「John Williams」タグアーカイブ

■カウボーイ(作曲:ジョン・ウィリアムズ/trans.ジェイ・ボコック)

西部劇で有名なジョン・ウェインが主演した映画「11人のカウボーイ(日本封切時の邦題)」(1972)のサウンド・トラック用に書かれた“序曲”がオリジナルです。

この吹奏楽編曲版は、2003年の“アメリカ海兵隊バンド205周年記念コンサート”でジョン・ウィリアムズがこの曲を客演指揮する際、ジェイ・ボコックによってオリジナルのオーケストラ・スコアから新たにトランスクライブされた作曲者公認のプロフェッショナル・バージョンです。

若き日のウィリアムズが、大西部をイメージして書いたスペクタキュラーな音楽で、躍動感のある主部のほか、ゆったりと演奏される雄大な中間部の美しさは、まさしく絶品。今や映画を離れ、独立曲として取り上げられるほどの人気曲となっています!

・出版社グレード:5
・作曲:ジョン・ウィリアムズ (John Williams)
・編曲:ジェイ・ボコック(Jay Bocook)
・TIME:8分50秒

【楽譜セット】
■カウボーイ
The Cowboys – Overture
作曲:ジョン・ウィリアムズ (trans.ジェイ・ボコック)
http://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/set-1462/

【収録CD】
■タッド・ウィンド・コンサート(31)
ウィリアム・H・ヒル/セント・アンソニー・ヴァリエーション
http://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4215/

 

■BPコレクションにフォーデンズ・バンドの「ジョン・ウイリアムズ作品集」が追加!

“フォーデンズ”は、ブラック・ダイク、フェアリー、ブリッグハウス&ラストリック、グライムソープ、G.U.S.などと並び称せられるイングランドの超名門ブラスバンドだ。

結成は、全英ブラスバンド選手権が始まった1900年!!

以来、全英選手権で13回、全英オープン選手権で12回の優勝!!

リバプール・フィルの首席トランペット奏者で《ミスター・ブラス》の敬称で呼ばれた有名なハリー・モーティマーがプロフェッショナル・コンダクターをつとめた時代には、同じく名門として名を馳せたフェアリー、モーリスと合体して大編成のスーパー・ブラスバンドとした“メン・オー・ブラス(ブラスの男たち)”の一翼を担い、BBC放送や、デッカ、EMIのメジャー・レーベルの“スター”として大活躍!

バンドパワーの超ロングセラーCD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権 1992」(CD-1602)に収録されているフィリップ・スパークの「ドラゴンの年」も、このバンドが“ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド”という名で活動していた当時の伝説的優勝ライヴだったりする!

しかし、2016年4月17日(日)、突然の災禍が“フォーデンズ”を襲う!

イングランド北西部チェシャーにあるバンドルーム(練習場兼ホーム)が火災で全焼!

使っていた楽器やユニフォーム、アクセサリーだけでなく、バンドの栄光を物語る数々のトロフィーや写真などのアーカイヴ、3500曲を超す楽譜ライブラリーがことごとく灰となってしまった。とくに歴史あるバンドだけに、手書きの楽譜を失ったことは、計り知れない損失だった。

“フォーデンズ”のプリンシパル・コルネットとして大活躍し、今もマネージャーをつとめるマーク・ウィルキンスンは、『フォーデンズ全員が、この事件、特にバンドの歴史的なアーカイブの多くの喪失をひじょうに悲しんでいます。 楽器は簡単に交換が可能ですが、郷愁をそそる歴史的価値のあるアイテムを失うことは、ブラスバンド・コミュニティ全体への容赦のない破壊となりました。』と火災直後に語っている。

この名門バンドの悲劇を、イギリス全土のブラスバンド・プレイヤーは、見過ごさなかった。直ちにバンド再建への募金やサポートが開始され、コンサートも各地でつぎつぎと企画された! そして、音楽出版社も楽譜ライブラリーの再構築を開始するための協力を申し出た!

イギリスでブラスバンドをやる人間は、別々のバンドに所属しながらも、互いを“ブラスバンド・ファミリー”と呼ぶが、この素早い動きは、正しく“一家”のそれだ!!

バンドパワーでも、なにか“フォーデンズ”の名にふさわしいアイテムをフィーチャーしたいとアレコレ探し回った結果、とっくの昔に“廃盤”となったこのCDをゲット!!

それが、2003年、アメリカの映画会社ワーナーが企画した《ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ》だ!

タイトルどおり、「スター・ウォーズ」、「ミッドウェイ」、「7月4日に生まれて」、「E.T.」、「ハリー・ポッター」などの映画のためにジョン・ウィリアムズが書いたスクリーン・ヒットがずらり!

フィナーレの「ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ」にも、「スター・ウォーズ」のメイン・テーマのほか、「1941」のマーチ、「オリンピック・スピリット」、「スーパーマン」などが散りばめられている!

