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■名古屋ダブルリードアンサンブルのCD「アルメニアン・ダンス!」が発売

世界的にも珍しいダブルリード楽器のみで構成される『名古屋ダブルリードアンサンブル』が待望の3rdアルバムを発売。今回は吹奏楽の名曲「アルメニアン・ダンス」とホルストの「吹奏楽のための組曲」を、なんと、ダブルリードだけで演奏しちゃいます。

この歌心あふれるアンサンブルは、この編成にしか出せない独自の世界! こういうCDを発売してくれるメーカーがある限り、まだまだCDの時代を終わらせちゃダメだよね。このサウンド、次はぜひホールで体験してみたい。

詳細などは以下のとおり。

■アルメニアン・ダンス! 
名古屋ダブルリードアンサンブル

・演奏:名古屋ダブルリードアンサンブル(Nagoya Double-Reed Ensemble)
オーボエ:山本直人、小木曽栄里子、羽佐田優子
オーボエダモーレ&イングリッシュホルン:石田正
イングリッシュホルン:小室真美、須田聡子
バスーン:野村和代、桑原真知子
コントラバスーン:冨士川健

・収録:2018年2月6-8日 三井住友海上しらかわホール
・発売元:フォンテック(fontec)
・発売年:2018年

【収録曲】

  1. アルメニアン・ダンス パート1/アルフレッド・リード(arr. 山本直人)
  2. アルメニアン・ダンス パート2/アルフレッド・リード(arr. 山本直人)
  3. 吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調 作品28-1/グスタフ・ホルスト(arr. 山本直人)
  4. 吹奏楽のための第2組曲 ヘ長調 作品28-2/グスタフ・ホルスト(arr. 山本直人)
  5. 主よ、人の望みの喜びよ/ヨハン・セバスティアン・バッハ(arr. 石田 正)

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4398/

■岡崎耕治&山田知史のCD「ファゴットとコントラファゴットの二重奏」が発売

ファゴット界の第一人者、岡崎耕治と名手・山田知史(東京都交響楽団)によるハイレベルなアンサンブルが楽しめるCD「ファゴットとコントラファゴットの二重奏」がマイスター・ミュージックから発売される。

収録曲など詳細は以下のとおり。

■ファゴットとコントラファゴットの二重奏 

・ファゴット:岡崎耕治(Koji Okazalo)
・コントラファゴット:山田知史(Norihito Yamada)
・発売元:マイスター・ミュージック(Meister Music)
・発売年:2018年

【収録曲】

○セブン・モア・ジャズ&エスニック・デュオ/マイケル・カーティス
Seven More Jazz & Ethnic Duos/Mike Curtis

○2つの二重奏曲/パウル・ヒンデミット
Zwei Duette/Paul Hindemith

○3つの小二重奏曲/R. ブレーメル
Three Little Duets/Robert Broemel

○二重奏曲/ジョアキーノ・ロッシーニ
Duet for Cello and Contrabass/Gioachino Rossini

○二重奏曲/ドメニコ・ドラゴネッティ
Duet for Cello and Contrabass/Domenico Dragonetti

○ソナタK. 292/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Sonata for Bassoon and Cello K. 292/Wolfgang Amadeus Mozart

○メヌエットK.1/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Menuet K. 1/Wolfgang Amadeus Mozart

○メヌエットK.2/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Menuet K. 2/Wolfgang Amadeus Mozart

○アレグロK. 3/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Allegro K. 3/Wolfgang Amadeus Mozart

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4358/

■東京都交響楽団首席ファゴット奏者・長哲也のデビューCD「ソリロキー」が発売

東京都交響楽団首席ファゴット奏者・長哲也のデビューCD「ソリロキー」がフォンテックより発売される。

収録曲はマルコム・アーノルドの「ファンタジー Op.86」やウィルソン・オズボーンの「ラプソディ」など全6曲。いずれもファゴットのみの演奏による完全無伴奏作品だ。詳細などは以下のとおり。

■ソリロキー
SOLILOQUY

・ファゴット:長 哲也(Tetsuya Cho)
・収録:2017年4月11-13日 神奈川県立相模湖交流センター
・発売元:フォンテック(fontec)
・発売年:2018年

【収録曲】

  1. ラプソディ/ウィルソン・オズボーン
  2. ファンタジー Op.86/マルコム・アーノルド
  3. パガニーニの主題による変奏曲/モーリス・アラール
  4. モノローグ/イサン・ユン
  5. ニグン/フィリップ・エルサン
  6. ファゴットはたゆたい、そして微笑む/池辺晋一郎

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4333/

■木管三重奏、トリオ・サンクァンシュの7年ぶりとなるCD「エディット・ピアフへのオマージュ」が発売

NHK交響楽団で活躍する3人で結成される木管三重奏、トリオ・サンクァンシュの7年ぶりとなるCD「エディット・ピアフへのオマージュ」がマイスター・ミュージックより発売された。

トリオ・ダンシュといわれるオーボエ、クラリネット、ファゴットというこの編成の名曲を収録したファースト・アルバム「田園のコンセール」から7年ぶりとなるアルバムがリリースされた!

