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コーリー・バンド~イン・コンサート Vol.5…世界ランキング・ナンバー1のブラスバンド、“コーリー”の普段着のコンサートが堪能できるシリーズの第5弾!

 ウェールズの至宝、そして、世界ランキング・ナンバー1のブラスバンド、“コーリー”の普段着のコンサートが堪能できる絶好調“イン・コンサート”シリーズの第5弾!!

 随所に散りばめられているソロの見事さだけでなく、高度なスキルに裏打ちされたバンド全体の見事なアンサンブルと暖かいサウンド、レパートリーの新鮮さなど、文句のつけどころがないほど、ハイセンスなアルバム作りが光っている!

 ひょっとすると、シリーズ中、最高の仕上がりといっていいほどの1枚だ!

 アルバムは、ジョン・ワッソンの『アメリカン・ファンファーレ』で幕開け、バンドの充実ぶりがうかがえる煌びやかなサウンドが炸裂する!

 それにつづくのは、トーマス・パウエルのトラディッショナルなマーチ『サンダークラウド』。パウエルは、かつてコーリーの指揮者の1人で、ウェールズのマーチ王として知られる。

 重心の低い安定感のあるリズム感と充実したサウンドは、正しくブリティッシュ・スタイル! コーリー・サポーターを熱狂させるすばらしいパフォーマンスだ!

 スター軍団コーリーだけに、ソロピースも盛りだくさんだ!!

 トップに登場するのは、ソプラノ・コルネットのスティーヴ・スチュワートによる『ハイ・フィデリティ』。何と言っても、メロウな甘いサウンドがいい。こういうソロを聴かされると、たちまちの内にこの楽器のファンになってしまいそうだ!

 つづくソロイストは、プリンシパル・コルネットのトーマス・ハッチンスン。ここで演奏される『ヴェニスの謝肉祭』は、伝説のトランペット奏者ハリー・ジェームズが好んで演奏したバージョンをアメリカのジャズ・プレイヤー、マーク・フリーフがブラスバンドにアレンジしたもので、ハッチンスンもスピード感あふれるノリノリのパフォーマンスを聴かせてくれる!

 たびたびの来日で多くのファンを獲得しているテナーホーンのオーウェン・ファーが聴かせてくれるのは、日本でも演奏されたビル・ゲルダード編の『枯れ葉』だ。

 このアレンジは、今はウィーン・フィルの首席トロンボーン奏者として活躍するイアン・バウスフィールドがブラスバンドのプレイヤーだった当時のソロ曲として有名になったもの。それをテナーホーンに置き換えたファーの歌ごころあふれるパフォーマンスも見事の一言。一番の聴かせどころのハイノートも安定感バツグンだ!!

 ユーフォニアムのマーティン・パタースンによる『カルメン・ファンタジー』とトロンボーンのリストファー・トーマスによる『ロマンザ』も聴きものだ! 2人ともコーリーの顔というべきプレイヤーだが、サウンド、スキルともに充実している。

 しかしながら、ソロイストの最後を飾って登場するEbバスのサイモン・ハウエルによる『チャールダーシュ』の凄さは、一体、何と表せばいいのだろうか!!スキルの高さと言ってしまえはそれまでだが、ペダルトーンからハイノートまで、自由自在に操るハウエルのパフォーマンスの凄いこと、凄いこと!!

 一体何オクターヴ吹いているのだうか!?

 すぱらしいのはソロだけではない。

 いくつかピックアップすると、トラック8に入っているアイルランドのフォーク・グループ“キラ”の人気曲『グワージー』やトラック10の『フォー・セクションズ』、トラック12の映画『プライベート・ライアン』から“戦没者への讃歌”(スパーク編)などなど…。

 いずれも、現在のコーリーのバンドとしての充実ぶりを示すすばらしいパフォーマンスで、聴くものをグイグイ惹きつけていく!

 アルバム・エンドを賑やかな曲ではなく、ウェールズの有名な聖歌『清らかな心』のしっとりとしたパフォーマンスでしめるあたりも、実に心憎い演出だ!

 豊かな残響感を伴う録音もファースト・クラス!

 “コーリーのコンサートを心ゆくまでお愉しみ下さい!”というイメージのすばらしいアルバムだ!

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オーウェン・ファー/コーリー・バンド~新しい夜明け…テナーホーンという楽器を知らなくても、たちまちこの楽器の魅力の虜になってしまいそうな、すばらしいアルバムだ!

世界最高峰のテナーホーン奏者としてワールドワイドな活躍がつづくオーウェン・ファーのほれぼれするようなパフォーマンスを満喫できるアルバム!

 2007年の「アントールド・ストーリーズ」(CD-1237)につづく待望の第2弾ソロCD。バックをつとめるのは、もちろん、ファーがソロ・テナーホーン奏者をつとめるウェールズの至宝、コーリー・バンド!

 収録レパートリーは、コンチェルトからポップまで、すべてがテナーホーンのために書かれ、これまでに録音されたことがない新作のオリジナルかアレンジという徹底したアルバム作り!

 ファーによると、このアルバム・コンセプトは、コーリーの音楽監督フィリップ・ハーパーの提案によるものだという。

 実は、ハーパーも、かつては有名なサン・ライフ・バンドでソロ・テナーホーン奏者として活躍した。テナーホーンという楽器を愛してやまないファーも敬意を抱く一人なのだ。

 そして、独奏者と指揮者がともにテナーホーンの名手という、そんなコンビでレコーディングされたこのアルバム。最も注目したいのは、やはりテナーホーンのために書かれた新しいオリジナル作品だろう!

 アルバムは、クリストファー・ボンドの『新しい夜明け』で幕開ける! ファーの委嘱で、2013年秋に初演されたオリジナルで、キラキラと分散和音が煌めく前奏からのスピード感あふれる展開は、まさしくテナーホーンの新しい時代の到来を強く感じさせる力感をもっている。

 この曲名をアルバム・タイトルとして提案したのは、ファーの奥さんのお母さんだったという。また、バック・インレイにはまるで人工衛星から見た地平線のような丸いラインが映っているが、実はコレ、ファーが使っているテナーホーンのベルなんだそうだ。こちらは、ハーパーのアイデア!

