は今までバンドクリニックに聴講生として
参加されていたようですが、バンドクリニックの印象はどうでしたか?

畠田:何度も参加していますがバンドクリニックの印象は、
バンド、ソロ問わず、いつもコンサートの演奏レベルが
すごく高いと言う事です。講座は吹奏楽指導者ならば
知りたい情報が全部詰っていて、3日間で1年分の情報を
知ることができ、私にとってはバンドクリニック無しでは
やっていけないぐらいの存在です。あとは、なかなか
普段お会いできない先生方と交流できる場としても
すごく大きいと思っています。

藤塚:なるほど、確かに学校で部活動をしているだけだと
他の学校の先生方に会う機会が無いですよね。
では出演して良かった点はどういった所でしょうか?

畠田:バンドクリニックは、自分にとって今までやってきた事を
もう一度見直す機会になるし、生徒達にとっては日本中で
「吹奏楽を愛している人達がこんなにいるんだ」と
わかってもらえたのがとても良かったと思います。
いろいろな意味でバンド指導者にとっても出演者にとっても、
非常に大切な3日間だったと思います。

★生徒だけでもここまで出来るをコンセプトに!
そして「全国大会:金賞受賞」・・・

藤塚:やはり外の様子を見る事も大切なんですね。
あ!遅くなりましたが、今年のコンクール全国大会での、
金賞受賞おめでとうございます。

畠田:いやいやまぐれですよ(笑)

藤塚:またそんな事おっしゃって~。
最近急成長の高輪台高校ですが、今までのプロフィールを
教えて頂けますか?

畠田:私どもの吹奏楽部は、2002年に初めて吹奏楽コンクール
全国大会に出場することができ、今年も含めて3度の金賞を
受賞させて頂きました。校舎が泉岳寺の横にあり、
周りは閑静な住宅街に囲まれていて大変恵まれた
環境で活動をしています。

藤塚:普段の練習方法を「公開練習」という形でクリニックで
披露されましたが、普段も生徒さんが中心に
練習されているのですか?

畠田:普段から生徒主体で部活動をしているので、
生徒だけでもここまで出来るをコンセプトにしてみました。

藤塚:演奏が上手いバンドは、先生が厳しくて生徒は
それに付いて行くイメージがあったのですが、生徒主体で
活動をやっていたのは以外ですね。
そうなって行くキッカケみたいな物はあったのですか?

畠田:今から4.5年くらい前に、ある学校の先生から
「先生がいるから生徒がやらなくなる、生徒が主体で
活動させてあげれるようにしたらいいよ」とアドバイスを頂きました。
こうなるまでには時間がかかって、何度も失敗したけど、
その内いろいろな面で優れている子達が出てきて、
一人でやる必要は無い、みんなでやればいいんだと思い
現在に至ります。

★演奏効果がすごく高い曲・・カッコイイ!

藤塚:そこに高輪台サウンドの秘密があるんですね。
「ポップス講座」でもモデルバンドで出演されましたが、
そちらはどうでしたか?

畠田:今回真島先生のポップス講座を受けて、
音楽のスタイルを知っているのはスゴイと思いました。
今までラテンやサンバを同じようにやっていたけど、
この音楽の時はコンガを使うのは変だとか、こうゆう時には
アゴーゴーを使ったほうが良いなど指摘を受けて、
何でもありも吹奏楽の魅了だけど、音楽のスタイルを
知っていて何でもありにするのと、何も知らずに
何でもありにするのは全然ワケが違うと思いました。

藤塚:確かにポップスを演奏する時のパーカッションって、
余ってる楽器を何でも入れちゃいますよね。
では今回のCDに話を戻して、収録されている
2曲はバンドクリニック委員会の依頼によって
演奏されたそうですが、実際演奏してみて大変だった点を
「サンダーバードは飛ぶ」から教えてください。

畠田:この曲は時間も比較的短いし、技術的には楽器を
持って間もない子達でも充分演奏できるのに、演奏効果が
すごく高い曲だと思います。カッコイイし、
大音量の出る場面や輝かしい音色など非常に勢いのある
良い曲だと思います。演奏するのに大変だった点は・・・、
特に無いです(笑)。曲が短いので子供達も譜面を読むのが
早かったし、音符も細かい音符が出てこないので
中学生でも充分演奏できると思います。
今回収録されている演奏は新2年生を中心に
メンバーを組んで演奏しました。
演奏会のオープニングなんかにパーっと
やるのもいいんじゃないでしょうか。

★「天体の伝説」は子供達の中で一番人気!

