■BPコレクションにフォーデンズ・バンドの「ジョン・ウイリアムズ作品集」が追加!

“フォーデンズ”は、ブラック・ダイク、フェアリー、ブリッグハウス&ラストリック、グライムソープ、G.U.S.などと並び称せられるイングランドの超名門ブラスバンドだ。

結成は、全英ブラスバンド選手権が始まった1900年!!

以来、全英選手権で13回、全英オープン選手権で12回の優勝!!

リバプール・フィルの首席トランペット奏者で《ミスター・ブラス》の敬称で呼ばれた有名なハリー・モーティマーがプロフェッショナル・コンダクターをつとめた時代には、同じく名門として名を馳せたフェアリー、モーリスと合体して大編成のスーパー・ブラスバンドとした“メン・オー・ブラス(ブラスの男たち)”の一翼を担い、BBC放送や、デッカ、EMIのメジャー・レーベルの“スター”として大活躍!

バンドパワーの超ロングセラーCD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権 1992」(CD-1602)に収録されているフィリップ・スパークの「ドラゴンの年」も、このバンドが“ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド”という名で活動していた当時の伝説的優勝ライヴだったりする!

しかし、2016年4月17日(日)、突然の災禍が“フォーデンズ”を襲う!

イングランド北西部チェシャーにあるバンドルーム(練習場兼ホーム)が火災で全焼!

使っていた楽器やユニフォーム、アクセサリーだけでなく、バンドの栄光を物語る数々のトロフィーや写真などのアーカイヴ、3500曲を超す楽譜ライブラリーがことごとく灰となってしまった。とくに歴史あるバンドだけに、手書きの楽譜を失ったことは、計り知れない損失だった。

“フォーデンズ”のプリンシパル・コルネットとして大活躍し、今もマネージャーをつとめるマーク・ウィルキンスンは、『フォーデンズ全員が、この事件、特にバンドの歴史的なアーカイブの多くの喪失をひじょうに悲しんでいます。 楽器は簡単に交換が可能ですが、郷愁をそそる歴史的価値のあるアイテムを失うことは、ブラスバンド・コミュニティ全体への容赦のない破壊となりました。』と火災直後に語っている。

この名門バンドの悲劇を、イギリス全土のブラスバンド・プレイヤーは、見過ごさなかった。直ちにバンド再建への募金やサポートが開始され、コンサートも各地でつぎつぎと企画された! そして、音楽出版社も楽譜ライブラリーの再構築を開始するための協力を申し出た!

イギリスでブラスバンドをやる人間は、別々のバンドに所属しながらも、互いを“ブラスバンド・ファミリー”と呼ぶが、この素早い動きは、正しく“一家”のそれだ!!

バンドパワーでも、なにか“フォーデンズ”の名にふさわしいアイテムをフィーチャーしたいとアレコレ探し回った結果、とっくの昔に“廃盤”となったこのCDをゲット!!

それが、2003年、アメリカの映画会社ワーナーが企画した《ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ》だ!

タイトルどおり、「スター・ウォーズ」、「ミッドウェイ」、「7月4日に生まれて」、「E.T.」、「ハリー・ポッター」などの映画のためにジョン・ウィリアムズが書いたスクリーン・ヒットがずらり!

フィナーレの「ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ」にも、「スター・ウォーズ」のメイン・テーマのほか、「1941」のマーチ、「オリンピック・スピリット」、「スーパーマン」などが散りばめられている!

ブラスバンドのためのアレンジャーには、スティーヴ・サイクス、アンドルー・ダンカン、レイ・ファーといったおなじみのベテランを起用! レコーディングは、2003年8月、すばらしい音響を誇るマンチェスターのソルフォード大学ピール・ホールで行われた。

さすがワーナーのプロデュースだけに、映画のサウンドトラックのような仕上がりだ!

メンバー・リストには、プリンシパルのマーク・ウィルキンスン、フリューゲルのヘレン・フォックス、ユーフォニアムのグリン・ウィリアムズ、ナツミ・イナバの名も!!

フォーデンズの歴史の1ページを飾る、ブラスバンド・サウンドあふれるアルバムだ!

