■シンフォニック・ヴァリアンツ(作曲:ジェームズ・カーナウ)…世界のユーフォニアム・ヴィルトゥオーソが必ずレパートリーに入れるジェームズ・カーナウのあまりにも有名なユーフォニアム独奏曲。

吹奏楽マガジン バンドパワー

 ホロヴィッツの「ユーフォニアム協奏曲」と並び、世界のユーフォニアム・ヴィルトゥオーソが必ずレパートリーに入れている、アメリカの作曲家ジェームズ・カーナウのあまりにも有名なユーフォニアム独奏曲。

 1980年、イリノイ大学シンフォニック・バンドの指揮者ハリー・ビジオン博士の委嘱で作曲され、初演はフィリップ・フランキ(アメリカ海兵隊バンドの首席トロンボーン奏者)を独奏者に招いて行われた。

 ユーフォニアム以外の楽器でも演奏され、この楽譜セットにも、ユーフォニアム、トロンボーン、テューバ用の3種類のソロ・パートが入っている。

 また、楽曲本来のカデンツァ以外に、付録として、1993年にアメリカ・コースト・ガード・バンドのロジャー・ベーレントのために作曲者によって特に書かれた拡大されたカデンツァも入っている。

 曲は、アレグロ・コン・ブリオの主題と、アレグロ・コン・スピリートの第1変奏、レント・コン・テネラメンテの第2変奏、プレストの第3変奏、アダージョ・コン・カローレ, アレグロ・マエストーソ, ぺザンテの第4変奏の4つの変奏から構成される。

 作品は、1984年、ABA(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)のオストウォルド作曲賞を受賞。全曲はおよそ18分の大曲だが、楽譜には、作曲者によるショート・カットの指示もあり、短縮版の演奏も可能!

 すべてのユーフォニアム奏者に取り上げてほしいマスターピースだ。

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