Tuba Group S’s 3rd Concert…普段はなかなか聴く機会のないテューバアンサンブルを堪能!

日時:2007.4月13日(金)19:00開演
会場:北とぴあ つつじホール
レポート:庄司恵子(ユーフォニアム奏者)

普段はなかなか聴く機会のないテューバアンサンブルを堪能!

春の日の気持ちよい風が吹く中、「Tuba Group S’s」のコンサートを聴きに行きました。出演者はテューバ奏者が6人にピアニスト1人。少々マニアックに感じるかもしれませんが、メンバーは主宰の佐野氏のお弟子さんや東京近郊を中心に活躍されている方ばかり。どんな演奏をしてくれるのかな~、と楽しみにしていました。
オープニングはテューバアンサンブルでグリーグの「組曲ホルベアの時代より前奏曲」。この曲とアンコールで演奏された「エニグマ変奏曲」は、テューバアンサンブル5のアレンジでもお馴染み大城衝氏によるもの。さすが、テューバとメンバーを知り尽くした彼
ならではのアレンジと仕上がっていました。
その後は、ソロ曲をテューバ6人が順番に演奏されていきました。そのトップバッターはS’sで唯一の女性で、東京音楽大学を卒業し
たばかりの寺山香澄氏。彼女の音抜けの素晴らしさ、そして美しいハイトーンで奏でるシューマン「アダージョとアレグロ」は、観客
を圧倒させました。素晴らしい!2番手は、確実な技術力を感じさせるカステレーデの「ソナチネ」を聴かせてくれた大城衝氏。3番
手はヴィヴィットブラスの国木信光氏によるテレマンの「無伴奏フルートの為の12のファンタジー」。ふくよかな音色がとても魅力的
でした。
休憩をはさんで、コンサート第2部の初めは、東京金管5重奏団の仲村淳氏によるパーシケッティの「セレナーデ第12番」。演奏前から仲村氏のおちゃめなパフォーマンス(その場にいた人しかわからない 笑)で会場を和やかな雰囲気に…。そして歌心あふれる演奏にうっとり。
5番手は陸上自衛隊中央音楽隊の秋岡一夫氏によるシュミットの「ソナタ」。しっかりとした作品構成に加えて安定感のある演奏で、聴衆を魅了していました。
ソロの部のラストはS’s主宰 佐野日出男氏によるガリアルドの「ソナタ第5番」。素晴らしいテクニックは言うまでもなく、美しいハイトーン、自然でなおかつ説得力のある歌い回しに感動!!!
そしてプログラムの最後は佐野・仲村・秋岡・国木、の4名によるスティーブンスの「マンハッタン組曲」。この曲はユーフォニア
ム・テューバカルテットで演奏される機会が多いだけあって、1stテューバは音域が大変高いのですが、そんなことは全く感じさせずに
鮮やかなプレイをされた佐野氏。そして、息のあったアンサンブルはカッコよかったです!! テューバは、低い音域とそのふくよかな音色の為、オーケストラや吹奏楽等では、ハーモニーの大黒柱を担うことが多い楽器ですが、それだけではなく機動力もあり表現豊かに歌いあげられる楽器なんだなぁ!と改めて感じました。
また、一晩にして6人の個性をしっかり感じ取れ、なかなか聴く機会のないテューバアンサンブルも楽しめるS’sのコンサートはとってもお得感が★
今回は久々のコンサートとのことでしたが(なんと11年ぶりだったらしい)また近々やってくれそうですヨ。今回聴き逃した方も、次の機会はぜひ!!S’sの皆さん、次回も楽しみにしてます!!


