■オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ ワンダフルコンサート リサイタルシリーズVol.4(サクソフォン:福田亨)(1月16日)

昼の部14:00夜の部19:00の2回公演。サクソフォン福田亨のソロをたっぷりとお聴きください。ピアノ:岡部桂永子

日時 : 2019年1月16日(水) 開場 13:15 、開演 14:00
会場 : ドルチェ・アーティスト・サロン(梅田茶屋町)
交通手段 : JR「大阪」駅、阪急「梅田」駅より徒歩約5分。
料金 : 1500円(各回、当日500円増)
曲目 :
【プログラム】
・Valse Vanite (R.ヴィードフ:作曲)
・コンチェルティーノ昼の部のみ
・セレナーデ[夜の部のみ]  (R.ブートリー:作曲)
・ファンタジーop.89 (J.B.サンジュレー:作曲)
・「タンゴの歴史」よりナイトクラブ1960 (A.ピアソラ:作曲)
・フリッソン (J.ノレ:作曲)
問合せ :

担当者 Shionチケットセンター
TEL 0800-919-5508
E-Mail info@shion.jp
HomePage http://shion.jp

■オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ 月イチ吹奏楽(12月1日)

【開催日とお申込期限】

●2018年12月1 日(土)

お申込期限:11月28日(水)17:30まで

<合奏予定曲>

・プスタ J.ヴァンデルロースト:作曲
・宝島 和泉宏隆:作曲/真島俊夫:編曲

【スケジュール】

10:30 受付開始・個人練習
12:00 Shionメンバーとのパート練習
13:00 休憩
13:30 Shionメンバーと一緒に合奏
15:00 演奏会形式で発表会

日時 : 2018年12月1日(土) 開場 10:30 、開演 15:00
会場 : 大阪フィルハーモニー会館 メインホール
交通手段 : ・地下鉄四つ橋線「岸里」駅下車 2番出口より東へ徒歩約2分
・地下鉄堺筋線・南海本線・高野線「天下茶屋」駅下車 南へ徒歩約5分

※会館の駐車場はご利用になれません。隣接の有料駐車場をご利用ください。
料金 : 3000円(見学無料)
曲目 :
プスタ J.ヴァンデルロースト:作曲
・宝島 和泉宏隆:作曲/真島俊夫:編曲

問合せ :

担当者 Shionチケットセンター
TEL 0800-919-5508
E-Mail info@shion.jp
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■オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ ワンダフルコンサート リサイタルシリーズVol.3(12月19日)

【昼の部】14:00、【夜の部】19:00の2回公演でお楽しみいただいております。ワンダフルコンサートがリサイタル形式にリニューアル!フルート&ピッコロの礒田純子のソロをたっぷりとお聴きいただきます。入場料は1500円(当日500円増)。ゆったりとした優雅な時間を過ごしませんか?ピアノ:蒲生祥子

日時 : 2018年12月19日(水) 開場 13:15 、開演 14:00
会場 : ドルチェ・アーティスト・サロン(梅田茶屋町)
交通手段 : JR「大阪」駅、阪急「梅田」駅から徒歩約5分
料金 : 1500円(各回、当日500円増)
曲目 : 【プログラム】

・P.ゴーベール マドリガル
・B.バルトーク/堀内 貴晃編曲 ルーマニア民俗舞曲
Ⅰ 棒踊り
Ⅱ 帯踊り
Ⅲ 足踏み踊り
Ⅳ アルペンホーンの踊り
Ⅴ ルーマニアのポルカ
Ⅵ 速くて細かいステップの踊り
・C.シャミナード コンチェルティーノop.107(昼の部のみ)
・G.ユー ファンタジー(夜の部のみ)
・三浦 真理 想い出は銀の笛 (ソロ版)
Ⅰ エメラルドグリーンの風
Ⅱ 真紅のルビー
Ⅲ ブラック・インヴェンション
Ⅳ 紫の薔薇
Ⅴ ブルー・パステル
問合せ :

担当者 Shionチケットセンター
TEL 0800-919-5508
E-Mail info@shion.jp
HomePage http://shion.jp

■オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ 第123回定期演奏会(2月2日)

