■三摩恵里クラリネット・リサイタル(2月19日)

クラリネットのさまざまな一面が知れる演奏会になるべく、クラリネット為に書かれた全オリジナル曲から作曲者や作曲者の出身地がすべて違う曲を選びました。クラリネットの魅力をつめこんだプログラムです。メジャー曲から少しマイナーな曲、激しいパッセージ曲から歌い上げるメロディー曲までお楽しみください。

日時 : 2022年2月19日(土) 開場 13:30 、開演 14:00
会場 : ドルチェ・アートホールNagoya
交通手段 : 伏見駅4番出口から1分、桑名町通沿い。
料金 : 全自由席\2500 (当日券\500増)
曲目 : E.ボザ:イタリア幻想曲
L.ヴァイネル:バラットop.8
D.ロヴェッリオ:歌劇「椿姫」の旋律による演奏会用幻想曲

問合せ :

担当者三摩恵里
E-Mailerichiri0917@gmail.com
HomePagehttps://erichiri0917.wixsite.com/sanmaeri/home

■名古屋市民吹奏楽団 第25回記念定期演奏会(2月6日)

オルガン客演奏者に吉田文氏をお迎えしお送りする、第25回記念定期演奏会です。

日時 : 2022年2月6日(日) 開場 12:45 、開演 13:30
会場 : 愛知県芸術劇場コンサートホール
交通手段 : 東山線または名城線「栄」駅下車 徒歩5分
料金 : 500円
曲目 : ・交響曲第3番「オルガン付き」/サン=サーンス
・オルガンと吹奏楽のための祝典ファンファーレ/八木澤教司
・マーチ「カタロニアの栄光」/間宮芳生
・スリーパーズ・アウェイク!/J.S.バッハ
・ノートルダムの鐘/アラン・メンケン
問合せ :

担当者浅野
TEL07084486464
E-Mailinfo@meishisui.com
HomePagehttp://meishisui.com/

■神奈川県職場・一般吹奏楽連盟 第17回吹奏楽フェスティバル(1月30日)

▼神奈川県職場・一般吹奏楽連盟に加盟する各吹奏楽団からの有志メンバーにて、2年に一度結成・開催される【フェスティバルバンド】による特別公演!

▼毎回指揮者には、天野正道氏・清水大輔氏・鈴木英史氏・大井剛史氏といったスペシャルゲストを招聘し、100数十名の奏者による熱気溢れる演奏が繰り広げられてきました。
今回のゲストコンダクターは、作曲に編曲に指導にと、いままさに日本吹奏楽界を牽引する作曲家【福田洋介氏】です!

▼演目は、もちろん福田氏作曲作品特集。
吹奏楽コンクール課題曲の名作『吹奏楽のための“風之舞”』『さくらのうた(改訂版)』、日本の深遠な海を描いた近作『吹奏楽のための“群青”』、そして福田作品屈指の大作『シンフォニック・ダンス』など、聴きどころ満載です。
実は『ここまでの規模の“個展演奏会”は、日本国内では今回が初めて』とのことで、神奈川屈指の響きを誇るミューザ川崎シンフォニーホールにて、福田氏が描く音楽の世界を是非ご堪能ください!

▼また、毎回ゲストバンドステージとして、県を代表する高校吹奏楽部も出演。今回は横浜創英中学・高等学校吹奏楽部の皆さんが出演いたします!
(※こちらは福田氏による指揮・作品ではありません)

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

▼今回は新型コロナウィルス感染症予防対策により、予約システム【テケト】または【メール】にて、事前の来場者情報登録と座席指定をお願いいたします。
※車椅子席も若干ございます。

▼【テケト】でご予約
⇒ https://teket.jp/2228/8612

▼【メール】でご予約
⇒ 「ご希望枚数」「ご来場予定の方全員のお名前・ご住所・ご連絡先」「座席のご希望(1階席・2階席正面・2階席サイド)」をご記入のうえ、『fes2022@kanasuiren-si.com』までお送りください。
※予約状況により、ご希望に添いかねる場合もございますのでご了承ください。

