■北海道教育大学釧路校公響吹奏楽部 第38回 サマーコンサート(6月3日)

小さなお子様からご年配の方まで幅広い年齢の方々に楽しんでいただけます! 大迫力の3部構成でお待ちいたしております!

日時 : 2018年6月3日(日) 開場 17:30 、開演 18:00
会場 : 釧路市民文化会館大ホール
交通手段 : 釧路駅から車で約10分程度
料金 : 中高生300円一般500円(当日100円増し)中学生以下および65歳以上の方は無料
曲目 :
第1部 クラシックステージ
フラッシング・ウィンズ
スピリテッドスピリテッド・アウェイ《千と千尋の神隠し》より 他
第2部 ブラック音楽劇
・物語 白雪姫
・音楽 「口笛吹いて働こう」ディズニーの「白雪姫」より 他
第3部 ポップステージ
・スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
・北島三郎コレクション 他
問合せ :

担当者 交響吹奏楽部長 菊池
TEL 080-2802-1607 
E-Mail mmarjs.asx33@docomo.ne.jp
HomePage http://yaplog.jp/huekbrass/

■アルコバレーノウインドオーケストラ サマーポップスコンサート2018(7月1日)

今年も全曲ジャズ・ラテンの選曲をいたしました!
1部では「偉大なジャズミュージシャンを称えて」をテーマに、ディジー・ガレスピーやパット・メセニー、グレン・ミラーと言ったジャズミュージシャンの曲を、スペシャルアレンジで演奏いたします。
3部では、毎年大好評の「〇〇×ジャズ」シリーズ第4弾!今年は「アニメ×ジャズ」を取り上げます。ルパン三世やキューティーハニー、そしてドラえもんなど、日本を代表するアニメの曲がジャズアレンジに大変身!
今回はゲストバンドに玉川大学吹奏楽団をお招きし、スペシャルステージも企画中です!

吹奏楽の“本格ポップス”をお楽しみください!!

アルコバレーノウィンドオーケストラは2014年4月に「楽しく、真剣に音楽がしたい」という有志で結成された一般吹奏楽団です。町田市を中心に、相模原市、横浜市、川崎市で活動しています。
「アルコバレーノ」とは、イタリア語で「虹」という意味です。虹のように様々なカラーを持ったメンバーが集う楽団を目指して、年2回の演奏会(定期演奏会とサマーポップスコンサート)を軸に日々活動しております。
“アルコバレーノにしかできないことをやろう!”を合言葉に、演奏会では他団体とは一味も二味も違った、オリジナリティー溢れるプログラムを構成します。
2015年1月に第一回定期演奏会を開催。2018年7月1日に町田市民ホールにてサマーポップスコンサート2018を開催予定。
2018年2月に文京シビックホールにて行われた「第6回シンフォニックジャズ&ポップスコンテスト全国大会」において銀賞を受賞。

日時 : 2018年7月1日(日) 開場 12:30 、開演 13:00
会場 : 町田市民ホール
交通手段 : 小田急線「町田駅」西口より徒歩7分
料金 : 無料
曲目 :
一部:偉大なジャズミュージシャンを讃えて
♪マンテカ(D.ガレスピー)
♪ソング・フォー・ビルバオ(P.メセニー)
♪クインテッセンス(Q.ジョーンズ)

二部:ゲストバンドステージ
玉川大学吹奏楽団

三部:アニメ×ジャズ
♪ルパン三世のテーマ(大野雄二)
♪キューティーハニー(渡辺岳夫)

四部:スペシャルジョイントステージ
♪宝島
♪ブラジル

問合せ :

担当者 山根、半澤
E-Mail arcobaleno.w.o@gmail.com
HomePage http://arcobalenowindorchestra.jimdo.com/

■墓の魚 ムール貝の徴税  スクルサリスモ(中央主義)とペスカデーロ(魚屋) ~スペイン信仰と道化芝居の世界(6月24日)

◆オペラ・ブッファ(道化のオペラ)や、スペインのコンキスタドール達の歴史を歌ったファド、南イタリアの戦いの歴史を歌ったカンツォーネなどを、なんと異端の作曲家がオリジナルで作曲!!!??

