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■ブラック・ダイク・バンドの最新CD「ジャスト・フォー・ファン」は、ゴキゲンなソロ満載のライト・ミュージック・アルバムだ!

「ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし」と謳われるイングランドの名門ブラスバンド、ブラック・ダイク!

このアルバムは、2016年2月から3月にかけて、リーズのモーリー・タウン・ホールで録音された。指揮は、音楽監督ニコラス・チャイルズ!

ブラック・ダイクがパブリックなコンサートでしばしば演奏するライト・ミュージックを中心とした選曲で、ソロやデュエット、トラッド、マーチ、セレクションなど、多彩なレパートリーが堪能できる!2013年の「ブラック・ダイク~アンコール」(CD-3037)、2015年の「ブラック・ダイク~モア・アンコール」(CD-3720)などと同じコンセプトのとても愉しいアルバムだ!

アルバムは、有名なアメリカのサーカス・マーチ、フレッド・ジュウェルの『スクリーマー』で華やかにスタート!

ブラスバンドへの編曲は、テナーホーンの名手として長年ブラック・ダイクで活躍したサンディー・スミスのもの。伝統的に、マーチでコンサートをスタートさせるイギリスのバンドらしい心地良い演奏だ!

コンサートものでは、グレン・ミラーやデューク・エリントンのスタンダードをつづる『キング・オブ・スウィング』、スイス民謡の名旋律を聴かせる『スイスのブラス・パールズ』、ディズニー・アニメ“白雪姫”の音楽をフィーチャーした『“七人の小人”のスウィング』など、どこかで聴いたことのあるメロディーがつぎつぎ現れるセレクションものが光っている!

中でも、そのものズバリの曲名がついている『トムとジェリー』が会心の出来!!

アニメ・ファンは、思わずニヤリとさせられるだろう!

ブラスバンド・ファンお愉しみ、ブラック・ダイクのスター・プレイヤーによるソロ・パフォーマンスも、ユーフォニアムのゲイリー・カーティンによる『キャリックファーガス』、リチャード・マーシャル、マーティン・アーウィン、キャスリーン・ギャスポズのトリオによる『ドリーミング・コルネット』、バス・トロンボーンのエードリアン・ハーストによる『スウィング・ロー』、フリューゲルホーンのゾーイ・ハンコックによる『メガ・セオラ』、ソプラノ・コルネットのベンジャミン・リチェトンとコルネットのリー・リッグのデュエット『ウルナボディ・カフィ』と、盛りだくさん!!

この内とくに、ゾーイ・ハンコックのソロは、思わず“ソロイスト・オブ・ザ・アルバム”賞を手渡したいぐらいの気分にさせられるほどすばらしい! 安定したテクニックは無論のこと、そのメロウなサウンドにも惚れ惚れさせられる!

アルバムは、澄みきったアルプスの空気の中、まるでヨーデルが聴こえてくるようなマーチ『シルバートラウム』でハッピー・エンディング!

シリアスなオリジナルもいいけれど、ポップなレパートリーを愉しげに聴かせるブラック・ダイクもいい!!

【収録曲など、このCDの詳細をBPショップでチェックする】
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今年の聖夜はCD「ブラック・ダイクでメリー・クリスマス!」(We Wish You A Merry Christmas)

 BPコレクション始まって以来の“シーズン限定アイテム”の登場!!

「ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし!」と謳われるイングランドの代表的ブラスバンド、ブラック・ダイクのクリスマス・アルバムだ!

 『もろびとこぞりて』『世の人忘るな』『まぶねの中で』などなど、どこかで聴いことのあるクリスマス・シーズンおなじみのメロディーがたっぷり詰まったとっても愉しいアルバムだが、そこはそれ、ブラック・ダイクの演奏だけに、クリスマス・キャロルをただ聖歌のように演奏するだけに終わっていないところが、いかにもブラック・ダイク!

 アルバム全篇を彩る、アメリカのマーク・フリーフ、イギリスのダーロル・バリー、アラン・ファーニー、ハワード・ローリマンという、ブラスバンドの第一線で活躍する超人気作曲家たちのアレンジが、とにかくゴキゲンなのだ! とくに、ジャズの世界で活躍がつづくフリーフの斬新なアイデアが光っている!

 また、プロコフィエフの「キージェ中尉」のトロイカのメロディーから作られた『ミッドナイト・スレイライド』やヴィクター・ハーバートの『おもちゃの兵隊の行進』、ルロイ・アンダーソンの『そりすべり』など、ウィンター・シーズンおなじみの音楽がキャロルの間にバランスよく配され、効果的なアクセントを生み出している!

そして、忘れてはならないのが、ブラック・ダイクが誇るスター・プレイヤーたちのソロ!

 フリューゲルホーンのゾーイ・ハンコックによる『まぶねの中で』、プリンシパル・コルネットのリチャード・マーシャルによる『オー・ホーリー・ナイト(さやかに星はきらめき)』、ソロ・ユーフォニアムのギャリ―・カーティンのによる『我らはきたりぬ』と、プラック・ダイクのサポーターには堪えられないすばらしいソロの連発だ!!

 クリスマス・シーズンには、ブラスバンドのサウンドがよく似合う!

 ハートも自然と暖かくなる!

 世界最高峰のブラスバンドによる、とてもゴージャスなクリスマス・アルバムだ!!

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【収録曲】

1. もろびとこぞりて/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (arr. マーク・フリーフ) 【1:38】
Joy To The World/Georg Friedrich Handel (arr. Mark Freeh)

2. セレブレーション・オブ・クリスマス/伝承曲 (arr. ハワード・ローリマン) 【4:34】
A Celebration Of Christmas/Traditional (arr. arr. Howard Lorriman)

3. 2つのクリスマス・キャロルによるヴォランタリー/伝承曲 (arr. マーク・フリーフ) 【3:39】
Voluntary On Two Christmas Carols/Traditional (arr. Mark Freeh)

4. おもちゃの兵隊の行進/ヴィクター・ハーバート (arr. マーク・フリーフ) 【4:13】
March of the Toys/Victor Herbert (arr. Mark Freeh)

5. 世の人忘るな/伝承曲 (arr. マーク・フリーフ) 【2:34】
God Rest Ye Merry, Gentlemen/Traditional (arr. Mark Freeh)