世界的トロンボーン奏者、クリスチャン・リンドバーグと初共演!トロンボーン独奏はもちろん、指揮、作曲と三位一体の企画。リンドバーグ氏のまさに神がかり的な才能とShionのコラボで吹奏楽の新しい可能性を拓く歴史的コンサートへぜひお越しください。

日時 : 2019年2月2日(土) 開場 13:00 、開演 14:00
会場 : ザ・シンフォニーホール
交通手段 : JR環状線「福島」駅より北へ徒歩約7分。
料金 : (S席)5000円 (A席)4000円 (ペア席)7000円 (B席)3000円  学生割引(S、A、B席 1000円引き)
曲目 : 【プログラム】

・組曲「山の王」 Op.37(H.アルヴェーン)
・マンドレイク・オン・ザ・コーナー(庭隅のマンドラゴラ)(C.リンドバーグ)
トロンボーン独奏:クリスチャン・リンドバーグ
・ドーシー、ミラー、ティーガーデンへの捧げもの(C.リンドバーグ、編曲:A.タッロディ、L.E.グディム)
・管楽と打楽器のための協奏曲(C.リンドバーグ)
イディッシュ・ダンス(A.ゴーブ)

問合せ :

担当者 Shionチケットセンター
TEL 0800-919-5508
E-Mail info@shion.jp
HomePage http://shion.jp

■「BPラジオ 吹奏楽の世界へようこそ」12月の放送予定

毎週(土)23時 FMカオン(厚木・海老名)
http://www.fmkaon.com/

毎週(日)正午 調布FM
http://www.chofu-fm.com/

もちろん、どちらもネット経由で、全国どこででも聴けます!

【第111回】没後150年、ロッシーニで年忘れ!
<FMカオン>12/1(土)23時、12/13(土)23時
<調布FM>12/2(日)正午、12/16(日)正午

【第112回】吹奏楽で振り返る2018年
<FMカオン>12/8(土)23時、12/22(土)23時
<調布FM>12/9(日)正午、12/23(日)正午

【ノンストップ・ウインド・ミュージック】
<FMカオン>12/29(土)23時
<調布FM>12/30(日)正午
※別番組に変更の可能性あり。

ご案内:富樫鉄火(昭和の香り漂う音楽ライター)

【BPラジオの視聴方法】

【第111回】没後150年、ロッシーニで年忘れ!

<FMカオン>12/1(土)23時、12/13(土)23時
<調布FM>12/2(日)正午、12/16(日)正午
ロッシーニは、ヨーロッパの吹奏楽界では大人気作曲家です。今年は、その没後150年。平成最後の年の暮は、にぎやかでたのしいロッシーニを、吹奏楽やブラスバンドでお楽しみください。ブラック・ダイクが「ブラック・ダイク・ミルズ」だった時代の名盤もたっぷり流れます。

【1】 歌劇《泥棒かささぎ》序曲  ロッシーニ作曲/ジョセ・シンス編曲
フランソワ・デリッデル指揮、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団(約11分)

【2】 狩場の風景  ロッシーニ作曲/ジョルジュ・モロー編曲
ヤン・コベル指揮、ライプツィヒ放送吹奏楽団(約5分)

【3】 バンドのためのスケルツォ  ロッシーニ作曲/ウィリアム・シェーファー校訂
ティモシー・フォーリー大佐指揮、アメリカ海兵隊バンド(約3分)

【4】 歌劇《チェネレントラ》(シンデレラ)序曲<後半抜粋>  ロッシーニ作曲/ピーター・パークス編曲
ピーター・パークス指揮、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド(抜粋約5分)

【5】 歌劇《セビリャの理髪師》より「いまの歌声は」  ロッシーニ作曲/ピーター・パークス編曲
フィリップ・マッキャン(コルネット)、ピーター・パークス指揮、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド(約6分半)

【6】 歌劇《セビリャの理髪師》より「わたしは町の何でも屋」  ロッシーニ作曲/ゴードン・ラングフォード編曲
ジョン・クロー(ユーフォニアム)、トレヴァー・ウォルムスリー指揮、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド(約5分)

【7】 歌劇《ウィリアム・テル》序曲  ロッシーニ作曲/グレゴール・グラント編曲
トレヴァー・ウォルムスリー指揮、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド(約11分)