◆ラテン文学からの音楽の試み!!
魔女の音楽!! 墓場の詩!! 死の悲しみ!!
メメントモリ(墓の芸術)をテーマにした日本唯一のオペラ楽団による、全曲オリジナル曲のコンサートです。
新しいクラシック音楽と言われる「シャンソン・フュネライユ(葬送の歌)(chanson funerailles)」の世界をぜひ、聴いてみて下さい!!

◆3人のオペラ歌手と、3人の道化師達が、教会オルガン、弦楽オケ、19世紀ギター、リュート、ポルトガルギター、フラメンコギター、アコーディオン、オーボエ、ピアノ、カリヨン、他という豪華編成で陽気に歌います。

アルゼンチンタンゴ、オペラ、フラメンコ・ファン必見!!

道化、オペラ歌手、役者などの、個性豊かなクセのある歌い手達が歌う舞台は、まさに現代の「シェイクスピア劇」!!!

大げさな身振り、
まるでバッソ・ブッフォ(basso buffo道化のオペラ)のような早口の歌、
演技を交えた、喋るような歌、
19世紀フランス文学的な風刺や、ユーモアに富んだ歌詞、
こだわりのヨーロッパ古楽器。

他では聴くことができない。と評価される独特な作曲技法で作られたこのオリジナル音楽を、ぜひご堪能ください。

公式サイトがリニューアルいたしました♪♪
ぜひ、ご覧いただけますと嬉しいです。

日時 : 2018年6月24日(日) 開場 17:00 、開演 17:30
会場 : 同仁キリスト教会・礼拝堂
交通手段 : 護国寺駅より徒歩五分
料金 : 前売り3000円 当日3500円
曲目 :
腐敗した魚のタンゴ、
ムール貝の密葬、
私の葬儀、
冷たい血が心臓の周囲で反抗していた、
ワインとヒキガエルのファド

問合せ :

担当者 墓の魚・事務局
E-Mail pezdetumba@yahoo.co.jp
HomePage http://site-1295095-2445-4622.strikingly.com/

■三鷹市吹奏楽団 第37回定期演奏会(6月17日)

三鷹市吹奏楽団(以下鷹吹/たかすい)は1979年、三鷹二中・四中のOB会が合併して発足しました。現在は特定の学校や三鷹市民に限らず広く団員を募集し、中学生から60代までと幅広い年齢層の団員が活動しています。三鷹市芸術文化協会に加盟し補助金をいただいておりますが、三鷹市の公的団体ではなく、団員によって自主運営している一般吹奏楽団です。また、東京都一般吹奏楽連盟に加入しています。

鷹吹は創設以来「吹奏楽にジャズ・ポップスを取り入れることにより、吹奏楽という演奏形態における音楽的な可能性を探求していく」という観点を持って活動しています。これは、リズム性が強いジャズ・ポップスを取り入れ、なおかつジャズでは考えられないような管楽器を主体にした色彩感を持った音楽を目指すということです。そのため、吹奏楽オリジナルやクラシック・アレンジももちろん演奏しますが、ジャズ・ポップスに重点を置いた選曲が多くなっています。

日時 : 2018年6月17日(日) 開場 13:00 、開演 13:30
会場 : 三鷹市公会堂 光のホール
交通手段 : JR三鷹駅南口7番のりばから<鷹54>新川団地経由仙川行、晃華学園東行乗車 三鷹市役所前下車
料金 : 無料
曲目 :
アルセナール(ヤン・ヴァン=デル=ロースト)
♪ミュージカル「レ・ミゼラブル」より(クロード=ミシェル・シェーンベルク/編曲:福島弘和)
♪Dear Mr. Jones(編曲:森村 献/吹奏楽編曲:郷間幹男)
♪キャラバンの到着(ミシェル・ルグラン/編曲:真島俊夫)
♪Cruisin’ For A Bluesin’ アンディー・ウェイナー/編曲:Shuji“Pon”Yanagiya)
♪アンサンブルステージ ほか
問合せ :