◆ご来場にあたってのご注意
▼新型コロナウィルス感染症予防対策のため、以下の症状があった場合は、ご来場をお控えください。
(1) 37.5度以上の発熱、または平熱と比べて高い発熱があった場合。
(2) 咳、呼吸困難、全身の倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、味覚·嗅覚異常、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節·筋肉痛、下痢、嘔気·嘔吐の症状がある場合。
(3) 過去2週間以内に新型コロナウィルス感染症陽性者とされたものとの濃厚接触がある場合。
(4) 過去2週間以内に入国制限、入国後の経過観察を必要とされている国·地域への訪問歴、および当該在住者との濃厚接触がある場合。
▼常時マスクのご着用をお願いいたします。
▼花束や贈り物はお預かりできません。また楽屋口等での出待ちなどもご遠慮ください。

日時 : 2022年1月30日(日) 開場 12:50 、開演 13:30
会場 : 【ミューザ川崎シンフォニーホール】
交通手段 :
▼会場所在地
〒212-8557 神奈川県川崎市幸区大宮町1310
Tel.044-520-0100(代)

▼鉄道アクセス
JR線【川崎駅】より徒歩約3分、
京急線【京急川崎駅】より徒歩約8分

▼駐車場
【343台収容/24時間営業】
7:00〜24:00/30分ごと200円
0:00〜7:00/60分ごと200円
当日24時まで最大料金/平日1200円、土日祝日2800円
※機械式のため車両制限があります。
<駐車場に関するお問い合わせ>
ミューザ川崎駐車場/Tel.044-555-8691
料金 : 【入場無料/事前の来場者情報登録・全席指定制】※車椅子席も若干ございます。
曲目 :
◆指揮者
【福田洋介】

◆演目
【福田洋介作品集】
▼第1部
『マーチ“ブランニュー・デイ”』
『吹奏楽のための“風之舞”』
『さくらのうた(改訂版)』
『吹奏楽のための“群青”』
▼第2部:ゲストバンドステージ
【演奏:横浜創英中学・高等学校吹奏楽部/指揮:井上忠道】
▼第3部
『シンフォニック・ダンス』
1:ルネサンス・ダンス
2:タンゴ
3:ホウ・ダウン
4:盆をどり唄
5:ベリー・ダンス

◆後援【神奈川県吹奏楽連盟】
問合せ :

担当者◆主催 【神奈川県職場・一般吹奏楽連盟】
E-Mailfes2022@kanasuiren-si.com
HomePagehttp://kanasuiren-si.com

■テンピースブラス ワンライン 第13回コンサート(2月20日)

第13回コンサートのテーマは、ずばり『旅行』。
陸を疾走する列車と海を進む船、空を漂う気球は遥か宇宙へと思いを馳せる…。そんな果てしない夢の旅へ、ブラスのサウンドがご案内します。

【ホームページ】
https://oneline.tokyo/events/concert_13th/

日時 : 2022年2月20日(日) 開場 13:30 、開演 14:00
会場 : 府中の森芸術劇場 ウィーンホール
交通手段 : ◆京王線利用の場合
東府中駅(新宿駅から約25分、京王八王子駅から約20分)北口下車
徒歩7分

◆JR中央線利用の場合
武蔵小金井駅 下車
・武蔵小金井駅南口(5番乗り場)より東府中駅行きバス約20分、東府中駅下車徒歩約7分
・武蔵小金井駅南口(1番乗り場)より府中駅行き(一本木経由)バス約20分、第二小学校下車徒歩約10分
・武蔵小金井駅南口よりタクシーで約15分 1400円程度
料金 : 入場無料
曲目 :
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【第1部:世界旅行へ】
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オリエント急行(フィリップ・スパーク)
Orient Express by Philip Sparke

80日間世界一周(ヴィクター・ヤング)
Around the World in 80 Days by Victor Young

映画「モアナと伝説の海」より「どこまでも」(リン = マニュエル・ミランダ)
“How Far I’ll Go” from “Moana” by Lin-Manuel Miranda

組曲「アラカルト」(ゴフ・リチャーズ)
À La Carte by Goff Richards

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【第2部:宇宙旅行へ】
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ツァラトゥストラはかく語りき(リヒャルト・シュトラウス)
Also Sprach Zarathustra by Richard Strauss

ジャパニーズ・グラフィティXII(星出 尚志編曲)(TV版銀河鉄道999 ~ 宇宙戦艦ヤマト ~ 劇場版銀河鉄道999)
Japanese Graffiti XII arr. Takashi Hoshide

スターダスト(ホーギー・カーマイケル / ジョン・アイヴソン編曲 / テナーホーン・ソロ:山本 宏美)
Stardust by Hoagy Carmichael / arr. John Iveson / Tenor Horn Solo by Hiromi Yamamoto