ブラスバンドのためのアレンジャーには、スティーヴ・サイクス、アンドルー・ダンカン、レイ・ファーといったおなじみのベテランを起用! レコーディングは、2003年8月、すばらしい音響を誇るマンチェスターのソルフォード大学ピール・ホールで行われた。

さすがワーナーのプロデュースだけに、映画のサウンドトラックのような仕上がりだ!

メンバー・リストには、プリンシパルのマーク・ウィルキンスン、フリューゲルのヘレン・フォックス、ユーフォニアムのグリン・ウィリアムズ、ナツミ・イナバの名も!!

フォーデンズの歴史の1ページを飾る、ブラスバンド・サウンドあふれるアルバムだ!

■フォーデンズ・バンド
~ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ

【収録曲】

  1. リバティー・ファンファーレ/(arr. スティーヴ・サイクス) 【4:16】
    Liberty Fanfare/(arr. Steve Sykes)

  2. 「ハリー・ポッターと賢者の石」セレクション/(arr. スティーヴ・サイクス) 【6:18】
    Selections from “Harry Potter and the Sorcerer’s Stone”/(arr. Steve Sykes)

  3. 「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」組曲/(arr. アンドルー・ダンカン) 【10:56】
    A Phanton Menace Suite/(arr. Andrew Duncan)

  4. 7月4日に生まれて/(arr.アンドルー・ダンカン) 【5:04】
    Born on the Fourth of July/(arr. Andrew Duncan)
    コルネット(Cornet):マーク・ウィルキンスン(Mark Wilkinson)

  5. カウボーイ(序曲)/(arr. スティーヴ・サイクス) 【8:24】
    Overture “The Cowboys”/(arr. Steve Sykes)

  6. ルークとレイラ(「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」から)
    /(arr.アンドルー・ダンカン) 【4:50】
    Luke and Leia (from “Star Wars Episode VI: Return of the JedI”/(arr. Andrew Duncan)

  7. ミッドウェイ・マーチ/(arr. レイ・ファー) 【4:16】
    Midway March/(arr. Ray Farr)

  8. ファンファーレと飛行のテーマ(「E.T.」から)/(arr. スティーヴ・サイクス) 【4:46】
    Fanfare and Flying Theme (from “E.T. - The Extra Terrestrial”)/(arr. Steve Sykes)

  9. 不死鳥フォークス(「ハリー・ポッターと秘密の部屋」から)/(arr. アンドルー・ダンカン) 【4:04】
    Fawkes the Phoenix (from “Harry Potter and the Chamber of Secrets”/(arr. Andrew Duncan)

10. ジョン・ウィリアムズ・エピック・テーマ/(arr. スティーヴ・サイクス) 【8:03】
John Williams Epic Themes/(arr. Steve Sykes)

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4203/

 

■映画「スター・ウォーズ」メイン・テーマ(作曲:ジョン・ウィリアムズ)

★ジョン・ウィリアムズ自身もこのアレンジで「アメリカ海兵隊バンド」を
指揮した、吹奏楽「スター・ウォーズ」の決定版。
原曲のムードをそのまま吹奏楽にトランスしたプロ・ユースの楽譜

これぞ、定番中の定番! ジョージ・ルーカス監督がメガホンをとった映画「スター・ウォーズ」シリーズの有名なメイン・テーマです。

 ジョン・ウィリアムズが「スター・ウォーズ」シリーズ第1作のためにこの曲を書いたのは、1977年。スフォルツァンドで決める曲冒頭の衝撃的なサウンドと、それにつづくファンファーレは、初めてそれを聴いたときも今も、夜空にきらめく幾千の星の輝きのように、けっして光を失うことがありません。

 金管のハイノートが炸裂するこの曲を耳にした瞬間、ブラスを吹きたいと思った人がどれほどいたでしょう!

 編曲者は、アメリカ海兵隊バンドやホワイトハウス・オーケストラのスタッフ・アレンジャーをつとめるスティーブン・ブラ。作曲者が承認した「ジョン・ウィリアムズ・シグネーチャー・エディション」の1曲として出版されたこの編曲は、原曲のムードをそのまま吹奏楽にトランスしたプロ・ユースの楽譜として高い人気を誇ります。

 その初めての演奏は、2003年7月12日、ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで催された「アメリカ海兵隊バンド創立205周年記念コンサート」で行なわれていますが、その時、作曲者のジョン・ウィリアムズ自身が指揮台に立ったことも、この編曲のステータスを大いに高めています。

 音源は、エーテボリ・ウィンド・オーケストラが演奏したすばらしいCD「サウンドトラック・ハイライト~ジョン・ウィリアムズ作品集」(CD-2041)があります。

 さあ、みんなでジョン・ウィリアムズ・ワールドへ!! 聴くもの誰もが興奮する、BP超おススメの編曲です!