6. まぶねの中で/伝承曲 (arr. アラン・ファーニー) 【4:25】
Away In A Manger/Traditional (arr. Alan Fernie)
フリューゲルホーン(Flugelhorn):ゾーイ・ハンコック(Zoe Hancock)

7. ジングル・オール・ザ・ウェイ(ジングルベル)/伝承曲 (arr.マーク・フリーフ ) 【1:58】
Jingle All The Way/Traditional (arr. Mark Freeh)

8. レット・イット・スノウ/ジュ―リー・スタイン (arr. アラン・ファーニー) 【1:59】
Let It Snow/Jule Styne (arr. Alan Fernie)

9. メリー・リトル・クリスマス
/ヒュー・マーティン & ラルフ・ブレイン(arr. アラン・ファーニー) 
【3:47】
A Merry Little Christmas/Hugh Martin & Ralph Blane (arr. Alan Fernie)

10. ミッドナイト・スレイライド/ (arr. マーク・フリーフ) 【3:02】
Midnight Sleighride/Sergei Prokofiev (arr. Mark Freeh)

11. オー・ホーリー・ナイト(さやかに星はきらめき)
/アドルフ・アダム (arr. マーク・フリーフ) 
【4:12】
O Holy Night/Adolphe Adam (arr. Mark Freeh)
コルネット(Cornet):リチャード・マーシャル(Richard Marshall)

12. リジョイス!~古いヨーロッパのキャロルによるファンタジー
/伝承曲 (arr. アラン・ファーニー) 
【3:29】
Rejoice! – Fantasy On Old European Carols/Traditional (arr. Alan Fernie)

13. 我らはきたりぬ/伝承曲 (arr. マーク・フリーフ) 【2:45】
We Three Kings/Traditional (arr. Mark Freeh)
ユーフォニアム(Euphonium):ギャリ―・カーティン(Gary Curtin)

14. リトル・ドラマー・ボーイ
/キャサリン・デイヴィス, ヘンリー・オノラーティ & ハリー・サイムワン
(arr. ダーロル・バリー)
 【3:16】
The Little Drummer Boy/Katherine K. Davis,
Henry Onorati & Harry Simeone (arr. Darrol Barry)

15. そりすべり/ルロイ・アンダーソン (arr. マーク・フリーフ) 【2:54】
Sleigh Ride/Leroy Anderson (arr. Mark Freeh)

16. ロード・トゥ・ベツレヘム/マーク・フリーフ 【4:35】
Road To Bethlehem/Mark Freeh

17. クリスマス組曲/伝承曲 (arr. アラン・ファーニー) 【7:07】
A Christmas Suite/Traditional (arr. Alan Fernie)

18. ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス/伝承曲 (arr. アラン・ファーニー)【2:10】
We Wish You A Merry Christmas/Traditional (arr. Alan Fernie)

ブラック・ダイク~ジェネシス(マーティン・エレビー作品集)が発売!

2014年秋から2015年春にかけて行われた“全英オープン2014”、“全英2014”、“ヨーロピアン2015”の3大タイトルにすべて優勝!トリプル・タイトル・ホルダーに輝いたイングランドの名門ブラック・ダイク・バンドのマーティン・エレビー作品集!!

収録されている5曲中、4曲が世界初録音という超アグレッシブなアルバムで、コンテストのテストピースとして委嘱されたオリジナル・ピース2曲とコルネット、パーカッション、ユーフォニアムのためのソロ・ピース3曲の合計5曲が愉しめる!

アルバム冒頭に収録されている作品は、『ジェネシス』

“シンフォニア・クワジ・ウナ・ファンタジア”というサブ・タイトルが付けられたこの作品は、スイスのブラスバンド・トライツ・エトワールの委嘱作品で、2010年11月28日、モントルーのオーディトリウム・ストラヴィンスキーで開催された第36回スイス・ブラスバンド選手権で、ジェームズ・ガーレイ指揮、同バンドの自由選択課題として初演され、バンドにスイス・チャンピオンの座をもたらした。

英語の“Genesis”という単語を暗号化した音列をベースとし、パート1“暗闇の中から”、パート2“世界の歌”、パート3“光に”の3パート構成をとっている。リズム・セクションがリードするややコンテンポラリー・タッチのパート1とパート3の間で緩徐楽章として演奏されるパート2の夢心地を感じさせるような旋律線の美しさは絶品だ!

プリンシパル・コルネット奏者リチャード・マーシャルのすばらしいソロをフィーチャーした『コルネット協奏曲』は、米ノースカロライナ州のトライアングル・ブラス・バンドの委嘱作で、2012年3月18日、同州ローリのメイマンディ・コンサート・ホールで、ジェンス・アンダーマン独奏、トニー・グラナドス指揮の同バンドの演奏で初演された。イギリス初演奏は、2014年1月、このCDと同じ、マーシャル独奏、ブラック・ダイクの演奏で行われ、BBC放送がそのライヴをオン・エアした。

“ブリランテ”~“アリエッタ”~“ロンディーノ”の急-緩-急の3楽章構成。第1楽章・第3楽章のリズミカルな展開の間に叙情的にうたいあげられる第2楽章を挟んだ古典的な協奏曲スタイルをとる作品で、メロディーラインの親しみやすさ、美しさは、近年発表されたブラスバンドのためのコンチェルトの中でもグンを抜く。

演奏の方もさすがにマーシャル!!その澱みのない流れるようなパフォーマンスは、正しく絶品だ!

ゲストにマルチ・パーカッショニストのシモーネ・レべロを招いた『太陽の賛歌』のオリジナルは、パーカッションとウインドオーケストラのために書かれた作品で、2006年11月25日、バーミンガムのCBSOセンターで、レべロ独奏、キース・アレン指揮、バーミンガム・シンフォニック・ウィンズによって初演された。

このCDに収録されたブラスバンド版は、このレコーディングのために書き下ろされたものだ。

基本的にコンテンポラリー・タッチの作品だが、随所に散りばめられている美しいメロディーやハーモニーも見逃せない。聴けば聴くほど惹きつけられる、聴きごたえのある作品だ。

“ユーフォニアム独奏とブラスバンドのためのパルティータ”という副題をもつ『4つのエレメント』は、ブラック・ダイクの委嘱作で、タイトルにあるとおり、“大地”“大気”“水”“火”という4つのファクターからなる4楽章で構成される。

初演は、2015年1月23日、ロイヤル・ノーザン音楽カレッジ・ホールにおいて、このCDと同じく、ギャリ―・カーティン独奏、ニコラス・チャイルズ指揮で行われ、そのライヴはBBC放送によってオン・エアされた。

4つの小題がすべてを物語る、ややコンテンポラリー・タッチの作品だが、すっかりブラック・ダイクのスターとなったカーティンの多才なテクニックと安定感が光っている!