藤塚:では「天体の伝説」についてはどうでしょうか?

畠田:シェイファーの曲は今までに何曲か聞いた事はあって、
でも演奏した事は無く初めて取り上げたのですが、
今回演奏した中で正直一番苦労しました。歌うところあり、
金管楽器が体力勝負な所あり、さらに曲想も
コロコロ変わっていくので本当に大変でした。
特にリズムが複雑で、とにかくちゃんとリズムが
あっていないと速くなった時に全然揃わなくなるので、
練習の時はテンポをゆっくりから初めて、
徐々にテンポを上げていきました。

藤塚:これだけ演奏が大変だと生徒さんからは不評だったのでは?

畠田:それが、「天体の伝説」は子供達の中で一番人気で、
定期演奏会の選曲の時にも演奏したいと言う子が多かったんです。
曲は大変難しいですが、非常にやり甲斐のある曲です。
個人的に、今回演奏させてもらった新曲6曲の中では、
フラクの「ロシアン・ダンス組曲」が一番好きでしたね。

福田:私も好きです。時間の関係と選曲の演出上、
今回はCDに入れられませんでした。ごめんなさい。

藤塚:今回のCDの選曲はけっこう時間を掛けて考えましたね。
クリニック期間中のコンサートのほとんどを録音し
CD一枚に入るようセレクトしたのですが、
福田さんの案が元になっているんですが、
編集してみたら79分以上になっちゃって。

福田:藤塚君がどうしてもヴァレンシア市吹の「シカニア」を
全曲入れたいと言いまして・・・。でもよく考えてみると、
このCDに収録しなかったら「シカニア」は
おそらく耳にする事はめったにないでしょう。
大変貴重な録音ですよこれは。彼等の想いはもちろん、
いろんな事を感じとれる名演です。

★今回の録音は吊りマイク4本のみ!

藤塚:ところで今回の録音は吊りマイク4本しか
使っていなかったですよねぇ?

福田:中ホール・大ホールともメインの吊りマイク4本だけですね。
ライブではステージ上にたくさんマイクを立てるのは
好きではありません。
セッティング換えなどの進行の妨げにもなりますし、
見た目の美しさもライブでは重要です。

藤塚:あまりにシンプルで驚きましたよ。
でも凄く自然な音に録れてますね。
マイクの高さや位置は緻密な計算の上で決めてるんですよね?

福田:・・・、適切に判断します(笑)。
僕はメカニカルな事はよくわからないので、
自分で聴いて気持ちいいと思える録音にしてるだけです。
自分の部屋のオーディオでいい音で聴きたいんで(笑)

★あの演奏は衝撃の一言!(by 畠田)

藤塚:なるほど。で、今回のCDの聴き所は
たくさんあると思うのですが、どこでしょう?
僕はバレンシア市吹奏楽団の演奏には心動かされました。
今までたくさん聴いてきた日本のバンドの音のイメージとは
まったく違って、優しく包み込む様な独特の音色と、
人数が多いはずなのにそれを感じさせない一体感が
非常に印象的でした。

畠田:あの演奏は衝撃の一言でした。
後でクラリネットの内山洋先生が「こうゆうのが本当の音楽
なんだ」と言っていましたがその通りで、音色も音楽も
大切にしていて、このサウンドはオーケストラと
何ら変わり無いと思いました。
そして聞いていて一番良いなと思った事が、
日本のバンドはどうしても海外の曲に頼る傾向が強いけど、
バレンシア市吹奏楽団は自分の国スペインに誇りを持って
演奏していて、自分達ももっともっと日本人の曲を
積極的に演奏していかなければいけないと反省させられました。
今後演奏会などで、コンクールに取り上げられる邦人作品だけで無く、
例えば曲想がスウェアリンジェンのような邦人作品も
レパートリーに加わっていくべきだと思いますね。

★小学生とは思えない演奏レベルの高さ!(by 福田)

福田:私はCDの聴き所は苦労してセレクトしたので全部なのですが、
あえて一つ上げるとしたら内野小学校THEスマイリーズを
選びたいと思います。会場で聴いたときは、
正直かなり衝撃を受けました。小学生とは思えない
演奏レベルの高さ、大人でも難しいノリをしっかり出している。
演出の流れや間の取り方にも関心させられました。

