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■ディヴェルティメント(作曲:オリヴァー・ヴェ―スピ)

『ディヴェルティメント』は、『アウディヴィ・メディア・ノクテ(我は聴きぬ、真夜中に)』などの成功で一躍脚光を浴びたオリヴァー・ヴェ―スピの2011年の作品。

スイスのザンクト・カレンで2011年6月に開催された“ザンクト・ガレン連邦音楽祭2011”のコンテストのテストピース(課題)として、スイス・ウィンド・バンド連盟の委嘱で作曲された。

ジャズのセンスも取り込んだひじょうにインパクトのあるこの作品は、4つの対照的な楽章で構成される。

第1楽章「プレリュード」は、序曲の形をとる。幕開けとともに作品の始まりを強く印象づける輝かしいイントロのモチーフは鮮烈、華麗で、より静かで抒情的な中間部とコントラストをなす。その後、勝利を確認するようにふたたび導入部の音楽が戻ってくる。

第2楽章「メディテーション」は、文字通りの“瞑想”であり、ウィンドオーケストラの伴奏にのせて、オーボエ、フルート、フレンチ・ホルン、サクソフォンの各ソロがフィーチャーされる。

第3楽章「プロセッション」は、作曲者いわく“かつてのリムスキー=コルサコフのように”輝かしい行列を表現する。だが、それは、貴族の行列ではなく、まるで真逆の、アメリカのニューオーリンズの行列に似たスタイルとなっている。ニューオーリンズでは、歩調をとって行進するのではなく、アップビートのリズムにのり、誰もが街で踊るように、より自由に体現される。

第4楽章「ホーダウン」には、アメリカの伝統的なフォークダンスの要素がとり入れられている。活気と芸術性の両方の側面を合わせ持つ音楽で、エンディングに向かってグイグイ盛り上がっていく。可能な限り速いテンポで演奏されることでより効果が上がる音楽だ。

4つの楽章の意図を明快に表しながら、熱狂的に演奏することが重要なポイントとなる。

【オリヴァー・ヴェ―スピ】
1971年11月5日、スイスのチューリッヒに生まれる。チューリッヒ音楽院に作曲と指揮法を学び、その後、ロンドンの王立音楽アカデミーにも学ぶ。ルツェルン音楽院においても、1995年にクラウス・フーバー、1996年にアルフレッド・リードから作曲を学ぶ。作品は、管弦楽、室内楽、声楽、ウィンドオーケストラ、ブラスバンド、ギターなど、多岐にわたる。1999年、イタリアのコルチャーノ国際作曲コンクール、 2003年、ルーマニアのジョルジェ・エネスク作曲コンクールなど、受賞作も多い。

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■ディヴェルティメント
作曲:オリヴァー・ヴェ―スピ

Divertimento
Oliver Waespi

・出版社グレード:6
・作曲:オリヴァー・ヴェ―スピ (Oliver Waespi)
・TIME:16分25秒(CD-2385参照)
・出版:ベリアート(Beriato)
・分類:販売譜(フルスコア&パート譜セット)

【楽器編成】

Piccolo(doubl. Flute III)
Flute (I、II)
Oboe(I、II)
English Horn (opt.)
Bassoon(I、II)
Contra Bassoon(opt.)
Eb Clarinet
Bb Clarinet (I<div.>、II<div.>、III<div.>)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Contrabass Clarinet (opt.)
Alto Saxophone(I、II)
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

Trumpet(I、II、III、IV)
Horn(I、II、III、IV)
Trombone(I、II、III)
Euphonium(I、II)
Tuba(I、II)
Violoncello(opt.<div.>)
String Bass
Harp

Timpani

Mallet Percussion
(Glockenspiel、Xylophone、Vibraphone、Tubular Bells)

Percussion
(Snare Drum、Bass Drum、Drumset、Toms、Hi-hat Cymbals、Crash Cymbals、Suspeded Cymbals、Bongos、Cajon、Tam-tam、Triangle、Shaker、Cabasa、Cowbell)

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■アウディヴィ・メディア・ノクテ(作曲:オリヴァー・ヴェースピ)

2011年4月29日、スイス、モントルー市のコンサート・ホール、オーディトリウム・ストラヴィンスキーで行われた“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2011”選手権部門指定課題として作曲された。16世紀イングランドの作曲家トーマス・タリスのコーラル・モテットにインスパイアーされ、オリジナルはもちろんブラスバンドのための作品だ。

2011年優勝のノルウェーのマンゲル・ムシックラーグ、2012年の同選手権で自由選択課題として演奏し、100点満点中99ポイントという信じがたい得点をゲットしたオランダのブラス・バンド・スホーンホーヴェンなど、ブラスバンドのフィールドではアッと驚く超絶演奏がCDやDVDで愉しめてしまうほど、大ヒット曲となった。

これまでも、多くの音楽がブラスバンドからウィンド・オーケストラへトランスクライブされているが、この作品は正しくその成功例の1つ!めまぐるしい動きが支配する前後半部の活力は全く失われず、コラール風の中間部では、木管楽器がオリジナルとは違ったテイストの実にいい味を出している!

ヴェ―スピの渾身作『アウディヴィ・メディア・ノクテ』。

この作品は、ウィンド・オーケストラの世界でも要注目曲となるだろう!

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■アウディヴィ・メディア・ノクテ
(我は聴きぬ、真夜中に)

Audivi Media Nocte
作曲:オリヴァー・ヴェースピ

・グレード:6
・作曲:オリヴァー・ヴェースピ(Oliver Waespi)
・TIME:19分55秒
・出版:ベリアート (Beriato)

【楽器編成】

Piccolo
Flutes(I、II)
Oboes(I、II)
English Horn
Bassoon(I、II)
Double Basson
E♭ Clarinet
B♭ Clarinets (I、II、III)
E♭ Alto Clarinet
B♭ Bass Clarinet
B♭ Contrabass Clarinet
E♭ Alto Saxophone(I、II)
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet (I、II、III、IV)
F Horn (I、II、III、IV)
Trombones(I、II、III)
Euphonium/Baritone(I、II)
Tuba(I、II)
Violoncelli
String Bass
Timpani
Percussion
Mallet Percussion(I、II、III)

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/set-0183/