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■CD「タッド・ウィンド・コンサート(31)セント・アンソニー・ヴァリエーション」が発売

《タッド・ウィンド・コンサート》は、アメリカのプロたちも絶えずその動向に注目する“タッド・ウインドシンフォニー”のパフォーマンスをアーカイヴするシリーズCDです。

ライヴながらも、権威あるA.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)のリクエストで、すべてのCDがアーカイヴ・コレクションに選定され、メリーランド州のA.B.A.リサーチ・センターで広く一般に公開されています。

シリーズ“第31作”のこのディスクは、2016年1月23日(土)、ティアラこうとう大ホール(東京)で開催された《TAD Wind Symphony ニュー・イヤー・コンサート2016》の第1部を、当日の流れどおりに完全収録したアルバムです!

収録されているレパートリーは、エリック・オスターリング、ジョン・ウィリアムズ、マーク・キャンプハウス、ウィリアム・H・ヒルと、そのすべてが音楽監督タッド氏の“第2の故郷”ともいうべきアメリカの作曲家の作品でしめられ、熱烈なタッド・ファンには応えられない内容のアルバムとなっています!

さて、TADWSのニューイヤーでは、「新年早々、コンサートにお見えになったお客様に“お年玉”として特別な何かを演奏したい」というタッド氏ならではの想いから、チラシやプログラムには載せていない当日発表の“マル秘”の1曲が、本プロの前に“プログラム・ゼロ”としてまず演奏されます。

2016年のそれは、エリック・オスターリング(1926~2005)が1963年に発表したコンサート・マーチ『バンドロジー』でした。

作曲者のオスターリングは、600曲以上の出版曲があるアメリカ・バンド界のヒット・メーカーで、この曲も、幕開けにふさわしい高揚感とポップなセンスが味わえるお洒落なマーチとなっています。発表から30年以上たった1995年には難易度を下げたヤング・エディションまで出版されましたが、この日TADWSが演奏したのは、もちろん1963年発表当時のオリジナルです!!

コンサートの本プロは、ジョン・ウィリアムズ(1932~)の『カウボーイ』でスタートしました!

西部劇といえばこの人! 有名なジョン・ウェインが主演した映画「11人のカウボーイ(日本封切時の邦題)」(1972)のサウンド・トラック用に書かれた“序曲”がオリジナルで、日本では、かつてタッド氏が友人のジェームズ・カーナウに吹奏楽編曲を委嘱し、その後出版となったカーナウの編曲が頻繁に演奏されています。しかし、この二ューイヤーでTADWSがとりあげたのは、それとは違い、2003年の“アメリカ海兵隊バンド205周年記念コンサート”でジョン・ウィリアムズがこの曲を客演指揮する際、ジェイ・ボコックによってオリジナルのオーケストラ・スコアから新たにトランスクライブされた作曲者公認のプロフェッショナル・バージョンでした!!

若き日のウィリアムズが、大西部をイメージして書いたスペクタキュラーな音楽で、躍動感のある主部のほか、ゆったりと演奏される雄大な中間部の美しさは、まさしく絶品。今や映画を離れ、独立曲として取り上げられるほどの人気曲となっています!

ついで、これまたタッド氏の親友であるマーク・キャンプハウス(1954~)の『ヨセミテの秋』(2003)も、アメリカの大自然の壮大さと美しさを感じさせる逸品です。家族旅行で訪れたヨセミテ国立公園のすばらしい情景からインスピレーションを得た作品で、ホルンのソロを伴ってゆったりと始まり、躍動感のある中間部をへて、ゆったりとした美しいエンディングへ向かう構成で作られています。流れるようなメロディと深遠なハーモニーがとくに印象にのこる作品です。

この日、第1部のフィナーレを飾ったのは、ウィリアム・H・ヒル(1930~2000)の『セント・アンソニー・ヴァリエーション』でした。

この作品は、17世紀オーストリアで親しまれていた“セント・アンソニーのコラール”と呼ばれる有名な聖歌の旋律をもとに書かれた変奏曲ですが、さまざまな経緯により、1980年にアメリカで初演されたオリジナルより、日本で再構成されたショートカット版の方が有名になっています。

この日演奏されたのも、その日本でおなじみのバージョンですが、金管のブリリアントなファンファーレ、木管の美しいコラール、リズム・セクションのアクティブなプレイなど、作品の内面を際立たせるタッド氏の変幻自在のアプローチが光り、第1部をダイナミックにしめくくりました!!

