シンフォニエッタ第1番(作曲:ヨハン・デメイ)

吹奏楽マガジン バンドパワー

 デメイ初のシンフォニエッタ(小交響曲)で、オリジナルは、オランダ・ブラスバンド選手権2011のために書かれ、スイス・ブラスバンド選手権2011のテストピース(課題)としても使われた。ウインドオーケストラ版は、その後、2012年に完成。

 特定のテーマからではなく、純粋な器楽曲として作曲され、速い~ゆっくり~速いの3楽章構成。最初の楽章でメインとなる各主題を提示。中間楽章では、チェロ、イングリッシュホルン、バス―ンの各ソロがフィーチャーされ、最終楽章ではエルガーのようなマーチが現われる。

 同じ作曲者の規模の大きな交響曲よりもシンプルで、より親しみやすい作品と言えるだろう。

■Sinfonietta No. 1

・グレード:4
・作曲:ヨハン・デメイ(Johan de Meij)
・TIME:15分28秒
・出版:アムステル・ミュージック(Amstel Music)
・BP品番:SET-0175

【この曲の詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-0175/

■ヨハン・デメイ~エクストリーム・ベートーヴェン/UFOコンチェルト
ラリン吹奏楽団/デヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)ド

吹奏楽マガジン バンドパワー
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2815/

「九州管楽合奏団」の首席客演指揮者にヨハン・デメイが就任!!

▲ヨハン・デメイ(Johan de Meij)

 2014年で創立10周年を迎えた「九州管楽合奏団」の首席客演指揮者にオランダの作曲家、ヨハン・デメイが就任した。

 今後の予定として、2015年、2016年のシーズンはヨハン・デメイ指揮の演奏会をメインに開催し、世界的なソリストとの共演を企画するなど、演奏会の質の向上を目指す。

■九州管楽合奏団HP
http://www.kyushu-wo.com/

ダッチ・マスターズ組曲(作曲:ヨハン・デメイ)…オランダが誇る3枚の名画を題材としたクラシック・タッチの格調高いオリジナル作品

吹奏楽マガジン バンドパワー

 ヨハン・デメイの人気曲「ダッチ・マスターズ組曲」のスタディスコア(フルスコアをB5程度に小さくしたもの。曲の勉強に使ったり、CDを聴きながら楽しんだり、使用法は人それぞれ。フルスコアに比べて価格が安いのもうれしい)が発売された。

この作品は、オランダが誇る3枚の名画

・レンブラント(Rembrandt van Rijn)の「夜警」
・フェルメール(Johannes Vermeer)の「恋文」
・ステーン(Jan Steen)の「オレンジ公の日」

からインスピレーションを得て書かれたもので、絵のタイトルはそのまま各楽章の小題にも使われている。

 曲は、これら3枚の絵が描かれた時代にさかのぼるかのように、クラシック・タッチの格調高い作品に仕上がっていいる。

【スタディスコアをBPショップで購入する】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/msc-6040/

【その他のスタディスコア】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000001744/

ヨハン・デメイ:交響曲第4番「シンフォニー・デア・リーダー(歌のシンフォニー)」…マーラーへのオマージュとして書かれたクラシック・テイストのシンフォニー! ナチュラルな空気感が伝わってくる録音も特筆もの。

 交響曲第1番「指輪物語」や「エクストリーム・メイク=オーヴァー」の大成功で知られるオランダの作曲家ヨハン・デメイの第4作目のシンフォニーをメインに据えたクラシック・テイストのすばらしいアルバム!

 指揮は、すべて作曲者自身が行っている!