【第112回】吹奏楽で振り返る2018年

<FMカオン>12/8(土)23時、12/22(土)23時
<調布FM>12/9(日)正午、12/23(日)正午
いよいよ2018年もあとわずか。今年もいろいろありました。今年一年の主な出来事を、吹奏楽を聴きながら、振り返ってみたいと思います。来年は、新天皇の即位~改元があり、新しい時代に突入します。来年も、面白くて、すこしだけためになる音楽番組を目指しますので、よろしくお願いいたします。どうぞ、よいお年をお迎えください。

<平昌冬季五輪にちなんで>
【冒頭BGM】 祝典序曲《オリンピカ》 ヤン・ヴァンデルロースト作曲
ヤン・ヴァンデルロースト指揮、東京佼成ウインドオーケストラ

<初の米朝首脳会談>
【1】 朝鮮民謡の主題による変奏曲  ジョン・バーンズ・チャンス作曲
鈴木孝佳指揮、タッド・ウインド・シンフォニー(約9分)

<東海林修さん、逝去>
【2】 ディスコ・キッド  東海林修作曲
渡邊一正指揮、東京佼成ウインドオーケストラ(約4分)

<本庶佑氏に、ノーベル賞>
【3】 スウェーデン狂詩曲第1番《夏至の徹夜祭》  ヒューゴ・アルヴェーン作曲/ジョセ・シンス編曲
トニ・ショル指揮、バーデン=ヴュルテンベルク警察音楽隊(約5分半)

<大阪桐蔭高校、甲子園で春夏連覇>
【4】 楽劇《ワルキューレ》より  ワーグナー作曲/梅本幸司編曲
梅田隆司指揮、大阪桐蔭高校吹奏楽部 ※2011年全国大会(約7分)

<普門館閉館、解体>
【5】 交響組曲《シェヘラザード》第4楽章  リムスキー=コルサコフ作曲
酒井正幸指揮、東京都豊島区立第十中学校吹奏楽部 ※1972年11月5日全国大会、普門館(約8分)

<日産カルロス・ゴーン会長、逮捕>
【6】 愛のスカイライン(CMソング) 山上路夫作詞/いずみたく作曲
スリー。グレイセス歌(約1分)

<2025年に、また大阪万博>
【7】 万国博マーチ《進歩と調和》  川崎優作曲
竹村純一指揮、海上自衛隊東京音楽隊(約4分半)

<笑ったことや泣いたこと、今年もいっぱいありました>
【8】 雪の窓辺で(合唱曲)  薩摩忠詩/三善晃作曲
田中信昭指揮、東京混声合唱団(約3分)


【ノンストップ・ウインド・ミュージック】

<FMカオン>12/29(土)23時
<調布FM>12/30(日)正午
何が飛び出すかは、放送本番までのお楽しみ!
※別番組に変更の可能性あり。

【コラム】富樫鉄火のグル新 第214回 手塚治虫 生誕90周年

1988年9月、ミラノ・スカラ座の来日公演があり、NHKホールで、プッチーニの《トゥーランドット》を観た(ロリン・マゼール指揮、フランコ・ゼッフィレッリ演出)。

第1幕後の幕間に、ロビーを歩いていたら、隅のほうに、手塚治虫先生がポツンと立っていた。驚いた。そのころ、先生は、体調を崩して入院中だと聞いていたからだ(あとで公表されるのだが、胃ガンだった)。

わたしは、先生の生前に、著書や作品の担当をしたことはないが、対談やインタビューで何度かお世話になっていた。しかも、出版編集の仕事に興味を持つようになった、おおもとのきっかけを与えてくださった方である。よく「漫画の神様」と称されるが、私自身にとっても神様のような方だった。

わたしはすぐに走り寄って、あいさつをした。顔色も暗く、やせて、なんとなく呆然としているように見えた。顔もひとまわり小さくなり、ベレー帽がゆるそうだった。これほどの方が、まわりに誰もいなくて、ひとりでポツンと立っているのも不思議だった。

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■轟音楽団 第20回定期演奏会(12月15日)

日時 : 2018年12月15日(土) 開場 16:30 、開演 17:00
会場 : 横浜市南公会堂
交通手段 : 市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分
京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分

バス停「南区総合庁舎前」徒歩すぐ
バス停「浦舟町」徒歩 約2分
バス停「阪東橋」徒歩 約8分
料金 : 無料
曲目 :
大仏と鹿
ガリバー旅行記
吹奏楽のための第5組曲
ノートルダムの鐘