■フォーデンズ・バンド
~ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ

【収録曲】

  1. リバティー・ファンファーレ/(arr. スティーヴ・サイクス) 【4:16】
    Liberty Fanfare/(arr. Steve Sykes)

  2. 「ハリー・ポッターと賢者の石」セレクション/(arr. スティーヴ・サイクス) 【6:18】
    Selections from “Harry Potter and the Sorcerer’s Stone”/(arr. Steve Sykes)

  3. 「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」組曲/(arr. アンドルー・ダンカン) 【10:56】
    A Phanton Menace Suite/(arr. Andrew Duncan)

  4. 7月4日に生まれて/(arr.アンドルー・ダンカン) 【5:04】
    Born on the Fourth of July/(arr. Andrew Duncan)
    コルネット(Cornet):マーク・ウィルキンスン(Mark Wilkinson)

  5. カウボーイ(序曲)/(arr. スティーヴ・サイクス) 【8:24】
    Overture “The Cowboys”/(arr. Steve Sykes)

  6. ルークとレイラ(「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」から)
    /(arr.アンドルー・ダンカン) 【4:50】
    Luke and Leia (from “Star Wars Episode VI: Return of the JedI”/(arr. Andrew Duncan)

  7. ミッドウェイ・マーチ/(arr. レイ・ファー) 【4:16】
    Midway March/(arr. Ray Farr)

  8. ファンファーレと飛行のテーマ(「E.T.」から)/(arr. スティーヴ・サイクス) 【4:46】
    Fanfare and Flying Theme (from “E.T. - The Extra Terrestrial”)/(arr. Steve Sykes)

  9. 不死鳥フォークス(「ハリー・ポッターと秘密の部屋」から)/(arr. アンドルー・ダンカン) 【4:04】
    Fawkes the Phoenix (from “Harry Potter and the Chamber of Secrets”/(arr. Andrew Duncan)

10. ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ/(arr. スティーヴ・サイクス) 【8:03】
John Williams Epic Themes/(arr. Steve Sykes)

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4203/

 

すでに廃盤! 1994年発売の超レアCD「フォーデンズ・バンド~バンド・オブ・ジ・イヤー」が緊急入荷!

ロンドン響元首席トランペット奏者にしてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバー、同時にオーケストラ指揮者としても活躍。ブラスバンドのフィールドにも“最も影響を及ぼしたカリスマ”の1人と称される巨星ハワード・スネル!!

今なお売れ続けるベストセラーCD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権 1992」(CD-1602)収録のブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド(現フォーデンズ・バンド)の伝説的パフォーマンス、フィリップ・スパークの「ドラゴンの年」を叩きだしたマエストロとして忘れられない存在だ!!

スポンサーの変更で、正式バンド名称こそ度々変わったが、1980年から1990年代半ばまで一貫してフォーデンズの音楽監督をつとめ、レコーディング、放送、コンテストなどにおいて、常にこのバンドに英国トップ・クラスのステータスをもたらした!!

アルバム「バンド・オブ・ジ・イヤー」は、フォーデンズが“ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・フォーデン・バンド”というかなり長い名称で活動した1988年にプロデュースされた1枚で、レコーディングは、イングランド、グレーター・マンチェスターのストックポートにある伝説のストロベリー・スタジオ。プロデューサーがボブ・バラット、エンジニアがリチャード・スコット、マスタリングはEMIアビー・ロード・スタジオのハリー・モスが担当するという、3人の名人によって産み出されたすばらしいアルバムだ!

もちろん、とっくの昔の廃盤で、超レア!!

1988年、英グラスメア・レーベルから、まずLPレコード(Grasmere、GRALP33)としてリリースされ大ヒット。CD時代の本格的到来により、1994年、レコードの曲順どおり、そっくりそのままEMIのプレス工場でCD化されたのがこのページの紹介盤というわけだ!!

制作当時、このバンドは“グラナダ・テレビ・バンド・オブ・ジ・イヤー1987”と“ブラス・イン・コンサート選手権1987”で2冠を達成! その勢いをキープしたまま“ブラス・イン・コンサート選手権1988”でも優勝をさらうという、イケイケどんどんのスーパーな活動を展開していた。

収録されているのは、そういったエンターテイメント・コンテストで絶大な威力を発揮し、フォーデンズの定番人気レパートリーとなっていたハワード・スネルの作編曲だ!

ラインナップには、フォーレの『スペインの踊り』やヴィヴァルディの『冬』、ガーシュウィンの『パリのアメリカ人』、ラヴェルの『ボレロ』といったクラシックから、リチャード・ロジャーズのミュージカル「回転木馬」から『人生はひとりではない』やバーリンの『美女はメロディー』といったポップスまで、誰でも知っているレパートリーがズラリ。当時、実力バンドの人気レパートリーとなったスネルのオリジナル『メキシコからのポストカード』が入っているのも嬉しい。

作編曲の多くは英Rakeway Musicから出版。21世紀の今も世界中のブラスバンドの人気レパートリーとなっているのは周知のとおりだ。

アルバムでは、当時のフォーデンズが誇ったソロイスト陣も大活躍!!