 交響曲第4番『シンフォニー・デア・リーダー(歌のシンフォニー)』は、イタリア北部の村トブラッハ(ドッビアーコ)で毎年開催されている“グスタフ・マーラー・フェスティバル”で演奏するためのレパートリーとして、ズートティロラー(南チロル)・ユーゲント・ブラスオルケスタの委嘱で書かれたシンフォニーだ。

 マーラーへのオマージュとして書かれ、“歌のシンフォニー”というだけあって、メゾ・ソプラノ歌手と児童合唱団が全篇で中心的役割を果たし、歌詞はすべて18~20世紀のドイツとオーストリアの詩人の作から選ばれている。

 作品は、合計6つの楽章で構成されている。

 前半の3つの楽章には、マーラーも「亡き子をしのぶ歌」の素材として使っているフリードリヒ・リュッケルト(1788~1866)の詩集(全425篇)から、新たに3篇が歌詞として使われている。この詩集は、リュッケルトの2人の子がわずか16日の間につぎつぎ亡くなるという悲しい出来事の後に書かれ、背景には絶えず死がつきまとう。

 4つ目の楽章には、かつてシューマンも題材に選んだハインリヒ・ハイネ(1797~1856)の“敵対し合う兄弟”が歌詞として使われているが、これも死をテーマとする。

、5つ目と6つ目の楽章には、フーゴ・フォン・ホーフマンスタール(1874~1929)の“早春”と“ハルレキンの歌 ”が歌詞として使われている。曲は、ここへきて、ようやく死の縛りから抜け出し、再生や希望を描きながら、明るくハッピーな大団円を迎える。

 作曲者を客席に迎えたオフィシャルな初演は、2013年7月24日、フェスティバルの会場となったトブラッハのグランド・ホテルにおけるコンサートで行われ、指揮はペーター・フィルノイゼル。

 南チロルは、イタリアながら日常的にドイツ語が話されているエリアで、初演プログラムの曲名も、Sinfonie Nr.4 – Sinfonie der Lieder“ fur Mezzosopran, Kinderchor und Blasorchester とドイツ語表記されていた。

 CDに収録されているのは、2013年11月3日、オランダ、エインドフォーフェンのムジークヘボウ・フリットス・フィリップスで行われたオランダ初演のライヴ演奏で、演奏者は、オランダが誇る家電音響メーカー“フィリップス”のバンドだ。

演奏を聴くと、独唱と児童合唱によるドイツ語の歌詞とリズムが作品に活力を与え、まるでオペラ場にいるかような臨場感が満喫できる!

 ひじょうにナチュラルな空気感が伝わってくる録音の仕上がりも特筆もの!

 ここまでくるともう完全にクラシック! すぐにでも管弦楽になりそうなシンフォニーだ!

 ドイツ語の歌唱が鍵を握るので、日本にいる我々は、そう簡単にナマ演奏を聴く機会がないかも知れないが、間違いなく作曲者の充実ぶりを物語る一ランク上をいく作品であり、何より聴き終えた後に残る余韻が心地いい!

 カップリングされているのは、上記と同じコンサートから序曲『春』(2009)と、2012年11月30日~12月1日、オーストリア、ランデックで行われたランデック市シンフォニック・ウィンド・オーケストラの演奏会から『ヴィア・クラウディア』(初演)の2曲。

 いずれもクラシック・テイストの作品で、アルバム全体の統一感も言うことなし!

【このCDをBPショップで購入する】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3176/

■ヨハン・デメイ:
交響曲第4番「シンフォニー・デア・リーダー(歌のシンフォニー)」

・演奏団体:フィリップス・ウィンド・オーケストラ、他
・指揮者:ヨハン・デメ
・発売元:アムステル・クラシクス (Amstel Classics)
・発売年:2014年

【収録曲】
○ヴィア・クラウディア~アルプスを越えるイマジナリー・ジャーニー 【15:02】
○春~ウィンドオーケストラのための序曲 【10:13】
○交響曲第4番「シンフォニー・デア・リーダー(歌のシンフォニー)」 【30:33】

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オランダの作曲家ヨハン・デメイがA.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)のメンバーに!