無限に煌めく星たちへの讃歌(小泉 貴久)
Hymn for the Endlessly Gritting Stars by Takahisa Koizumi

スタートレックのテーマ(アレクサンダー・カレッジ)
Theme from Star Trek by Alexander Courage

※順不同。曲目は予定です。やむをえず変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

【ホームページ】
https://oneline.tokyo/events/concert_13th/
問合せ :

担当者高木
TEL090-5440-7468
E-Mailtenpiece.brassband.oneline@gmail.com
HomePagehttps://oneline.tokyo/

■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第161話 得津武史「吹奏楽部の息子たちといっしょに」への旅

▲東京文化会館ユニバーサルガイド

▲▼図解!東京文化会館・音楽資料室

2021年(令和3年)の年の瀬、もうあと少しで寅年の新しい年を迎えようとしていた12月18日(土)、筆者は、JR「新大阪」駅10時09分発、東海道新幹線“のぞみ8号”に飛び乗り、一路東京を目指した。どうしても年内に解決しておきたいテーマが出てきたからだ。

その命題とは、前話の《第160話 オール関西の先駆者たち》の中でもお話しした、かつて兵庫県西宮市立今津中学校教諭として同校吹奏楽部の指導にあたり、全国的にその名を知られた得津武史さん(1917~1982)が月刊誌「バンドジャーナル」(管楽研究会編集、音楽之友社)に連載した自伝エッセイ「吹奏楽部の息子たちといっしょに」の全貌をリサーチすることだった。

掲載当時、得津さんが本音で綴ったこのエッセイは、吹奏楽をこよなく愛す人々がこれまた吹奏楽をこよなく愛す人に向けて執筆、責任編集した本作りに特化していた“管楽研究会編集”当時の「バンドジャーナル」の中でもかなり異色の連載で、全国的に大きく話題を呼ぶ読み物となった。(参照:第135話 我が国最高の管楽器奏者による《マーチの極致》)

筆者も、若い頃に何回かバックナンバーで読んだ記憶があり、2006年(平成18年)に刊行された西谷尚雄著「天国へのマーチ ─ ブラスバンドの鬼 得津武史の生涯 ─」(かんぽう)にもリライトされて引用されていることは知っていたが、実のところ、オリジナルの連載がいつ始まって、いつ終わったものだったかについては、まるで情報を持ち合わせなかった。“昔、読んだことあるなぁ”という程度の記憶である。

ところが、2021年の7月からOsaka Shion Wind Orchestraの事務局に加わった齋藤庸介さんから個人所有の1966年(昭和41年)1月号を見せられ、あらためて得津さんの懐かしい文章に接した瞬間、筆者の中で何かがスパークした!

書いた人の人となりが伝わるオリジナルを埋もれさせてはならない!

殊に、伝説の多い個性の塊りのような人物については!

だが、瞬間的にそうは思ったものの、実際に半世紀以前の雑誌情報を見つけ出すのはなかなか至難のワザだった!

ただ、齋藤さん手持ちの1966年1月号に掲載されていたのが“第20篇”と“第21篇”だったことから逆算すると、連載が1965年のいずれかの時点から始まったことだけは、ほぼ間違いなかった。

その一方、その後どこまで続いたのかについては、現物を当たるしか方法が見あたらなかった。ただ、幸いなことに、手許に1967年1月号、3~7月号、10~12月号の現物もしくはコピーがあり、それらには「吹奏楽部の息子たちといっしょに」の頁がまったくなかったので、いかにも短絡的だが、1966年12月号あたりまでチェックできれば、ほぼ全貌がつかめるのではないかと予想できた。

そこで、いつものように、図書館データに蔵書検索を掛ける。

しかし、この当時の雑誌は蔵書がまるでなかったり、蔵書していても欠号が多いものだ。加えて、コロナ禍で一般に蔵書を開放していないところもあったりで、専門大学を含め、希望がかなう図書館は地元では見つからなかった。

こうなると東京に出張るしか手段がない。もっとも頼りになるのは、国立国会図書館だが、入館は時間帯で予約抽選制となっていたので、筆者のように田舎から出張るものには、不便なことこの上ない。検索のエリアを広げると、以前「月刊吹奏楽研究」(月刊吹奏楽研究社)の閲覧で利用したことがある東京文化会館の音楽資料室に、閲覧希望号が蔵書されていることがわかった。コロナ禍のため、利用時間に制限(換気のための途中閉館など)があったが、泊りがけで2日もあれば、希望資料の閲覧と必要箇所のメモ出しや複写が可能だと思えた。