グリーグ『ソルヴェイグの歌』のジョン・ハドスンのコルネット、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」の『第18変奏』のイアン・ディックマンのソプラノ・コルネット、ユーマンス『二人でお茶を』の3人のパーカッショニスト、マーク・オールダム、シモーネ・レべロ、アンドレア・リチャーズのセンスのいいパフォーマンスなどは、とくに聴きもの。

他方、バーリンの『プッチン・オン・ザ・リッツ』の途中に出てくる“レコードの蓄音機が針飛びする”シーンと“ねじを巻き直して再びレコードの再生が始まる”演出は傑作!!さすがにレコード時代の編曲と言え、実際の演奏シーンでは、会場は間違いなく大爆笑の渦に包まれたことだろう。

シュトラウスのポルカ『クラップフェンの森にて』の“かっこう”笛も愉快だ!

アルバムは、バンドのソロイスト全員集合の感のあるラヴェルの『ボレロ』で大団円を迎える!

スネルとフォーデンスの関係は、自作自演アルバム「フォーデンズ・バンド~ウイ・ミート・アゲイン」(CD-3227)を2013年にレコーディングするなど、21世紀の今なお緊密!!

これは、まるでそのルーツを確かめるように、スネルのシャープなタクトと全盛期のフォーデンズのパフォーマンスが愉しめる、超ゴキゲンな1枚となっている!

あふれ出るブラスバンド・サウンドのすばらしさは、特筆ものだ!

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3960/

 

■グリン・ウィリアムズ/フォーデンズ・バンド~プラチナム・セレブレーション…イギリスのユーフォニアム界の奥の深さを感じさせられるアルバムの登場だ!

 ユーフォニアム界のスーパースター、イングランドの名門ブラスバンド“フォーデンズ”のソロ・ユーフォ二アム奏者グリン・ウィリアムズの感動的なソロ・アルバム!

 ウィリアムズがフォーデンズのオーディションを受けたのは、1995年1月17日。

 ロイヤル・ノーザン音楽カレッジで行われたこのオーディションで、審査にあたったのは、ロンドン交響楽団首席トランペット奏者にしてフォーデンズ音楽監督の名指揮者ハワード・スネルと、フォーデンズのプリンシパル・バリトン奏者ジョナサン・ウェブスター。

 2人は、ウィリアムズのプレイを聴くや否や、何のためらいもなく名門フォーデンズのプリンシパル・ユーフォニアム奏者にふさわしいと判断し、即座に入団決定!!

 以来20年、ずっとフォーデンズの顔でありつづけたウィリアムズが、自らの演奏を支えてくれた仲間たちと節目の年にリリースしたのがこの3枚目のソロ・アルバムというわけだ。

 アルバムは、ヘーネの『スラヴ幻想曲』に始まり、グノ―の歌劇『ファウスト』から“おお!古き城壁よ”とクラシックの名旋律が続く!

 なんて暖かく柔らかいサウンドなんだろうか!!

 ソロをバックでサポートするフォーデンズのすばらしいパフォーマンスも特筆もので、リスナーは迷うことなく“グリン・ウィリアムズ”の世界へと惹きこまれていく!

 ユーフォニアム独奏のために書かれたオリジナルも見逃せない!!

 まずは、ジェームズ・カーナウの『ユーフォニアムのためのラプソディ』。この導入部をウィリアムズのようなテンポとアゴーギクで美しく歌い上げたプレイヤーがかつていただうか!!

 いきなり、すばらしいの連呼、連呼!!

 全楽章が収録されているジョーゼフ・ホロヴィッツの名曲『ユーフォニアム協奏曲』も、単なる“オリジナルのブラスバンド版による演奏”と片付けることのできないほど、奥の深いすばらしいパフォーマンスとなっている!

 ウィリアムズの作曲者へのリスペクトが端々から伝わってくる感動的な演奏だ!

 フィリップ・スパークのユーフォニアム協奏曲第3番『ダイアモンド・コンチェルト』からは、第2楽章“オーシャン・ドリーム”がピックアップされている。これも夢見るようなアプローチと伸びやかなサウンドが感動的!! とくに、ラストのロングトーンは聴きのがせない!!

 ピーター・グレイアムの『ブリランテ』は、有名な兄弟ユーフォニアム・デュオ“チャイルズ・ブラザーズ”のためにデュエット曲として書かれたが、後にソロ用に出版され、このCDにもソロ版で収録されている。すべてにおいてクリアーで、後半部のすばらしいテクニックがとくに印象的だ!