アルバムのラストを飾るのは、『マルコム・アーノルド・ヴァリエーション』。2008年5月25日、ケンブリッジのコーン・エクスチェンジで開催された第20回オール・イングランド・マスタ―ズ・インターナショナル・ブラスバンド選手権のテストピース(課題)として作曲。その後ウィンド・バンド(吹奏楽)版も出版されたが、前記のとおり、このCDにも収録されている“ブラスバンド版”がオリジナルだ!

2006年に亡くなったアーノルドが自作で使ったさまざまなスタイルやテクニックを凝縮したような作品で、アーノルドのメロディーがそのまま使われることはないが、随所にアーノルドを思い起こさせる要素が現われ、思わずクスッとさせられる! いかにも、イギリス人好みの作品だ!

セッションは、ウェスト・ヨークシャーのセント・ジョン・バプティスト教会ハリファックス大聖堂とモーリー・タウン・ホールで行われた。

アルバム全体を通し、ブラック・ダイクからエレビーへのリスペクトを強く感じさせる作品集!

ブックレット巻頭には、師のジョーゼフ・ホロヴィッツが一文を寄せている!!
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ブラック・ダイク~モア・アンコール…ブラック・ダイクによるライトなミュージックCD。スター・プレイヤーたちによるソロやデュエットも聴きモノだ!

「ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし」と謳われるブラスバンドの名門、イングランドのブラック・ダイク・バンド!

アルバム「モア・アンコール」は、2013年のヒットCD「ブラック・ダイク~アンコール」(CD-3037)の続篇だ。スイスの音楽出版社オブラッソとタッグを組んで企画され、2015年にレコーディングされた!

ブラック・ダイクもパブリックなコンサートではしばしば演奏するライト・ミュージックを中心とした選曲で、オリジナル・ピースのほか、ソロ、トラッド、マーチ、ユーロ・ポップなど、多彩なレパートリーが堪能できる!

この内、各セクションのスターたちがフィーチャーされるソロものでは、デュエットやカルテットも積極的にとりあげられ、アルバムのちょっとしたセールス・ポイントとなっている!

最初に登場するのは、クリストファー・ビンズ、ゲイリー・リード、エードリアン・ハーストのトロンボーン・トリオによるリチャード・ロジャーズの『ブルー・ムーン』。原曲は1930年代のオールディーズだが、サッカー好きには、イングランド・プレミア・リーグ“マンチェスター・シティ”のアンセムとしておなじみかもしれない。センスのいい大人のタッチが愉しめる。

フリューゲルホーンのゾーイ・ハンコック、テナーホーンのジョナサン・ベイツ、ヘレン・ヴァーリー、アリスン・チャイルズのホーン・セクション4人をフィーチャーする『ブルースの誕生』もおもしろい。

編曲者のマーク・フリーフは、アメリカのジャズ界で活躍が続くが、1960年代に聴いたG.U.S.フットウェアー・バンドのLPレコードですっかりブラスバンドの魅力にはまってしまい、ブラスバンドのためにもジャージーなアレンジをつぎつぎと書くようになった。このアレンジのアイデアでも斬新さが光っている!

コルネットのリチャード・マーシャル、ジェームズ・マッケイブ、マーティン・アーウィンのトリオが活躍するポルカ『アイン・シュナップス』は、アルプスのヨーデルが聞こえてくるようなヨーロピアン・タッチのポルカ!アンサンブルも見事で、ウキウキとした気分が愉しめる!!

ユーフォニアムのゲイリー・カーティン、ダニエル・トーマスによるデュエット曲『夢を見るだけ』は、間違いなくユーフォ・デュオのお気に入りになるだろう。かつて、兄弟ユーフォ・デュオ“チャイルズ・ブラザーズ”が世界的なヒットをとばした「ソフトリー・アズ・リーヴ・ユー」に似たとてもムーディーな音楽だ!

その後、ソロもののトリをとってコルネットのマーシャルが再登場。センスのいいフリーフのアレンジによる『ゾーリタ』で、さすがブラック・ダイクの“プリンシパル”という貫録のソロを聴かせてくれる!!

安定したテクニックは無論、サウンドにも惚れ惚れさせられる!!

オリジナルでは、“エッフェル塔”“モンマルトル”“ノートルダム・ドゥ・パリ”“シャンゼリゼ”というフランスの香りを1つの組曲にまとめた『フォー・フレンチ・ファンシーズ』や賛美歌の“主よみもとに近づかん”をもとにした『ニアラー』などが収録されているアラン・ファーニーの多才なセンスが光る!

フォスターの“おおスザンナ”“草競馬”など、おなじみのアメリカのメロディーが愉しめる『カントリー・クラムベイク』もとても愉しめる。この曲には「フーテナニー2」というサブ・タイトルがあるが、それは間違いなくハロルド・ウォルターズのかつてのスーパー・ヒット「フーテナニー」を強く意識してのものだ。

ブラック・ダイクのオルガンのような美しいハーモニーにどっぷり浸りたい人には、ロブ・J・ヒューム編のトラディッショナル『ラブリー・モラー』が超おすすめ!何度でも聴きたくなる哀愁さが漂うメランコリックな演奏だ!

アルバムは、澄みきったアルプスの空気の中、愉快なヨーデルが聴こえてくるように感じられる快活なマーチ『ジーラント・トルンプフ』で大団円!スイスのジーランド音楽協会20周年を記念して委嘱された新作祝典マーチで、聴き終えた後の爽快感はもう最高!!心の底から愉しい気分が沸き上がってくる!

シリアスなパフォーマンスもいいけれど、ポップなレパートリーを愉しげに聴かせるブラック・ダイクもいい!!
指揮は、おなじみの音楽監督ニコラス・チャイルズ。

ブラック・ダイクが毎週のようにセッションを行なっているインクランド、リーズのモーリー・タウン・ホールにおける2015年3月のレコーディングだ!!