そこで、1年3ヵ月ぶりの上京をいきなり決定。筆者の乗る“のぞみ”は、前夜からの関ヶ原付近の大雪による遅れも「名古屋」駅以東の爆走でかなり取り戻したようで、およそ11分遅れで「東京」駅に到着。「上野」駅界隈で昼食を済ませ、音楽資料室に入った。

資料室では、半年分ごとに合本として綴じられている1965年1月号から1966年12月号までの24冊を1頁ごとめくりながらチェックし、「吹奏楽部の息子たちといっしょに」の頁を探し出し、同時に休載号の有無もチェックした。

その結果、掲載号とエッセイ中の各小題は以下のとおりだった。

【1965年1~6月号】《掲載なし》

【1965年7月号】吹奏楽部の息子達と一緒に
(掲載初回)

この道を行く
その瞬間
文化さい果ての地
死んでもラッパは離しません

【1965年8月号】吹奏楽部の息子たちと一緒に
(目次頁の表記:吹奏楽部の息子達といっしょに)

(5)吹奏楽部に入るならヘルメットをかぶれ!
(6)物は使いよう
(7)アサター・ヒルター・ナイター

【1965年9月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(8)三六二日
(9)お弟子制度
(10)精神注入棒
(11)あいつ、コロシタル!

【1965年10月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(12)合言葉
(13)予算のとり方
(14)新兵器登場
(15)ジャリ・ゴミ・チリ

【1965年11月号】《掲載なし》

【1965年12月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(17)阪神キチガイ
(18)アルバイト
(19)夏の演奏旅行

【1966年1月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(20)今年もまた
(21)わが恩師

【1966年2月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(22)わが交友録

【1966年3月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(23)わが参謀録
(24)オカヤン

【1966年4月号】《掲載なし》

【1966年5月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(25)ホントに不思議な話
(26)おヨメさんさがし
(27)おもろいヤツら

【1966年6月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(28)送別会の演説のこと
(29)卒業する息子の中から

【1966年7月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

(30)得津比紗子先生方 たけしさま
(31)校長先生のこと

【1966年8月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

ソーセージのこと
市会議員立候補のこと
Aのこと
マニキュアのタコハチ
ワルターズ氏との会話

【1966年9月号】《掲載なし》

【1966年10月号】《掲載なし》

【1966年11月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに

○吹奏楽と野球のこと
○息子たちのアタマ
○わが教育長の巻
○演奏旅行の良いところ
○大マネージャーの松ちゃん

【1966年12月号】《掲載なし》

予定どおり、この日は、以上24冊の内容を確認。タイトルに微妙な使用文字の違いやナンバリングのズレ、《休載》もあったが、ついに2年間に13回掲載された人気エッセイを読むことができた。

また、事前チェックで、この後につづく1967年1月号、3~7月号、10~12月号の9冊には掲載がないことは確認済みだったので、普通に考えるなら、連載もここで終わった可能性があると思われたので、この日はここで調査を一旦終了。池袋のホテルにチェックインした。

翌19日(日)の朝食後、メモ類を点検して、複写モレの有無や追加必要事項を確認するため、再び上野の音楽資料室に参上した。午前中の冷静なアタマでもう一度現物と付き合わせるためである。

しかし、上野に向かう山手線の車中、ふとある不安が頭をよぎった!

ひょっとして、大阪で確認できなかった1967年2月号、8月号、9月号に何かあるかも知れないという心配性特有の直感である。

というのも、《休載》中の1966年10月号に、米盗勉(べいとうべん)さんの「今津中にもの申す」、同12月号にも、鈴木竹男さん(1923~2005)の「得津武史先生の西宮市民文化賞受賞」というエッセイつながりの記事を見つけたからだ。言うまでも無く、当時、阪急少年音楽隊や阪急百貨店吹奏楽団の指揮者として活躍中の鈴木さんは、かつて今津中学校吹奏楽部を創り、関西有数の中学校バンドに育てたあとを得津さんに委ねた前任の指導者であり、実際、記事中にも得津さんの秘話がいくつか語られ、とても面白かった。(参照:《第77話 阪急少年音楽隊の記憶》)