シリーズ各CDは、作曲家の写真、作曲年、初演データ、出版社情報などを揃え、コンパクトながら資料としても充実!

聴けば聴くほどに味わいが出るウィンド・ミュージックの逸品たち!!

1曲1曲に情熱を注ぎ込む、プロたちの最高のパフォーマンスでお愉しみ下さい!

■タッド・ウィンド・コンサート(31) 
ウィリアム・H・ヒル/セント・アンソニー・ヴァリエーショ

【収録曲】

  1. バンドロジー/エリック・オスターリング 【3:26】
    Bandology – Concert March/Eric Osterling

  2. カウボーイ/ジョン・ウィリアムズ (trans. ジェイ・ボコック) 【10:41】
    The Cowboys – Overture/John Williams (trans. Jay Bocook)

  3. ヨセミテの秋/マーク・キャンプハウス【9:06】
    Yosemite Autumn/Mark Camphouse

  4. セント・アンソニー・ヴァリエーション/ウィリアム・H・ヒル 【8:04】
    St. Anthony Variations/William H. Hill

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4215/

■6月9日(金)に行われるTADウインドシンフォニー第24回定期演奏会の超注目曲は、ピーター・グレイアム「メトロポリス 1927」に、保科 洋「交響曲第2番」だ!!

 世界に通じるプレゼンスとアグレッシブなプログラミング、ついに31枚目を迎えたライヴCDアーカイヴと、ウィンド・ミュージックのファンを熱狂させる“タッド・ウインドシンフォ二ー”の第24回定期演奏会が、2017年6月9日(金)、東京・ティアラこうとう大ホールで開催される!

今回の超目玉は、間違いなく、第1部のトリをとるピーター・グレイアムの『メトロポリス 1927』と日本吹奏楽界の重鎮、保科 洋の『交響曲第2番』の2曲!!

この内、『メトロポリス 1927』は、1927年公開のフリッツ・ラング監督の有名なSF映画「メトロポリス」からインスパイアーされ、オリジナルはブラック・ダイク・バンドの委嘱で書かれたブラスバンド曲だった。

TADが演奏するのは、もちろん、アメリカ海兵隊バンドの委嘱でウィンドオーケストラ用に書き直された新バージョン。同じ作曲家の「ハリスンの夢」「地底旅行」「巨人の肩にのって」に通じる超ウルトラ難易度作品が、この日前半のハイライトとなる!

第2部を彩る保科 洋の『交響曲第2番』は、広島ウインドオーケストラの委嘱により、2015~2016年におよそ9ヵ月をかけて作曲された急-緩-急の3楽章構成のシンフォニーだ!

聴くものすべてが惹きつけられる第1楽章冒頭のホルン・セクションのファンファーレ。第2楽章のイングリッシュホルンやオーボエ、フルート、クラリネットのソロワーク。力感にあふれ、怒涛のエンディングへとなだれ込んでいく第3楽章など、聴きかせどころも満載!

“シンフォニーとは作曲家にとって憧れの名峰である”とする作曲者の渾身の作品だ!

それが、広島での初演、浜松での再演を経て、ついに東京のステージへ!

2016年には、フィリップ・スパークの交響曲第3番“カラー・シンフォニー”、フランコ・チェザリーニの交響曲第1番“アークエンジェルズ”という2大シンフォニーの日本初演に取り組んだ音楽監督タッド氏(鈴木孝佳)の“次は、ぜひともこのシンフォニーを”とのアツい想いを込めた選曲だった!

加えてヨーロッパから持ち込まれたトーマス・ドスの新曲『フェスティヴァル・ベルズ』やフィリップ・スパークの初期の名曲『山の歌』も盛り込んだプログラムは、変幻自在でファンを魅了すること間違いなし!!

この超エキサイティングなコンサートのチケットは、間もなく発売予定だ!