畠田:今回すべてのコンサートを会場で聞きましたが、
このCDはそれぞれのバンドの良さがしっかり出ている
CDだと思います。
「エブリデイ・ヒーロー」のような曲のヤマハ浜松の演奏を
聞いた事が無かったのですが、しっかり音が響いていて
迫力のある演奏でした。

そして内野小学校THEスマイリーズがとにかく上手かった!
指導をされている渡邊先生にどのような指導をされているか、
ぜひお伺いしたかったです。淀高はお馴染の丸谷先生の
軽快なトークと若々しい演奏で楽しませてくれました。
ローストの自作自演も貴重な演奏で、大変勉強になりました。
メインゲストのバレンシア市吹奏楽団の「三角帽子」を聞いた瞬間に
「あ~本物だ」と思いました。特にカスタネットが素晴らしくて、
言葉で表現するのは難しいのですが、何と言うか・・、

生まれてから子守り歌代わりにカスタネットを聞いていると
こうなるんだなぁと思いました。
新譜と言う意味でも、これからどんどん演奏して
貰いたい曲ばかりだし、演奏も小学生から大人のバンドまで
幅広く収録されているので大変参考になるし、
聴き応えある内容ですね。

福田:バンドクリニックのコンサートの音源は今まで
一度も世に出たことが無くて、これだけ内容が濃く
素晴らしい演奏なのに会場に来た人しか聴けませんでした。
当日会場にこれなかった方々にも、このコンサートの良さを
伝えたくて今回CD化が実現しました。
バンドを指導されている方をはじめ、ヴァレンシア市吹の
演奏なんかは是非、多くの吹奏楽ファンに聴いてもらって
音楽の幅と世界観を広げていってもらいたいですね。


●2005ジャパンバンドクリニック・コンサートセレクション

価格:\2,800(税込)  商品番号:CDI-0041
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cdi-0041/

 ■演奏団体:
東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部(M-1、2)
ヤマハ吹奏楽団浜松(M-3)
新潟市立内野小学校 THEスマイリーズ(M-4、5)
大阪府立淀川工業高等学校吹奏楽部(M-6)
名古屋芸術大学ウインドオーケストラ(M-7、8)
バレンシア市吹奏楽団(M-9、10、11)

 ■指揮者:
畠田貴生(M-1、2)、河原哲也(M-3)、渡邉郁子(M-4、5)、丸谷明夫(M-6)
ヤン・ヴァンデルロースト(Jan Van der Roost)(M-7、8)
パブロ・サンチェス・トレーリャ(M-9、10、11)

 ■ゲスト:エリック・ミヤシロ(トランペット) (M-6)

 ※2005年5月13日~15日
アクトシティー浜松 中ホール・大ホールにてライブ収録

 ■収録曲
1. サンダーバードは飛ぶ/リチャード・L.ソーセイド【3:30】
2. 天体の伝説/デーヴィッド・シェイファー【7:05】
3. エブリデイ・ヒーロー/ティモシー・マー【7:25】
4. ビッグ・ノイズ・フロム・ウィネトゥカ ボブ・ハガート
/(arr.カルヴィン・カスター)【2:30】
5. GO GO ブラス!/水口 透【3:50】
6. アメリカン・グラフィティXV/(arr.岩井直溥)【9:30】
7. スワン・オン・ザ・ヒル/ヤン・ヴァンデルロースト【4:40】
8. ストラスカーロン/フィリップ・スパーク【6:05】
9. シカニア/ラファエル・タレンス【18:00】
10. 三角帽子/マヌエル・デ・ファリャ【14:00】
11. バレンシア/ホセ・パディラ【3:00】

 購入⇒ http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457689/693743/


●スパイラル・ラプソディー
/東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部

価格:\2,800(税込)  商品番号:CDI-0042
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cdi-0042/

■演奏団体:東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部
■指揮者:畠田貴生
■発売元:CAFUA
2004年12月27日~28日 横須賀芸術劇場にて収録