そして、結果からいうと、筆者の悪い予感は見事的中した。新たに資料請求した上記3冊の内、1967年2月号にも、もう一本、「吹奏楽部の息子たちといっしょに」が見つかったのだ。

そこで当然、前記リストには、以下を加えねばならない。

【1967年1月号】《掲載なし》

【1967年2月号】吹奏楽部の息子たちといっしょに
(掲載最終回)

おめでとう、豊島第十中学校
涙・いろいろ
拝啓 審査員殿
ありがとう、東北のみなさん

【1967年3~12月号】《掲載なし》

以上が、「吹奏楽部の息子たちといっしょに」のすべてである。

2021年の大晦日、わが家恒例の清荒神参りの道中、かつて梶本りん子マーチングスタジオに所属した弟と得津さんの話題でひとしきり盛り上がった。

聞けば、あるとき電話番をしていると、“梶りんさん”から『得津先生から電話がかかってくるから、くれぐれも粗相のないように。』と言われたことがあったそうだ。しばらくして電話がかかってくると、電話の相手は名乗ることなく、『ワシや!』とだけ言い、いきなり用向きを話したという。弟は、聞いていたからすぐ誰かわかったけれど、吹奏楽の指導者の中に『ワシや!』で通じる人がいると知って面喰ってしまったんだそうだ。

今、この『ワシや!』を覚えている人がどれほどいるだろうか。エッセイに触れた結果、遠い日々を思い出してしまった年末の午後だった。

▲LP – 栄光のトクツ・サウンド(日本ワールド、W-80005)

W-80005 – A面レーベル

▲W-80005 – B面レーベル

▲LP – 栄光のトクツ・サウンド 2(日本ワールド、W-80010)

▲W-80010 – A面レーベル

▲W-80010 – B面レーベル

【コラム】富樫鉄火のグル新 第341回 漫画紹介『ねこと私とドイッチュラント』

 昨今は、小説も映画も漫画も、殺伐とした設定が多い。家庭内暴力、性差別、異常性癖……もううんざりする――と感じている方に、この年末年始にお薦めしたい、癒される漫画がある。
 『ねこと私とドイッチュラント』(ながらりょうこ/小学館:少年サンデーコミックススペシャル)である。第1巻が2018年9月に刊行され、最近、第5巻が出た。
 ドイツ好き、海外好き、料理好き、おひとりさま暮らし好き、ペット好きな方には、特にたまらない漫画だと思う。

 実は、近年、ドイツ在住の日本人を描く漫画が多く、たとえば『ベルリンうわの空』シリーズ(香山哲/イースト・プレス)、『ダーリンは外国人』ベルリン編シリーズ(小栗左多里&トニー・ラズロ/KADOKAWA)、『思えば遠くにオブスクラ』(靴下ぬぎ子/秋田書店:A.L.C.・DX)などが挙がる。どれも体験記が基本のようだが、その癒し度において、本書『ねこと私と~』は群れを抜いている。

 これは、ベルリンで”物書き”生活を営む日本人女性「トーコちゃん」(著者自身がモデル)の日常を描いた、最近流行のコミック・エッセイだ。だが、ほかと一線を画しているのが、同居猫「むぎくん」の存在である。
 この猫は、当たり前のように二本足で立って歩き、言葉をしゃべり、簡単な料理もするし、買い物にも行く。そのことを、誰も不思議がらず、当たり前のように周囲に溶け込んでいる。

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「BPラジオ 吹奏楽の世界へようこそ」1月の放送予定

毎週(木)21時…FMたちかわ(立川・昭島)
https://fm-tachikawa.com/

毎週(土)23時…FMカオン(厚木・海老名)
https://www.fmkaon.com/

毎週(日)正午…調布FM 
http://www.chofu-fm.com/
もちろん、どちらもネット経由で、全国どこででも聴けます!