▲ヨハン・デメイ(Johan de Meij)

 2014年3月5~8日、米アラバマ州モントゴメリーで開催された第80回A.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)総会で、交響曲第1番「指輪物語」や「エクストリーム・メイク=オーヴァー」でおなじみのオランダの作曲家ヨハン・デメイ(1953~)が正メンバーとして承認された。

 A.B.A.は、1929年に創設されたアメリカで最も権威ある吹奏楽指導者のアソシエーションで、デメイは、その85年の歴史の中で、チェコ出身の作曲家カレル・フサ(名誉メンバー)、イギリスのロイヤル・マリーンズ・バンドの音楽総監督として活躍したサー・F・ヴィヴィアン・ダン(正メンバー)についで、ヨーロッパから3人目のメンバーとなった。オランダ人としては唯一のメンバーとなる。

 このメンバーシップは、事前にメンバーによる推挙がアナウンスされ、年次総会でのメンバーの投票をへて承認される。デメイを正メンバーに推したのは、元アメリカ海兵隊バンドの指揮者ジョン・R・ブルジョワだった。

 日本人では、名誉メンバーとして秋山紀夫氏、正メンバーとしてタッド・ウインドシンフォニー音楽監督鈴木孝佳(タッド鈴木)氏がメンバーシップ保持者だ。

◎ヨハン・デメイ作品集CDをチェックする

■ヨハン・デメイ~エクストリーム・ベートーヴェン/UFOコンチェルト
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2815/

■ヨハン・デメイ作品集~セヴィリア組曲/クラウド・ファクトリー
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2305/

■デメイ~プッチーニの遺産 (オペラ名曲選) 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2201/

■ダッチ・マスターズ~ヨハン・デメイ 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1795/

■カンティクルズ~ヨハン・デメイ 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1796/

■ヨハン・デメイ:交響曲第3番「プラネット・アース」(吹奏楽版) 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1149/

■ラタトゥーユ~ヨハン・デメイ作・編曲集 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0574/

■カサノヴァ~ヨハン・デメイ作品集
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0069/

■ヴェネチアン・コレクション~ヨハン・デメイ作品集
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0352/

■交響曲第1番「指輪物語」 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0015/

■Tボーン・コンチェルト、交響曲第1番「指輪物語」 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0095/

■ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版(日本初演)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0671/

■プラネット・アース<デメイ自作自演作品集>
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1348/

■指輪物語 
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2824/

近畿大学吹奏楽部「第53回定期演奏会」(12/2)…客演指揮にヨハン・デメイを招いて「エクストリーム・ベートーヴェン」他を演奏!

 近畿大学吹奏楽部が創部50周年を記念して、オランダの作曲家ヨハン・デメイをゲスト指揮者として招き、「エクストリーム・ベートーヴェン」「エクストリーム・メイク・オーバー」など、デメイの人気曲を披露する。また、当日は世界的ユーフォニアム奏者、外囿 祥一郎もゲスト出演、デメイの「UFOコンチェルト」を演奏する。

 こんな豪華な組み合わせが楽しめる機会はそう多くはないはず。関西方面の吹奏楽ファンは、聴き逃すなよ! 詳細などは以下の通り。

■近畿大学吹奏楽部「第53回定期演奏会」

【日時】2013年12月2日(月) 開場 17:30 、開演 18:30
【会場】フェスティバルホール
【交通】地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅下車4番出口直結

【客演指揮】Johan de Meij<ヨハン・デ・メイ>
【常任指揮】森下治郎(大阪芸術大学教授)
【独奏】外囿祥一郎(ユーフォニアム)

【料金】S席:2500円、A席:2000円、B席:1500円、C席 1000円

【チケット】チケットぴあ、他 http://pia.jp/t/kinsui/
電話予約>0570-02-9999(Pコード213-241)

【プログラム】
○”地球”美しき惑星(真島俊夫)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2436/

○輝かしい交響曲(I.Gotkovsky)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-9428/

○ヴァーディクト/The Verdict(評決)(O.M.Schwarz)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2664/

○エクストリーム・ベートーヴェン(J.de Meij)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-9588/

○UFOコンチェルト(J.de Meij)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/en-81117/

○エクストリーム・メイク・オーバー(J.de Meij)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-8446/

【問い合わせ】近畿大学吹奏楽部
http://www.d1.dion.ne.jp/~kinsui/index.html

デメイ、『交響曲第4番』を完成。7月24日、イタリアのマーラー・フェスティヴァルで初演!