【この楽譜をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-8949/

【ジョン・ウィリアムズ】
1932年2月8日、アメリカ合衆国、ニューヨーク州ロングアイランドに生まれる。フルネームは、ジョン・タウナー・ウィリアムズ。ニューヨーク市のジュリアード音楽院にピアノ、作曲、編曲を学び、映画や放送のジャンルで作曲家、ピアニスト、指揮者として活躍。1980年から1993年の間は、ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者をつとめ、退任後も名誉指揮者としてたびたびタクトをとっている。『スター・ウォーズ』、『インディー・ジョーンズ』、『スーパーマン』、『ハリー・ポッター』などの大ヒットは、世界中の人々を夢と興奮の世界へと誘っている。

・出版社グレード:5~6
・作曲:ジョン・ウィリアムズ (John Williams)
・編曲:スティーブン・ブラ (Stephen Bulla)
・TIME:5分30秒(CD-2041参照)

・出版:ハル・レナード (Hal Leonard)
・分類:販売譜(フルスコア&パート譜セット)

【この曲が収録されたお薦めCD】
◎サウンドトラック・ハイライト~ジョン・ウィリアムズ作品集
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-2041/

【編成】

Piccolo <doubl.: Flute>
Flutes (I、II)
Oboes (I、II)
Bassoons (I、II)

E♭ Clarinet
B♭ Clarinets (I <div.>、II、III)
E♭ Alto Clarinet
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxophones(I、II)
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpets(I、II、III)
F Horns (I、II、III、IV)
Trombones(I、II、III)
Euphoniums <div.>
Tubas <div.>

Double Bass

Harp

Piano/Celeste
Timpani
Mallet Percussion
(Glockenspiel、Vibraphone)

Percussion
(2 Snare Drums、Bass Drum、Suspended Cymbal、Tam-Tam、Piatti、Triangle)

【この楽譜をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-8949/

■吹奏楽曲でたどる世界史【第32回】アメリカ西部開拓時代(1860年代~1890年代頃) ~映画『11人のカウボーイ』序曲(ジョン・ウィリアムズ)

Text:富樫鉄火

●作曲:ジョン・ウィリアムズ John Williams(1932~)
●原題:The Cowboys Ouverture
●編曲:Jim Curnow
●初出:1971年(映画公開)
●出版:Warner
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-0040/
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/set-0205/

●参考音源:『ザ・オリジナル/全日本吹奏楽コンクール自由曲名演奏シリーズ Vol.2 オリジナル曲集』(ブレーン)ほか
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-0278/
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1032/

●演奏時間:約9分
●編成上の特徴:打楽器5パートあり(ティンパニ含む)。
●グレード:4

西部劇映画の舞台となっている時代は、1700年代(モヒカン族との抗争や、独立戦争)から、鉄道建設、アラモの攻防戦などがあった1800年代までと、けっこう幅広い。

だが、いわゆる「西部開拓時代」、つまり、映画などで見るカウボーイが最も活躍していた時代は、南北戦争(1861~65)の後から、政府がフロンティア消滅を宣言した1890年あたりまでを指す。その間、大陸横断鉄道の開通、1873年式コルト45口径銃の登場、OK牧場の決闘、ビリー・ザ・キッド、アパッチ、ジェロニモなどが登場した時代だ。人々が、理想郷=フロンティアを求めて、西へ西へと開拓を進めて行った時代でもある。だから「西部劇」というのである。

この時代を舞台にした数多い映画の中で、テーマ音楽が吹奏楽版になって人気のあるのが、1971年の『11人のカウボーイ』(マーク・ライデル監督)である。

この映画は、アメリカの国民俳優ジョン・ウェインが、物語の後半であっさり殺されてしまう設定がたいへんな話題になった。内容は・・・・・・

老牧場主ウィル(ジョン・ウェイン)が、650キロ先の町まで、1500頭もの牛を運ぶことになった。しかし、折悪しく世はゴールド・ラッシュ全盛期で、町には、まともな大人の男は1人もいない。仕方なくウィルは、11人の少年を牧童(カウボーイ)として雇い入れ、旅に出る。

途中、様々なトラブルに出会いながらも、少年たちが次第に一人前のカウボーイ、いや、男として育って行く過程が細やかに描かれている。特に、昔気質の老人ウィルと少年たちのぶつかり合いは、いつの世にもある世代間対立を思わせ、異色ながら、おおいに見応えのある映画になっている。

先述のように「敵の銃弾に倒れたことのないヒーロー」ジョン・ウェインが、クズのようなチンピラにあっけなく殺されてしまい、以後、少年たちだけで牛を届けることになる設定が、なかなか泣かせる。