担当者 info@taiasui.net
E-Mail info@taiasui.net
HomePage http://takasui.net/

■さいたま月曜吹奏楽団 第7回定期演奏会(8月6日)

私達は、さいたま市内で活動する、月曜練習月曜本番の「さいたま月曜吹奏楽団」です☆

お忙しい中とは思いますが、皆様ぜひお越しください。団員一同、心よりお待ち申し上げております!

日時 : 2018年8月6日(月) 開場 18:30 、開演 19:00
会場 : 埼玉会館 大ホール
交通手段 : JR浦和駅西口より徒歩6分
料金 : 入場無料
曲目 :
– 第1部 –
エル・カミーノ・レアル
セント・フローリアン・コラール
オクトーバー
プスタ ~4つのロマの舞曲

担当者 川口
TEL 090-5404-8103 ※お問い合わせ時間 19:00~21:00
E-Mail g-sui@nethome.ne.jp
HomePage http://g-sui.com/

【コラム】富樫鉄火のグル新 第198回 天狗界の楽器事情~『仙境異聞』

この3月以降、ツイッター上で、ある岩波文庫が、たいへんな話題となっている。

平田篤胤著(子安宣邦校注)『仙境異聞/勝五郎再生記聞』である。広島の書店員の推薦ツイートが最初だとか、熱心なファンのツイートが最初だとか諸説あるらしいが、とにかく「そんな面白い本が岩波文庫にあったのか」と火がつき、全国の店頭から瞬時に消えた。

岩波書店の本は、原則として買い切り制で、返品できないので、これは書店にとって僥倖だった。

ところが同書を求める声は一向におさまらず、アマゾンの中古価格は、一時、6万円台にまでエスカレートした。岩波書店は、おっかなびっくり、増刷をはじめた。

同書の校注監修者・子安宣邦氏(日本思想史家)は、文春オンラインのインタビューで、次のように述べている。

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■6月15日(金)、タッド・ウインドシンフォニー:第25回定期演奏会。トーマス・ドス「アインシュタイン」(日本初演)、フィリップ・スパーク「交響曲第1番“大地、水、太陽、風”」など。作曲家ドスも来場!

時代をリードする作曲家や演奏家と連携し、エモーショナルなパフォーマンスで沸かせるタッド・ウインドシンフォニー!

2018年6月15(金)、そんな彼らが、東京・杉並公会堂大ホールで“第25回定期演奏会”を開催する!!

今回の超目玉は、オーストリアの作曲家トーマス・ドスの新作『アインシュタイン』!

昨年秋チロルで初演されたバリバリの新作で、もちろん未出版!

作品のテーマは、“相対性理論”で知られる理論物理学者アルベルト・アインシュタイン(1879 – 1955)その人。スコアを見た音楽監督、鈴木孝佳(タッド鈴木)が“これは面白そうだ”と取り上げることを決定!タッドWSの噂を聞きつけていたドスも、コラボのための来日を決めた。ドスにとっては、初来日となる!