 交響曲第1番「指輪物語」初演25周年アニヴァーサリー・イヤーや、新曲「エクストリーム・ベートーヴェン」で大きな話題を振りまいているオランダの作曲家ヨハン・デメイから、新しい交響曲完成の知らせが届いた。

 デメイ自身としては4作目となる交響曲第4番は、フリードリヒ・リュッケルト、ハインリヒ・ハイネ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールという、19世紀ドイツやオーストリアのいくつかの詩にインスパイアーされた全6楽章構成の作品で、「シンフォニー・デア・リーダー(歌の交響曲)」というドイツ語のタイトルがつけられている。

初演は、イタリア、ドッビアーコで開催されている恒例のマーラー・フェスティヴァルで、2013年7月24日に行われる。

 どんな作品に仕上がっているのか、注目したい!

◎ヨハン・デメイ:交響曲をチェックする

■【25周年記念 特別版】ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」
(BPコレクション:ウィンドオーケストラ・アイテム)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/bk-4169/

吹奏楽マガジン バンドパワー

■交響曲第1番「指輪物語」(吹奏楽-フルスコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/sc-5091/

■交響曲第1番「指輪物語」(スタディースコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/msc-6001/

■交響曲第1番「指輪物語」(吹奏楽楽譜セット-全楽章)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-8363/

■交響曲第2番「ビッグ・アップル」(吹奏楽-フルスコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/sc-5145/

■交響曲第2番「ビッグ・アップル」(スタディースコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/msc-6002/

■交響曲第3番「プラネット・アース」(吹奏楽-フルスコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/sc-5225/

■交響曲第3番「プラネット・アース」(スタディースコア)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/msc-6018/

■交響曲第3番「プラネット・アース」(吹奏楽楽譜セット-全楽章)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/toset-0148/

【ヨハン・デメイのCD、楽譜をチェックする】

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000438/

■エクストリーム・ベートーヴェン(作曲:ヨハン・デメイ)

 交響曲第1番「指輪物語」をはじめとする3つの交響曲や、「T-ボーン・コンチェルト」「UFOコンチェルト(ユーフォー・コンチェルト)」などの協奏曲で知られるオランダの作曲家ヨハン・デメイが、世界的大ヒットとなった前作「エクストリーム・メイクオーヴァー」と同じコンセプトで、クラシックに題材を求めた超話題作です。

 4年に1度、オランダのケルクラーデ市で開催される“世界音楽コンクール(WMC)”の2013年大会の“吹奏楽ファースト・ディヴィジョン”のテストピース(課題)として2012年に作曲されたこの作品では、「エクストリーム・メイクオーヴァー」がチャイコフスキーをテーマとしたのに対し、ベートーヴェンがテーマに選ばれています。

正しくベートーヴェンとデメイがコラボレーションしているイメージの作品で、“ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫”や9曲の“交響曲”、“エグモント序曲”、“月光ソナタ”、“エリーゼのために”、“トルコ行進曲”といった名曲の旋律が曲の中につぎつきと登場します。各テーマは、最初はっきりと元の形がわかる形で現れ、その後は、拡大されたり、縮められたり、最小限の繰り返しを行ったり、対位的に扱われたりといった具合に、微妙に、そして驚くべき変化を遂げていきます。

 編成面では、演奏人数の多いヨーロッパの多彩な編成に対応しています。クラリネットのdiv.が何声部にも分かれている箇所があったり、スペインの吹奏楽では普通に使われているチェロ(大部分がバス―ンやテナー・サクソフォン、バリトン・サクソフォーンなどと重複している)のパートが書き加えてあったり、曲の中間あたり、290小節~412小節の Tempo di marciaの部分(後半“トルコ行進曲”になる)にはバンダまで登場します。

 このバンダは、“バックステージ”もしくは“客席の最後部”から入場し、指揮台に向かう小編成の楽隊です。ピッコロ(2)、コルネット(2)、トロンボーン(2)、パーカッション(3)の編成からなり、フル・スコア上のそれぞれのパートには [Backstage] と表記されています。