■タッド・ウインドシンフォニー第24回定期演奏会

【日時】2017年6月9日(金) 18:30開場/19:00開演
【会場】ティアラこうとう大ホール(東京)
【指揮】鈴木孝佳(タッド鈴木)
【料金】一般 3,000円 / 高校生以下 2,000円

【曲目】
フェスティヴァル・ベルズ(トーマス・ドス)
山の歌(フィリップ・スパーク)
メトロポリス 1927(ピーター・グレイアム)
交響曲第2番(保科 洋)

【問い合わせ】090-4061-0134(田島) tadsax@sepia.ocn.ne.jp

■TAD Wind Symphony の公式ホームページ
http://www3.ocn.ne.jp/~tad.wind/


◎タッド・ウインドシンフォニーの近作CDをチェックする

■タッド・ウィンド・コンサート(31)
ウィリアム・H・ヒル/セント・アンソニー・ヴァリエーション
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4215/

■タッド・ウィンド・コンサート(30)
フランコ・チェザリーニ/交響曲第1番「アークエンジェルズ」
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4160/

■タッド・ウィンド・コンサート(29)
フィリップ・スパーク/風のスケッチ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4126/

■タッド・ウィンド・コンサート(28)
アルフレッド・リード/交響曲第4番
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4112/

【タッド・ウィンド・コンサートのCDをチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4215/

本邦初演、スパークの交響曲第3番『カラー・シンフォニー』に大反響!日本中から聴衆が押しかけた“タッドWS・ニュー・イヤー・コンサート2016”

世界をリードするプログラミングとモチベーションの高いパフォーマンスでファンを沸かせるタッド・ウインドシンフォニー。

その“ニュー・イヤー・コンサート2016”が、1月23日(土)、東京・江東区の《ティアラこうとう》大ホールで開催された!

この日も、北は北海道から、南は鹿児島まで、全国各地から熱心なファンがつめかけ、会場は開演前から熱気ムンムン。聞けば、近年最高の入りで、最前列かぶりつきのお客さんまでいる!

コンサートは、本プロの前に、音楽監督タッド鈴木(鈴木孝佳)氏のおしゃべりとともに“お年玉”として当日発表の1曲を演奏する、ニュー・イヤー恒例の《プログラム・ゼロ》からスタート!!

これはファンの密かなお愉しみとなっているが、今回タッド氏がここへ持ってきたのは、1963年発表のエリック・オスターリングの『バンドロジー』。50年以上も前の作品だが、ショーの幕開けにふさわしい高揚感のあるすばらしいコンサート・マーチで、ホールは一気に華やいだムードに包まれる!!

客席では、こんな素敵な曲をどこから見つけてくるんだ、との声も!

「1曲もうけ!」という、そんなムードの中、ジョン・ウィリアムズの『カウボーイ』、マーク・キャンプハウスの『ヨセミテの秋』、ウィリアム・H・ヒルの『セント・アンソニー・ヴァリエ―ション』という、アメリカ色満開の第1部に突入する!

この内、『カウボーイ』は、作曲者のジョン・ウィリアムズ本人がアメリカ海兵隊バンドをコンサートで指揮するために、ジェイ・ボコックがトランスした新しい楽譜での演奏だ!

ボストン・ポップスのようなオケっぽいサウンドがとにかくカッコいい!

有名な国立公園の秋を表した情感あふれる『ヨセミテの秋』もいい曲だ!

第2部は、ホールに響き渡る岡本 謙の美しいフルート・ソロが聴衆を魅了したナイジェル・ヘスの『ラヴェンダーの咲く庭で』でスタート!

その美しい余韻の中、この日の超目玉である話題作、フィリップ・スパークの交響曲第3番『カラー・シンフォニー』日本初演へとステージは進む!

2014年11月、ドイツのプレーマーハーフェンでの世界初演後、タッド氏が作曲者からスコアを贈られ、演奏を託されたスパークの最新シンフォニーで、楽譜はもちろん未出版。初演後ドイツで1回再演されただけで、この日の日本初演を入れても地球上でまだ3回しか演奏されていない、ステージ上も含めて、ホール内のすべての人が耳にしたことのない作品だ。当然ながら、CDもない。

ハープ、ピアノ、チェロも含め、およそウィンドオーケストラに使われるすべての楽器の可能性を追い求めた作品で、医学的に“色聴”とよばれる音楽から色を感じる感覚からイメージを脹らませた色彩をテーマとするシンフォニーで、5つの楽章には“ホワイト”“イエロー”“ブルー”“レッド”“グリーン”と小題がつく。

それにしても、タッドWSのシンフォニー演奏は説得力がある!!

