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「ノストラダムス」のセンセーショナルな登場につづき、「ドラゴン・ファイト」が大ブレーク!その後も「モンブラン」、「モンテ・クリフト伯」、「ホワイト・タワー」など、ヒット作を連発し、「アンネの日記」で新境地を開いたオーストリアの作曲家オットー・M・シュヴァルツの作品集!
内容充実!シュヴァルツ・ファンには何とも堪えられないアルバムとなっているが、中でも注目したいのは、1曲目収録の『ヨハネス・グーテンベルク』だ!
火薬や羅針盤と並んで“ルネサンス3大発明”とされる“活版印刷技術”をシステムとして完成させ、“セカンド・ミレニウム(第2千年紀)の人”の1人に数えられるドイツ人ヨハネス・グーテンベルク(1398~1468)をテーマに書かれた活力ある作品で、2013年に創立60周年を迎えた同じくドイツのラインラント・プファルツ州警察吹奏楽団の記念作として作曲された。
この偉人を称えるようにキラキラと輝くイントロのあと、音楽は歴史の歯車を逆転させ、15世紀ドイツのマインツに立ったヨハネス・グーテンベルクがさまざまなアイディアをめぐらせ、発展させていく姿を描いていく。その後、時が静かに流れるようなゆったりとした中間部が歌われながら音楽は現代に近づき、世の中を変えてしまったグーテンベルクの印刷技術がさらに発展する様を描くように音楽はスピード感豊かに展開していく。
作品は、この偉人に対するオマージュであり、このCDでは、作品を委嘱し、初演したラインラント・プファルツ州警察吹奏楽団のすばらしい演奏で愉しめる!
4曲目に収録されている『ファンファーレ・フォー・ザ・チャンピオンズ』は、シュヴァルツがウィンド・ミュージックの世界で活躍するきっかけとなった「ノストラダムス」を初演したオーストリアのランデック市吹奏楽団(Stadtkapelle Landeck)の375周年記念作として作曲されたウィンド・オーケストラのためファンファーレだ。
2分強の作品ながら、ウィンド・オーケストラ全体が躍動し、とてもインパクトがある。演奏者も聴衆もその世界に一気に引き込まれる要注目の作品だ!
とにかく、カッコいいのがいい!!
作品集CDだけに、タイトル曲の『ムンドゥス・ノーヴス~新世界の発見』のほか、大ヒットとなった『アンネの日記』、『 ホームランド~アルプスのリフレクション』など、シュヴァルツのエッセンスがギッシリ!
ヨーロッパで大人気!!
オットー・M・シュヴァルツの世界に浸りたいファンには、見逃せないアルバムだ!
■このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3175/
■オットー・M・シュヴァルツ作品集
~ムンドゥス・ノーヴス(新世界の発見)
・演奏団体:オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー”他
・発売元:ミトローパ(Mitropa)
・発売年:2014年
【収録曲】
作曲:オットー・M・シュヴァルツ(Otto M. Schwarz)【全曲】
1. ヨハネス・グーテンベルク 【8:19】
2. アンネの日記 【13:15】
3. ムンドゥス・ノーヴス~新世界の発見 【14:00】
4. ファンファーレ・フォー・ザ・チャンピオンズ 【2:05】
5. ホームランド~アルプスのリフレクション 【13:25】
6. ニュークリア―・パワー~差し迫る危険 【8:54】
7. ブラッスリー(ブラス・クインテットとコンサート・バンドのための) 【9:45
8. グルーヴ・マシン 【4:09】
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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3175/
■オットー・M・シュヴァルツの楽譜、作品集CD
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000526/