ちなみに、この「チンピラ」を演じたブルース・ダーンは「ジョン・ウェインを殺した男」として、一躍有名になり、以後、独特な性格俳優路線で成功するのであった。

音楽は、おなじみジョン・ウィリアムズ。この頃は、まだ、『ジョーズ』(75)も、『未知との遭遇』(77)も、『スター・ウォーズ』シリーズ(77~)も、「インディ・ジョーンズ」シリーズ(81~)も、『E.T.』(82)も、書いていない。

しかし、これら後年の傑作音楽の要素が、すでに、すべて盛り込まれているのに驚く。コープランドを思わせるアメリカン・テイストと、シンフォニックな要素がうまく一体化しているのだ。現に、スティーブン・スピルバーグ監督は、この『11人のカウボーイ』の音楽に感動して、『続・激突!/カージャック』(73)に彼を起用し、続いてあの『ジョーズ』で大ブレイクするのである(スピルバーグは、少年時代からサントラ・マニアだった)。

ここで紹介するスコアは、映画の主要テーマをもとに、作曲者自身がコンサート用にまとめた管弦楽序曲を、吹奏楽版に編曲したもの。映画サントラにも「序曲」と題されたトラックがあるが、それとは少々違う。

映画音楽ながら見事に構成されており、すべてのパートに相応のテクニックを要求されるスコアなので、コンクール自由曲に取り上げるバンドも多い。過去、全国大会では、87年に福岡工業大学付属高校(現・福岡工業大学付属城東高校)が、96年に名取交響吹奏楽団が取り上げている。

冒頭のトランペットとホルンによって奏でられるファンファーレが決まらないと、全体も締まらなくなる。しかも、ホルンにとってはなかなか難儀なパッセージである。映画音楽だからといって侮れない、意外とやっかいな曲なのだ。

初心者が多いバンドだったら、同じ出版社から、Jay Bocook編曲による中レベル(小~中編成)のスコアも発売されているので、そちらを選ぶのもいいだろう。冒頭のファンファーレも適度に簡略化されており、ホルンは1パートのみ。

なお、この曲は、日本の吹奏楽界では、≪カウボーイ序曲≫という邦題で取り上げられていることが多い。確かに映画原題は『The Cowboys』なのだから、間違いとはいえないのだが、やはり映画音楽なので、正式邦題に合わせて≪11人のカウボーイ序曲≫などと表記される方が正確だと思う。まさか≪未知との遭遇≫を、原題に即して≪クローズ・エンカウンターズ・オブ・ザ・サード・カインド≫などと表記する人は誰もいないだろう。それと同じだ。<敬称略>

【参考楽曲&おまけ解説】

西部開拓時代を思わせる音楽といえば、やはり、コープランド作曲の、バレエ組曲≪ビリー・ザ・キッド≫と≪ロデオ≫が挙がる。

ビリー・ザ・キッドとは、伝説のカウボーイ犯罪者で、21歳で射殺されたが、悪事を重ねながらもどこか憎めないガキ(キッド)のような親しみやすさがあったため、人気ヒーローとなった。

ロデオは、カウボーイが荒馬や荒牛の背中に乗ってどこまで耐えられるかを試す度胸試しのことだが、現在では様々なルールが定められた立派なプロスポーツである。

で、これらがコープランドによってバレエ音楽になっており、ともに吹奏楽版になっている。どちらもコンクールによく登場している。

同じコープランドの≪エル・サロン・メヒコ≫は、文字通り「メキシコ酒場」を描いた曲で、メキシコ民謡が使われているが、これもどこか西部開拓時代の香りがする。やはり、吹奏楽版でも人気があり、コンクールでもおなじみの曲だ。

また、本文で述べたゴール・ドラッシュを描いた、そのものズバリ≪ゴールド・ラッシュ!≫なる吹奏楽曲がある。高橋伸哉作曲、5分強のたいへん楽しい曲だ。CD『写楽』(ブレーン)に収録されている(楽譜もブレーンのレンタル)。

そもそもゴールド・ラッシュとは、1848年、カリフォルニアの川で砂金が発見されたことに端を発する。その結果、アメリカ国内はもちろん、世界中から、一攫千金を狙って人々が押しかけた。西部開拓ブームの背景には、これがあったのだ。

ちなみに、「ジーンズ」なるズボンは、ゴールド・ラッシュ時代の金鉱堀りの連中が、すぐに破れない丈夫なズボンを欲していたのに応えて、この頃生まれたものである。発明者はドイツ系の事業家リーバイ・シュトラウス。分厚い幌馬車の幌布でズボンをつくり、縫い目の要所にリベット(金属ボタン)を打ち付けて丈夫にした。さらに汚れが目立たないようにインディゴで青く染色した。ジーンズ「リーバイス」の誕生である。

構造主義の学者レヴィ・ストロースは、このリーバイ・シュトラウスの親戚である(……なんていっても、誰も知らないか)。