◆ノンストップ・ウインド・ミュージック
12月30日(木)21:00/FMたちかわ
1月1日(土)23:00/FMカオン
1月2日(日)正午/調布FM

◆第185回 2002年アニヴァーサリー・イヤーの作曲家たち
1月6日(木)21:00/FMたちかわ 【再放送】1月20日(木)21:00
1月8日(土)23:00/FMカオン 【再放送】1月22日(土)23:00
1月9日(日)正午/調布FM 【再放送】1月23日(日)正午

◆第186回 丸谷明夫先生を偲んで
1月13日(木)21:00/FMたちかわ 【再放送】1月27日(木)21:00
1月15日(土)23:00/FMカオン 【再放送】1月29日(土)23:00
1月16日(日)正午/調布FM 【再放送】1月30日(日)正午

【制作・提供】バンドパワー
【ご案内】富樫鉄火(昭和の香り漂う音楽ライター)

BPラジオの視聴方法

◆ノンストップ・ウインド・ミュージック
12月30日(木)21:00/FMたちかわ(変更の場合あり)
1月1日(土)23:00/FMカオン (変更の場合あり)
1月2日(日)正午/調布FM (変更の場合あり)

1時間、ノー・ナレーションでおおくりする、吹奏楽/ブラスバンドの名演奏。時折流れる、超レア音源にお気づきですか? 今回は、どんな演奏が登場するでしょう。年末年始のひととき、のんびりとお聴きください。

◆第185回 2002年アニヴァーサリー・イヤーの作曲家たち
1月6日(木)21:00/FMたちかわ 【再放送】1月20日(木)21:00
1月8日(土)23:00/FMカオン 【再放送】1月22日(土)23:00
1月9日(日)正午/調布FM 【再放送】1月23日(日)正午

新年第一弾、今年もよろしくお願い申し上げます!
さて本年も、多くの作曲家が「生誕〇年」「没後〇年」を迎えます。そのなかから、吹奏楽に縁の深い作曲家を5人、取り上げて、なるべく、普段聴かれない名曲を中心にご紹介します。

【1】生誕150年/ヴォーン・ウィリアムズ
《イギリス民謡組曲》~Ⅰ)日曜日には17歳、Ⅱ)私の愛しい人、Ⅲ)サマセットの民謡
指揮:ユージン・コーポロン、ノーステキサス・ウインド・シンフォニー【約11分】

【2】生誕150年/ヒューゴ・アルヴェーン
スウェーデン狂詩曲第1番《夏至の徹夜祭》(編曲:ジョセ・シンス)
指揮:吉田行地 大阪市音楽団【約5分半】

【3】生誕120年/サー・ウィリアム・ウォルトン
映画音楽《ハムレット》から(編曲:木村吉宏)~Ⅰ)ファンファーレ、Ⅱ)クエスション、Ⅲ)マウストラップ(役者たち、廷臣の入場)、Ⅳ)フィナーレ(葬送行進曲)【約8分半】
指揮:木村吉宏、大阪市音楽団

【4】生誕90年・没後50年/ジョン・バーンズ・チャンス
交響曲第2番より(後半抜粋)~Ⅱ後半~Ⅲ【約9分半】
指揮:ウィリアム・バーツ ラトガーズ・ウィンド・アンサンブル

【5】没後240年/J.S.バッハ
《幻想曲とフーガ》ハ短調 BWV537(編曲:アルテュール・プレヴォー)【約9分半】
指揮:ノルベール・ノジ ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団

◆第186回 丸谷明夫先生を偲んで
1月13日(木)21:00/FMたちかわ 【再放送】1月27日(木)21:00
1月15日(土)23:00/FMカオン 【再放送】1月29日(土)23:00
1月16日(日)正午/調布FM 【再放送】1月30日(日)正午

昨年12月7日、大阪府立淀川工科高校吹奏楽部顧問で、前・全日本吹奏楽連盟理事長の丸谷明夫先生が、76歳で逝去されました。コンクール全国大会に41回出場、金賞32回受賞の最多記録をもつ、名指導者でした。あの明るい笑顔、愉快なダミ声を偲びつつ、数々の疾風怒濤の名演を振り返ります。演奏は【5】以外は、すべて丸谷明夫指揮/淀川工科高校吹奏楽部です。

【1】河辺公一《高度な技術への指標》【約4分】
1974年、淀工が初めてコンクール全国大会に登場した時の、衝撃的な金賞名演です。

【2】カーペンターズ・フォーエバー(真島俊夫編曲)【約6分】
淀工お得意のナンバー。2014年、創部55周年記念グリーン・コンサートのライヴです。

【3】ラヴェル《ダフニスとクロエ》第二組曲(ロジェ・ブトリー編曲)【約8分】
これも淀工十八番、1995年、コンクール全国大会で初めて演奏した時の金賞名演です。

【4】アルフレッド・リード《アルメニアン・ダンス》パート1【約8分】
丸谷先生が生涯演奏しつづけた名曲。1986年のこのときが、コンクール全国大会で初めての演奏でした。もちろん金賞です。