問合せ :

担当者 奥瀬
E-Mail todoroki.avk@gmail.com

■アンサンブル・キララ~結成15周年記念~第10回演奏会(2月16日)

アンサンブル・キララは、アマチュア金管アンサンブル団体として結成15周年を迎えることができました。どなたでも気軽に楽しんでいただける音楽を目指し、聴いてくださる方々と一緒に笑顔になりたいという想いは結成当時から今も変わりません。今回のコンサートは、結成15周年を記念して作編曲家の高橋宏樹さんに委嘱した作品「Kilala Quindecim」の初披露となります。15年経った今、ますますパワーアップした彩り豊かなキラキラサウンドを皆さまに楽しんでいただきたいと思っております。

日時 : 2019年2月16日(土) 開場 12:30 、開演 13:00
会場 : ゆめぱれす(朝霞市民会館)ホール
交通手段 : 東武東上線「朝霞」駅徒歩13分
料金 : 入場無料
曲目 :
高橋宏樹:kilala Quindecim (委嘱作品)
E.モラレス:Crystal Spheres
高橋宏樹:文明開化の鐘
和田信:バラード
S.ワンダー:愛するデューク
ほか
問合せ :

担当者 アンサンブル・キララ代表:海老名
TEL 090-7016-6881
E-Mail kilala_info@y5.dion.ne.jp
HomePage http://kilala.konjiki.jp/index.htm

■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第64話 デメイ「指輪物語」日本初CD制作秘話

▲CD – 大阪市音楽団 NHKライヴ 指輪物語 ─ 本邦初演 At the Symphpny Hall(大阪市教育振興公社、OMSB-2801、リリース:1994)

▲同、ブックレット裏

▲作曲者デメイから郵送されてきたCDブックレットへのメッセージ(原本)

▲NHKに提出した第三者の権利許諾確認書の写し

1992年8月16日(日)午後3時からオンエアされたNHK-FM特別番組「生放送!ブラスFMオール・リクエスト」(3時間半ナマ放送)は、とんでもないオバケ番組となった!

秋山紀夫さんが名調子で語りかける人気番組「ブラスのひびき」終了後、NHKが送りだす久々の吹奏楽番組だったという理由だけではない。

すべてがリクエストで構成され、何が放送されるのかその時までわからないという番組の臨場感も手伝って、吹奏楽ファンのハートに火をつけたのだろう。

番組終了後、局内は、それはそれは、たいへんな騒ぎとなった。

NHK各放送局や各地のNHKサービスセンターが、リスナーから放送曲目や演奏、楽譜に関してじゃんじゃん掛かってくる電話、FAXによる“問い合わせ”への対応に追われることになったからだ。

ここまでNHKは、しばらく“吹奏楽”の番組をさぼっていたのだから、それも、まあ、仕方ないだろう。

また、NHK初放送となった曲や作曲者も多く、普段“日本の音楽分野を牽引しているんだ”という無駄な自負を背負いながら日々番組を送り出している“エライ人”たちの鼻をへし折るのに充分なインパクトがあった。

曲名も、作曲者名も、演奏者名も、NHKにはまるで“蓄積”がなかった。

そんな曲(第58話:NHK – 生放送!ブラスFMオール・リクエスト、参照)がバンバンかかったのだ。

気の毒だったのは、番組ディレクターの梶吉洋一郎さんで、音楽番組部内では、“梶吉の吹奏楽には、気をつけろ”という言葉がまるでスローガンのように囁かれ出した。

問い合わせは、放送曲のほぼすべてに及んだ。しかし、番組のほぼ中間部でノーカットで放送したヨハン・デメイ(Johan de Meij)の交響曲第1番『指輪物語(The Lord of the Rings)』(指揮:木村吉宏、演奏:大阪市音楽団)の日本初演ライヴと、リクエスト数のトータルでトップに輝き、番組のラストで放送したフィリップ・スパーク(Philip Sparke)の『ドラゴンの年(The Year of the Dragon)』(指揮:ヘルト・バイテンハイス、演奏:オランダ王国海軍バンド)への問い合わせは圧倒的で、他を大きく引き離していた。

リスナーが興奮しているのだ!!