 入っている音楽ともども、なんとも愉しいアルバム作りだ!!

 2曲目に入っているウェールズの作曲家アンドルー・ベイカーの『ドラゴン・ダンス』もファーの委嘱作で、2010年の初演。タイトルの“ドラゴン”は、もちろんウェールズをさしてのもので、曲は、哀愁を帯びた“故郷への憧憬”と“熱狂的な喜びと情熱”という、ウェールズが抱く対照的な2つのコンセプトからなっている。

 つづく『ケルティック・プロミス』は、指揮者のハーパーがテナーホーン奏者リチャード・ナイトのために2002年に書いた作品で、今回が初録音。民謡のようなメロディーラインが印象的だが、これは作曲者の創作で、古いケルトの伝説の雰囲気を醸し出し、静かで陰気な丘に霧が上がっていくようなイメージが伝わってくる。

 ファーの心に沁み入るように響くソロは、とても味わい深い!

 ロドニー・ニュートンの『テナー・トッカータ』は、ファーのために書かれ、2002年にマンチェスターで初演された。オリジナルは、ピアノ伴奏のソロ曲で、ブラスバンド伴奏版は、このCDが初録音。ファンファーレのような主題が展開する前後部にゆったりと歌われる中間部をもつ構成の器楽曲で、ファーの安定したテクニックが光っている!

 『ディヴァージョンズ・オン・グワホーズィアド』の作曲者トム・デイヴォーレンは、現在イギリスで人気急上昇中の若手作曲家だ! 有名なウェールズの賛歌の旋律を主題として書かれたこの曲も、作曲者の多才ぶりを遺憾なく発揮したすばらしい作品となっている!

 とにかく理屈抜きに愉しいのがいい!

 つづくダン・プライスの『トリップ・ザ・ライト・ファンタスティック』も、愉しい作品だ! ファーの音楽性とテクニックを念頭において書かれた変化に富んだ作品で、一番の聴きどころは、間違いなく後半にある長めのカデンツァ!

 ここでは、ファーのすばらしいテクニックが堪能できる!

 ピーター・ミーチャンの『ヘンデルの主題によるトリプティック』とルーシー・パンクハーストの『テナーホーン協奏曲』は、3部構成のオーソドックスな構成をとる作品だ。

 この内、『テナーホーン協奏曲』は、とくに要注目作品!

 作曲者のパンクハーストは、2011年、イギリス作曲者賞に輝く注目の女流作曲家で、自身テナーホーンを演奏し、ロイヤル・ノーザン音楽カレッジ在学中はファーに師事した。

 曲は、中世の騎士の戦いをイメージさせる“武具を呼び覚ませ”、民謡調の旋律が聴かれる“忘れられし誓い”、激しさを取り戻し再現部をもつ“愚か者の踊り”の3楽章で構成されるが、さすがにテナーホーンを熟知する作曲家の手になる音楽で、心にせまる旋律線や情景の浮かんでくるドラマチックな展開が印象的。随所にこの楽器の魅力を前面に押し出す演奏テクニックが選択されている点が凄い!

 それを美しい歌心と澱みのないテクニックで、いとも簡単に聴かせるファー!!

 さすがに、テナーホーンの第一人者だ!

 バックをつとめるコーリーのパフォーマンスもファースト・クラス!

 たとえテナーホーンという楽器のことをよく知らなくても、たちまちの内にこの楽器の魅力の虜になってしまいそうな、そんな魅力あふれるすばらしいアルバムだ!

【収録曲など詳細をBPショップでチェックする】
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◎オーウェン・ファーのソロCDをチェックする

■アントールド・ストーリーズ オーウェン・ファー
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◎オーウェン・ファーが参加するブラス・カルテットのCDをチェックする

■エミネンス・ブラス~トリビュート
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■エミネンス・ブラス~ジュエルズ
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コーリー・バンド~イントゥー・ザ・スカイ…アッペルモントの超人気作、トロンボーン協奏曲「カラーズ」がブラスバンド伴奏版で登場

吹奏楽マガジン バンドパワー

 2012年5月の音楽監督就任以来、新時代到来を感じさせるエネルギッシュな演奏活動とプレゼンテーションを展開するフィリップ・ハーパー率いるコーリー・バンドが、最新曲を中心に収録したエンターテイメント・アルバム!

 プロデューサーは、かのフィリップ・スパーク!!

 レコーディング・セッションは、サウス・ウェールズ、トレオルヒのクムパルクにあるコーリーの本拠地のバンドルーム“パルク・ホール”で行われた。

 アルバムは、アメリカ海兵隊バンドのアレンジャーとして活躍し、ブラスバンドのフィールドにも作品が多いスティーブン・ブラのファンファーレ・プレリュード『イントゥー・ザ・スカイ』で華麗にスタートする!

 前半もっとも注目したいのは、ベルト・アッペルモントの超人気作、トロンボーン協奏曲「カラーズ」がコーリーの人気トロンボーン奏者クリストファー・トーマスのソロで収録されたことだろう。

 ブラスバンド伴奏版は、もちろん作曲者本人のもの!!

 起承転結のように“イエロー”~“レッド”~“プルー”~“グリーン”と展開するこのコンチェルトで、トーマスは変幻自在のパフォーマンスを聴かせてくれる。何よりもその美しい音色は魅力!

 伴奏のコーリーもノリノリで、終楽章“グリーン”のライヴ感などは、これがセッション録音であることを忘れさせるほどアツい!!