 演奏に際しては、楽譜セットに含まれている“バンダ・パート”(楽器に取りつけることのできる“マーチ・カード”スタイルのパート)を使用することになりますが、パートには別に“バンダ・スコア(バンダ専用のスコア)”もついており、練習や実際の演奏の際、とても便利です。副指揮者をたてることも可能かも知れません。

 また、“指揮台に向かって歩き始める”“指揮台の横に立つ”“バックステージへ歩き始める”などのタイミングの指定だけでなく、ステージ上より“少し速めのテンポ”と“異なるキー”で演奏するように、という指示まであります。

 2つの演奏グループによるステージ上の混乱を意図的に狙った仕掛けで、下手をするとぐちゃぐちゃになりそうですが、音楽的にとても面白いアイデアです。

 (バンダの登場位置は、ヨーロッパのホールを対象にした指示ですので、ホール構造の違う日本ではあまり厳格に考える必要はなく、実際のホールで音の聞こえ方をチェックしながら、適切な演奏場所を決めればいいと思われます。)

 あくまでコンクールの課題として書かれた曲ですので、楽器の取捨選択や人数、バンダの登場場面など、バランスは指揮者の腕次第。使われているテーマは古典ですが、二度と同じ演奏が聴けないという意味では、コンテンポラリー・ミュージックの範疇に入れてもいい作品かも知れません。

 当然ながら、出版社グレードは“6”!

 作曲者は、スコアのト書きでこう語っています

 『疑う余地なく、純粋主義者と音楽学者は、この音楽を耳にすると頭をかきむしることになります。この曲が、史上最高の最も偉大な作曲家の1人に対する激しい賞賛と尊敬から湧きあがったものだと思ってください。“エクストリーム・ベートーヴェン”は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの偉大さへの頌歌なんです。』

 デメイが偉大なる先人に敬意をこめて作曲した「エクストリーム・ベートーヴェン」。

 曲は、冒頭の“ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫”第2楽章の主題からスタートします!

・出版社グレード:6
・作曲:ヨハン・デメイ(Johan de Meij)
・TIME:18分12秒(CD-2815参照)
・出版:アムステル・ミュージック(Amstel Music)
・分類:販売譜(フルスコア&パート譜セット)

【編成などこの楽譜の詳細をチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-9588/

■ヨハン・デメイ関連のCD、楽譜をチェックする
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000438/

大阪市音楽団「第100回定期演奏会」よりヨハン・デメイの交響曲第一番「指輪物語」が12月12日(日)のNHK-FM「吹奏楽のひびき」で全曲放送!

12月12日放送のNHK-FM「吹奏楽のひびき」で、ヨハン・デメイの交響曲第一番「指輪物語」が全曲される。この演奏は、今年の6月12日に行なわれた大阪市音楽団「第100回定期演奏会」で収録されたもの。演奏会を聴き逃した人は、今度こそ聴き逃すな!

■NHK-FM『吹奏楽のひびき ~大阪市音楽団 第100回記念ライブ~』

【放送日時】12月12日(日) 前8:15~9:00
(再)12月17日(金) 後4:30~5:15

【司会】中橋愛生

【曲目】
「交響曲 第1番”指輪物語”」(ヨハン・デメイ作曲)
【吹奏楽】大阪市音楽団
【指揮】秋山和慶
(2010年6月12日 大阪 ザ・シンフォニーホールで収録)

■NHK-FM ブログ
http://www.nhk.or.jp/fm-blog/200/67105.html

■定期演奏会 100回記念/大阪市音楽団
デメイ「指輪物語」&バーンズ「交響曲第3番」

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2145/

■カンティクルズ(作曲:ヨハン・デメイ)

★バス・トロンボーンとウィンド・オーケストラのための協奏曲『カンティクルズ』の ピアノ伴奏版が早くも登場! バス・トロンボーン奏者は即効ゲットして、練習開始だ!