【5】 グレインジャー《リンカンシャーの花束》より(後半抜粋)【約10分半】
2012年4月14日、普門館で、東京佼成ウインドオーケストラ特別演奏会を、丸谷先生は全曲指揮します。これが、普門館に流れた「最後の吹奏楽の響き」でした。
丸谷明夫指揮、東京佼成ウインドオーケストラ

【6】 大栗裕《大阪俗謡による幻想曲》【約8分】
この名曲は、ほとんど、淀工の名演によって日本中に広まりました。1980年、この曲を淀工が初めてコンクール全国大会で演奏した時の、超絶名演金賞ライヴです。

■吹奏楽団アンサンブル・フラヴィア 第28回定期演奏会(2月6日)

埼玉南部・東京北部を拠点に活動している吹奏楽団アンサンブル・フラヴィアです。2月6日(日)に第28回定期演奏会を開催いたしますので、ご案内させていただきます。

※大切なお知らせとお願い※
新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、やむを得ず内容の変更・開催中止となる場合もございます。
最新の情報は当団公式HPやTwitterをご確認ください。
また、当団感染対策ガイドライン遵守のご協力をお願いいたします。

◆アンサンブル・フラヴィア 新型コロナウイルス感染対策ガイドライン◆
・マスク着用でのご入場、施設内での着用をお願いいたします。
・社会的距離(ソーシャルディスタンス)を保っていただきますようお願いいたします。
・入場時、ロビーでの手指の消毒や休憩時のこまめな手洗いにご協力をお願いいたします。
・出演者への差し入れやプレゼント、面会はお控えいただきますようお願いいたします(今回差し入れの受付ブースはございません)。
・風邪のような症状や発熱など体調にご不安がある場合は、ご来場の自粛をお願いいたします。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お名前や連絡先を必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただきます。

第一部は「ワーグナー特集」と題し、19世紀のドイツを代表する音楽家・ワーグナーの名曲をお届けします。
1曲目に演奏いたしますのは「歌劇『タンホイザー』より 大行進曲」です。歌劇では歌合戦入場行進曲であり、トランペットのファンファーレから始まり、快活かつ楽しい出来事を予感させるような音楽で華々しくオープニングを飾ります。
続いて「歌劇『ローエングリン』より 第3幕への前奏曲、婚礼の合唱、エルザの大聖堂への行列」を3曲続けて演奏いたします。歌劇の主役たちの婚礼の式に向け浮き立つ公国の様子を壮麗な音楽で表現した第3幕への前奏曲、実際に挙式で演奏されることもあるためワーグナーのオペラ作品の中でも特に有名で劇中の神聖で厳かな結婚式を想起させる婚礼の合唱(結婚行進曲)、フルートの美しい独奏テーマから始まり、さまざまな楽器が音楽を優しく紡いでいき最後には荘厳な大聖堂を表現するかのような力強い音楽へと変わる「エルザの大聖堂への行列」、歌劇「ローエングリン」を美しく彩る名曲を演奏いたします。
 
第二部は今なお吹奏楽界の第一線で活躍するフィリップ・スパークの代表作「ドラゴンの年(2017年版)」を演奏いたします。1984年にブラスバンドのために作曲された翌年に吹奏楽版に編曲され、それから32年後、現代の吹奏楽編成に合わせる等の変更をスパーク自ら加えた2017年版を取り上げます。スネアドラムと金管楽器の鋭いリズムから始まり、力強く音楽を支える低音楽器、それらに相対するように、おおらかでやさしい音楽で他の楽器も加わり目まぐるしく音楽が変化し躍動感あふれる「トッカータ」、美しくしかし憂いを帯びたソロから始まり、穏やかで温かみを感じるコラールが曲を盛り上げ、再び静けさを取り戻す「インタルード」、勢いのある細かい音が集積し、膨れ上がって濁流のようになりながらも、輝きを放つ音楽も加わり、壮大で圧倒的な最後を迎える「フィナーレ」から構成され吹奏楽経験者のみならず、多くの人の心を打つ名曲をお届けします。