■収録曲
1. スパイラル・ラプソディー/鈴木英史
2. 森の贈り物/酒井 格
3. バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第二組曲
/モーリス・ラヴェル(arr.畠田貴生)
4. マゼランの未知なる大陸への挑戦/樽屋雅徳
5. バレエ組曲「青銅の騎士」/レインゴリド・グリエール(arr.林 紀人)
6. 大地と水と火と空の歌/ロバート W.スミス
7. ハリソンの夢/ピーター・グレイアム
8. ラテンスペシャル21!!/(arr.檜貝道郎)
・エル・クンバンチェロ(El Cumbanchero)
・A列車に乗って行こう(Take the A Train)
・ルパンIII世(Lupin the Third)
・シング シング シング(Sing Sing Sing)
・コパカバーナ(Copacabana)

 

あなたも「横浜開港祭 ザ ブラスクルーズ」のステージに立ってみませんか? ザ ヨコハマ ウインドシンフォニー メンバー募集

1年に1回だけのコンサート。楽器演奏を通して音楽文化に触れる。
過去6年開催してきた中で、実行委員会への最も要望の多かったフェスティバルバンド<市民参加型>。

今回、公募により創設される祝祭吹奏楽団:ザヨコハマウィンドシンフォニーは、その機会として吹奏楽のさらなる活性化を目指し、余暇利用の文化活動「生涯学習」の資質向上、普及発展の一環としてのフェスティバル・バンドです。

 まず、2006年6月開催の横浜開港祭 チャリティー吹奏楽コンサート ザ ブラス クルーズを発表の場とします。
あなたも、あのみなとみらい大ホールのステージに立ちませんか?

 詳しくはHPをご覧ください。
みなさんお誘い合わせの上、ふるってご応募ください。

■横浜開港祭ザ ブラスクルーズ
フェスティバルバンドHP

http://www002.upp.so-net.ne.jp/tyws/

【本番日時】平成 18年6月4日(日) 約40分のステージ
【会  場】横浜みなとみらいホール 大ホール
【指揮指導】戸田顕(2001年全日本吹奏楽コンクール課題曲『平和への行列』作曲者)

【演奏予定曲】
○横浜市歌(酒井 格編曲)
○大きな古時計変奏曲(戸田顕
○平和への行列(戸田顕)
○ジュビリー序曲(スパーク)
○口笛吹いて働こう(NSB2005、真島 俊夫編曲)
○Let the Light Shine(ベンクリシュートー)

中央大学音楽研究会吹奏楽部 第48回定期演奏会  プレゼント 当選者発表!

11月20日(日)にミューザ川崎シンフォニーホールで行われる中央大学音楽研究会吹奏楽部の「第48回定期演奏会」にBP読者(5組10名様)をご招待しちゃいます。

今回のメインはムソルグスキーの名曲「展覧会の絵」・・・。小塚類のダイナミックなタクトから、いったいどんな中大サウンドが飛び出してくるのか? きっちり、そしてしっかりと、その耳で確かめるべし!

【締め切り】11月2日(12:00まで)
【当選発表】11月4日以降

      ※なお、当選者には中央大より直接チケットが郵送されます。


■中央大学音楽研究会吹奏楽部 第48回定期演奏会

【日時】2005年11月20日(日) 13:30開場/14:00開演
【場所】ミューザ川崎シンフォニーホール
【交通】JR川崎駅 下車徒歩3分、京急川崎駅下車徒歩8分

【料金】1000円(全席指定)
【指揮】小塚 類
【曲目】
○組曲「展覧会の絵」
(M.ムソルグスキー/築地隆編曲)
○メリー・ウィドウ セレクション
(F.レハール/鈴木英史編曲)
○舞踏組曲
(B.バルトーク/仲田守編曲)  ほか

【問い合わせ】担当者 苗村 俊

TEL 090-4436-6463
E-Mail chuo_u_brass@hotmail.com
HomePage http://www.fsinet.or.jp/~brass/

大阪市音楽団の幻のCD「辻井市太郎を讃えて/上を向いて」 プレゼント 当選者発表!

幻のCD当選者は、この方でしたー!