 20周年の演奏活動を感謝する意味で、このアルバムには、フォーデンズのセカンド・ユーフォニアムだったアレッド・ウィリアムズ(グリンとは実の兄弟)、現在のフォーデンズのセカンド・ユーフォニアム奏者マーク・ブーシー、“ユーフォニアム界のレジェンド”であるトレヴァー・グルームとリンドン・バグリンが共演者として顔を揃えている。

 アレッドとのデュエット曲は、ビゼーの歌劇『真珠とり』から“聖なる寺院の奥深く”。ユーフォ・デュオの定番曲だが、さすがに兄弟!!息の合ったすばらしいパフォーマンスが愉しめる!!

 アルバムをしめくくるスパーク編のユーフォニアム・カルテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』は、マーク・ブーシー、トレヴァー・グルーム、リンドン・バグリンとの夢の共演!!

 ホロヴィッツのユーフォニアム協奏曲の初演者グルーム、来日してすぱらしいサウンドを聴かせてくれたバグリンは、日本でもよく知られた伝説のユーフォニアム奏者だ!!

 しかし、このアルバムが収録された時点で、グルームは80歳、バグリンは77歳。そんなレジェンド2人が、グリン・ウィリアムズのアニヴァーサリー盤にセッション参加しているだけで、もう大ニュース! なんともうらやましいシーンだ!

 収録曲中、3曲が過去のアルバムからの再録だが、他はすべて新録音!!再録分もすでに廃盤となっているものもあるので、その価値は十分!!

 ホール・トーンをたっぷりととり入れた録音も、とても耳ざわりがいい!

 グリン・ウィリアムズのパフォーマンスのすばらしさだけでなく、イギリスのユーフォニアムの世界の奥の深さをあらためて感じさせられるアルバムだ!

【このCDの詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3378/

フォーデンズ・バンド~パトロンズ・チョイス VI…2012年に“ダブル・チャンピオン”に輝いた名門“フォーデンズ”の記念碑的アルバム!

 2012年、全英オープン選手権(9月)、全英選手権(10月)の2大チャンピオンシップで優勝し、“ダブル・チャンピオン”に輝いたイングランドの名門ブラスバンド“フォーデンズ”の記念碑的コンサート・アルバム!

 ジャケットを飾る“全英オープン”の優勝盾(左)と“全英”の優勝カップ(右)が誇らしげだ!!

 “パトロンズ・チョイス”とネーミングされたフォーデンズの各アルバムは、このバンドの発展に寄与したパトロンたちへの感謝の気持ちが込められたシリーズ!

 この第6弾も、バンド創設者の孫であり、前プレジデントだったエドウィン・ピーター・フォーデンに献じられているが、実は、そのフォーデン氏。2012年秋にバンドが“ダブル・チャンピオン”に輝くシーンを見ることなく、その少し前の同年7月3日に82歳で他界。視点を逆にするなら、バンドの大恩人であるプレジデントの直前の死が、その後のバンドのモチベーションを劇的に高め、その結果が、“ダブル・チャンピオン”の栄冠につながったと言うことができるのかも知れない。

 ともかく、フォーデンズの“ダブル・チャンピオン”は、ブラスバンド史に残るドラマチックな出来事の1つとして、イギリスのブラスバンド・ファンに記憶されることとなった!!

 その結果、“パトロンズ・チョイス第6集”は、シリーズに共通するいつもの制作コンセプトと少し趣向が違うアルバムとなっている。

 メインに、“全英オープン選手権”と“全英選手権”の優勝時のライヴが据えられているのだ!!

 全英オープンのライヴは、トラック5のマーティン・エレビーの『エレクトラ』だ。

 これは、2012年9月1日、イギリス、バーミンガムのザ・シンフォニー・ホールで催された“第160回全英オープン・ブラスバンド選手権”で、4年ぶり通算10度目の優勝を飾った時の演奏で、指揮は、アラン・ウィジントン。

 リヒャルト・シュトラウスの歌劇「エレクトラ(ドイツ語原題:Elektra)」(1903)の音楽を性格づけている和声に触発された作品で、原題の英語スペルである“Electra”とネーミングされた。歌劇に使われているメロディー等は一切使用されず、作品全体がエレビーのオリジナルだ。

 曲は、ジャズの要素も含む小刻みなリズムがフィーチャーされ、都会的なコンテンポラリー・タッチが感じられる“復讐への渇望”、美しいメロディーが織りなす“哀歌”、陰鬱としたムードと激情がほとばしる“死の踊り”の3つの楽章で構成されている。

 コンテンポラリーかつシンフォニックなブラスバンド・サウンドを追い求めた作品で、フォーデンズのこの日の演奏は、ウィジントンのクレバーなタクトにより、作品を構成するさまざまな構成要素をこれ以上ないというほどクリアーに浮き上がらせたと絶賛された!(CDには、BBC放送のFMラジオ番組用録音を使用)

 もう一方の全英のライヴは、トラック12に収録されているラヴェルのバレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲(ハワード・スネル編)全曲だ!!