第2部では、フィリップ・スパークの「交響曲第1番“大地、水、太陽、風”」が取り上げられる。これまでに3作が発表されているスパークのシンフォニーの原点ともいうべき作品で、“大地”“水”“太陽”“風”という自然の4つの事象をテーマとする。

2011年の“第18回定期”で、交響曲第2番「サヴァンナ・シンフォニー」を、2016年の“ニュー・イヤー・コンサート”で、交響曲第3番「カラー・シンフォニー」を日本初演してきたタッドWSにとっては、ぜひにも取り組まねばならない作品の1つだった。

この2曲の入ったCDを絶賛し、“タッドのファンだ!”と広言して憚らないスパークも、“今度、第1番をとり上げる”と聞いて、小躍りして喜んだ1人だ。

演奏会では、生前タッド氏に“もっと、自作を取り上げて欲しい”と言っていたアルフレッド・リードの作品から『パッサカリア』や、近年いい関係を結んでいるピーター・グレイアムの『サモン・ザ・ドラゴン』、氏の教え子でもあるネイト・キンボールが北海道・遠軽青少年吹奏楽団の委嘱で書いた『ゼニスの飛行』がとり上げられる!

荘厳、華麗、律動、情感など、ウィンド・ミュージックの魅力あふれるタッドWSの第25回定期!

それは、まもなく開演だ!!

■タッド・ウインドシンフォニー:第25回定期演奏会

【日時】2018年6月15日(金) 【開場】18:30 /【開演】19:00
【会場】杉並公会堂大ホール (東京)(JR中央線・東京メトロ丸ノ内線「荻窪」駅北口から徒歩7分、TEL:03-3220-0401)
【指揮】鈴木孝佳(タッド鈴木)
【演奏】タッド・ウインドシンフォニー

【料金(全自由席)】一般:\3,000 / 高校生以下:\2,000
【チケット予約】イープラス

【曲目】
●パッサカリア(アルフレッド・リード)
●ゼニスの飛行(ネイト・キンボール)
●アインシュタイン(トーマス・ドス) – 日本初演 –
●サモン・ザ・ドラゴン(ピーター・グレイアム)
●交響曲第1番「大地、水、太陽、風」(フィリップ・スパーク)

【問い合わせ】090-4061-0134(田島) tadsax@sepia.ocn.ne.jp

【公式HP】http://tadwind.sakura.ne.jp/


◎タッド・ウインドシンフォニーの近作CDをチェックする

■タッド・ウィンド・コンサート(36)
ナイジェル・ヘス/シェイクスピア・ピクチャーズ
https://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4401/

■タッド・ウィンド・コンサート(35)
保科 洋/交響曲第2番
https://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4337/

【タッド・ウインドシンフォニーのCD】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000823/

■第49回日本吹奏楽指導者クリニック(2018ジャパン・バンド・クリニック)が5月18日よりスタート

「2018ジャパン・バンド・クリニック」が5月18日(金)から20日(日)までアクトシティ浜松で開催される。49回目となる今回も日本を代表するバンド指導者やプレイヤーが多数参加、様々な講習会、コンサートなどを行う。詳細などは以下のとおり。

■2018ジャパン・バンド・クリニック
【日時】2018年5月18日(金)~20日(日)
【会場】アクトシティ浜松
静岡県浜松市中区板屋町111-1
TEL:053-451-1111

【クリニック内容】
http://www.japanbandclinic.com/2018/clinic/

【スケジュール】
http://www.japanbandclinic.com/2018/schedule/

■第49回日本吹奏楽指導者クリニックHP
http://www.japanbandclinic.com/

■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第38話 スパーク:ギブ・ミー・チケット・パーティー

▲Osaka Shion Wind Orchestra 第111回定期演奏会チラシ

『まだホールはとれていないんですが、スパークさんにスケジュールを訊ねていただけませんでしょうか?』

大阪市音楽団(愛称:市音。現オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)の三宅孝典さんからフィリップ・スパークを2015年春の定期演奏会で客演指揮者として招きたいという旨の電話があったのは、その前年の始め頃だった。

もちろん、筆者は、フィリップ・スパークのマネージャーなどではない。だが、長いつき合いから、都合を訊ねるくらいのことはいつだってできる。受話器の向こうの相手は、それを承知の上で電話してきているのだ。