■宮崎甲一さん(青森)

おめでとうございます。
さっそく、宅急便でCDを送りしたので、楽しんでくださいね。
(BPh編集部)

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上を向いて
~辻井市太郎を讃えて~
GES-11296

演奏団体:大阪市音楽団
指揮者:辻井市太郎
非売品

【収録曲】

1.ハイデックスブルッグ万才!/ルドルフ・ヘルツァー

2.ドイッチェマイスター連隊行進曲/W.A.ユレーク

3.ブロックM/J.H.ビリック

4.ロケッティア/K.L.ファレル

5.ヒズ・オーナー/H.フィルモア

6.ビルボード・マーチ/J.N.クローア

7.復帰への前奏曲/野波光雄

8.吹奏楽のための三つの断章/桑原洋明

9.枯葉/J.コズマ(arr.A.リード)

10.ムーンライト・セレナーデ/G.ミラー

11.輝く銀嶺/斉藤高順

12.上を向いて歩こう/中村八大(arr.辻井市太郎)

13.希望/いずみたく(arr.辻井市太郎)

14.もう一丁行こう!!

15.また会う日まで/筒美京平(arr.辻井市太郎)

「ヤン・ヴァンデルローストと4人の作曲家たち」がベルギーのクラシック・ラジオで今週の推薦CDに!(2005年11月1日現在)

現在、ベルギーのヴァンデルローストの下で研究生として作曲を学んでいる4人の若手作曲家たちの楽曲をまとめた作品集「ヤン・ヴァンデルローストと4人の作曲家たち」のCDが、ベルギーのクラシックラジオ「クララ」の「今週の推薦CD」に選ばれ、現在、放送中(2005年11月1日現在)

演奏は名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ(Nagoya University of Arts Wind Orchestra)で、指揮はヴァンデルロースト師

なお、この番組で吹奏楽のCDが選ばれるのは大変稀な事だそうで、
ヴァンデルローストも喜んとか・・・。

ベルギーのクラシックラジオ「クララ」
http://www.klara.be/html/fs_programmas_XP.html

ヤン・ヴァンデルローストと4人の作曲家たち
(広瀬勇人の「パイレーツ・ドリーム」に注目!!)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0800/

この秋も九州にシエナ旋風が巻き起こる これは絶対、聴き逃せない!/シエナ・ブラス九州公演 & クリニック情報(11/14~スタート

オーケストラの中で金管楽器奏者は、誰もがソロを担当し、1人1人の技術、勇気、そして人としての器を要求される、最も華々しく、それでいて最も過酷な音楽家です。
「シエナ」というウインド・オーケストラのここ数年の急激な人気は、金管楽器セクションのレベルの高さに支えられています。私はシエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者として、彼らをとても誇りに思っています。彼らは素晴らしい個人技とシエナならではのチームワークでこのコンサートを成功させ、多くの皆様に至福の時を届ける事でしょう。

佐渡 裕(シエナ・ウインド・オーケストラ 首席指揮者)

●プログラム
1. ヘンデル/シバの女王の入城
2. ガブリエリ/カンツォン第9番
3. バッハ/ブラスのための組曲
4. ビゼー/アルルの女より
5. シエナ・ブラスの「音楽のおもちゃ箱」
(古今東西の名曲を楽しくお聞かせします!ご期待下さい!!)
6. リチャーズ/高貴なる葡萄酒を讃えて

(「星条旗よ永遠なれ」を皆さんとご一緒に演奏します。是非楽器をご持参下さい!!)

■シエナ・ブラス 九州公演&クリニック情報

【日時】11月14日(月) 福岡市を中心に、各地で指導
【問い合わせ】シエナブラス:fwht4752@nifty.com  090-8804-9115

【日時】11月15日(火) 19:00開演
【会場】佐賀市公演=佐賀市文化会館
【問い合わせ】ふるさと佐賀文化交流応援団
(理事長/門田正則)090-2763-6379

【日時】11月16日(水) 19:00開演
【会場】北九州市公演Vol2=ウエルとばた
【問い合わせ】テイクウイング 093-871-7200

【日時】11月17日(木) 19:00開演
【会場】宮崎市公演Vol3=宮崎県立芸術劇場
【問い合わせ】音楽工房トニカ 098-528-3210

【日時】11月18日(金) 宮崎市内2校で鑑賞教室

【日時】11月19日(土) 18:30開演
【会場】佐賀県・白石町有明スカイパークふれあい郷自有館
※当日、クリニックあり 詳細はお問い合わせ下さい
アマチュア団体の出演予定有り)
【問い合わせ】ふるさと佐賀文化交流応援団
(理事長/門田正則)090-2763-6379

日時】11月20日(日) 13:30開演
【会場】佐賀県伊万里市公演=伊万里市民会館
※(アマチュア団体の出演予定有り)
【問い合わせ】ふるさと佐賀文化交流応援団
(理事長/門田正則)090-2763-6379