収録曲はこのアルバムのために新たに編曲されたプーランクやサティといったフランス物に始まり、オーリックによるトリオ・ダンシュのオリジナル作品、ヘンデル、モーツァルト、バッハという古典作品まで充実のラインナップ。

3本のリード楽器が紡ぐ芳醇なサウンドと、聴きどころ満載のプログラムが必聴の1枚です。収録曲などは以下のとおり。

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4110/

■エディット・ピアフへのオマージュ 
トリオ・サンクァンシュ

【収録曲】
1. エディット・ピアフへのオマージュ 即興曲 第15番/フランシス・プーランク
─/Francis Poulenc

  1. ノヴェレッテ/フランシス・プーランク
    Novellette/Francis Poulenc

  2. ジュ・トゥ・ヴ/エリック・サティ
    Je te veux/Erik Satie

  3. 愛の小径/フランシス・プーランク
    Les chemins de l’amour/Francis Poulenc

  4. 夜想曲 第1番/フランシス・プーランク
    ─/Francis Poulenc

6-8. トリオ/ジョルジュ・オーリック
Trio/Georges Auric

  1. アラ・ホーンパイプ 「水上の音楽」より/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
    Alla Hornpipe, Water Music/Georg Friedrich Handel

10-14. 5つのディヴェルティメント 第4番 K 439b/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
Divertimento No.4, K 439b/Wolfgang Amadeus Mozart

  1. きらきら星変奏曲 K 256/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    ─/Wolfgang Amadeus Mozart

  2. シンフォニア 第1番 BWV787/ヨハン・セバスティアン・バッハ
    Sinfonia No.1, BWV787/Johann Sebastian Bach

  3. シンフォニア 第2番 BWV788/ヨハン・セバスティアン・バッハ
    Sinfonia No.2, BWV788/Johann Sebastian Bach

  4. シンフォニア 第8番 BWV794/ヨハン・セバスティアン・バッハ
    Sinfonia No.8, BWV79/Johann Sebastian Bach

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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4110/

■ファゴット界の第一人者・岡崎耕治がCD「ラフマニノフ:チェロ・ソナタ(ファゴット編)」を発売

ファゴット界の第一人者・岡崎耕治のCD「ラフマニノフ:チェロ・ソナタ(ファゴット編)」がマイスター・ミュージックから発売された。

収録曲はラフマニノフの「チェロ・ソナタ」をはじめ全5曲。

■ラフマニノフ:チェロ・ソナタ(ファゴット編)
岡崎耕治

【収録曲】

  • チェロ・ソナタ 作品19(ファゴット編)/セルゲイ・ラフマニノフ
  • ファゴット・ソナタ ヘ長調/N. von クルフト
  • 2つの小品/魚返明未
  • 即興曲 作品35-9/レインゴリド・グリエール
  • シシリエンヌ/ガブリエル・フォーレ

【このCDの詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4066/

Bassoon Brass Projectの「宝島」がめっちゃ面白い!

普段はなかなか目立つ機会の少ないファゴットという楽器。「もっとこの楽器のことを知ってもらいたい!」ということで、東京佼成ウインドオーケストラのファゴット奏者・福井弘康を中心に、友人のファゴット吹きが集結、「Bassoon Brass Project」なるものが誕生しているらしい。

 現在、活動のメインは「YouTube」・・・なんと、ファゴットと自分たちの叩くパーカッションのみで吹奏楽の名曲「アルメニアンダンス・パート1」や、ポップス・ステージでは欠かせない「宝島」などを演奏して公開している。

 「宝島」をファゴットだけで演奏?・・・と思うなかれ! これが、めっちゃ楽しくて、ご機嫌なのだ! まずは百聞は一見にしかず。ファゴットという楽器が、ぐっと身近に感じるはずだ!

▲「宝島」
▲「アルメニアンダンス」

Q:ファゴットの音量を上げたい

Q:私は中学1年生のファゴット吹きです。
この間、顧問の先生に、
「もっと音量を大きくしてくれ」と言われました。

肺活量は、病院で測ったことがあるのですが、
かなり良い結果でした。

ですが、音を大きくしようとすると、
音色が汚くなり、
リードのビリビリした音が混じります。

どうしたら、汚くない音色で、
大きな音を出すことができますか? (T.Y)


A:中学生でファゴット奏者は少ないでしょうから
貴重な存在ですね。

学校のバンドにファゴットがいるのは、
サウンドや楽曲のニュアンスが幅広く出せるので、
大きな魅力です。

ファゴットはあまり大音量を出せる楽器ではないので、
無理矢理楽器に息を入れすぎても、
リードのや細いボーカルなどの特性もあって、
音色が汚くなっり、リードが耐えきれずに
悲鳴をあげたりしてしまいます。

ですから、音量でなく音色を重視してみてください。

また、息の長いフレーズの歌い方、
幅広い音域、弱奏での活躍など、
他の楽器には真似のできない
ファゴットの持っている魅力と
楽曲においての楽器間のジョイントを担える存在感を
出していくといいのではないでしょうか?

活躍を期待しています。

回答:五十嵐 清