「田中久美子」タグアーカイブ

■田中久美子の「讃岐ラプソディー」が2017年度フランス音楽連盟主催の吹奏楽コンクールの課題曲に!

作曲家・田中久美子の「讃岐ラプソディー」(Sanuki Rhapsody)が2017年度フランス音楽連盟主催の吹奏楽コンクールの課題曲(カテゴリー:Supérieure)に選定された。

このコンクールは、レベル別の6つのカテゴリー(Honneur, Excellence, Superieure, Premiere, Deuxieme, Troisieme/英語でいうと、Honor, Excellence, Super, Premier, Second, Third)に分かれて開催され、出演団体は、それぞれのカテゴリー別にエントリーして、課題曲と、音楽スタイルの異なる自由曲1曲か2曲を演奏する。

演奏時間はSuperieur~Troisiemeが(15分~30分)。Excellence と Honneurが(25分~45分)。なお、コンクールはフランスの年度末にあたる5月から6月頃にフランス全土で開催される。

「讃岐ラプソディー」について。
四国唯一のプロオケである瀬戸フィルハーモニー交響楽団からの依頼を受けて書いた、オリジナルは管弦楽作品(管弦楽版は Robert Martin 社より出版)を作曲者自身が吹奏楽に編曲したもの。吹奏楽版は2015年、Osaka Shion Wind Orchestra によって吹奏楽フェスタ(高松市)で初演された。吹奏楽版も同様に Robert Martin 社から出版されている。演奏時間、約12分30秒。

【田中久美子】
香川県高松市に生まれる。京都教育大学音楽科および京都市立芸術大学作曲専修卒業。池内友次郎、藤島昌壽の両氏に師事。1982~83年、フランスのポワチエ夏季音楽大学にてミシェル・メルレ、エディット・ルジェの両氏に師事。作品発表は在学中から始め、神戸市や仙台市の主催コンサートや京都市委嘱による音楽を作曲。作品は、国内の出版社だけでなく、フランスやオランダで出版され、2006年には、フランスの第1回ランベルサール国際吹奏楽作曲コンクールのアルト・サクソフォーン協奏曲部門で『セドナ』が第1位受賞作に輝いた。相愛音楽大学、京都女子大学の各非常勤講師をへて、2017年より大阪芸術大学芸術学部教授をつとめている。吹奏楽作品に「ムーンストーン」「アンダルシア」「青銅のイノシシ」「ラルク・アン・シェル(虹)」などがある。

「吹奏楽フェスタ in 高松」が6月14日(日)に開催。シオンの演奏による「指輪物語」(デメイ)や「讃岐ラプソディー」(田中久美子)の吹奏楽版世界初演、ほか

 サンポートホール高松が主催する「吹奏楽フェスタ in 高松」が6月14日(日)に開催される。演奏はオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ(指揮は吉田行地)。

 当日はデメイの「指輪物語」より第1楽章「魔法使いガンダルフ」や田中久美子の「讃岐ラプソディー」(吹奏楽版世界初演)といった吹奏楽のコンサートのほか、2015年度の課題曲クリニック行われる。また、最後にはお客さんを交えて「宝島」の全員合奏も予定されている。

 高松近郊の吹奏楽ファンは、楽器持参で会場へGo!

■吹奏楽フェスタ in 高松
Osaka Shion Wind Orchestra(旧:大阪市音楽団)

【日時】6月14日(日)14:00 開演(13:30 開場)
【会場】サンポーホール高松 3F 大ホール
【料金】全席指定 一般 3,000円、友の会 2,700円、学生(高校生以下)1,500円
【指揮】吉田行地
【司会】水野潤子
【演奏】Osaka Shion Wind Orchestra

【プログラム】
《第1部》
○「指輪物語」より第1楽章「魔法使いガンダルフ」(J.デメイ)
○讃岐ラプソディー(田中久美子)吹奏楽版世界初演
○アルメニアン・ダンス Part 1(A.リード)
○大阪俗謡による幻想曲(大栗裕)

《第2部》
○2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲クリニック
○課題曲全5曲の演奏と各曲の解説あり

《第3部》
○「ウエストサイド・ストーリー」メドレー(L.バーンスタイン/arr.岩井直薄)
○オールウェイズ・ラブ・ユー(D.バートン/arr.平部やよい)
○「宝島」(和泉宏隆 / 真島俊夫)
※「宝島」会場全員で合奏できます。楽譜・楽器をご持参ください。

【主催】(公財)高松市文化芸術財団、高松市
【公演】香川県教育委員会、高松市教育委員会、香川県吹奏楽連盟
【問い合わせ】】サンポーホール高松 Tel:087-825-5010
http://www.sunport-hall.jp/event/main/2015/-in.html

フランスの作曲家・指揮者、デジレ・ドンデイヌ氏が死去

 フランスの作曲家・指揮者、デジレ・ドンデイヌ氏が2月12日に亡くなりました。
1954年から1979年の四半世紀に渡って、指揮者としてパリ警視庁音楽隊を率いた名匠で、吹奏楽というものの1つの黄金期を築いたという意味では、フランス吹奏楽界での存在感は格別で、彼の右に出る音楽家はいないでしょう。