【このCDをBPショップでチェックする】
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【ブラック・ダイク・バンドのCD、DVDをチェックする】
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【ブラック・ダイク・バンド】
ルーツは、1816年、ヨークシャーのクィーンズヘッド(現クィーンズバリー)の村に誕生した木管、金管、打楽器からなるウィンド・バンド(吹奏楽団)。しかし、存続問題が起こり、1837にクィーンズヘッド・バンドとして再出発。1855年、この村のバンドでフレンチ・ホルンを吹いていたジョン・フォスター&サン社の社長ジョン・フォスターが、メンバーをそっくり社員とし、新しい楽器とユニフォームを買い与えて今日のブラス・バンド編成とする。以降、全英選手権、全英オープン選手権、ヨーロピアン選手権等における輝かしい優勝記録は、他の追随を許さず、「最も成功したバンド」としてギネス・ブックに登録される。SPレコードの時代から現在のCD、DVDなどの商業録音アイテムの数は350を超え、バンドとして世界一を誇る。

《主要選手権優勝年》
・全英オープン選手権(1862、1863、1871、1879、1880、1881、1891、1895、1896、1899、1902、1904、1908、1914、1935、1957、1968、1972、1973、1974、1976、1977、1983、1985、1986、1992、1995、2005、2006、2014)

・全英選手権(1902、1928、1947、1948、1949、1951、1959、1961、1967、1972、1975、1976、1977、1979、1981、1985、1994、1995、2001、2004、2008、2009、2014)

・イングランド(イングリッシュ・ナショナル)選手権(2009、2011、2012、2013)

・ヨーロピアン選手権(1978、1979、1982、1983、1984、1985、1987、1990、1991、1995、2005、2012、2015)

【演奏楽譜のお取り扱いについて】
このCDの演奏曲は、すべてスイスの出版社オブラッソの出版曲もしくは出版予定曲です。常時取り扱い以外の楽譜も喜んでお取り寄せいたしますので、価格や納期など、ページ上部の[商品についての問い合わせ]ボタンをクリックして、遠慮なくバンドパワーまでお問い合わせ下さい!

・演奏団体: ブラック・ダイク・バンド (Black Dyke Band)
・指揮者: ニコラス・チャイルズ (Dr. Nicholas J. Childs)

・録音: 2015年4月, Morley Town Hall, (U.K.)
・発売元:オブラッソ (Obrasso)
・発売年:2015年

【収録曲】

1. ゼム・ベイスィス/ゲティ・H・八ファイン (arr. レイ・ウッドフィールド) 【2:33】
Them Basses/Getty H. Huffine (arr. Ray Woodfield)

2. ニアラー (“主よみもとに近づかん”による)/アラン・ファーニー 【2:20】
Nearer (based on Nearer My God to Thee)/Alan Fernie

3. 僕のTVショウ/トニー・バンクス、フィル・コリンズ、マイク・ラザフォード
(arr. クリストファー・ウァーモルド)
 【3:36】
Turn It On Again/Tony Banks, Phil Collins & Mike Rutherford
(arr. Christopher Wormald)

4. ブルー・ムーン/リチャード・ロジャーズ (arr. アラン・ファーニー) 【3:17】
Blue Moon/Richard Rodgers (arr. Alan Fernie)
トロンボーン(Trombone):クリストファー・ビンズ(Christopher Binns)
トロンボーン(Trombone):ゲイリー・リード(Gary Reed)
トロンボーン(Trombone):エードリアン・ハースト(Adrian Hirst)

5. ドゥ―・ユー・リメンバー/クリストフ・ヴァルター
(trans. サンディー・スミス)
 【5:29】
Do You Remember/Christoph Walter (trans. Sandy Smith)

6. カントリー・クラムベイク(フーテナニー2)/スティーブン・フォスター他
(arr. アラン・ファーニー) 
【2:53】
Country Clambake (Hootenanny 2)/(arr. Alan Fernie)
I)おおスザンナ  Oh Susanna
II)草競馬 Camptown Races
III)リル・リザ・ジェーン Li’l Liza Jane
IV)オールド・ジップ・クーン  Old Zip Coon
V)ゆかいな牧場   Old McDonald Had A Fram

7. ブルースの誕生/フランク・カムストック (arr. マーク・フリーフ) 【1:59】
The Birth of the Blues/Frank Comstock (arr. Mark Freeh)
フリューゲルホーン(Flugel Horn):ゾーイ・ハンコック(Zoe Hancock)
テナーホーン(Tenor Horn):ジョナサン・ベイツ(Jonathan Bates)
テナーホーン(Tenor Horn):ヘレン・ヴァーリー(Helen Varley)
テナーホーン(Tenor Horn):アリスン・チャイルズ(Alison Childs)

8. ミスター・ブルー・スカイ/ジェフ・リン
(arr. クリストファー・ウァーモルド)
 【4:59】
Mr Blue Sky/Jeff Lynne (arr. Christopher Wormald)

9. プロ・パトリア・モリ/アラン・ファーニー 【4:39】
Pro Patria Mori/Alan Fernie

10. アイン・シュナップス/デーヴ・ベーカー&ポル・ストーン
(arr. ジョン・ハワース)
 【2:31】
Ein Schnaps/Dave Baker & Pol Stone (arr. John Howarth)
コルネット(Cornet):リチャード・マーシャル(Richard Marshall)
コルネット(Cornet):ジェームズ・マッケイブ(James McCabe)
コルネット(Cornet):マーティン・アーウィン(Martin Irwin)

11. 夢を見るだけ/フェリス・ブライアント&ダイダリウス・ブーデロウ・ブライアント
(arr. アラン・ファーニー) 
【3:58】
All I Have To Do Is Dream/Felice Bryant & Boudleaux Bryant(arr. Alan Fernie)
ユーフォニアム(Euphonium):ゲイリー・カーティン(Gary Curtin)
ユーフォニアム(Euphonium):ダニエル・トーマス (Daniel Thomas)

12. フォー・フレンチ・ファンシーズ/アラン・ファーニー 【11:13】
Four French Fancies/Alan Fernie
I)エッフェル塔  La Tour Eiffel
II)モンマルトル  Montmartre
III)ノートルダム・ドゥ・パリ  Notre-Dame de Paris
IV)シャンゼリゼ  Champs Elysees