演奏が始まると、ステージ上のモチベーションに共鳴するように、客席も日本初演の瞬間瞬間に訪れる色合いの変化や音楽のうねりを聴きもらすまいと、身じろぎもせず、聴き入っている。

エンディングにつづくブラボーの叫び!この日最高のパフォーマンスがここで飛び出した!!

スパークは、やっぱりすごい!

カーテンコールにつづき、アンコールとして、オリジナルにはないチェロまで加えた矢部政男『ドルフィン・イン・ザ・スカイ』ほかを演奏して、コンサートは、大団円!

すばらしい作品に加え、アツい演奏!

これぞ、ライヴの醍醐味だ!

次なるタッドのステージは、2016年6月10日(金)、同じ会場で開かれる第23回定期演奏会。聞けば、ここでも、大いなる未知との遭遇があるらしい。

ウィンドのウェーブにのって驀進するタッドWS!!

その2016年シーズンは、すばらしいスタートを切った!
■タッド・ウインドシンフォニー「ニュー・イヤー・コンサート2016」

《プログラム・ゼロ》
○バンドロジー (エリック・オスターリング)

《第1部》
○カウボーイ (ジョン・ウィリアムズ / ジェイ・ボコック編)
○ヨセミテの秋 (マーク・キャンプハウス)
○セント・アンソニー・ヴァリエ―ション (ウィリアム・H・ヒル)

《第2部》
○ラヴェンダーの咲く庭で (ナイジェル・ヘス)
○交響曲第3番「カラー・シンフォニー」(フィリップ・スパーク) <本邦初演>
第1楽章:ホワイト
第2楽章:イエロー
第3楽章:ブルー
第4楽章:レッド
第5楽章:グリーン

~ アンコール ~
○ドルフィン・イン・ザ・スカイ (矢部政男)
○ツール・ド・フォース(ロバート・E・ジェイガー)


 

◎タッド・ウインドシンフォニーの近作CDをチェックする

■タッド・ウィンド・コンサート(26)
H・オーウェン・リード/メキシコの祭り
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3947/

■タッド・ウィンド・コンサート(25)
フィリップ・スパーク/神話とモンスター
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3673/

■タッド・ウィンド・コンサート(24)
ピーター・グレイアム/巨人の肩にのって
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3362/

■タッド・ウィンド・コンサート(23)
ヨハン・デメイ/交響曲第1番「指輪物語」
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3338/

■タッド・ウィンド・コンサート(22)
フィリップ・スパーク/ダンス・ムーブメント
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3191/

 

【“タッド・ウィンド・コンサート”シリーズのCDをチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000823/

タッド・ウィンド・コンサート(25)が発売。…スパークから日本初演を託された『神話とモンスター』ほか、タッドWSならではの魅惑のパフォーマンスが炸裂!

《タッド・ウィンド・コンサート》は、アメリカのプロたちも絶えずその動向に注目する“タッド・ウインドシンフォニー”のパフォーマンスをアーカイヴするシリーズCDです。

 ライヴながらも、権威あるA.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)のリクエストで、すべてのCDがアーカイヴ・コレクションに選定され、メリーランド州のA.B.A.リサーチ・センターで一般に広く公開されています。

 シリーズ第25作のこのCDは、2014年1月10日(金)、東京・杉並公会堂大ホールで行なわれた《タッド・ウインドシンフォニー、ニューイヤー・コンサート2014》第2部のステージとアンコールを曲順どおりに収録したアルバムです。

 アルバムは、コンサート第2部冒頭を飾ったアルフレッド・リードの『エル・カミーノ・レアル』で幕開けます!

 “ラテン・ファンタジー”というサブタイトルがあり、カスタネットなど、リズム・セクションが繰り出すビートにのった演奏は、爽快そのもの!“これぞ吹奏楽だ!”といわせる心地よい興奮が聴くもののハートを直撃します。

 自宅の書斎にタッド氏が演奏した録音ばかり集めた“タッド・コーナー”を持ち、氏に“もっと私の曲をとり上げてほしい”と常々語っていた故リード博士へのトリビュートの1曲となりました!