■プログラム(全曲初演・編成:全曲 Eup.2 Tub.2)
1.組曲ホルベルグの時代より序曲(E.H.グリーグ/大城衝.編)6重奏

2.アダージョとアレグロ op.70 (R.シューマン)
テューバ独奏 寺山香澄 ピアノ 大堀晴津子

3.テューバとピアノの為のソナチネ(J.カステレード)
テューバ独奏 大城衝 ピアノ 大堀晴津子

4.無伴奏フルートの為のファンタジア(G.P.テレマン)
テューバ独奏 国木伸光

5.無伴奏テューバの為のセレナーデ12番 (V.パーシケッティ)
テューバ独奏 仲村淳

6.テューバとピアノの為のソナタ(W.シュミット)
テューバ独奏 秋岡一夫 ピアノ 大堀晴津子

7.ソナタ第五番 (J.E.ガリアルド)
テューバ独奏 佐野日出男 ピアノ 大堀晴津子

8.マンハッタン組曲(J.スチーブンス)
4重奏1st佐野 2nd仲村 3rd秋岡 4th国木

アンコール:エニグマ変奏曲より第10変奏 (E.エルガー/大城衝.編)6重奏

■アングロ・レコーズよりスパークの協奏曲を集めた「Brass Virtuosi(ブラス・ヴィルトゥオージ)」がリリース

アングロ・レコーズよりフィリップ・スパークの最新作品集がリリースされた。これまでにスパークがテューバやトロンボーンなどのために書いた協奏曲&ソロを収録したCDで、中には日本でもすでにおなじみの「ハーレクイン」などのヒット作品も含まれる。ユーフォニアムのD.チャイルズはじめ、名人たちのソロ・プレイにも注目だ!

Brass Virtuosi(ブラス・ヴィルトゥオージ)

【収録曲】

1.Manhattan Trumpet or Cornet Solo(Philip Sparke)
Saturday Serenade, 5,09
Sunday Scherzo 4,21
Performed by Woodrow R. English, Trumpet, and
the Deutsche Blaserphilharmonie (Walter Ratzek)

2.Euphonium Concerto No. 2(Philip Sparke)
Giocoso 4,17
Adagio 7,36
Molto vivo 4,20
Performed by Stef Pillaert, Euphonium, and The Symphonic
Band of the Lemmens Conservatory (Jan Van der Roost)

3.Tuba Concerto(Philip Sparke)
Lento 8,32
Allegro 4,48
Performed by Markus Theinert, Tuba, and
the Deutsche Blaserphilharmonie (Walter Ratzek)

4.Harlequin Euphonium Solo(Philip Sparke) 8,53
Performed by David Childs, Euphonium, and
the XBY Concert Band (Dennis Mycroft)

5.Trombone Concerto(Philip Sparke)
Agitato 9,40
Molto lento 9,30
Vivo 6,28
Performed by Olaf Ott, Trombone, and
the Deutsche Blaserphilharmonie (Walter Ratzek)

メアジックより「テューバ」「コントラバス」オケスタお手本CD(オーケストラ・スタディ参考演奏 )発売中!

もっと聴きたい! もっと知りたい! もっと吹きたい!
もっと上手くなりたい! もっと楽しみたい!
楽器愛好家・音楽ファンのための“もっとオーケストラ”シリーズ。

オーケストラ作品の各楽器のパート楽譜の参考演奏集、オーケストラスタディの実演資です。各楽器の「もっとオーケストラ!」シリーズ第1弾「もっとテューバ!」はウィーンフィル&ジャーマンブラスのテューバ奏者ワルター・ヒルガース氏も推薦しています。
「オーケストラの各楽器はどのように演奏されているのか?」という楽器愛好家&音楽ファンの「聴いてみたいに応える充実した内容です。

目の前での演奏のようなリアルでクリアなサウンドは、
作曲や編曲の資料、教材、オーディオ機器の比較にも最適!