【日時】11月21日(月)19:00開演
【会場】福岡市公演Vol2=中央市民センター
【問い合わせ】エムアンドエム 092-751-8257

【チケット情報】

◎佐賀県内の公演:一般2,000円 高校生以下1,000円
◎北九州市公演:一般3,000円 高校生以下2,000円
◎宮崎市公演:一般2,500円 高校生以下1,500円
◎福岡市公演:一般3,000円 高校生以下1,500円

※各当日券は500円増

■北九州公演は下記でもチケットが購入できます。
○チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード:211-598]
※チケットぴあ/ファミリーマート/セブン-イレブン/サンクス各店
○ローソンチケット 0570-063-008[Lコード:82839]
○エムアンドエム 092-751-8257

■福岡公演は下記でもチケットが購入できます。
○チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード:211-599]
※チケットぴあ/ファミリーマート/セブン-イレブン/サンクス各店
○ローソンチケット 0570-063-008[Lコード:82840]
○ソラリアプラザプレイガイド 092-716-8022

■宮崎公演は下記でもチケットが購入できます
○宮崎県立芸術劇場 0985-28-7766
○音楽工房トニカ 0985-29-9178
○宮崎山形屋 0985-31-3201
○チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード:211-694]
※チケットぴあ/ファミリーマート/セブン-イレブン/サンクス各店
○ローソンチケット 0570-063-008[Lコード:82869]

■シエナ・ウインド・オーケストラ ホームページ
http://sienawind.com/

※クリニック、鑑賞教室など、ご希望の方は
シエナブラス=fwht4752@nifty.com
090-8804-9115 FAX0424-85-0509 までお問い合わせ下さい。

●メンバー
トランペット:本間千也、佐藤友紀、上田仁、久良木文
ホルン:赤坂和之
トロンボーン:郡恭一郎、塚本修也、山口尚人、石原左近
テューバ:松永 敦

※やむを得ない事情にて出演者の一部と曲目が変更になる場合もございます。 予め御了承下さい。写真のメンバーの一部は今回出演致しません。


【シエナ・ブラスのプロフィール】

「シエナ・ブラス」は、いま全国で最も人気と実力を誇るプロ吹奏楽団「シエナ・ウインド・オーケストラ」の実力派金管楽器奏者10名によって編成されるブラスアンサンブル。あの世界的指揮者、佐渡 裕氏も大絶賛のグループである。

 シエナ・ブラスは昨年11月に九州公演を大成功に終え、この地での再演を多くの皆様から強く期待されていたが、今回再びその九州ツアーが実現! シエナ・ブラスはその卓越した技量と絶妙なアンサンブルにより、若々しく華麗な「シエナ・サウンド」が期待できる事は間違いなし! 古典からポピュラー、ジャズまで、凝りに凝った非常に楽しめるプログラミングやメンバー達の個性溢れるパフォーマンス、軽快なトーク等も存分にお楽しみ頂きたい!

 メンバーにも九州出身者が3名おり、(郡は福岡市と宮崎市で育ち、壱岐市にも縁が有る。久良木は筑紫野市、山口は佐賀市出身)また、他のメンバーも全員が大いなる九州フリークである。その熱い思いを込めて高らかに奏でる、注目度満点のスペシャル・ライブである。請うご期待!!

【メンバー/プロフィール】

本間千也 Kazuya Honma
東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース卒業。第16回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第3位。昨年度のバンドジャーナル・ワンポイントレッスン講師。東京ミュージック&メディアアーツ尚美講師。

佐藤友紀 Tomonori Sato
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。第16回日本管打楽器コンクールトランペット部門第1位。第69回、第72回日本音楽コンクールトランペット部門第2位。リエクサ国際ライモ・サルマストランペットコンクール入選。全ドイツ音楽大学コンクール第2位。ドイツ国立ハンブルク音楽大学に留学中。

上田 仁 Jin Ueda
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。第69回日本音楽コンクールトランペット部門第1位、併せて松下賞受賞。CDアルバム「カレイドスコープ」を発表。ズーラシアンブラスでも活躍。

久良木 文 Aya Kyuragi
東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース卒業。第16回ヤマハ金管楽器新人演奏会、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。スーラシアンブラスでも活躍。