 こちらは、2012年10月20日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで催された“第101回全英ブラスバンド選手権”決勝で13年ぶり通算13度目の優勝を飾った時の演奏で、指揮は、同じくウィジントン。

 編曲者のスネルは、選手権当日、審査員の1人として演奏者がまったく見えない審査ボックスに入り、全演奏を審査。選手権終了後、フォーデンズの演奏を『まるで、ラヴェルがブラスのために書いた曲のようだった。』と称賛した。オーケストラ・トランペット奏者でもあるウィジントンのタクトもアツい!

 この演奏は、すでに発売されているCD「全英ブラスバンド選手権2012~バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲」(CD-2750)と同じ録音だが、今度のCDのためにリマスターされ、まったく別ものといっていいほど違うサウンドがする。曲のキャラクターから言うと、こちらの方が聴きやすいかも知れない。

 他の収録曲は、アソシエート・コンダクターのマイクル・ファウルズの指揮で、同じ年の12月に行われたセッション・レコーディングだ。

 ここには、鮮烈なサウンドでCD冒頭を飾るヘスケスの『マスク』や、リチャード・プールのソプラノ・コルネットをフィーチャーした映画『死ぬのは奴らだ』のテーマ、レスリー・ハウィーのテナーホーン独奏によるケネス・ダウニーの『ベル・カント』、ヘレン・ウィリアムズのフリューゲルホーン独奏によるヤン・マグネ・フェルデの『ドーメン』、リストの“ハンガリー狂詩曲”をフィーチャーし、愉快なシロフォン・デュエットが愉しめるサンディー・スミスの『リステリア』など、フォーデンズのいつものステージを飾るエンターテイメント・プロが満載で、とにかく愉しい!

 ユーフォ二アムの大スター、グリン・ウィリアムズは、スパークの名曲『パントマイム』を収録! コンサート用にショート・カットされたバージョンでの演奏ではあるが、そのサウンドの豊かさとすばらしいテクニックは、やはり別格だ!!

 サウンドもパフォーマンスもファースト・クラス!

 2大選手権制覇の偉業“ダブル・チャンピオン”をアピールしながらも、しっかりエンターテイメントしているのは、さすがにイングランドの名門“フォーデンズ”!

 快調“パトロンズ・チョイス・シリーズ”の中でも、傑出した1枚となった!

【CDの詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3364/

フォーデンズ・バンド~パトロンズ・チョイス VII…メリハリの効いたプログラミングと個性あふれるソロイストのパフォーマンスが最高!

 イングランドの名門ブラスバンド“フォーデンズ”の普段着のコンサートを、そっくりそのままパッケージにつめてCD化した、そんなイメージのすばらしいコンサート・アルバム!

 “パトロンズ・チョイス”というメイン・タイトルのとおり、シリーズ各アルバムは、フォーデンズの発展に寄与した各パトロンへの感謝の気持ちが込められ、この第7弾アルバムは、25年に渡り、このバンドのヴァイス・プレジデントをつとめているスティーブン・セピアーに献じられている。

 アルバムは、マーチ~序曲~ソロ~コンサートピースと続く、典型的なブラスバンド・コンサートのスタィルで収録されている。

 イギリスのブラスバンドにとって欠かせないのは何と言ってもマーチ!!

 このアルバムで演奏されるマーチは、かつてフォーデンズの指揮者だったウィリアム・リンマーの『黒い騎士』。フォーデンズ・サポーターにとっては、おなじみのマーチの1つで、堂々としたイントロに始まり、力感あふれる演奏は、とても心地いい。第一マーチとトリオに現れるプリンシパル・コルネット、マーク・ウィルキンスンのソロも実に美しい!

 ヴェルディの有名な序曲『運命の力』に続いて登場するこのアルバム1人目のソロイストは、ソプラノ・コルネットのリチャード・プール。曲目は、フィリップ・スパークの名曲『フラワーデール』だ。

 これは、大ヒット作となった「ハイランド讃歌」に挿入されている感動的なソプラノ・コルネット独奏曲で、「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2002」のガラ・コンサートでのピーター・ロバーツのしびれるような初演は、アッという間に世界中のソプラノ・コルネット奏者のハートをわしづかみにしてしまった。

 このCDにおけるプールのソロもテンションが高い!