■「もっとオーケストラ!」シリーズCD
定価2,625円(税込/現在、送料サービス中

発売元:メアジック http://mehrsik.com
販売元:(有)神野浄書技研 Tel:04-7148-7388 Fax:04-7148-7389


◇CD「もっとテューバ!」(発売中) http://mehrsik.com

【演奏者】岩井英二
(フリー奏者 第9回日本管打楽器コンクール1位)

 1968年生まれ。12歳よりテューバを始める。国立音楽大学音楽学部に入学後,第6回日本管打楽器コンクールテューバ部門第2位入賞。1991年,同大学を首席にて卒業(矢田部賞を受賞),卒業演奏会に出演。読売新人演奏会,ヤマハ新人演奏会,国立音楽大学同調会新人演奏会などに出演。第9回日本管打楽器コンクールテューバ部門第1位を受賞。1993年,東京コンセルヴァトワール尚美ディプロマコースを首席にて卒業(赤松賞を受賞)。

 1994年,安田生命クオリティオブライフ文化財団奨学金を得てドイツ留学。ハンブルク音楽・演劇大学,ワイマール・フランツリスト音楽大学でテューバと室内楽を学ぶ。2003年8月帰国。今までにエキストラ奏者として,NHK交響楽団,東京フィルハーモニー交響楽団,東京交響楽団,東京シティフィルハーモニック管弦楽団,新日本フィルハーモニー交響楽団,群馬交響楽団などで演奏。
これまでにテューバを稲川榮一氏,ワルター・ヒルガース氏,安元弘行氏,故 大石清氏に師事。
9年におよぶドイツ留学の帰国後,日本とドイツの両スタイルに精通したバイリンガル・プレイヤーとして,また現在もっとも信頼のおけるテューバ奏者のひとりとして,首都圏のオーケストラで活躍中。

【収録曲】
ベルリオーズ(ラコッツイ行進曲 幻想交響曲)
ブラームス(交響曲 第2番 大学祝典序曲 ドイツ・レクイエム)
ブルックナー(交響曲 第4番 第7番 )
ドリーブ(コッペリア)
ドボルザーク(交響曲 第8番 謝肉祭)
エルガー(行進曲《威風堂々》第1番)
フランク(交響曲 ニ短調)
ガーシュィン(パリのアメリカ人 ラプソディ・イン・ブルー)
ホルスト(組曲《惑星》より「木星」)
リスト(交響詩《レ・プレリュード》)
マーラー(交響曲 第1番 交響曲 第5番)
メンデルスゾーン(劇音楽《真夏の夜の夢》より「序曲」「結婚行進曲」)
ムソルグスキー(組曲《展覧会の絵》 組曲《展覧会の絵》より「ビドロ」)交響詩《禿山の一夜》)
レスピーギ(交響詩《ローマの噴水》)
リムスキー・コルサコフ(交響組曲《シェエラザード》)
スメタナ(交響詩《我が祖国》より「モルダウ」)
R・シュトラウス(交響詩《英雄の生涯》 交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 交響詩《ドン・キホーテ》
チャイコフスキー(交響曲 第4番  第5番 第6番 祝典序曲《1812年》 バレエ音楽《白鳥の湖》)ヴェルディ(歌劇《運命の力》より「序曲」 歌劇《椿姫》より「乾杯の歌」)
ワグナー(楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲 歌劇《ローエングリン》より第3幕への前奏曲 楽劇《ワルキューレ》より第3幕冒頭)
(収録時間 68分03秒)

◇CD「もっとコントラバス!」(発売中)
http://mehrsik.com

【演奏者】岡本義輝
(東京フィルハーモニー交響楽団 Cb奏者)

 12歳よりコントラバスを始める。1988年千葉大学工学部入学と同時に同大学管弦楽団に入団。「オーケストラの中でのコントラバス」の演奏を始める。後に更に夢が膨らみ,「プロのコントラバス奏者」への道を目指す。1994年東京藝術大学音楽部入学。在学中よりソロ演奏,室内楽,各地のプロオーケストラへのエキストラ奏者としての参加等,活発な活動をする。また,フィンランドのクオピオ市立交響楽団の日本公演にも出演。1998年同大学卒業。その年の11月に新星日本交響楽団へ入団。2001年より東京フィルハーモニー交響楽団奏者として現在に至る。他に,セプトニス千葉での首席奏者としての参加,コントラバス・アンサンブルの活動や,千葉少年少女オーケストラや県立千葉高校管弦楽部などでトレーナーとしてアマチュアへの指導も各地で意欲的に行なっている。