赤坂和之 Kazuyuki Akasaka
武蔵野音楽大学卒業。ドイツ国立フライブルク音楽大学大学院、ドイツ国立ケルン音楽大学アーヘン校卒業。ベルリン祝祭音楽祭、ゲッティンゲン・ヘンデル祝祭音楽祭にも出演。

郡 恭一郎 Kyoichiro Kori
桐朋学園大学卒業。フランスに留学。日本トロンボーンコンペティション四重奏部門一般の部第1位。日本吹奏楽学会賞受賞。昭和音楽大学、東京ミュージック&メディアアーツ尚美、国立音楽院、各講師。日本トロンボーン協会常任理事。

塚本修也 Shuya Tsukamoto
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。英国王立音楽院終了。東京文化会館新進音楽家デビュー・コンサート出演。日本トロンボーンコンペティション四重奏部門大学生の部第
1位。大阪トロンボーンコンペティション四重奏部門最高位入賞。

山口尚人 Hisato Yamaguchi
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。第17回日本管打楽器コンクールトロンボーン部
門第3位。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団団員。本年のバンドジャーナル・ワンポイントレッスン講師。ズーラシアンブラスでも活躍。

石原左近 Sakon Ishihara
武蔵野音楽大学卒業。卒業演奏会に出演。第1回山梨県管打楽器コンクール金管部門第1位。R.シュトラウス音楽院 に入学。留学中4つのオーケストラ・アカデミーのオーディションに合格し、バイエルン放送交響楽団、バイエルン国立歌劇場、南東バイエルン市立歌劇場 の研修員を務める。国立音楽院講師。

松永 敦 Atsushi Matsunaga
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。同大学院修士課程終了。第9回日本管打楽器コンクール第3位。故・大石清、稲川栄一、多戸幾久三の各氏に師事。オーケストラ、室内楽、スタジオ等で活動。

盲学校が演奏して日本一を獲得した幻のオリジナル曲「ジャンヌ・ダルク~8つの打楽器群のための」が、遂に出版!

by 富樫哲佳(音楽ライター)

 2005年の春に開催された、第28回全日本アンサンブル・コンテスト(全国大会)で、「ある団体」が、たいへんな話題となった。

 それは、「大学の部」に出場し、8人のパーカッション・アンサンブルで見事金賞を射止めた、九州代表「熊本県立盲学校」アンサンブル部である。

 校名でお分かりのように「盲学校」、つまり、視覚障害者専門学校の参加だ。全日本吹奏楽連盟が主催するいくつかのコンクール、コンテストの歴史の中でも、障害者バンドの参加は、これが初めてのことだったらしい。

 もちろん彼らは、熊本支部予選~九州大会をすべて「金賞」獲得で通過し、そして、全国大会でも金賞を獲得した。
その過程は、九州にお住まいの方であれば、この夏、テレビ熊本で『僕らが見つけた音と光』と題したTVドキュメントが放映されたので、それで見て、知った方も多いと思う。

 視覚障害者によるパーカッション・アンサンブルがいかに難しいものであるか。

 「アンサンブル」は、指揮者がいないから、通常は、「アイ・コンタクト」・・・つまり、パート・リーダー的存在の者が、曲の始まり~リタルダンド~フェルマータ~音の切れ目~ア・テンポ・・・こういった指示を、身振りや視線で「合図」して送る。

 しかし、彼らのほとんどは、視力がゼロに近い。全盲のメンバーもいる。だから「アイ・コンタクト」ができない。

 さらにいえば、マレット類の場合、目的の音の鍵盤を正確に叩くことも難しい。ドラム類にしたって、叩く場所によって音色は変わる。また、当然ながら1人の奏者が、いくつもの打楽器を担当するわけで、自分の身体の周囲の、どこにどの楽器が、どんな位置でセッティングされているのかを、頭の中で把握していなければならない。

 もちろん、日常の訓練に加え、カンを働かせて、狙った場所を叩くことになるのだろうが、もし、立ち位置が少しでもずれてしまえば、当然、叩く場所もずれる。マレット類のように音階を発する打楽器の場合、違う音を叩いてしまったら、それでオシマイだ。