もちろん、ディレクターの梶吉さんには、NHKがライヴ収録した『指輪物語』以外、筆者が持ち込んだすべての音素材の詳細データは渡してあった。

普通は、それだけで十分対応できたはずだった。しかし、氏からかかってきた電話を聞くかぎり、どうやらそういうことではなさそうだった。

『すごい反響だよ。“指輪”はウチが録った音なんで応対できているんだが、最後にかかった“ドラゴンの年”にブッとんだ人が多かったみたいで、とにかく、“ドラゴン”、“ドラゴン”って言って、どこへ行ったら買えるんだ、店の名前を教えろという類いの電話が多いんだよ。全国のセンターがパニくっててさぁ。ウチの連中が知るはずないし、どう答えたらいい?』

普通のクラシック番組では、こんなことはゼッタイに起こらないとも言う。

ちょっと返答に詰まった。番組で使用した『ドラゴンの年』が収録されているCDが、オランダ王国海軍バンド(De marinierskapel der Koninklijke marine)が自主制作したインディーズだったからだ。

CDは、リリース当時、“海軍バンド”のショップやコンサートで誰でも買えた。筆者もバンドに直接送金して購入した。そして、インディーズとは言え、中身はオランダ・フィリップスのスタッフが録音、制作したもので、商業CDの中に並べても世界最高峰のクオリティをもっていた。

ただ、我々の放送時点では、残念ながら、すでに完売となっていた。

商業用ではないから、再プレスなどしない。

梶吉さんに、まず、そう伝えると、『もう買えないということ?』と少し気落ちした声が返ってきた。しかし、事実は事実なので。『そうだ。』と答えるしかなかった。

我々はビジネスのために放送をやっている訳ではないし…。

そこで、まず、『一般的な回答として、レーベルやレコード番号、CD番号をそのまま伝えること。海外盤や自主制作盤は、日本では入手がほとんど不可能なので、何らかの方法でバンドに直接コンタクトをするか、海外の趣味性の高いショップにコンタクトをするしかないと薦めて欲しいんだ。』と話す。

当時、クラシックやポップスと違い、海外の吹奏楽LPやCD、カセットは、ほとんど日本に輸入されていなかった。銀行で作ってもらった“送金小切手”を送るか、郵便局で“国際送金為替”を組んでもらって海外に直接注文するのが“原則”だった。

しかし、“オランダ海軍”のCDの入手が難しそうだと分かったためか、その後、第41話:「フランス組曲」と「ドラゴンの年」、でお話ししたエリック・バンクス指揮、東京佼成ウインドオーケストラ演奏のCD「ドラゴンの年」(佼成出版社、KOCD-3102)のセールスに再び火がつくという、思わぬ余波もあった。

“こんなこともあるのか”と感じた覚えがある。

しかし、『ドラゴンの年』は、これで完全に認知された、とも思った。

一方、デメイの『指輪物語』を演奏した市音もパニくっていた。

番組を終えて帰阪した後、事務所に挨拶に行くと、

『おお、ええ時に帰ってきよった(いい時に帰ってきた)。あちこち(いろいろなところ)から電話が掛かってきて、放送された“指輪”のCDはどうやったら買えるんや(買えるのか)とか、テープを聴かせろって、うるさいんや(やかましいんだ)。あれは、NHKが録ったもんやから(ものだから)、あかん(ダメだ)って、言うてんのやけど(話しているんだけど)…。どうしたらええ(いい)?』

とは、筆者の顔を見た団長兼常任指揮者の木村吉宏さんの第一声!

ここでも騒ぎが起こっていた!

『それでしたら、NHKからテープを借りてCDにされたら?』

思わず口をついてしまった。

何か閃いたのか、木村さんは、ニヤリと笑う。

“しまった、ハメられたか”と思ってもアトの祭り!

当時の市音は、大阪市という行政組織の一部。外部からの依頼録音は仕事としてOKだが、いろいろな制約から、自主事業としてのレコードやCDは作れなかった。ノウハウがないというだけではなく、自ら作った製品が何らかの“利益”を生み出してもいけなかった。

かねてより、なんとか自前のCDを作りたいと考えていた木村さんには、外部の人間に動いてもらうと、ひょっとして、将来の自主CD制作への道が開くかも知れないというもくろみがあったようだった。

結局、不用意なひと言から、“大阪市音楽団初の自主制作CD”のプロデューサーとして活動することとなってしまった。

しかし、話を聞けば聞くほど乗り越えないといけないハードル(行政の壁)のあまりの高さに、目がくらむ!!