一方のフィリップも、作曲家として超多忙な毎日を過ごしている。世界中から寄せられる作品委嘱も2年半先まで抱えていた。来日ともなると、それを中断し、最短でも1~2週間、ホームをあけることになる。“ホールがとれていない”ような状態で、来日の可能性を打診するなんて真似は到底できなかった。何よりも時間の無駄遣いだ。

プロらしからぬ打診だと思えた。

長く続いた大阪市の直営から民営化される、ちょうどそんな時期にあたっていたこともあるのだろう。しかし、それにしても意味不明の不思議な電話だった。

実は、ここまで2度、市音はフィリップに断られていた。日程が擦りあわないこともあったが、要は、話の進め方がおかしいのだ。

『ホールが確定してから、改めてお話し下さい。』と言って電話を切った。

フィリップが日本の聴衆の前に、はじめて指揮者として姿を現したのは、1993年11月8日(月)、大阪厚生年金会館中ホールで催されたプリーズ・ブラス・バンドの「ライムライト・コンサート6」だった。当時、筆者は、このプロのブラスバンドのミュージカル・スーパーバイザーをつとめていたが、その後、何度も大阪の地に招いたので、彼はひとりで地下鉄を自在に乗りこなせるほど、大阪の街に親しんでいた。

2005年6月3日(金)、ザ・シンフォニーホールで行なわれた「大阪市音楽団第90回定期演奏会」で、山下一史の指揮で行われた『宇宙の音楽(Music of the Spheres)』ウィンドオーケストラ版の世界初演の際にも、“これは作曲者として聴いておくべきだ。聴きにおいでよ。”と言って彼を招いている。

そのとき、ホールに流れるサウンドに身を任せていると、後半部で不覚にも涙がこぼれそうになった自分がいた。普段冷静なフィリップも、指揮者の山下さんからステージに招かれ、聴衆に向って何かをコメントしようとしたとき、何を喋っているのかわからないほど早口になり、かなり興奮していた。

圧倒的な演奏だった!!

それから10年近い時が流れ、2014年の1月11日(日)、彼が客演指揮したすみだトリフォニーホール 大ホール(東京)でのシエナ・ウインド・オーケストラ「第37回定期演奏会」も、満員札止めの大成功を収めていた。

話を元に戻そう。

三宅さんから再び電話があったのは、6月17日のことだった。

2015年6月2日(火)のザ・シンフォニーホールを押さえることができたので、前3日の練習という日程で来日が可能かどうか打診してほしいとの話だった。

早速、フィリップにメールすると、

『ディア―・ユキヒロ, それはとてもエキサイティングだ!それらの日付は空いている。彼らの条件やプログラムの提案などを聞くのを楽しみにしている。』

と打ち返されてきた。

すぐ、結果を三宅さんに連絡を入れ、一度ミーティングを行うことになった。民営化され、一般社団法人となった彼らの運営方針にも興味があったからだ。

7月3日、三宅さんと会った。“仕事として受けて欲しい”と言われるので、指揮料、渡航費、ホテルなどの条件をつめていく。しかし、市音が外国人アーテイストを独力で招いたことが過去になかったので、“興業ビザ”の取得や“日本滞在中の待遇”など、多くの課題があることが分かった。

また、前年のシカゴのミッドウェスト・クリニックで、三宅さんがすでに“簡単に演奏できない無茶苦茶難しい曲”をリクエストしていたことも発覚!

(オイオイ、それなら最後まで自力でやれよ。何度も言うが、筆者はフィリップのマネージャーなどではない!)