 静けさの中に虚しさを漂わせるスパークのイン・メモリアム『戦いに倒れし者へ』も感動的な音楽だ! ローレンス・ビニヨンが第1次大戦後に発表した頌歌からインスパイアーされ、ナレーションも入る。

 ケヴィン・ホーベンの『折れた剣』は、ロンドン塔の宝物館に展示されている実際に戴冠式で使われた5本の式典用の剣の内、切っ先のない形状をした“慈悲の剣”が作品のモチーフとなっている。とてもドラマチック。アメリカのオリジナル作品のようなタッチで書かれている。

 後半のお愉しみは、「怪盗グルーのミニオン危機一発」、「アナと雪の女王」、「プレーンズ」の海外アニメの音楽が収録されていること!!

 日本でも大ヒットの「アナと雪の女王」からは、指揮者のフィリップ・ハーパーが編曲した『レット・イット・ゴー(ありのままで)』とスティーブン・ブラが編曲した“シンフォニック・ハイライト”が愉しめる大サービス!!

 フィナーレは、まるでショー・ミュージックのようなジルベール・ティンナーの『ファンタスティック・ブラス』で賑やかにショーアップ!

 さすがはウェールズの至宝コーリーで、演奏はスキルフル!

 理屈抜きに、たっぷり愉めるアルバムだ!

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コーリー・バンド/ジェンキンズ~ディス・ランド・オブ・アワ―ズ…コーリーバンドの美しいウォーム・サウンドを体感できる素晴らしいアルバムだ!

吹奏楽マガジン バンドパワー

 “ウェールズの至宝”として世界的に有名なブラスバンド“コーリー・バンド”が、2007年、久しぶりに老舗レーベルEMIの求めに応じてレコーディングしたファンタスティックなアルバム!

 プロデューサーは、ウェールズの国際的作曲家カール・ジェンキンズ!

 録音プロジェクトは、ジェンキンズ作品の演奏を通じて知己を得たユーフォニアム奏者デヴィッド・チャイルズの提案によってスタートし、コンセプトは、ウェールズの伝統的音楽文化となっているブラスバンドと男声合唱のコラボ!

 収録曲のほとんどの編曲をフィリップ・ウィルビー、ピーター・グレイアム、ロドニー・ニュートン、ロバート・チャイルズの助力を得たジェンキンズが新たに書き下ろすとともに指揮にあたり、有名なセレンディピティ・コーラスからピックアップされた男声クワイア“カントリオン”が共演!

 「ディス・ランド・オブ・アワ―ズ(私たちのこの国)」というタイトルにふさわしい、ウェールズ色を前面に押し出したすばらしいアルバムとなった。

 録音会場は、すばらしい音響で知られるウェールズ、スワンシーのブラニュウィン・ホール。

 『子守歌(スィオ・ガン)』、『ダニー・ボーイ(ロンドンデリーの歌)』といったトラディッショナルから、 ドヴォルザーク『家路(「新世界交響曲」から)』、フンパーディンク『夕べの祈り(歌劇「ヘンゼルとクレーテル」から)』といったクラシックの名旋律にジェンキンスの自作『ピエ・イエス(“レクイエム”から)』や『アニュス・デイ(“アームド・マン”から)』 を散りばめた音楽構成は、サウンドの美しさもあって心に沁みるようだ。

 また、デヴィッド・チャイルズのスキルに惚れ込んだジェンキンズは、ドリープ『花のデュエット』と自作『ベルディクト(“アームド・マン”から)』の2つのアレンジを用意。それに応えたデヴィッドのプレイもハートフルで本当にすばらしい!

 ユーフォ・デュオで演奏される『花のデュエット』の2つのパートは、実は多重録音によるデヴィッドの一人二役となっている!

 コルネットのイアン・ウィリアムズ、テナーホーンのオーウェン・ファー、フリューゲルホーンのジョアンヌ・チャイルズら、コーリーのスターたちが場面場面で聴かせるパフォーマンスも、このアルバムの隠れた魅力!

 アルバムのフィナーレを、2012年までコーリーのタクトをとった音楽監督ロバート・チャイルズの指揮によるポール・ロヴァット=クーパーのおなじみ『ホエア・イーグルズ・シング(鷲が歌うところ)』の高速演奏でブリリアントにしめる演出も実に心憎い!

 チャイルズ時代のコーリーの美しいウォーム・サウンドを体感できるアルバムだ!

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コーリー・バンド~イン・コンサート Vol.4…数々の選手権で優勝。飛ぶ鳥を落とす勢いの2013年12月にレコーディングした、絶好調“イン・コンサート”シリーズの第4弾が発売。

 “ブラス・イン・コンサート2012”のチャンピオン・タイトルに奪取したのを皮切りに、“ヨーロピアン2013”“全英2013”の2大選手権でも優勝!全英翌月の“ブラス・イン・コンサート2013”でも再びチャンピオンに輝いたウェールズのコーリー・バンドが、飛ぶ鳥を落とす勢いの2013年12月にレコーディングした、絶好調“イン・コンサート”シリーズの第4弾!!

 指揮は、2012年5月の音楽監督就任以来、正しく新時代到来を感じさせるエネルギッシュな演奏活動とプレゼンテーションを展開しているフィリップ・ハーパー!

 アッと言う間にウェールズを代表するこのバンドを完全掌握し、このアルバムにおいても、実に切れ味鋭いエキサイティングなパフォーマンスを愉しませてくれる。

 このアルバムでユニークなのは、インレーのトラック8とトラック9の間に“INTERMISSION”という“休憩”の文字が刷り込まれていることだろう。アルバムは、この文字の前がコンサートの第1部、後ろが第2部という完全なコンサート・スタイルで作られているわけだ。

 ライヴ盤でもないのに“休憩”を入れるのは、とても面白い発想!

 聴く側のコチラも、ある曲だけをピックアップして聴く前に、一度はそんな仕掛けに乗って、トラック1~8を続けて聴いたところで一旦プレイヤーを止め、小休憩の後にトラック9以降を新たに聴くスタイルでこのアルバムを愉んでみたい!