『指輪物語』や『ビッグ・アップル』、『プラネット・アース』という、ウィンド・オーケストラのための巨大な交響曲で知られるオランダの作曲家ヨハン・デメイは、オーケストラやアンサンブルで演奏活動を行なうトロンボーン奏者としても知られ、世界的に演奏される『Tボーン協奏曲』をはじめとするトロンボーンのための作品を何曲も書いています。

バス・トロンボーンとウィンド・オーケストラのための協奏曲『カンティクルズ』は、ロッテルダム・フィルのバス・トロンボーン奏者、ベン・ヴァンダイク(Ben van Dijk)の、プロ生活30周年記念作として、トロンボーン・グループ“ニュー・トロンボーン・コレクティブ”の要請を受けたオランダ作曲家基金の委嘱で作曲されました。学生時代、デメイとヴァンダイクは、ともにヴァンダイクの父ピート・ヴァンダイク(1920-2003)にトロンボーンを学んだ同門で、以来35年をこえる友情が、このアツい記念作を作曲する大きな要因ともなりました。そして、作品は、ピート・ヴァンダイクに献じられています。

初演は、2007年5月6日、ロッテルダムのラウレンス教会において、ベン・ヴァンダイク独奏、イヴァン・メイレマンス指揮、オランダ王国海軍バンドの演奏で行われました。この初演は、世界的なトロンボーン奏者の大イベントである“スライド・ファクトリー2007”のメイン・イベントのひとつとして、大成功を収めました。

というわけで、楽譜の方は、ウィンド・バンド伴奏のヴァージョンがオリジナルですが、作曲家デメイをして“モンスター”だと評するヴァンダイクのために書かれた音楽的に高度な作品だけに、プログラムに上げるわけには相当な“勇気”と“準備”が必要になります。

といっても、なかなかないバス・トロンボーンのためのオリジナル・ピースとして簡単に見逃すことはできないことも、これまた事実!

そこで、熱心なバス・トロンボーン奏者のために、BPは、このピアノ伴奏の楽譜をご用意いたしました! これで、ピアノさんだけをお願いしたら、この曲が簡単に(?)演奏出来ちゃうわけです。

また、ここだけの話ですが、楽譜を買った人だけの特典として、この楽譜の前書きのノートの部分に、ファンとしては見逃せない、若き日のデメイとヴァンダイクが師のピート・ヴァンダイクと自転車に乗っている写真なんかも載っていたりします。(これは見逃せないゾー!)

CDは、ベン・ヴァンダイクが、スペインのフィルハーモ二ア・ウィンド・オーケストラをバックにすばらしい独奏を聴かせてくれるCD「カンティクルズ」(CD-1796)があります。

デメイが友人ヴァンダイクのために渾身の力をこめて作曲したバス・トロンボーン協奏曲『カンティクルズ』。日本語に訳すと『聖歌』という意味をもつこのすばらしい作品を、この楽譜を使ってドンドン演奏してみて下さい!

【ヨハン・デメイ】Johan de Meij
1953年11月23日、オランダのヴォールブルフに生まれる。デン=ハーフの王立音楽院にトロンボーンと指揮を学び、オーケストラ・プレイヤーとして活躍する傍ら、作曲活動を開始。サドラー賞受賞作、交響曲第1番『指輪物語』の大成功で一躍、世界的に知られるようになり、その後も、同第2番『ビッグ・アップル』、同第3番『プラネット・アース』など、スケールの大きな作品をつぎつぎ世に送り出している。その功績を讃えられ、2007年11月、“オランダ・ウィンド・ミュージック賞2007”に輝く。


【バス・トロンボーン&ピアノ譜セット】

■カンティクルズ/Canticles
作曲:ヨハン・デメイ 

商品番号 EN-81054/価格 6,000円

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/en-81054/

・グレード:4 ~ 5
・作曲:ヨハン・デメイ(Johan de Meij)
・TIME:14分09秒(CD-1796参照)

・出版:アムステル・ミュージック(Beriato Music)
・分類:販売譜(ピアノ譜&バス・トロンボーン・ソロ譜)

【おすすめ音源】

■カンティクルズ

独奏: ベン・ヴァンダイク (Ben van Dijk)

伴奏: フィルハーモ二ア・ウィンド・オーケストラ (Orchestra de Vents Filharmonia)
指揮: ホセ・ラファエル・パスクアル=ヴィラプラナ (Jose Rafael Pascual-Vilaplana)

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1796/