 これまでにコントラバスを,相葉武久,故 江口朝彦,永島義男,ツォルト・ティバイの各氏に師事。

【収録曲】
バッハ(管弦楽曲第2番)
ハイドン(交響曲第45番4楽章)
モーツァルト(歌劇《魔笛》より「序曲」 アイネ・クライネ・ナハトムジーク1・3楽章)
ベートーヴェン(交響曲第5番2・3楽章 交響曲第9番《合唱付》4楽章)
シューベルト(交響曲第7番《未完成》1・2楽章)
ベルリオーズ(幻想交響曲3・4・5楽章)
ヴェルディ(歌劇《運命の力》より「序曲」) ワグナー(楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲 楽劇《ワルキューレ》より第3幕冒
頭)
スメタナ(交響詩《我が祖国》より「モルダウ」) ブラームス(大学祝典序曲)
ビゼー(《アルルの女》第1組曲「序曲」「メヌエット」第2組曲「パストラーレ」「ファランドール」)
チャイコフスキー(幻想序曲《ロメオとジュリエット》 交響曲第4番1・3・4楽章 交響曲第6番《悲愴》1・3・4楽章)
ドヴォルザーク(交響曲第8番 1・4楽章 交響曲第9番《新世界より》1~4楽章)
グリーグ(付随音楽《ペール・ギュント》第1組曲「朝」「オーゼの死」「山の魔王の宮殿」
マーラー(交響曲第1番1~4楽章)
(収録時間 67分54秒)

Q:音質が信じられないくらい悪いんです

Q:テューバ担当の1年生なんですが、
とにかく信じられないくらい音質が悪いことに
とても悩んでいます。

・低音→小刻みに揺れている(「ボボボボ」というふうに)。

・中音→細くて「ビー」というかたい音

・高音→つまっている、こもっている

先生には「音になっていない」と言われました。
力は入っていません(高音域は多少入りますが)。

何か大きな原因があるのかと思うのですが
それがなんなのか全く分かりません。(PN:マツハナ)


A:バンドの要のテューバを任されているのですね。

力は入っていないということですので、
楽器の構え方、マウスピースと口のジョイント位置、
息の関係、唇の状態などをチェックしてみましょう。

1. 楽器の構え

前屈みになっていませんか?
右手(腕)が楽器を抱え込みていませんか?
両手または片手でだけで楽器をもって構えていませんか?

2. マウスピースと口のジョイント

マウスピースが吹いている時ずれたり、
動いたりしないよう安定した状態にありますか?
マウスパイプが息の出す方向の延長にきちんとありますか?

3. 息

たっぷり吸って、途切れなく連続して一定の量、
スピード、圧力の息を楽器に送っていますか?
ノドや口の奥に力が入っていまえせんか?
ブレス時に深くしっかりしてますか?

4. 唇

引きすぎていませんか?
アパーチュア(唇を閉じて息を出すときの中央にできる穴の形)が
変形、または狭くありませんか?
出す息に対して、唇の周りの筋肉で支えられていますか?