13. ラブリー・モラー/伝承曲 (arr. ロブ・J・ヒューム) 【3:11】
Lovely Morar/Traditional (arr. Rob J. Hume)

14. ゴールデン・サウンド・オブ・アバ/ビョーン・ウルヴァース&ベニー・アンダーソン
(arr. サンディー・スミス) 
【6:38】
Golden Sound of ABBA/Bjorn Ulvaeus & Benny Andersson (arr. Sandy Smith)
I)ダンシング・クイーン  Dancing Queen
II)アイ・ハヴ・ア・ドリーム  I have a Dream
III)テイク・ア・チャンス  Take A Chance On Me
IV)恋のウォータールー  Waterloo

15. ジャパニーズ・ドリーム(浜辺のうた)/成田為三
(arr. ハワード・ローリマン) 
【4:00】
apanese Dream/Tamezo Narita (arr. Howard Lorriman)

16. ゾーリタ/ジェームズ・F・バーク&ハリス・ハブル
(arr. マーク・フリーフ) 
【4:05】
Zorita/James F. Burke & Harriss Hubble (arr. Mark Freeh)
コルネット(Cornet):リチャード・マーシャル(Richard Marshall)

17. ビッグ・ロック・キャンディー・マウンテン/伝承曲
(arr. アラン・ファーニー)
 【2:45】
Big Rock Candy Mountain/Traditional (arr. Alan Fernie)

18. ジーラント・トルンプフ/クリストフ・ヴァルター
(trans. サンディー・スミス) 
【3:40】
Seeland Trumpf/Christoph Walter (trans. Sandy Smith)

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イングランドのブラック・ダイク・バンドが<ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2015>タイトルを奪還!

 2015年5月1~2日、ドイツ、バーデン=ビュルテンベルクのコンツェルトハウス・フライベルクで開催された「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2015」の選手権セクションで、イングランドのブラック・ダイク・バンドが優勝! 3年ぶり13度目の王者に輝いた。指揮は、音楽監督のニコラス・チャイルズ。

 初日に演奏が行われたセット・テストピース(指定課題)は、ロルフ・ルディンの『The God Particle』。ブラック・ダイクは、エントリーされた12バンド中、第2位の97ポイント。翌日のオウンチョイス・テストピース(自由選択課題)では、ピーター・グレイアムの『Metropolis 1027』で同じく第2位の97ポイントをゲットし、総合194ポイントで第1位となった。

 なお、セット・テストピースの最上位は、ミハエル・バッハ指揮のブラスバンド・ビュルゲルムシーク・ルツェルン(スイス)、オウンチョイス・テストピースの最上位は、デヴィッド・キング指揮のエイカンゲル=ビョルスヴィク・ムシックラーグ(ノルウェー)だった。

【ブラック・ダイク・バンド】
ルーツは、1816年、ヨークシャーのクィーンズヘッド(現クィーンズバリー)の村に誕生した木管、金管、打楽器からなるウィンド・バンド(吹奏楽団)。しかし、存続問題が起こり、1837にクィーンズヘッド・バンドとして再出発。1855年、この村のバンドでフレンチ・ホルンを吹いていたジョン・フォスター&サン社の社長ジョン・フォスターが、メンバーをそっくり社員とし、新しい楽器とユニフォームを買い与えて今日のブラス・バンド編成とする。以降、全英選手権、全英オープン選手権、ヨーロピアン選手権等における輝かしい優勝記録は、他の追随を許さず、「最も成功したバンド」としてギネス・ブックに登録される。SPレコードの時代から現在のCD、DVDなどの商業録音アイテムの数は350を超え、バンドとして世界一を誇る。

《主要選手権優勝年》
・全英オープン選手権(1862、1863、1871、1879、1880、1881、1891、1895、1896、1899、1902、1904、1908、1914、1935、1957、1968、1972、1973、1974、1976、1977、1983、1985、1986、1992、1995、2005、2006、2014)

・全英選手権(1902、1928、1947、1948、1949、1951、1959、1961、1967、1972、1975、1976、1977、1979、1981、1985、1994、1995、2001、2004、2008、2009、2014)

・イングランド(イングリッシュ・ナショナル)選手権(2009、2011、2012、2013)

・ヨーロピアン選手権(1978、1979、1982、1983、1984、1985、1987、1990、1991、1995、2005、2012、2015)


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■ブラック・ダイク~ローン・ウルフの旅
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■ブラック・ダイク・ゴールド Vol.4
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■ブラック・ダイク~トライアンフ・オブ・タイム
(ピーター・グレイアム作品集)
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■ブラック・ダイク~フォーエバー・シャイニング(永遠に輝いて)
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■ブラック・ダイク~シンフォニー
(エドワード・グレッグスン作品集 第5集)
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ブラック・ダイク・ゴールド Vol.4…全英オープンと全英の2大選手権のチャンピオンに輝いた2014年シーズンの魅力的なレパートリを収録

「ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし」と謳われるイングランドの名門ブラスバンド“ブラック・ダイク”!

 その絶好調シリーズ“ブラック・ダイク・ゴールド”の第4弾!!

 2012年初リリースのこのシリーズは、ブラック・ダイクが普段のコンサートで演奏し人気を博したレパートリーをセレクトし、彼らのコンサート・スタイルそのままにレコーディングしてきた。シリーズ4枚目のこのアルバムには、全英オープンと全英の2大選手権で優勝して“ダブル・チャンピオン”に輝いた2014年のシーズンを彩った魅力的なレパートリーが収録されている。

 また、ブラック・ダイクは、2013年秋以降、新しいメンバーをつぎつぎと迎え入れており、その結果、このアルバムにも、リチャード・マーシャルら、おなじみの顔ぶれに混じって、そういったニューフェイスのソロも収録され、とてもフレッシュな空気が流れている!

 アルバムは、ブリティッシュ・ブラスの伝統に従い、モーリス・ジョンストーン (1900~1976)のトラッドなコンサート・マーチ『カントリー・パラティン』で幕開ける。作曲者は、“ライト・ミュージック”と呼ばれるイギリス独特の軽音楽のジャンルで活躍した作曲家で、今でも多くの曲が演奏される。

 ブリティッシュ・ムード全開のマーチだ!