 だから、彼らのステージ上のヴィジュアルは、他団体とは、少々違っていた。8人のうち、半分近くが、客席に背を向けていた。そして、通常のパーカッション・アンサンブルよりも、すべての奏者と楽器が、ずっと中央に寄り集まっていた。
「アイ・コンタクト」ができない分、彼らは、他奏者の「気配」、あるいは「息」を感じながら、音楽をつくりあげるのである。だから、客席に背を向けて奏者同士が向き合い、ずっと中央に固まって、8人が「一体」となって演奏しなければならなかったのである。

 そういった数々のハンディを乗り越えて、「熊本県立盲学校」は、日本一の座を射止めた。

 言うまでもないが、彼らは、「障害者なのに頑張った」から金賞を獲得できたのではない。あくまで、演奏された音楽が素晴らしかったから、金賞を獲得したのである。そのことは、当日、会場にいた人なら、あるいは、ビデオや録音を聴いた人なら、納得できるはずだ。

 そんな彼らを指導し、日本一に導いたのが、同部の指導者、九州在住のフリー・パーカッショニスト冨田篤氏である。
冨田氏は、楽譜が読めない(=見えない)彼らのために、すべてのパートを自分で演奏し、テープに収録し、聴かせ、覚えさせた。そのほか、ひとことでは言えないほど多くの試行錯誤を重ね、「ある曲」を、ひたすら練習し、指導し、ステージ上で演奏した。

 実は、その「ある曲」の存在が、「盲学校」の出場という”事件”と同時に、アンコンの熊本支部大会~九州大会~全国大会の過程で、これまた、大きな話題となっていた。

 その曲とは、彼らが演奏した、≪ジャンヌ・ダルク~8つの打楽器群のための≫(ジェリー・グラステイル作曲)

 ジャンヌ・ダルクとは、英仏百年戦争の末期、追い詰められたフランス側にあって、突如として神の声を聞き、軍を率いて戦況を逆転させた不思議な少女である。のちに、その才覚を恐れられ、逮捕、火刑に処せられた(現在は、聖人に列せられている)。
クラシック音楽の題材にもなっているし、吹奏楽曲でも、坂井貴祐の≪吹奏楽のための叙事詩「ジャンヌ・ダルク」≫なる曲があるのを見ても分るように、音楽モチーフとしても十分通用する存在なのだ。

 そんなジャンヌ・ダルクの生き様をモチーフにした曲だけあって、(戦闘を思わせる)激しい前半部~(処刑後を思わせる)静謐な後半部と、聴かせどころ満点のアンサンブル曲であった。

 ただ、話題になったのは、その音楽的内容ばかりではなかった。

「いったい、どこの出版社から出ている楽譜なのか」「作曲者グラステイルとは、どこの国の誰なのか。そんな作曲者、どのリストにも出ていない」・・・ひいては、アンコン後、多くの団体が「あの曲を演奏したいのだが、どうすれば楽譜を入手できるのか」と、冨田氏や、盲学校に、問い合わせが相次いだらしい。

 ある楽譜出版社に至っては、世界中の、アンサンブル譜を出している出版社に問い合わせ、輸入を試みようとしたらしいが、結局、何も分らなかったという。

 これに関する「謎解き」は、あえてここではしないが、要するに、この曲と作曲者は、盲学校の指導者・冨田篤氏との、極めて個人的な関係の上に存在するものらしいのだ。だから、楽譜も、あくまで盲学校のために用意されたようなもので、一般に出版されている楽譜ではなかったのである。いわば「幻のオリジナル曲」とでもいうか。

 それが、ついに、一般発売されることになった。どのような過程を経て、オフィシャル刊行に至ったのかは知る由もないが、きっと、パーカッション・アンサンブルの新曲を探している人たちにとっては福音に違いない。

機会があれば、スコアを実際に見ていただきたい。この曲を、楽譜を読む(=見る)ことのできない視覚障害者が演奏することが、どんなにスゴイことであるか。そして、パーカッション奏者の方々は、ぜひ、挑戦してみていただきたい(セル出版で、定価3,500円だそうなので、比較的入手しやすいはずだ)。人間の持つ可能性がいかに無限大であるかを、身をもって感じると思う。

ジェリー・グラステイル作曲
≪ジャンヌ・ダルク~8つの打楽器群のための≫

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/en-00112/

■熊本県立盲学校 http://www.edu-c.pref.kumamoto.jp/sh/kumamo

■冨田篤氏が所属するパーカッション・グループ「パルスⅤ」HP http://pulse5.web.infoseek.co.jp/

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