 つづくアンドルー・スティーヴンスンの『チャージ・オブ・ザ・ライト・ブリゲード』は、フォーデンズの次世代を担うフォーデンズ・ユースの委嘱で書かれたオリジナル。クリミア戦争の戦場で、実際に起こった悲劇にもとづく作品で、映画音楽のようなドラマチックな展開は、聴くものを興奮させずにはおかない。

 2人目のソロイストは、テナー・ホーンのレスリー・プール。ブラック・ダイク初の女性奏者、ロイヤル・ノーザン音楽カレッジのテナーホーン教授として有名な彼女は、2008年から2013年の間、フォーデンズのソロ・テナーホーン奏者としても活躍した。ケネス・ダウニーの『バグパイパーのオーダンディー』で聴かせる完全無欠なソロは、そのステータスにふさわしい!!

 ヘレン・ウィリアムズのムーディーなフリューゲルホーン・ソロで愉しめる『ユー・二ーディッド・ミー』も聴きものだ!ヘレンは、元々、女性だけで編成されたガールズ・バンドのプリンシパル・コルネットとして活躍したコルネットの実力者だが、1999年にフリューゲルホーン奏者としてフォーデンズに参加。その歌心あふれるソロは、今やフォーデンズのコンサートに欠かせないものとなっている!!

 サンディー・スミスが編曲した映画『インディペンデンス・デイ』のブリリアントな音楽に続いて登場するソロイストは、“真打ち”ユーフォニアムのグリン・ウィリアムズだ!

 ユーフォニアム独奏曲の古典中の古典、『春の日の花と輝く』で聴かせるウィリアムズのソロは、それはもうすばらしいの一語! テクニックの確かさはもちろん、その芳醇な香り漂う溶けるようなサウンドは、聴くものを魅了させずにはおかない!

 さすがは、千両役者!!

 “待ってました!”の歓声と“ブラボー!”の喝采が待ち受けるすばらしいソロだ!

 アルバムのラストは、ピーター・ミーチャン『スターライト』、ロビン・デューハースト『ケルティック・フュージョン』のキャラクターの異なる作品2曲がしめる!

 『スターライト』は、もともとカナダ生まれのトランぺッター、ジェンス・リンデマンのためのソロ曲として書かれた。その後、ブラスバンドのためにリライトされたのがこれ。美しいハーモニーに包まれたメロディーが次第に高揚していくハートにせまる音楽だ!

 (リンデマンのために書かれたバージョンは、CD「フォーデンズ・バンド~アーサー王の伝説(ピーター・ミーチャン作品集)」に、リンデマン自身のソロで収録されている。)

 ジャズ・ピアニストとして活躍がつづくデューハーストの『ケルティック・フュージョン』は、3楽章からなる組曲だ。第1楽章“大地の儀式”こそ、フュージョンっぽいが、つづく緩徐楽章“エリス島の哀歌”では、哀愁ただようトラディッショナルなケルト・タッチのフレーズが前面に押し出され、とにかく美しい!終楽章“ワイルド・ギースの飛翔”の展開も魅力的だ。そのケルト風のメロディーは、やがてリズム・セクションとの間でまるで“セッション”を愉しむかのように発展し、渡りのためにV型に飛ぶガチョウの群れの雄々しい姿を描きながら、高揚感のあるエンディングへと向かっていく!

 パフォーマンスは、ファースト・クラス!!

 起承転結のあるメリハリの効いたプログラミングと個性あふれるソロイストのパフォーマンスが愉しめる、すばらしいアルバムだ!!

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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3365/

フォーデンズ・バンド~アーサー王の伝説(ピーター・ミーチャン作品集)…超エキサイティングな『アーサー王の伝説』と『マクベス』の2曲は大注目だ!

 イングランドの名門ブラスバンド“フォーデンズ”の密度の高いすばらしい演奏で愉しめる注目のピーター・ミーチャン作品集!

 ミーチャンは、1980年生まれ。管楽器の独奏曲やブラスバンド、ウィンドオーケストラのフィールドを中心に活躍がつつくイギリスの若手作曲家のホープの1人だ。

 このCDの演奏者フォーデンズの“コンポーザー=イン=レジデンス”もつとめ、その作品は、ブラック・ダイクやフォーデンズ、スティーヴン・ミード(ユーフォニアム)、ロイヤル・ノーザン音楽カレッジ・ウィンドオーケストラ、BBCコンサート・オーケストラといったイギリスのアーティストだけでなく、アメリカのイーストマン・ウィンド・アンサンブルやカナダ生まれのジェンス・リンデマン(トランペット)など、広くワールドワイドに演奏されている。

 このアルバムには、ブラスバンドのために書かれたミーチャンの人気作品7曲が収録されている。 その中で、とくに注目したいのは、『アーサー王の伝説』と『マクベス』の2曲!