私は、個人的にパリでドンデイヌ氏にお目にかかる機会があり、パリ警視庁音楽隊の演奏会で拙作「旅人」の演奏を聞いて頂いた事もあります。しかし、私にとっての彼の思い出は、何と言っても、2006年フランスで開催された「第1回ランベルサール国際吹奏楽作曲コンクール」で審査委員長を務められた時の事です。私は、このコンクールの「アルトサキソフォン協奏曲部門」で「セドナ」により優勝しましたが、公開の演奏会形式による審査の後、表彰式で私の名前が読み上げられた時、彼は私の手を取ってステージ上まで導いてくださりました。そして、ステージで私に賞状を手渡しながら言葉をかけてくださったのです。「マドモワゼル、お続けなさい。作曲をお続けなさい」と。この言葉に、どれほど励まされたことでしょう。「絶対に、続ける」と心に誓いました。

彼は、教育者としても多大なる功績を残されましたが、彼の音楽的精神は、今後もフランスのみならず、多くの国で長く引き継がれていくことでしょう。享年93歳。ご冥福をお祈り致します。

Text:田中久美子(作曲家・大阪芸術大学音楽学科准教授)

【関連CD】

■吹奏楽のためのロマン派のコンサート
パリ警視庁音楽隊
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2842/

■セルジュ・ランセン作品集
パリ警視庁音楽隊
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3051/

田中久美子の「讃岐ラプソディー」が、2014年9月にモスクワで演奏される

 「吹奏楽のための“虹”」や「青銅のイノシシ」などで知られる作曲家・田中久美子の「讃岐ラプソディー」が、今年(2014)の9月にモスクワで演奏されることが発表された。

 この作品は2011年に瀬戸フィルハーモニー交響楽団の委嘱で作曲された約12分ほどの作品で、通常のオーケストラ編成に加え、尺八やサヌカイトも登場する。曲の前半は田中のオリジナル、そして後半はこの地域の民謡などもちりばめられた構成になっている。楽譜はフランスのロベール・マルタンより発売中。

■青少年による国際・文化交流プログラム
『青少年・心の音楽』プロジェクト
国際交流ユースオーケストラ・モスクワ公演

【日時】2014年9月25日 19時開演
【会場】チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院ホール
【曲目】
『讃岐ラプソディー』田中久美子(フルート・ソロ / 上野由恵)
『ヴァイオリン協奏曲 第1番』ブルッフ
『ピアノ協奏曲 第1番』ラヴェル 作曲
『ピアノ協奏曲 第1番』ショスタコーヴィチ
『交響曲第4番』チャイコフスキー 作曲

【指揮】ワシリー・ワリトフ
【演奏】ワシリー・ワリトフ 率いるロシア・ユース交 響楽団のメンバーと
国際交流ユースオーケストラのメンバーとの共演
【主催】ロシア・ユース交響楽団
【後援】モスクワ音楽院、ロシア連邦文化省、モスクワ市文化庁

【田中久美子の作品】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000496/

田中久美子が初めて手掛けた新作オペラ「扇の的」~ここからはじまる~が5月17、18日に開催

 サンポートホール高松の開館10周年記念として、新作オペラ「扇の的~ここからはじまる~」が5月17日、18日に同ホールにて開催される。音楽は「青銅のイノシシ」「アンダルシア」などの吹奏楽作品でおなじみの田中久美子が全曲を手掛ける。

【あらすじ】
一ノ谷の合戦の後、屋島に逃れた平家の陣営では、愛する夫 敦盛と息子を失った葵が悲嘆に暮れていた。そんな葵に、時子(清盛の正妻)は、敦盛の死を武者の妻たる者は誇りにせよと諭す。

 その時、源氏の奇襲に遭い、平家の陣営は混乱に陥る。その中で葵は、安徳天皇を守ろうとする建礼門院の母としての姿を見る。
平静を取り戻した平家の陣営では、二位様が亡き清盛の扇を取り出しある策を思いつく・・・。

 死を予感し滅び行こうとする平家の女人達と、厳しい戦いの中でも生き抜こうとする義経、そして弓の名手 那須与一。
与一の放つ一本の矢が、人々の運命を大きく変えていく。

芸術監督:若井健司
音楽監督:大山晃
指揮:坂本和彦
演出:喜田健司
作曲:田中久美子
台本:山本恵三

◎サンポートホール高松HP
http://www.sunport-hall.jp/

■新作オペラ「扇の的」~ここからはじまる~

【日時】5月17日(土)18:00~20:00(開場17:00)大ホール
5月18日(日)14:00~16:00(開場13:00)大ホール

【会場】サンポートホール高松
http://www.sunport-hall.jp/access/

【料金】前売 一般:3500円、学生:2000円
当日 一般・学生:4000円

【問い合わせ】オペラ扇の的実行委員会 TEL:087-835-3186
公益財団法人 高松市文化芸術財団 TEL:087-825-5010