第三部はテーマを「映画音楽特集」とし、名作を飾る、今なお色褪せない音楽をお楽しみいただけます。雄大な荒野を舞台に、7人のガンマンが繰り広げる決闘劇を時に勇ましく時に軽快に奏でる「荒野の七人」、新婚夫婦が酒に溺れていく姿を儚くも洒落たメロディで描き、今ではジャズのスタンダードナンバーにもなっている「酒とバラの日々」、どこかおどけたような曲かと思いきや、突然物悲しい旋律が奏でられその対比が切なさを掻き立てる「フェリーニの8 1/2 のテーマ」、「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の2作品の曲をメドレーにした「モリコーネ・メドレー」は美しく伸びやかで耳なじみのある曲を集めたメドレーとなっておりいずれも映画の名場面を彷彿とさせるような音楽ばかりです。

入場無料となっておりますのでご家族、ご友人お誘い合わせの上、
お気軽にご来場ください!団員一同、お待ちしております♪

日時 : 2022年2月6日(日) 開場 13:15 、開演 14:00
会場 : 板橋区立文化会館 大ホール
交通手段 : 東武東上線「大山」駅 北口から徒歩約3分
都営三田線「板橋区役所前」駅A3出口から徒歩約7分
料金 : 入場無料(全席自由)※チケットをお持ちいただかなくても入場できます。
曲目 : 【第一部】ワーグナー特集
歌劇「タンホイザー」より 大行進曲(C.マカリスター編曲/A.リード校訂)
歌劇「ローエングリン」より 第3幕への前奏曲、婚礼の合唱(坂本文郎編曲)、エルザの大聖堂への行列(L.カイエ編曲)

【第二部】
ドラゴンの年(2017年版)(P.スパーク)

【第三部】映画音楽特集
荒野の七人(S.リチャーズ編曲)
酒とバラの日々(岩井直溥編曲)
フェリーニの8 1/2 のテーマ(M.バース編曲)
モリコーネ・メドレー(大野理津編曲)
問合せ :

担当者吹奏楽団アンサンブル・フラヴィア 広報担当
E-Mailflavia@ensembleflavia.net
HomePagehttp://ensembleflavia.net

■ユース・ウィンド・オーケストラ 第35回ウィンターコンサート(1月9日)

今回は『日本』をテーマに春夏秋冬を感じられる曲や、どんな世代でも1度は聞いたことがある名曲をお届けいたします!私たちと一緒に音楽に酔いしれましょう!

指揮:山岸明彦/高田亮

チケット申し込みは当団公式ホームページよりお申し込みください。

日時 : 2022年1月9日(日) 開場 13:30 、開演 14:00
会場 : やまと芸術文化ホール(メインホール)
交通手段 : 小田急江ノ島線・相鉄本線大和駅から徒歩3分
料金 : 無料(チケット発券手数料330円/枚がかかります)
曲目 : K点を越えて/さくらのうた/稲穂の波/たなばた/東京ディズニーシーメドレー/昭和アイドルコレクション/上を向いて歩こう/お酒ソング・コレクション~酔奏楽の為の~
問合せ :

担当者広報または秋山(19時以降に連絡可能)
TEL046-274-6935
E-Mailywo.admin@gmail.com
HomePagehttp://orange.zero.jp/ywo/

■早稲田吹奏楽団 第86回定期演奏会(1月22日)

今回の演奏会では高昌帥氏作曲の「吹奏楽のための協奏曲」をメイン曲として演奏します。この楽曲は様々な楽器を使用していることから東洋的な響きや西洋的な響きなど響きの変化を楽しめる一曲となっています。大編成ならではのサウンド感をお楽しみください。
第一部ではR.ガランテ氏、樽屋雅徳氏、第二部では野呂望氏、福島弘和氏を取り上げ、それぞれの世界観を表現します。皆様のご来場心よりお待ちしております。

日時 : 2022年1月22日(土) 開場 15:30 、開演 16:00
会場 : 板橋文化会館
交通手段 : 東武東上線「大山」駅 北口から徒歩約3分
都営三田線「板橋区役所前」駅A3出口から徒歩約7分
※駐車場は、施設利用者用のみございます。一般来場者の駐車スペースはありませんので、公共交通機関をご利用ください。
料金 : 無料
曲目 :
・白鯨と旅路を共に/R.ガランテ
・眠るヴィシュヌの木/樽屋雅徳
・吹奏楽のための協奏曲第一番/野呂望
・シンフォニエッタ第三番「響きの森」/福島弘和
・吹奏楽のための協奏曲/高昌帥
など
問合せ :

担当者wasesui_pr@yahoo.co.jp
E-Mailwasesui.2021@gmil.com
HomePagehttps://www.wasesui.net/

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