回答:五十嵐 清

Q:響きを残して音を切る方法

Q:こんにちは。以前、前ほっぺが膨らむことで相談したチューバ吹きの1年生です。
あれから練習して、ほっぺが膨らまなくなりました! ありがとうございました。

今回は、ほかの事で質問があります。
音の最後で「響きを残して切れ」といわれるんですが、どうしてもブチって切れてしまうんです。普段から音が響いてないとかも言われがちで・・・。
なので、音が響く方法と響きを残して切る方法を教えてください。よろしくお願いします! (ハセダ)


A:前回のアドバイスを実行してくれてありがとう。効果が出てきたこと、嬉しいです。

今回は、音の響きの問題ですね。

1)響かせる方法

・立ち上がりのよい発音をする

・息をたっぷり使い、楽譜の音符の長さ分しっかり息のスピード、圧力を保ち吹奏する。

・のどの奥を開け、気道を確保し、口の中の容積を保てるような、舌の位置を会得する。(/a/ 、/o/、/u/)の口の中の発音

・お腹の支えをしっかりする。

 この方法でロングトーンの練習を重ね、倍音の豊かな音を会得し、楽曲に応用する。

2)響きを残す方法

・音の処理(リリース)を指定の音符の長さ分吹いたのち、「n」(エンヌ)の発音を口の中で息圧を増しておこなう。長さは楽曲やフレーズにより異なるので、十分研究する。

・音を飲み込まず、お腹を支えたまま、空気中に放つイメージで楽器に息を送りこむ。

・次の音の頭まで息はコントロールして入れ続ける。

全て一様に響きを残さず、フレーズの最後に「響かせ、響きを残す方法」をとるといいと思います。

回答:五十嵐 清

Q:低い音を吹く時にほっぺたが膨らんでしまう

Q:テューバを吹いてる中学1年生です。
テューバを始めて5ヵ月なんですが、ほっぺが膨らんでしまうことに悩んでいます。(特に低い音のとき、低いドから下の音がふくらんでしまいます)

先生にもほっぺが膨らまないように吹いてといわれるんですが、無意識のうちにほっぺが膨らんでしまって困っています(たぶんほっぺを膨らますのが癖になってると思います)なので、何か解決方法はありますか?(ハセダさん)


A:バンドの要。重要楽器のチューバ担当ですね。

始めて5ヵ月、きっと一所懸命に一音一音息をた~くさん入れて吹いていることでしょう。

 ほっぺたが膨れる原因として、喉から口までの範囲のみを無意識に使い、立ち上がりのあるアタックのみで楽器を吹いてしまうことが考えれます。

 解決方法としては、前の質問の答えと同様に、響きのある美しい音を奏でるために、息のコントロールがスムーズにできる「正しい演奏姿勢」と空気を充分吸い、安定した息に変換して、楽器に吹き込むことができる、「正しい呼吸法」を会得することが大切です。
そして、金管楽器は、唇が発音体であり、振動源ですので、より唇の柔軟性を養うことが重要です。

ポイントとしては、
1)口を軽く閉じ、口の中で上下の歯の位置を調節して、上下の唇に力が入らないようにする。

2)鼻の下をひげを剃るよう形にしない。

3)困った時や怒った時の顔の形にせず、特に顎を持ち上げない。

4)口を横に引かない。

5)マウスピースを唇に軽くあて、口笛を吹くつもりで息を前方やや下方向に吹きだす。

このような正しいアンブシュアーで奏法すると、頬っぺたは膨らみにくくなりますよ。
頑張ってバンドの支えになってください。

回答:五十嵐 清

Q:高校に入ってからテューバをしているのですがチューニングがあいません、どうしたらいいでしょうか(I/学生)

A:息と唇のコントロールがまだ不十分ではないかと思います。
いろいろな音域でしっかり楽器が鳴り響く(fでという意味ではありません)ようにしてみて下さい。
また、楽器の各調整管のバランスを取ってみて下さい。

回答:五十嵐 清

Q:Tubaを吹いています。何かいいロングトーン練習の方法はありませんか?