 アルバムは、ジョン・ウィリアムズがボストン・ポップス・オーケストラの1983年の日本ツアーのために書いた『サウンド・ザ・ベルズ!』の鮮烈な演奏でスタートする。

 もの凄いパフォーマンス!!

 リスナーはこの1曲で、コーリーのテンションとスキルの高さの虜となってしまうだろう。

 2曲目は、エルガーの「威風堂々」と同じスタイルで書かれた英国色満載のグランド・マーチ『スピリット・オブ・パジェントリー』。作曲者のパーシー・フレッチャーは、今もよく演奏される世界初のブラスバンドのためのオリジナル曲、交響詩「労働と愛」を書いた作曲者。アルバムの録音年がそれからちょうど100年にあたることから、フレッチャーへのトリビュートとして選曲された。

 正しくブリティッシュの血がなせる格調高い演奏だ!

 スター軍団コーリーだけに、ソロピースも盛りだくさんだ!!

 プリンシパル・コルネットのトーマス・ハッチンスンがソロをとったハリー・ジェームズの『トランペット協奏曲』のほか、フリューゲルホーンのリチャード・デーヴィスによるバカラックの『アルフィー』、テナーホーンのオーウェン・ファーによるバッジーニの『妖精の踊り』、バリトンのスティーブン・ケインによるウェールズ伝承曲『アー・デーリン・ピール(穏やかな鳩)』、ユーフォニアムのマシュー・ホワイトによるノルウェー伝承曲『ヴァルドレスの2つの民謡』など、つぎつぎと現われるスターたちのパフォーマンスは、いずれも聴きごたえ満点!

 オーウェン・ファーの音楽性とスキルは、テナーホーンの第一人者らしく、とくに聴き逃せない!

 録音前月に行われた“ブラス・イン・コンサート選手権2013”の優勝直後のセッションらしく、このアルバムには、その“ガラ・コンサート”と“選手権本番”で人気を呼んだレパートリーの多くも収録されている。

 選手権本番のライヴは、DVD「ブラス・イン・コンサート選手権2013」(DVD-9605、2枚組-PAL方式DVD)で映像で愉しめ、このCDとの聴き比べも面白いが、こちらのCDのパフォーマンスは、さすがに本番をへただけあって、細部にわたり精度が高められている。

 パーカッショニストのデーヴ・ミッチェルのボーカルをフィーチャーしたミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』から“すべての山を登れ”、あまりの難しさのためか本番では分解寸前までいったアルトゥーロ・サンドヴァルの『マンボ・カリエンテ』、クリストファー・トーマスのメロウなトロンボーンをフィーチャーした『ロンドンデリーの歌』、プログラムのラストで演奏されたラフマニノフの『ピアノ協奏曲第3番』フィナーレなど、セッションなのにライヴのようなパフォーマンスは、とても愉しい!

 本当は書かない方がいいのかも知れないが、ラフマニノフの演奏が終わった後にちょっとした仕掛けがあるので、すぐにプレイヤーを止めないように!(それは、CDを買った人だけのお愉しみ!!)

 正しく“コーリー・バンドのコンサートをどうぞお愉しみ下さい!”というコンセプトで作られたひじょうにアットホームで愉しいアルバムとなっている!

【収録曲】
1. サウンド・ザ・ベルズ!/ジョン・ウィリアムズ (arr. リュク・ヴェルトッメン) 【2:51】
2. スピリット・オブ・パジェントリー/パーシ―・フレッチャー (arr. シドニー・ハーバート) 【6:25】
3. トランペット協奏曲/ハリー・ジェームズ (arr. エルガー・ハワース) 【3:34】
4. フロム・ヒルサイド/アラン・ファーニー 【4:45】
5. 「トランペット協奏曲」から第3楽章/ヨハン・フンメル(arr.ヴァーノン・ポスト) 【4:35】
6. アルフィー/バート・バカラック (arr. デンジル・スティーブンズ) 【3:07】
7. 妖精の踊り/アントニオ・バッジーニ (arr. オーウェン・ファー) 【5:00】
8. ドリームタイム/ダン・プライス 【7:45】
9. ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」から すべての山を登れ
/ロジャース & ハマースタイン2世(arr.フィリップ・ハーパー)  【4:06】
10. アー・デーリン・ピール(穏やかな鳩)/ウェールズ伝承曲 (arr. アラン・ファーニー) 【5:12】
11. ルクス・エテルナ/フィリップ・ハーパー 【3:45】
12. ヴァルドレスの2つの民謡/ノルウェー伝承曲 (arr. フローデ・リュードランド) 【4:25】
13. マンボ・カリエンテ/アルトゥーロ・サンドヴァル(arr.サンディー・スミス) 【3:08】
14. ロンドンデリーの歌/伝承曲(arr.ジョン・アイヴスン) 【3:16】
15. トルコ行進曲/モーツァルト (arr. ポール・ロヴァット=クーパー) 【3:18】
16. 「ピアノ協奏曲第3番」から フィナーレ/セルゲイ・ラフマニノフ(arr.フィリップ・ハーパー)【9:15】

■このCDをBPショップで購入する
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■コーリー・バンド~イン・コンサート Vol.3
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■コーリー・バンドの人気CD
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2013年全英チャンピオンは、ウェールズのコーリー・バンドの手に!

 イギリス・ブラスバンド界最大のチャンピオンシップ“全英ブラスバンド選手権2013”選手権部門決勝は、2013年10月12日(土)、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。

 日本流に言うと“全国大会、最終決勝”!

 テストピースは、エドワード・グレッグスンの『オブ・ディスタント・メモリーズ』。ブラック・ダイクが委嘱し、2013年1月、マンチェスターのロイヤル・ノーザン・音楽カレッジのフェスティヴァル・オブ・ブラスで初演されたバリバリの新作オリジナルだ!