 2曲目は、数あるブラスバンド・オリジナルの中にあって、間違いなく“永遠の名曲”の1つに数えられるギルバート・ヴィンターの『トライアンファント・ラプソディ』だ。

 1965年10月16日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された全英ブラスバンド選手権チャンピオンシップ部門決勝のために作曲されたテストピース(課題)で、以降、21世紀の今日に至るまでずっと多くのバンドによって演奏され続けているマスターピースだ。

 当時の優勝者は、往年の名指揮者レナード・ラム指揮のフェアリー・バンド。

 元々がコンテストのためのテストピースだったために、勢い込んだ演奏は数多く知られるが、このアルバムでのニコラス・チャイルズのアプローチは、対照的にとてもロマンチック!この名作の随所に散りばめられている旋律線の魅力を見事に浮かび上がらせている!サウンドの暖かさも特筆ものだ!

 ソロイスト1番手は、プリンシパル・コルネット奏者のリチャード・マーシャル!

 マーシャルは度重なる来日で日本にも多くのファンがいるが、このポール・シャーマンの『フローリッシュ』のブリリアントなソロで、その数をさらに増やすことになるのではなかろうか!?

 スピード感も、サウンドもとても魅力的だ!

 箸休め的に演奏されるノベルティー・ミュージック『小さなリサ』に続いて登場するソロは、新加入のテナーホーン奏者ジョナサン・べイツによる『ウィックド・ストラッグル』から“フィナーレ”だ。

 べイツは、リーズ音楽カレッジに演奏を、ロイヤル・ノーザン音楽カレッジに作曲を学んだ新鋭で、2010年にブラック・ダイクに参加。2013年9月にソロ・テナーホーン奏者になった。

 若さあふれるブリリアントなパフォーマンスがまぶしいかぎりだ!

 リムスキー=コルサコフの有名な歌劇『ムラダ』から“貴族たちの行列”のフルレンジのリッチなサウンドの後に登場するベンジャミン・リチェトンのソプラノ・コルネット独奏によるレオンカヴァッロ の歌劇『道化師』から“衣装をつけろ”も見逃せない。

 リチェトンはフランス出身。渡英後、グライムソープでコルネット奏者、YBSとフェアリーでソプラノ・コルネット奏者として活躍。2013年9月からブラック・ダイクに参加している。

 残るソロ・ピースの中では、イアン・イェイツのユーフォニアムとエードリアン・ハーストのバス・トロンボーンが微妙に絡む『この素晴らしき世界』のほのぼのとしたパフォーマンスも愉しさ満点だが、なんといってもすばらしいのは、ソロイストの最後をしめるカトリーナ・マーゼラのバリトンによる『ビー・マイ・ラヴ』だ。

 2004年のBBCヤング・ソロイスト・オブ・ジ・イヤー、2006年と2007年の全英オープン・ソロ選手権、2007年と2008年のエリン・ケラー・ソロ賞(オーストラリア)、2010年のヨーロピアン・ソロ・コンテストなどを総なめにした彼女は、2011年にブラック・ダイクに参加。その実力は折り紙つき!

 歌ごころ溢れるとろけるようなサウンドのソロは、このCDの中でも傑出したパフォーマンスだ!

 アルバムをしめる『ハイランド・カテドラル』もすばらしい!!

 スコットランドのバグパイプによって知られるようになったこのメロディーは、スパークの「ハイランド讃歌」にも使われているが、ハワード・ローリマンによるこの編曲は、ブラスバンドのサウンドに見事にフィットしている。イギリスのコンサート会場で、こういうのを聴かされると、やんやの喝采、間違いなしだ!

 レコーディングは、2014年の4月から7月にかけて、彼らのホームグラウンド、ウェストヨークシャー、リーズのモーリー・タウン・ホールで。

 すばらしい1年に終わったブラック・ダイクの2014年コンサート・シーンを見事に切り取った、ワクワクさせられるアルバムだ!

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イアン・バウスフィールド/ブラック・ダイク~プライアー・エンゲイジメント…最高峰のトロンボーン独奏とブラスバンドの絶妙のコラボが愉しめるアルバムだ!

 古今東西、いつの時代にも優れた管楽器奏者はいる。だが、時として、正しくその楽器のために生まれてきたのではないかと思わせるほど天賦の才をもった演奏家が輩出されることがある。

 トロンボーン奏者のイアン・バウスフィールド。

 彼は、まさにそんな一人だ!!

 すばらしいブラスバンドの伝統が活きずくイングランドのヨークに生まれたバウスフィールドが、一躍その名を知られるようになったのは、10代の半ば、名門ヨークシャー・インペリアル・バンドのプリンシパル・トロンボーン奏者をつとめていた1982年1月に録音された同バンドのLP「Concerto」(英Polyphonic、PRL015)での「枯れ葉(Autumn Leaves)」(ビル・ゲルダード編)のソロ・パフォーマンスだった。

 このアルバムは、ロンドン交響楽団首席トランペット奏者モーリス・マーフィーがゲストとしてソロをとったアーネスト・トムリンスンの「コルネット協奏曲」が最大のウリだったが、若きバウスフィールドのソロは、そのマーフィーが霞んでしまうほどの衝撃をリスナーに与えたのだ。

 バウスフィールドは、その翌年の1983年にイギリスの名門オーケストラ、ハレ管弦楽団の首席トロンボーン奏者に迎え入れられたが、その後もこの「枯れ葉」はおハコで、1987年のルーウィントン・ヤマハ・ブラスのLP「Centenary」(英Polyphonic、PRL033D)、1992年のヨークシャー・インペリアル・バンドのCD「The Versatile Virtuoso」(英Doyen、DOYCD014)にも彼のソロで収録されている。(いずれも廃盤)

 イングランドの名門ブラスバンド“ブラック・ダイク”と共演したこのアルバムには、“プライアー・エンゲイジメント”というタイトルどおり、アメリカの伝説的トロンボーン独奏者アーサー・プライアー(1870~1942)が得意とした独奏レパートリーがまとめて収録されている。

 プライアーは、「星条旗よ永遠なれ」で知られるジョン・フィリップ・スーザが作った有名なスーザ・バンドのトロンボーン独奏者だった人で、後に自身のバンド、アーサー・プライアー・バンドを作って指揮者としても活躍した。作曲も堪能で、代表作として知られる「口笛吹きと犬」は、ライト・クラシックの名曲として世界中で親しまれている。

 『スコットランドの釣鐘草』、『愛の想い』、『小さなスザンヌ』、『愛の魅力』、『アニー・ローリー』など、このアルバムに収録されている曲も、大部分がプライアーの作品だ!