Q:私はTubaを吹いている高校2年生です。
私達の学校では、3年生の先輩が引退して…1・2年生だけの活動がスタートしたところです。
冬は基礎を磨く大切な時期でもあり、ここで伸びるか伸びないかも決まってくると思います。でも、私達2年生が中心となって毎日のロングトーンのメニューも考えているんですが…何から始めたらいいのかいまいち分かりません。冬のうちに基礎をしっかり固めて、来年の夏にコンクールで上を目指したいです! 何かいいロングトーンの方法はありませんか?
それから、よく先生や先輩から「もっと周りの音を聴け」と言われてたんですが、周りの音を聴いていてもなかなか音程が合わない時がありました。『いい耳』をつくるには、やっぱり慣れしかないのでしょうか…???(A・I/学生)


A:しっかりと冬の時期の過し方を把握していて素晴らしいことです。

音作りのためにロングトーンをしていくのですが「個人」「パート」「合奏」という形態によりポイントがあります。

【個人」
全音域で音程をしっかり取れるようにする。(自分の楽器の音程の癖を把握すること)
アンブシュアを変えずに、真っ直ぐな息で、「音量、音程、音色」が一定になるように、1つ1つの音をしっかり鳴らし、響かせるようにする練習する。

【パート】
個人の要素に加え、音色の統一、音形の統一を徹底的に図る。

【合奏」
個人とパートの要素に加え、パート間のバランス、ブレンドをいろいろと試してみる。

個人のロングトーンの所でも書きましたが、音には「音量、音程、音色」の要素がありますので、この3つを聴くようにしてみて下さい。音程をあわせるには、まずしっかりと歌って見ることです。

目標の「音」はどういう音なのか?
今は誰の「音」に合わせようとしているか、常に明確にして練習をして下さい。
練習の時間数がとても重要な要素ですが、目的をハッキリさせていないと無駄になりかねません。
頑張って下さい。

回答:五十嵐 清

Q:音程が非常に悪い、音が詰まっている、音が切れない

Q:私ははTubaを吹いて6年目になります高2の男です。(Bb管4年 C管2年目)今はC管を吹いているのですが、毎回のように注意されるのが
1 音程が非常に悪い
2 音が詰まっている
3 音が切れない

です。今対策として、個人基礎でロングトーン、リップスラー、音形練習(タンキング含む)をやっていますが、あまり効果は上がっていません。上の3つについて、練習方法などのアドバイスをお願いします。

また、私は金管部長で、人に教えることもあるのですが、楽器を吹いたことのない人に一番最初に何を教えるべきでしょうか?


A:常に目的、目標をもって練習すること

しっかり練習をされていると思います。
指揮者(指導者)はその奏者や楽団のレベルに合った要求をしたくなるものです。
そして理想に向けて要求が厳しくなっていく(ご理解くださいね)

音の「イメージ」をもって、その楽曲のその部分に自分が一番ふさわしい音を演奏できるように、また指揮者の要求に応えられるように基礎的な練習を繰り返し行なうことです。常に目的、目標をもって練習してください。

1「音程が非常に悪い」を直す

・基準の音からの音程感を認識して音を出す。
・C管特有の音程感(Bb管との倍音構造の違い)の把握して音を出す。

2「音が詰まっている」を直す

・息のコントロール(スピード、支え、吹き込む角度、距離感、量、楽器を息が進行する時の広がり感など)を考えて吹奏する。

3「音が切れない」を直す

・シラブル(発音)とタンギングとの関係を明確にする。
・母音の使い方(舌の位置と口の中の容積との関係)を変えてみる。
・余韻を自分自身で意図的にしっかりつける。

ことに注意してみてください。

楽器を吹いたことのない人に一番最初に教えることは

・音楽の楽しさ、楽器の楽しさ、
アンサンブル(合奏)の楽しさを、自分の経験や体験から話してあげる。

・奏者(体)と楽器が一体感があるように、
「息の通り道を確保できる<姿勢>」
「息の支え、コントロールができる<呼吸>」
「正しい楽器の構えやアンブシュア」

以上 をきちんと教えてあげてください。

回答:五十嵐 清