 大会前の最大の話題は、なんと地区大会6位に終わったブラック・ダイクが、この場に駒を進めることができなかったこと。そして、9月の“全英オープン”で激しいつばぜり合いを行ったウェールズの好敵手トレデガーとコーリーがどんなパフォーマンスを繰り広げるのか、はたまたブラック・ダイクの2人の指揮者を引っ張り出したヨークシャーのグライムソープとウェスト・オブ・イングランドのウッドフォールズはいかに、などなど話題満載で、例年にも増して大盛り上がり!

 エントリーされた合計20のバンドは、演奏順を決めるくじ引きに従って、つぎつぎとステージへ。

 結果、フィリップ・ハーパー指揮、ウェールズのコーリーが、13年ぶり6度目の栄冠に輝いた!

上位10バンドの順位は、以下のとおりで、またしてもウェールズのバンドがワン・ツー・フィニッシュ! また、4位までのバンドには、2014年10月の全英選手権決勝への出場権が与えられた。(カッコ内は、エリア名と指揮者名)

【優 勝】Cory Band (Wales)(Philip Harper)
【第2位】Tredegar Town Band (Wales)(Ian Porthouse)
【第3位】Carlton Main Frickley Colliery Band (Yorkshire)(Phillip McCann)
【第4位】Brighouse & Rastrick Band (Yorkshire)(Prof. David King)
【第5位】Grimethorpe Colliery Band (Yorkshire)(Dr Robert Childs)
【第6位】Woodfalls Band (West of England)(Dr Nicholas Childs)
【第7位】Leyland Band (North West) (Michael Bach)
【第8位】Reg Vardy Band (North of England)(Russell Gray)
【第9位】Whitburn Band (Scotland)(Erik Janssen)
【第10位】Flowers Band (West of England)(Paul Holland)

【コーリー・バンド】
1884年、南ウェールズ屈指の炭鉱地帯として知られるロンザ・ヴァレー(Rhondda Valley)で結成されたウェールズの代表的ブラスバンド。当初はトン・テンペランス・バンドの名前で活動したが、1895年、演奏を聴いた同地の鉱工業の盟主、コーリー・ブラザーズ社の社長サー・クリフォード・コーリーからのスポンサードの申し出を受け、コーリー・ワークメンズ・バンドに改称。1920年には“チャンピオンシップ”セクションのステータスを得た。その後、炭鉱との関係が薄くなり、コーリー・バンドの名前で活動。1998年以降、スポンサー変更などにより、ジャスト・レンタルズ・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・バンドと改名を繰り返したが、2007年にバンド名に“コーリー”の名前を取り戻した。各選手権においても輝かしい成績を誇るが、近年においても、2000年に音楽監督に就任した世界的ユーフォニアム奏者ロバート・チャイルズ(Dr. Robert B. Childs)の指揮のもと、2000年、2002年、2007、2009年の全英オープン優勝、2000年の全英選手権優勝、2008-2010年のヨーロピアン選手権3年連続優勝、2009年のオランダ・ケルクラーデの第16回世界音楽コンクール優勝と、実力者ぶりをいかんなく発揮している。有名なフィリップ・スパークの『ドラゴンの年』は、コーリー・バンド結成100周年記念委嘱作だった。2012年5月、フィリップ・ハーパーが新音楽監督に就任した。

《主要選手権優勝年》

世界音楽コンクール(WMC)(2009)
ヨーロピアン選手権(1980、2008、2009、2010、2013)
全英オープン選手権(2000、2002、2007、2009、2011)
全英選手権(1974、1982、1983、1984、2000、2013)
BBCバンド・オブ・ジ・イヤー(1971)
BBCウェールズ・バンド・オブ・ジ・イヤー(1979、1980、1982)
ブラス・イン・コンサート選手権(2008、2012)

【コーリー・バンドの公式ホームページ】
http://www.coryband.com/

◎フィリップ・ハーパー指揮、コーリー・バンドの最新CD、DVDをチェックする

■コーリー・バンド~ワーズ & ミュージック
(バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲)

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3027/

吹奏楽マガジン バンドパワー

■コーリー・バンド~ペリヘリオン – クローザー・トゥー・ザ・サン
(フィリップ・スパーク・ブラスバンド作品集) 

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3029/

吹奏楽マガジン バンドパワー

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2013【CD】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2986/

吹奏楽マガジン バンドパワー

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2013【PAL方式DVD-2枚組】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/dvd-9569/

吹奏楽マガジン バンドパワー

■その他、コーリー・バンド関係のCD
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000868/

語られることのなかった物語~コーリー・バンド/フィリップ・スパーク・ブラスバンド作品集…エンディングに向って全速力で疾走する興奮は、まさにスパーク・ワールド!

 

 2010年4月24日~5月2日の日程で、オーストリア、リンツ市のブルックナーハウスで開催された“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2010”で3年連続優勝(ハットトリック)を達成したウェールズのコーリー・バンドが演奏したフィリップ・スパーク作品集です。

 アルバム冒頭を飾る『へイル・ザ・ドラゴン!』は、コーリー・バンド125周年コンサートのための記念作として、また、ラストをしめるタイトル曲『語られることのなかった物語』は、前記ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2010におけるコーリー・バンドの自由選択曲として、それぞれ委嘱・初演された作品です。

 それらに加え、コルネットのトム・ハッチンスン、テナーホーンのオーウェン・ファー、トロンボーンのクリストファー・トーマス、ユーフォニアムのデーヴィッド・チャイルズという、コーリー・バンドが誇るスターのソロが堪能できるこのCDは、フィリップ・スパークという一人の作曲家の作品集のワクを超えたすばらしいエンターテイメント・アルバムに仕上がっています。

 さすが世界をリードするスパークの作品集だけに、注目曲満載ですが、そんな中でもゼッタイに聴き逃せない曲を挙げるとすると、バリトン奏者カトリーナ・マーゼラをゲスト・ソロイストに招いた『スカラムーシュ』と、コーリー・バンドを“ヨーロピアン3連覇”へと導いた『語られることのなかった物語』の2曲でしょう!