 2曲目は、ヤン・ヴァンデルローストの『カンタベリー・コラール』です。

 この作品をタッドWSが演奏するのは、2008年6月の第15回定期演奏会以来です。大聖堂の鐘を模したチャイムを加えたそのときの演奏(タッド・ウィンド・コンサートVol.5に収録 / CD-1769)は、作曲者を感動させ、その後、「いにしえの時から」(同Vol.12に収録 / CD-2222)や「オスティナーティ」(同Vol.19に収録 / CD-2859)のウィンドオーケストラ版世界初演をタッドWSが担うきっかけになったことは、広く知られるところです。

 そして、アツいアンコール演奏の声に応え6年ぶりに演奏されたこの日の演奏では、さらにバージョン・アップ!

 ステージや2階席に配置された3台のチャイムが、まるでホンモノの大聖堂の鐘がその場でナマで鳴っているかのような荘厳な効果をあげ、場内にすばらしい感動が広がりました! チャイム隊に大ブラボー!!

 タッド・ファンならずとも、ぜひにも聴いていただきたいパフォーマンスです!

 コンサートのクライマックスを飾ったのは、フィリップ・スパークの『神話とモンスター』(日本初演)です。

 2011年6月の第18回定期演奏会で日本初演が行われた「交響曲第2番 サヴァンナ・シンフォニー」の説得力のあるパフォーマンス(同Vol.16に収録 / CD-2531)に感激した作曲者から“ぜひタッドで演奏して欲しい”と出版前にスコアが届けられ、スコアを見た音楽監督のタッド氏も“ぜひとも取り上げたい”と意見が一致!この日の演奏となりました。

 グレード6。“コンサート・バンドのためのアウトレージ(残虐な行為、暴行、激怒)”という、およそ音楽の曲名として似つかわしくない副題をもち、全篇を通しピアノに非常に重要な役割が与えられているなど、これまでのスパーク作品の殻を打ち破る作品です。

 曲は、ギリシャ神話のストーリーとモンスターたちをモチーフとし、独立した3楽章で構成されています。

 ヘラクレスに倒された9つの頭を持つ怪物ヒュドラを表した第1楽章「レルネーのヒュドラの死」の印象がとくに強烈。従来のスパーク作品にないおどろおどろしいタッチの凄みのある楽章です。

 第2楽章「カシオペアの自慢」は、娘アンドロメダの美しさへの自慢が仇となって海神ポセイドンの怒りを買い、娘を生贄に捧げねばならなかったエチオピア王妃カシオペアのストーリーを描いた変化にとんだ楽章です。ジャズの香り漂うアルト・サックスのソロとマーラー・タッチのモチーフがとくに印象的です。

 終楽章「オリオンとペガサスの飛翔」は、海神ポセイドンの子で力自慢の狩人“オリオン”の興奮を呼ぶストーリーと、鳥の翼をもつ天馬“ペガサス”が大空を翔る姿という、神話ではまったく無関係の2つのファクターを組み合わせたコントラストのある楽章です。大空をいくペガサスのシーンの爽快さなど、スパーク・ファンのハートをわしづかみにする変化に富んだ楽章です。

 全体で22分超えの力作!場内から“ブラボー”が飛ぶ、聴く者のハートを高ぶらせるダイナミックさと繊細さを兼ね備えたすばらしいパフォーマンスとなりました!

 1曲1曲に情熱を注ぎ込む、プロたちの最高のパフォーマンスでお愉しみ下さい!

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3673/

【収録曲】
1. エル・カミーノ・レアル/アルフレッド・リード 【10:10】
2. カンタベリー・コラール/ヤン・ヴァンデルロースト 【7:12】
3. 神話とモンスター/フィリップ・スパーク ~日本初演~ 【22:33】
4. 花は咲く/菅野よう子 (arr. 郷間幹男) ~アンコール~ 【5:56】

【タッド・ウィンド・コンサート」シリーズをチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000823/

6/12(金)、タッド・ウインドシンフォニー「第22回定期演奏会」メイン・プロは、没後10周年を迎えたアルフレッド・リードの傑作シンフォニー“交響曲第4番”だ

 アメリカで活躍がつづく音楽監督、鈴木孝佳(タッド鈴木)のリーダーシップのもと、ウィンド・ミュージックの世界にワールド・ワイドなウェーブを巻き起こしているプロ軍団、タッド・ウインドシンフォニー! その第22回定期演奏会が、2015年6月12日(金)、東京・大田区民ホール アプリコ大ホールで開催される!