そして、ここから約1年間の悪戦苦闘が始まった!

実際には、市音のマネージメント・セクションを拡充させるための外部組織として作られた“大阪市教育振興公社”の小梶善一さん(元市音クラリネット奏者)と、ああでもない、こうでもないと言いながら、1つずつ壁を乗り越えていった。

途中から、これに、大阪市音楽団友の会事務局長の藤川昌三さんが加わった。話を伺うと、友の会20周年を記念して、1994年2月27日(日)、大阪・森の宮ピロティホールで「ゆかいなウィンドコンサート」と題した市音のコンサートをやるんだそうだ。

それなら、ということで、発売目標をその日に定め、友の会には、販売の実務を担っていただくことになった。(市職員の市音メンバーは、販売にはタッチできないので)

よーし、だんだん形になってきたゾ。

しかし、市音サイドにCD制作のノウハウは皆無だ。途中から、小梶さんには、行政との関わり合いと公社内のコンセンサスを得ることに専念していただき、こちらは、CD作りに邁進するという役割分担制を敷いた。

NHKとの録音使用料の折衝、放送に使用されたテープ(オープンリール方式のデジタル・テープ)の借り出し、東京CDセンター(渋谷)でUマチック・テープへのマスタリングなど、プロセスの管理だけでなく、ジャケット・デザイン、ブックレット編集、プログラム・ノート執筆まで、何から何まで筆者の役割となった。

東京のスタジオのセッティングには、ムジーク・ハーフェンの本間 篤さんにも、尽力をいただいた。

振り返ると、この日本初『指輪物語』のCD作りは、やることなすことすべてが面白く、ガムシャラに突っ走ることができたのも事実だ。

かくて、“大阪市音楽団創立70周年”と“大阪市音楽団友の会20周年”を記念する完全限定盤CD「大阪市音楽団 NHKライヴ 指輪物語 ─ 本邦初演 At the Symphpny Hall」(大阪市教育振興公社、OMSB-2801)は、予定どおり、1994年2月27日に陽の目を見ることになった。

販売は、演奏会の直売を除けば、通販だけだったが、CDはアッと言う間に“予定数”をクリアし、見事“Sold Out”となった。

梶吉さんも、『俺が録った初CDが出来上がったよ!』と満面の笑み!

結果よければ、すべてよし!

しかし、自戒をこめ、ここで教訓を一席!

口は、禍いのもと!!

▲デザイン画 – ブックレット表1&表4

▲デザイン画 – オビ

▲デザイン画 – インレー

▲デザイン画 – CD盤面

「Japan’s Best for 2018 初回限定BOXセット」(Blu-ray4枚組)が12月15日に発売

第66回全日本吹奏楽コンクール全国大会(2018年度)の金賞受賞団体を部門別に収録したブルーレイ4枚組みがブレーン・ミュージックより12月15日に発売される。

初回限定BOXには「課題曲特典ディスク」が付く。

収録団体、曲名など詳細は、下記のとおり。

【このブルーレイをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/dvd-9797/

■大会名:第66回 全日本吹奏楽コンクール全国大会
10月20日(土)中学校の部(前半・後半)名古屋国際会議場
10月21日(日)高等学校の部(前半・後半)名古屋国際会議場
10月27日(土)大学の部あましんアルカイックホール
10月28日(日)職場・一般の部(前半・後半)あましんアルカイックホール
■発売元:ブレーン・ミュージック

【収録内容】

【初回限定BOX特典:課題曲ディスク内容】

【課題曲I】
古き森の戦記/塩見 康史(第28回朝日作曲賞受賞作品)
○柏市立柏高等学校

【課題曲II】
マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ/一ノ瀬 季生
○防府市立桑山中学校
○岡山学芸館高等学校
○名取交響吹奏楽団

【課題曲III】
吹奏楽のための「ワルツ」/高 昌帥
○北上市立上野中学校
○創価大学パイオニア吹奏楽団
○横浜ブラスオルケスター

【課題曲IV】
コンサート・マーチ「虹色の未来へ」/郷間 幹男
○福岡市立姪浜中学校
○精華女子高等学校
○ブリヂストン吹奏楽団久留米

【課題曲V】
エレウシスの祭儀/咲間 貴裕(第10回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品)
○埼玉栄高等学校
○近畿大学吹奏楽部
○ヤマハ吹奏楽団浜松