 カトリーナ・マーゼラは、BBC放送ラジオ2の“ヤング・ブラス・ソロイスト・コンペティション・2004”に優勝後、今もっとも注目を集めている女性奏者の一人です。イタリアの即興演劇“コンメディア・デッラルテ”の道化にインスパイアーされた『スカラムーシュ』は彼女の委嘱で書かれた作品です。日本では、ユーフォ二アムの活躍の陰に隠れてなかなか独奏を聴く機会がありませんが、コーリーの好サポートを得たこの演奏は、同じ音域ながらユーフォ二アムとはキャラクターの違うバリトンという楽器の魅力を身近なものとして感じさせてくれます。

 『語られることのなかった物語』は、ウィンド・バンド(吹奏楽)のために書かれた『ディザーツ』などと同じく、スパーク自身の内面に秘められたものを音楽として発露させた新境地を感じさせる作品で、変化に富んだ3つの楽章から成ります。ほとばしる激情から、感情を押し殺した静けさ、情感たっぷりの歌、そして魂の奥底から湧き上がるロマンや心の叫びなど、未知の新曲ながら、“ヨーロピアン”の選手権本番におけるコーリーの世界初演は、聴くもののハートを串刺しにしたと言います。

 しかし、エンディングに向って全速力で疾走する興奮は、まさにスパーク・ワールド! このCDの演奏も、圧倒的に輝いています!

【このCDを「BPショップで」チェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2133/

【演奏団体】コーリー・バンド (The Cory Band)
【指揮者】ロバート・チャイルズ (Dr. Robert Childs)
【発売元】アングロ (Anglo Records)
【発売年】2010年

【収録曲】
作曲:フィリップ・スパーク(Philip Sparke)【全曲】

1. へイル・ザ・ドラゴン! 【4:38】
Hail the Dragon!

2. ジュビローソ 【3:08】
Jubiloso

3. カプリコルノ 【6:49】
Capricorno
テナーホーン (Tenorhorn): オーウェン・ファー (Owen Farr)

4. サンサーンス・ヴァリエーション 【9:44】
Saint-Saens Variations

5. カヴァティーナ 【5:08】
Cavatina for Cornet
コルネット (Cornet): トム・ハッチンスン (Tom Hutchinson)

6. サリュート・トゥー・ア・ヒーロー 【2:22】
Salute to a Hero

7. ファイナル・フリング 【1:32】
A Final Fling
ユーフォニアム (Euphonium): デヴィッド・チャイルズ (David Childs)

8. トロンボーンのためのカプリチオ 【3:39】
Capriccio for Trombone
トロンボーン (Trombone): クリストファー・トーマス (Christopher Thomas)

9. センテ二アル・サリュート 【7:49】
Centennial Salute

10. スカラムーシュ 【7:10】
Scaramouche
バリトン (Baritone): カトリーナ・マーゼラ (Katrina Marzella)

11. 語られることのなかった物語 【17:53】
A Tale as Yet Untold

I) モルト・モデラート Molto moderato 【5:40】
II)モルト・レント Molto lento 【7:28】
III)モルト・ヴィヴァーチェ Molto vivace 【4:45】

【このCDを「BPショップで」チェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2133/

【フィリップ・スパークのCD、楽譜を「BPショップで」チェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000350/

コーリー・バンド125周年DVD“ブラス & ヴォイス”発売。プロモーション動画もアップロード!!

 

  2009年6月20日、ウェールズの首都カーディフのセント・デーヴィッズ・ホールで開催された“コーリー・バンド”の125周年コンサートの模様をおさめたすばらしいライヴDVDが発売された。

 10月の「全英」こそ3位に終わったが、現在、「全英オープン」、「ヨーロピアン」、「ワールド」の3大タイトルをもつコーリー・バンドは、間違いなく世界のトップ・バンド!!

 そのエキサイティングなステージの模様を伝えるプロモーション動画も発売元のWorld of Brassからアップロードされている!!

 http://www.youtube.com/watch?v=LoKZ7ujCmSI

■このDVDをBPショップでチェックする
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/dvd-9387/

エンター・ザ・ギャラクシーズ~コーリー・バンド…“ヨーロピアン”“ワールド”“全英オープン”の栄冠を次々と獲得しているコーリー・バンドが放つ 絶品のコンサート・アルバム! クーパーの『エンター・ザ・ギャラクシー』に注目


★“ヨーロピアン”“ワールド”“全英オープン”の栄冠を次々と獲得している
コーリー・バンドが放つ 絶品のコンサート・アルバム!
スパークのテナーホーン独奏曲「カプリコルノ」をはじめ、
オープニング曲として人気を集めるクーパーの『エンター・ザ・ギャラクシー』など、
注目曲を多数収録!

 記念すべきバンド結成125周年のシーズンのために2009年2月に録音された、ウェールズの代表的バンド、コーリー・バンドのすばらしいコンサート・アルバムです。

 オリジナルからポップまで、さまざまなスタイルの音楽が愉しめますが、その多くがこのシーズンに向けて委嘱され、準備された新曲との説明がブックレットにあります。

 さすがー、というか、ものすごいパッションとパワーを感じます!!

 そして、オープニング・ピースは、ポール・ロヴァット=クーパーの『エンター・ザ・ギャラクシー』。この曲は、2008年の“ブラス・イン・コンサート選手権”で世界初演されて聴衆の度肝を抜き、コーリー・バンドに勝利をもたらした記念碑的オープニング・ピースです。2009年の“ヨーロピアン”のガラ・コンサートでもバカ受けでしたね。

 ソロ・ピースでとくに注目したいのは、フィリップ・スパークのテナーホーン独奏曲『カプリコルノ』です。曲名後半の“コルノ”はイタリア語でホルンを意味します。曲は、たっぷりと歌わせるメローなフレーズが印象的な前半部、テク二カルな主部、そしてスピード豊かにフィニッシュするエンディングと、スパーク節満開!! この新作は、全世界のテナーホーン奏者にもろ手を挙げて歓迎されるでしょう!!