 『アーサー王の伝説』は、“スイス・ブラスバンド選手権2010”で演奏するための自由選択課題として指揮者のミハエル・バッハとブラスバンド・ビュルゲルムシーク・ルツェルンの委嘱で作曲された。その後、全英ブラスバンド選手権2014の選手権部門決勝のテストピースにも使われたことから、ミーチャンの作品中、最もよく知られる作品の1つとなっている。

 イギリス人なら知らぬ者などいない“アーサー王”の物語にインスパイアーされたドラマチックな作品で、岩から剣を引き抜いたことで王位まで昇りつめたことや戦いにおける勇敢さ、円卓の騎士の活躍、悲劇に終わるグィネヴィアとの愛など、伝説の中の最も重要なシーンが音楽的に描写されている。

 インパクトのある導入に始まり、随所にソロを散りばめながら、つぎつぎと場面が移り変わっていく展開は、聴く者を伝説のストーリーの中にぐいぐい惹きこんでいく。ドラムスを積極的に活用するなど、ひじょうにエネルギッシュで魅力あふれる作品となっている。

 (全英選手権の優勝者ブラック・ダイクの演奏は、CD「全英ブラスバンド選手権2014~ミーチャン:アーサー王の伝説」(CD-3346)に収録されている。)

 一方の『マクベス』は、スコットランド・ブラスバンド協会の委嘱で、スコットランド・オープン・ブラスバンド選手権2007のために作曲された。

 シェイクスピアの4大悲劇の1つに数えられる同名の戯曲にインスパイアーされ、主君を謀殺しスコットランドの王位についたものの暴政の末に貴族や王子たちに討たれるというマクベス自身やマクベスが出会う3人の魔女の性格的描写に始まり、中間部にドラマチックな哀歌を挟みながら、マクベスが戦死する最後の戦いのシーンで曲を閉じる。

 シンプルな構成ながら、曲間から情景が浮かんでくる、とても聴きごたえのあるコンサート・ピースだ!

 大曲の間に挿入される“エピタフ”と曲名が付けられた2曲も、とても印象に残る!

 トラック2の『エピタフ(碑文)(ヒルズポロのための)』は、1989年4月15日、観客誘導の拙さから、死者96人、重軽傷者766人を出す大惨事に至ったイングランド、シェフィールドのヒルズボロ・スタジアムでのサッカー、リバプール対ノッティンガム・フォレスト戦で起こった“ヒルズポロの悲劇”の犠牲者への追悼として、事故後20周年にあたる2009年に発表された。

 個人的に、ミーチャンは、子供の頃からずっとリバプールを応援してきたサポーターで、それがこの作品を書かせた導線となっている。

 トラック4の『2つ目のエピタフ(碑文) – アクロス・ザ・ウォーター』は、アメリカのファウンテン・シティ・ブラスバンドが、第2次大戦で連合軍の反撃への転機となった上陸作戦が行われたフランスのノルマンディーで演奏するために委嘱した作品。

 激戦の犠牲者に捧げるための音楽として書かれ、サブ・タイトルの“アクロス・ザ・ウォーター”には、イギリスとフランスの間、そして、バンドの本拠アメリカと作曲者が住むイギリスとの間に横たわる2つの水域(海)を超えて、との願いがこめられている。

 余談ながら、これら2曲の“エピタフ”と『マクベス』中間部の“哀歌”は、すでにウィンドオーケストラ・バージョンもあるので、吹奏楽ファンも見逃せない!!

 アルバムのラストをしめる『スターライト』も、ハートを揺さぶられる作品だ。

 カナダ生まれのトランペッター、ジェンス・リンデマンのために書かれた作品で、このCDでも、そのリンデマンがトランペットを独奏!

 ハイノートもビシバシ決めるそのソロは、このCDのハイライトの1つとなっている。

 (「スターライト」には、別にトランペット独奏を伴わずにブラスバンドだけで演奏できるバージョンもあり、そちらは同じフォーデンズのCD「フォーデンズ・バンド~パトロンズ・チョイス VII」で愉しめる。)

 このCDが録音された2012年は、フォーデンズが9月の全英オープン選手権と10月の全英選手権でともに優勝を飾り、“ダブル・チャンピオンズ”に輝いた充実の年!

 サウンドもパフォーマンスもファースト・クラス!

 作曲者を最も身近に感じるバンドだけが作り得たすばらしい作品集だ!