それは、しばらくしてフィリップから出来上がったばかりの曲のスコアが送られてきて市音を二分する問題となる。

兵庫県西宮市の関西学院創立125周年・関西学院大学応援団総部吹奏楽部創部60周年記念委嘱作『知られざる旅(The Unknown Journey)』だった。その初演は、2014年11月8日に予定されていたので、フィリップとしては、2015年の演奏なら何の問題もないと判断しての送付だった。

演奏賛成派は、音楽的な興味から“やるべし”と言い、演奏反対派は、市音と関学との関係がやっかいなことになるのを懸念して“やめるべき”と言った。

結局、少なくとも委嘱者による初演が終わるまではまったく広報できないという興業上の事情もあり、演奏は見送られたが、一方で初演より早く市音がスコアを見ていたのも紛れもない事実だった。

費用面についての折衝もかなり難航した。

まず、できたばかりの新しい一般社団法人の規定では、客演指揮者のホテルの食事は“朝食のみ”と定められていた。

しかし、これまで筆者が手掛けてきた外国人アーティストとの条件では、ホテル・アコモデーションと言って、招聘者が滞在中の宿泊と食事のすべてをみるのは常識だった。

フィリップに市音の条件を知らせたときの反応が傑作だった。

『ブレックファーストだけで一日を過ごすなんて!たいへんだ!!』

筆者も、“日本人なら、居酒屋に行ったり、うどんをすすったりできるが、食習慣も違い、いつも食べているものを好きな時に食べることのできない異国に招いたお客に、自分で勝手に喰えというのはどう考えてもおかしい。”とかなりねじ込んだが、“規定”を前にあえなく爆沈!

無駄遣いなど、さらさらする気はなかったが、常識的な必要経費にも大きくクギを刺されて、ついに爆発!『この件からは降りる!』と言って大ゲンカに発展したこともあった。

ついこの前まで公務員だった人たちとの折衝は、感覚的に勝手が違う。

最終的に、フィリップの滞在中の夜の食事は、友人としてすべて筆者が面倒をみることになった。

しかし、ものは考えよう。

毎日の練習後は、完全にこちらの世界だ。

早速、フィリップとゆかりの深い人たちに連絡をとり、6月1日(月)午後6時45分、JR大阪駅(5F)にある大阪ステーションシティ「時空(とき)の広場」“金時計”前に集合し、ラヴァーニャというイタリアンのお店で、食事会を開催することができた。

集まったのは、名古屋芸術大学の竹内雅一さん、大阪音楽大学の木村寛仁さん、相愛大学の石田忠昭さん、全日本学生吹奏楽連盟理事長の溝邊典紀さん、早稲田摂陵高校(当時)の井上 学さん、プリーズ・ブラス・バンドの上村和義さん、フィリップご指名の音楽通訳の黒沢ひろみさんという、愉快な面々!

共通するのは、全員が翌日のフィリップ vs シオンのコンサートのチケットを持っていなかったことだ。チケットはかなり前に完売。招待状の発送すら見送られたという状況だったからだが、当然のことながら、逆に食事会は大盛り上がり!

いい気分になったところで、解散時に全員で声を揃えて大合唱!

ギブ・ミー・チケット!!!

▲スコア – 知られざる旅

▲Osaka Shion Wind Orchestra 第111回定期演奏会プログラム表紙

▲第111回定期演奏会演奏曲

▲CD – シオン×スパーク!

■池上ウインドアンサンブル 第37回演奏会(9月30日)

大田区で活動しているアマチュア吹奏楽団です。
皆様、お誘いあわせのうえ、ぜひご来場ください。

日時 : 2018年9月30日(日) 開場 13:00 、開演 13:30
会場 : 大田区民ホール アプリコ 大ホール
交通手段 : JR・東急蒲田駅 東口より徒歩5分
料金 : 入場無料
曲目 :
序曲『1812年』(P.チャイコフスキー)
吹奏楽のための第3組曲(A.リード)
ブルースカイ(高木登古)
さくらのうた(福田洋介)
ジャパニーズ・グラフィティⅩⅦ 美空ひばりメドレー
西郷どんテーマソング ほか

問合せ :

担当者 高地
TEL 044-798-1930
E-Mail ikegamiwind@yahoo.co.jp
HomePage https://ikegamiwindensembl.wixsite.com/ikegamiwindensemble

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