 デーヴィッド・チャイルズ独奏のユーモラスな『ホットなカナリア』は、日本でもすでにおなじみですね。

 ポップスでは、ウェールズのヒーリング音楽の大家カール・ジェンキンズの“アディエマス”プロジェクトから曲を選んで組曲にしたピーター・グレイアム編の『アスペクツ・オブ・アディエマス』が光ります。ジェンキンズをレパートリーに選ぶあたりは、さすがウェールズのバンドと言えますね。

 それにしても、どんどん新しいレパートリーを準備して記念アルバムを事前に収録。その後にコンサートやコンテストにアグレッシブにチャレンジするとは、気持ちの入り方が違います。

 “ヨーロピアン”“ワールド”“全英オープン”など、栄冠をつぎつぎと手にしていったのもなるほどと頷けるほど、エネルギー全開の演奏が愉しめる“超おススメ”のアルバムとなっています。

■このCDの詳細をチェックする
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1959/

【コーリー・バンド】
1884年、南ウェールズ屈指の炭鉱地帯として知られるロンザ・ヴァレー(Rhondda Valley)で結成されたウェールズの代表的ブラスバンド。当初はトン・テンペランス・バンドの名前で活動したが、1895年、演奏を聴いた同地の鉱工業の盟主、コーリー・ブラザーズ社の社長サー・クリフォード・コーリーからのスポンサードの申し出を受け、コーリー・ワークメンズ・バンドに改称。1920年には“チャンピオンシップ”セクションのステータスを得た。その後、炭鉱との関係が薄くなり、コーリー・バンドの名前で活動。1998年以降、スポンサー変更などにより、ジャスト・レンタルズ・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・バンドと改名を繰り返したが、2007年にバンド名に“コーリー”の名前を取り戻した。各選手権においても輝かしい成績を誇るが、近年においても、2000年に音楽監督に就任した世界的ユーフォニアム奏者ロバート・チャイルズ(Dr. Robert B. Childs)の指揮のもと、2000年、2002年、2007、2009年の全英オープン優勝、2000年の全英選手権優勝、2008、2009年のヨーロピアン選手権連続優勝、2009年のオランダ・ケルクラーデの第16回世界音楽コンクール優勝と、実力者ぶりをいかんなく発揮している。有名なフィリップ・スパークの『ドラゴンの年』は、コーリー・バンド結成100周年記念委嘱作だった。

《主要選手権優勝年》
世界音楽コンクール(WMC)(2009)
ヨーロピアン選手権(1980、2008、2009)
全英オープン選手権(2000、2002、2007、2009)
全英選手権(1974、1982、1983、1984、2000)
BBCバンド・オブ・ジ・イヤー(1971)
BBCウェールズ・バンド・オブ・ジ・イヤー(1979、1980、1982)


■エンター・ザ・ギャラクシーズ~コーリー・バンド
Enter the Galaxies
Cory Band

【演奏団体】コーリー・バンド (Cory Band)
【指揮者】ロバート・B.チャイルズ (Dr. Robert B. Childs)
【発売元】ドイエン (Doyen)
【発売年】2009

【収録曲】
1. エンター・ザ・ギャラクシー/ポール・ロヴァット=クーパー 【3:09】
2. アスペクツ・オブ・アディエマス/カール・ジェンキンズ (arr. ピーター・グレイアム) 【13:12】
3. サンライズ・オーヴァー・ブルー・リッジ/ダン・プライス 【4:03】
4. メキシカン・ハット・ダンス/メキシコ伝承曲 (arr. ロジャー・ウェブスター) 【5:01】
5. シロッコ/ピーター・グレイアム 【6:56】
6. コパニトサ/アンドルー・ベーカー 【4:24】
7. トゥーリス・フォルティシマ (堅固なやぐら)/スティーヴン・ポンスフォード 【9:21】
8. トム・ボーリング/チャールズ・ディブデン (arr. ケネス・ダウ二ー) 【3:58】
9. ハーレフの男たち/ウェールズ伝承曲 (arr. ギャレス・ウッド) 【3:19】
10. カプリコルノ/フィリップ・スパーク 【6:47】
11. ソロモン王の洞窟/ロドニー・ニュートン 【4:55】
12. ホットなカナリア/ポール・ネロ (arr. サイモン・ウッド) 【2:46】
13. アメリカン・テイル/ダン・プライス 【5:57】

■このCDの詳細をチェックする
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1959/

ヘリテージ(Heritage)/バイ・アズ・ユー・ヴュー・コーリー・バンド…本物のブリティッシュ・ブラスバンド・サウンドが愉しめる名盤

 

★本物のブリティッシュ・ブラスバンド・サウンドが愉しめる名盤。ジョーゼフ・パリーの『タイドフィル序曲』やベーメの『金管のための交響曲』などは、とくに聴きものです!

 人類の至宝!! これはぜひとも聴いておききたい!!

 世界のトップ・バンド、コーリー・バンドのとっても美しいブラスバンド・サウンドと、他では聴くことのできないレパートリーが満喫できるクラシック・テイストの逸品CDです!!