 今回のメイン・プロは、没後10周年のアメリカの作曲家アルフレッド・リード(1921~2005)の『交響曲第4番』。3楽章構成。自宅書斎にタッド氏が指揮した録音ばかりを集めた“タッド・コーナー”を持ち、氏に“もっと私の曲をとり上げてほしい”と常々語っていた故リード博士のメモリアル・イヤーにとり上げる作品として、5作ある交響曲から選ばれた傑作シンフォニーだ。

 第1部で、氏が大学の大先輩としてリスペクトし、今年、生誕80周年を迎えた兼田 敏(1935~2002)の『シンフォニックバンドのための序曲』がとりあげられるのも見逃せない。アメリカで出版された日本のオリジナルとして、忘れてはならない名曲の1つだ!

 すっかり“タッド名物”となった初演ものとしては、オランダのヨープ・ヴァンデイクが、ヨーロッパ随一のウィンドオーケストラと称えられるオランダ海軍バンドの委嘱で作曲した『エターナル』の日本初演が行われる。有名な賛美歌「Eternal Father, Strong to Save」のテーマが変奏され、高度な合奏力が求められる作品で、エンディングに向かってグングン盛り上がっていくスリリングな展開は、聴くものをゾクゾクさせる!

 コンサートには、これらの他、人生を鐘の音にたとえ、全篇でチャイムが大活躍するフィリップ・スパークの『鐘の歌~フリードリヒ・シラーの詩にもとづく~』やクリフトン・ウィリアムズの『シンフォニック・ダンス第3番“フィエスタ”』、ジェームズ・バーンズの『祈りとトッカータ』といった新旧オリジナルが散りばめられ、ウィンド・ミュージック・ファンには堪えられない構成となっている!

2007年に初リリースの絶好調アーカイブCD“タッド・ウィンド・コンサート”シリーズも、演奏会当日発売の「神話とモンスター」で、ついに25枚目のリリースとなる!

 ますますウェーブが拡がるタッド・ワールド!

 開演は、もう間もなくだ!!

■タッド・ウインドシンフォニー第22回定期演奏会

【日時】2015年6月12日(金) 【開場】18:30 / 【開演】19:00
【会場】大田区民ホール アプリコ(大ホール)(東京)
(JRJR京浜東北線「蒲田」駅/東急線「蒲田」駅東口より徒歩約3分)
【指揮】鈴木孝佳(タッド鈴木)
【演奏】タッド・ウインドシンフォニー
【料金】一般:3,000円 / 高校生以下:2,000円 (全席自由)

【曲目】

  • サウンド・ザ・ベルズ/ジョン・ウィリアムズ
  • シンフォニックバンドのための序曲/兼田 敏
  • 鐘の歌~フリードリヒ・シラーの詩にもとづく~/フィリップ・スパーク
  • エターナル/ヨープ・ヴァンデイク~日本初演~
  • シンフォニック・ダンス第3番「フィエスタ」/クリフトン・ウィリアムズ
  • 祈りとトッカータ/ジェームズ・バーンズ
  • 交響曲第4番/アルフレッド・リード

【問い合わせ】090-4061-0134(田島) tadsax@sepia.ocn.ne.jp
【公式ホームページ】http://tadwind.sakura.ne.jp/


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■タッド・ウィンド・コンサート(25)フィリップ・スパーク/神話とモンスター
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■タッド・ウィンド・コンサート(24)ピーター・グレイアム/巨人の肩にのって
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■タッド・ウィンド・コンサート(23)ヨハン・デメイ/交響曲第1番「指輪物語」
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3338/

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■タッド・ウィンド・コンサート(22)フィリップ・スパーク/ダンス・ムーブメント
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■タッド・ウィンド・コンサート(21)デーヴィッド・R・ギリングハム/ウィズ・ハート・アンド・ヴォイス
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