【CDの詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3363/

フォーデンズ・バンド~ウイ・ミート・アゲイン(ハワード・スネル自作自演集)が発売。

 ロンドン響元首席トランペット奏者にしてフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのメンバー、はたまたオーケストラ指揮者としても活躍。ブラスバンドの世界に最も影響を及ぼした“カリスマ”の1人と称される巨星ハワード・スネルが、古巣フォーデンズのリクエストに応え、久しぶりに指揮をとったすばらしいアルバム!

 フォーデンズ音楽監督としての活躍は、1980年に始まり、90年代後半まで続いた。その後もたびたび客演指揮者としてステージに登場しているのは周知のとおり。

 バンドパワーの超ロングセラーCD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権1992」(CD-1602)に収録されている伝説のスパーク「ドラゴンの年」も、当時“ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド”の名で活動していたフォーデンズとスネルが打ち立てた金字塔的演奏の1つだ!

 ユーフォニアムのニコラス・チャイルズやトロンボーンのニック・ハドスンなど、当時のブリタニア・ビルディング・ソサエティのトップ・メンバーを中心に編成されたテンピース・ブラス・アンサンブル“ハワード・スネル・ブラス”のCD「プレミア」(CD-0594)も、隠れたベストセラー盤だ!(余談ながら、このCDに入っているスパーク「ディベルティメント」の演奏の何とも凄いこと!スパーク・ファンは要チェック!!)

 スネルは、作編曲家としても活躍。多くがRakeway Musicから出版され、世界中のブラスバンドの人気レパートリーとなった。

 「ウイ・ミート・アゲイン(我々は再び出会う)」というタイトルのこのアルバムには、スネルの人気作品や編曲が、スネル自身の指揮で収録されている。

 曲目は、バッハのコラール前奏曲『気ままな生活』や世界中のブラスバンドが熱狂したシュトラウスの『チャールダーシュ』、ベルリオーズの『ハンガリー行進曲』などのクラシックから、リチャード・ロジャーズのミュージカル『回転木馬』から“人生はひとりではない”のようなポップ、スネルの個性が前面に押し出されたスーパー・ヒット『メキシコからのポストカード』や『ミレニウムの印象』といったオリジナルまで、グループ化されて収録されているのが大きな特徴。

 それでいて、いわゆるカタログ的にならず、アルバム全体の流れがナチュラルに感じられるのは、やはりスネルの比類なき音楽センスによるものと言えるだろう。スネル自身の弁によると、作曲したものはもとより、編曲も自分の好みでない曲は頼まれても一切しなかったということなので、変化に富むレパートリーながら、全体の色彩感が1つの個性で統一されている印象が強い。

 それはスネル・カラーとでもいうべきものなのか!

 スネルの指揮は相変わらずシャープで繊細!そんな指揮者へのリスペクトを前面に押し出したフォーデンズのサウンドも、いつもにも増して美しく、アンサンブルも濃密だ!

 リチャード・プールのソプラノ・コルネットをフィーチャーしたラフマニノフの『第18変奏(「パガニーニの主題による狂詩曲」から)』、スーパー・ソロイスト、グリン・ウィリアムズのユーフォニアムによる『オレイション』、ヘレン・ウィリアムズのフリューゲルホーンによる『ララバイ』といったフォーデンズの名手のソロも聴きものだ!

 アルバムのフィナーレは、全世界のブラスバンドによって愛演されるワ―グナーの『エルザの大聖堂への行列』の圧倒的な演奏でしめくくられ、リスナーは大満足!!

 スネルが育て上げたもう1つの世界最高峰のブラスバンド、ノルウェーのエイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグによるスネル作品集「トゥウェンティ・シュープリーム・イヤーズ」(CD-0918)ともども愉しみたい、音楽的内容のひじょうに濃いアルバムとなっている!

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【収録曲】

作曲/編曲(全曲):ハワード・スネル (Howard Snell)

1. コラール前奏曲「気ままな生活」(BWV 615)/バッハ
2. アンダンテ/バッハ
3. チャールダーシュ/ヨハン・シュトラウス(子)
4. ハンガリー行進曲/ベルリオーズ
5. 第18変奏(「パガニーニの主題による狂詩曲」から)/ラフマニノフ
6. 人生はひとりではない(ミュージカル「回転木馬」から)/ロジャーズ
7. メキシコからのポストカード
8. オレイション
9. ララバイ
10. 古きシャレ―/スイス伝承曲
11. 組曲「ミレニウムの印象
12. エニワン・キャン・ホイッスル/ソンドハイム
13. 追憶/ハムリッシュ
14. カヴァキーニョ/エルネスト・ナザレ
15. エルザの大聖堂への行列(歌劇「ローエングリン」から)/ワ―グナー

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