 1894年ごろに撮影された古いコーリー・バンドの写真がジャケットに使われたこのCDは、クラシックの世界では“ロマン派”と呼ばれる作曲家たちが活躍した、19世紀の終わり頃にブラスのパイオニアたちのために書かれた楽譜を21世紀の現代に蘇らせるというドリーム企画のために制作されました。

 立案者は、コーリーの音楽監督ロバート・チャイルズ(Dr. Robert Childs)。

 彼と話した人はよくおわかりでしょうが、世界的ユーフォニアム奏者としてもおなじみのチャイルズは、音楽学的立場からも、ブラスバンドだけでなく、音楽全般への造詣の深い“ドクター”として敬愛を一身に集める存在です。

 そして、いかにもロバート・チャイルズならではと言える内容のこのCDには、古い楽曲を現代のブラスバンド用にオーケストレーションするため、自身の他に、ジョン・ピッカード、サイモン・ライト、スティーブン・ロバーツ、リュク・ヴェルトッメンという、現代のエキスパートたちが起用されました。

 その結果、エルガーの『オルガン・ソナタ第1番ト長調』に始まり、オスカル・ベーメの『金管のための交響曲』に終わる、このCDに収録された音楽は、それらがまるで初めからブラスバンドのために書かれた楽曲であったかのように、自然体で心地よく響きます。

 また、曲の書かれた時代を反映してか、いずれの作品も、現代の我々のハートにも染みわたるメロディーの美しさや深さが特徴的です。

 演奏者のコーリーも、直線的にフレーズ処理をするのではなく、多彩なビブラート・テクニックも駆使しながら、メロディー・ラインをポジティブにとらえ、ハーモニーの美しさを際立たせていきます。ジョーゼフ・パリーの『タイドフィル序曲』やベーメの『金管のための交響曲』などの力演は、とくに聴きものです。

 よく見ると、メンバー表には、かつてCWSマンチェスターやブラック・ダイクでソリストとして活躍した名ユーフォニアム奏者リンドン・バグリン(なんと、スティーブン・ミードの師匠!!)のような超ベテランの名も!!

 なるほど、これは、イギリス以外のバンドには表現できなくても当然かも知れない。

 そう思わせるほど美しく、イギリス人が“ウォーム・サウンド”と呼ぶ、トラディッショナルな、本物のブリティッシュ・ブラスバンド・サウンドが愉しめるこのCD!!

 聴けば聴くほど“味”が出る。

 ブラスバンド・ファンなら一度は聴いておきたい、とてもすばらしい内容のCDです。

【収録曲】

1. オルガン・ソナタ第1番ト長調/エドワード・エルガー(arr.ロバート・チャイルズ)【23:45】
Sonata for Organ in G. Op. 28/Edward Elgar(arr.Robert Childs)
I)Allegro maestoso
II)Allegretto
III)Andante espressivo
IV)Presto

2. 交響詩「戦の歌」/ハヴァーガル・ブライアン(trans. ジョン・ピッカード)【9:33】
Symphonic Poem:The Battle Song/Havergal Brian(trans.John Pickard)

3. 幻想曲/ポール・ジルソン(arr. リュク・ヴェルトッメン)【6:01】
Fantaisie (dans la Forme Classique)/Paul Gilson (arr.Luc Vertommen)

4. タイドフィル序曲/ジョーゼフ・パリー(arr. サイモン・ライト)【12:20】
Tydfil Overture/Joseph Parry(arr.Simon Wright)

5. 金管のための交響曲/オスカル・ベーメ(arr. スティーブン・ロバーツ)【16:28】
Symphony for Brass Op. 30/Oskar Bohme(arr. Stephen Roberts)
I)Adadio ma non tanto
II)Allegro vivace
III)Andante cantabile
IV)Allegro con spirito


【コーリー・バンド】
1884年、南ウェールズ屈指の炭鉱地帯として知られるロンザ・ヴァレー(Rhondda Valley)で結成されたウェールズの代表的ブラスバンド。当初はトン・テンペランス・バンドの名前で活動したが、1895年、演奏を聴いた同地の鉱工業の盟主、コーリー・ブラザーズ社の社長サー・クリフォード・コーリーからのスポンサードの申し出を受け、コーリー・ワークメンズ・バンドに改称。1920年には“チャンピオンシップ”セクションのステータスを得た。その後、炭鉱との関係が薄くなり、コーリー・バンドの名前で活動。1998年以降、スポンサー変更などにより、ジャスト・レンタルズ・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・バンドと改名を繰り返したが、2007年にバンド名に“コーリー”の名前を取り戻した。各選手権においても輝かしい成績を誇るが、近年においても、2000年に音楽監督に就任した世界的ユーフォニアム奏者ロバート・チャイルズ(Dr. Robert B. Childs)の指揮のもと、2000年、2002年、2007年の全英オープン優勝、2000年の全英選手権優勝、2008、2009年のヨーロピアン選手権連続優勝、2009年のオランダ・ケルクラーデの第16回世界音楽コンクール優勝と、実力者ぶりをいかんなく発揮している。有名なフィリップ・スパークの『ドラゴンの年』は、コーリー・バンド結成100周年記念委嘱作だった。

《主要選手権優勝年》
世界音楽コンクール(WMC)(2009)
ヨーロピアン選手権(1980、2008、2009)
全英オープン選手権(2000、2002、2007)
全英選手権(1974、1982、1983、1984、2000)
BBCバンド・オブ・ジ・イヤー(1971)
BBCウェールズ・バンド・オブ・ジ・イヤー(1979、1980、1982)


《コーリー・バンドがヴィレブルークのハットトリックを阻止した
2008年ヨーロピアンのCDとDVDをチェックする》

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2008(CD)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1615/

■ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2008(DVD)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/dvd-9328/

《コーリー・バンドの注目CDをチェックする》

■ザ・プロミスド・ランド
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1228/

■金の王冠
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0060/

■ワイルドファイアー
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0298/

■ブラス・バンド・クラシックスVol.1
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0299/

■ブラス・バンド・クラシックスVol.2
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0483/

■ブラス・バンド・クラシックスVol.3
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0703/

■ブラス・バンド・クラシックスVol.4
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0925/

■ヘリテージ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0297/

■ザ・チャイルズ~ミュージック・ワズ・マイ・ファースト・ラブ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0930/

■ディスカヴァリー・ブラス
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0474/

■スターズ・イン・ブラス
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0979/

■アナザー・オープニング・アナザー・ショウ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1155/

■ノーブル・トロンボーン
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1412/

(2009.08.13)