 いずれも、トロンボーンのテクニックを聴かせるだけでなく、親しみやすいメロディー・ラインが印象にのこる愉しい作品ばかり!!

 それらは、正しくアメリカのプロ・コンサート・バンドの黄金時代を彷彿とさせる音楽であり、今も世界中で愛演されているのも当然だ!

 “音楽作りのエッセンスを的確にとらえ、恐ろしいほど難易度の高いパッセージさえも、まるでおもちゃで遊ぶ猫のように軽やかに演奏する”と称えられるバウスフィールドのこのアルバムでのパフォーマンスも、高揚感があり、正しくエンターテイメント!

 一方で、偉大なる“レジェンド”プライアーに対する深いリスペクトも感じられる。

 収録に際しては、フィリップ・ウィルビー、ピーター・ミーチャン、ピーター・ロバーツ、ロバート・チャイルズら、現代の作編曲家がブラスバンド伴奏のための最新の譜面を提供!

 イギリス人初のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員、そして首席トロンボーン奏者となった今も、バウスフィールドと自分の音楽のルーツであるブラスバンドとの緊密な関係は変わらない。

 ブラック・ダイクの伴奏も、ファースト・クラス!
最高峰のトロンボーン独奏とブラスバンドの絶妙のコラボが愉しめるすばらしいアルバムだ!

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■1977年に発売された名盤LPレコードがデジタル・リマスターで復活。CD「ブラック・ダイク~ザ・ライオン&ザ・イーグル」

“ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし”と謳われるイングランドの名門ブラスバンド“ブラック・ダイク”が、1977年にイギリスRCAからリリースした大ヒットLPレコードのアナログ音源をデジタル・リマスターしたすばらしいアルバム!!

1970年代のブラック・ダイクといえば、パイ、デッカ、RCAというイギリスの三大メジャー・レーベルから毎年1~2枚のLPがリリースされ、他のバンドとは比較にならないほどの人気を誇った。

この内、定期的に毎年1枚の新譜LPが発売されていたRCAとの関係はとくに緊密で、独立プロダクション時代の英シャンドスの名エンジニア、ブライアン・カズンズが録ったナチュラルなホール・トーンをとり入れたサウンドもたいへんな人気を呼び、ブラック・ダイク以外のブラスバンド・サポーターも新譜発売を楽しみに待っているという、実はそんな時代だった!

1993年のCD化は、原盤権を持つシャンドス・レーベルからのリリース!!

アルバム・タイトル「ザ・ライオン&ザ・イーグル」の“ライオン”はイギリスを、“イーグル”はアメリカを象徴する際にしばしば用いられる生き物で、ジャケットもそれに従ったデザインとなっている。

おもしろいのは、ライオンの方がかなり大きく立派に描かれていること。このあたり、イギリス人のプライドをしばし見る思いがする!

レパートリーもすべて、大西洋をはさむロケーションにあるイギリス、アメリカのおなじみの曲が選ばれ、前半がイギリス篇、後半がアメリカ編という構成となっている!

アルバムは、イギリス人が大好きなギルバート&サリヴァン・オペラの名曲、喜歌劇『ロンドン塔の衛兵』序曲で幕開ける!

さすが本場もの! 沸き立つような高揚感が、リスナーをのっけからグイグイ惹きつける!

つづく『笛吹きフィルのボール』、『我が父祖の土地』と1曲おいて入っている『スコッランドの哀歌』の3曲は、それぞれアイルランド、ウェールズ、スコットランドの有名な伝承曲で、ブラスバンド編曲は、ゴードン・ラングフォード。

ラングフォードは、日本でも「ロンドンの小景」や「トロンボーンのためのラプソディー」などがよく知られるが、当時“それまでのブラスバンド・サウンドをリフレッシュさせた”とまで言われたオーケストレーションの冴えと斬新な曲作りは、瞬く間にイギリスのブラスバンド・プレイヤーとファンのハートをとらえ、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの名旋律を集めたブラック・ダイクの1973年のヒットLP「トラディッショナル・ブリティッシュ」(CD-3330)に収録されたレパートリーは、21世紀の今もイギリスのブラスバンドの“定番レパートリー”となっている!

というわけで、このアルバムに収録された3曲はその続編というわけ。もちろん楽譜も大ヒットした!

イギリス篇の残る2曲は、ホルストの『組曲第2番』から“ダーガソンの幻想”とエルガーの行進曲『威風堂々』第4番。当然ながら、演奏は正しくブリティッシュ!イギリスものの正統派の演奏が愉しめる!

アメリカ篇は、マーチ王スーザの名曲『星条旗よ永遠なれ』でスタート!

おなじみのピッコロのソロ・オブリガートは、ソプラノ・コルネットでいとも鮮やかに演奏されている!

つづくエリック・ボール編の『黒人霊歌によるラプソディ』は、実はイギリスのブラスバンドによって古くから演奏されている人気レパートリーだ。ボールの名曲、交響詩「復活」や「自由への旅」と同じサウンドがするので、ボール・ファンにはたまらない1曲だ!

フォスター、ガーシュウィンのメロディーもアメリカン・ポップスを語る上で欠かせない!

『スティーブン・フォスター・ファンタジー』は、前述のコードン・ラングフォードがこのアルバムのために、『ジョージ・ガーシュウィン名曲集』は、コールドストリーム・ガーズ・バンドの音楽監督だったトレヴァー・シャープがアレンジした名曲メドレーだ!

おなじみの旋律がつぎつぎと登場する展開は、理屈抜きにとても愉しい!

指揮は、1966年から1970年までバンドマスター、その後1972年から1977年までレジデント・コンダクターをつとめたブラスバンド史に燦然と輝く“レジェンド”の1人、ロイ・ニューサム!!

そのシャープなタクトとナチュラルな音楽づくりは、さすが大御所のそれだ!

随所に現れるプリンシパル・コルネット奏者フィリップ・マッキャンや、ソロ・ユーフォニアム奏者ジョン・クラフのソロも絶品!

聴けば聴くほどブラスバンドが好きになりそうな、そんなとっても愉しいアルバムだ!

【このCDをBPショップでチェックする】
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ブラック・ダイクのプリンシパル・コルネット奏者、リチャード・マーシャル来日決定!

 9月の全英オープン選手権と10月の全英選手権に連続優勝し、絶好調のブラック・ダイク・バンドのプリンシパル・コルネット奏者リチャード・マーシャルの12月来日が決まった!

 マーシャルが出演するのは、12月14日(日)、大阪府・泉大津市民会館大ホールで開催される市民会館恒例の“クリスマスコンサート”「BRASS!BRASS!BRASS!」。

 上村和義指揮ブリーズブラスバンドのほか、泉大津市吹奏楽団、泉大津市内三中学校吹奏学部がジョイントするこのコンサートで、マーシャルがどのようなパフォーマンスをするのか楽しみだ!

 英国最高峰のコルネット奏者と称えられるリチャード・マーシャル!

 曲目など、詳細は泉大津市民会館に問い合わせてほしい!

【リチャード・マーシャル】
イングランドのヨークシャー地方の生まれ。父は同地方の実力バンド、ブロッズワース・コリアリー・バンドのフリューゲルホーン奏者。9才のときにコルネットを始め、1996年、19才の若さでグライムソープ・コリアリー・バンドのプリンシパル・コルネット奏者に就任。フリーランスのトランペット奏者としても活躍。2006年1月、ブラック・ダイク・バンドのプリンシパル・コルネット奏者に就任した。2008年、フィリップ・コップ、オーウェン・ファー、デヴィッド・チャイルズとブラス・カルテット“エミネンス・ブラス”を結成。ロイヤル・ノーザン音楽カレッジ、バーミンガム音楽院のコルネット・チューターもつとめている。

■「BRASS!BRASS!BRASS!」(ブラス!ブラス!ブラス!)

【日時】2014年12月14日(日) 午後2時開演
【場所】泉大津市民会館大ホール(大阪府泉大津市)
【指揮】上村和義
【演奏】ブリーズブラスバンド
泉大津市吹奏楽団
泉大津市内三中学校吹奏学部
【料金】一般・大学生:1,000円 / 高校生以下:500円

【問い合わせ】〒595-0067 泉大津市小松町1番60号 泉大津市民会館
Tel:0725-21-7050 / Fax:0725-21-7054


◎リチャード・マーシャルのソロ・アルバムCDをチェックする

■エミナンス
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■リチャード・マーシャル/ブラック・ダイク
~コルネット・ヘリテージ・コレクション Vol.1

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3291/

■リチャード・マーシャル/ブラック・ダイク
~コルネット・ヘリテージ・コレクション Vol.

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3292/

◎リチャード・マーシャルが参加するブラス・カルテットのCDをチェックする

■エミネンス・ブラス~トリビュート
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■エミネンス・ブラス~ジュエルズ
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ブラック・ダイク~トラディッショナル・ブリティッシュ…ナマのブラスバンドの美しいサウンドと切れ味鋭いダイナミックなパフォーマンスが堪能できる名盤!

“ダイクの前にダイクなし、ダイクの後にダイクなし”と謳われるイングランドの名門ブラスバンド“ブラック・ダイク”が、1972~1973年にイギリスRCAからリリースした2枚のベスト・セラーLPレコードのアナログ音源をデジタル・リマスターしたすばらしいコンピレーション・アルバム!!

 制作は、独立プロダクション時代の英シャンドスで、CDは原盤権を持つシャンドス・レーベルからの発売となった。

 アルバムは、“名旋律の宝庫”と謳われるイングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの4つのエリアのトラッドに、海の男たちに歌いつがれるメロディーのファンタジーを加えたひじょうにハートフルな内容で、ゴードン・ラングフォードが全レパートリーの作編曲を担当している。

 ラングフォードは、日本でも「ロンドンの小景」や「トロンボーンのためのラプソディー」などがよく知られるが、当時“それまでのブラスバンド・サウンドをリフレッシュさせた”とまで言われたオーケストレーションの冴えと斬新な曲作りは、瞬く間にイギリスのブラスバンド・プレイヤーとファンのハートをとらえてしまった。

 中でも成功を収めたのが、『英国の海の歌による幻想曲』!!

 シー・シャンティーズ(イギリスの船乗りたちの歌)の名旋律を盛り込んだこのファンタジーは、同時にウィンド・バンド(吹奏楽)版も人気を博し、イギリスのバンドの海外公演では必ずといっていいほど演奏され、ラングフォードの代表的なオリジナルとして世界中に知られることとなった。

 『グリーンスリーヴス』や『ローモンド湖~故郷の空』といったイギリス伝承のメロディーも、ひとたびラングフォードの手にかかると、初めからそうであったかのような見事なバンド曲に早変わり!

 『わが愛は赤い赤いバラのように』と『ミンストレル・ボーイ』の2曲では今もって人気の高いプリンシパル・コルネットのジェームズ・シェパード、『ブレイドン・レース』ではユーフォニアムのジョン・クラフ、『ドリンク・トゥー・ミー・オンリー(ただきみが瞳をもって)』ではソプラノ・コルネットのデヴィッド・ハースト、『とねりこの木立』ではトロンボーンのフランク・ベリーという、今や“レジェンド”のブラック・ダイクのスター・プレイヤーたちの全盛期のソロが愉しめる!!

 その美しいサウンドと味のあるフレージングは、間違いなくこのアルバムの大きなウリ!

 ブライアン・カルヴァーハウス(プロデューサー)、ブライアン・カズンズ(エンジニア)のコンビによるブラック・ダイクの名録音!

 スタジオではなく、音響の美しいホールでセッションが行われたこのアルバムのサウンドは、空気感あふれるナチュラルさがとても魅力的で、元はアナログながら、ナマのブラスバンドの美しいサウンドと切れ味鋭いダイナミックなパフォーマンスが堪能できる!

 どれほどこのアルバムが成功したかは、収録されているすべての曲が、21世紀の今もイギリスのバンドの人気レパートリーとなっている事実が雄弁に物語っている!

【このCDをBPショップでチェックする】
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