■中学校編

1.ウインドオーケストラのためのマインドスケープ /高 昌帥
川口市立青木中学校(指揮中畑裕太)

2.ブリュッセル・レクイエム /アッペルモント
北斗市立上磯中学校(指揮:中條淳也)

3.「風を織る」 ~吹奏楽のためのセレナード /鈴木英史
防府市立桑山中学校(指揮:中村武司)

4.パラフレーズ・パァ「スタティック・エ・エクスタティック」アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ /天野正道
柏市立酒井根中学校(指揮:板垣優麻)

5.歌劇「マノン・レスコー」より /プッチーニ (宍倉 晃)
朝霞市立朝霞第一中学校(指揮:外三吉)

6.ミラージュ・サンク /真島俊夫
松戸市立第四中学校(指揮:須藤卓眞)

7.パラフレーズ・パァ「スタティック・エ・エクスタティック」アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ /天野正道
福岡市立姪浜中学校(指揮:宮本 昇)

8.眠るヴィシュヌの木 /樽屋雅徳
加古川市立中部中学校(指揮:中原淳子)

9.吹奏楽のための交響曲「ワインダーク・シー」より /マッキ―
北上市立上野中学校(指揮:柿沢香織)

10.交響曲第1番「アークエンジェルズ」/チェザリーニ
鹿児島市立桜丘中学校(指揮:坂下武巳)

■高校編

1.シンフォニエッタ第3番「響きの森」 /福島弘和
東海大学付属高輪台高等学校(指揮:畠田貴生)

2.大阪俗謡による幻想曲 /大栗 裕
大阪府立淀川工科高等学校(指揮:丸谷明夫)

3.ワイルド・グース /ライアン・ジョージ
岡山学芸館高等学校(指揮:中川重則)

4.パラフレーズ・パァ 「スタティック・エ・エクスタティック」アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ /天野正道
玉名女子高等学校(指揮:米田真一)

5.プラネット・ナイン~未知への軌跡~/樽屋雅徳
福岡工業大学附属城東高等学校(指揮:武田邦彦)

6.吹奏楽のための協奏曲 /高 昌帥
東海大学菅生高等学校(指揮:加島貞夫)

7.吹奏楽のための風景詩 「陽が昇るとき」 /高 昌帥
東海大学付属札幌高等学校(指揮:井田重芳)

8.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 より(2018年版)/マスカーニ (宍倉 晃)
埼玉栄高等学校(指揮:奥 章)

■大学/職場・一般編

1.3つの交響的素描「海」より/ドビュッシー (小澤俊朗)
神奈川大学吹奏楽部(指揮:小澤俊朗)

2.ピース、ピースと鳥たちは歌う /伊藤康英
創価大学パイオニア吹奏楽団(指揮:伊藤康英)

3.「交響曲第4番」より/マスランカ
演奏:近畿大学吹奏楽部(指揮:森下治郎)

4.天雷无妄 /天野正道
文教大学吹奏楽部(指揮:佐川聖二)

5.トリトン・エムファシス /長生 淳
東海大学吹奏楽研究会(指揮:福本信太郎)

6.バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲より /ラヴェル (榛葉光治)
ブリヂストン吹奏楽団久留米(指揮:冨田 篤)

7.トリプロ・トリプルム/高 昌帥
東京隆生吹奏楽団(指揮:畠田貴生)

8.われらをめぐる海~レイチェル・カーソンに捧ぐ /阿部勇一
川越奏和奏友会吹奏楽団(指揮:佐藤正人)

9.バレエ音楽「中国の不思議な役人」より /バルトーク (中村俊哉)
創価学会関西吹奏楽団(指揮:伊勢敏之)

10.ディオニソスの祭/シュミット
演奏:横浜ブラスオルケスター(指揮:近藤久敦)

11.交響曲第3番「四季連祷」/長生 淳
ヤマハ吹奏楽団浜松(指揮:須川展也)

12.ブリュッセル・レクイエム /アッペルモント
名取交響吹奏楽団(指揮:牛渡克之)

13.I still have a dream/長生 淳
相模原市民吹奏楽団(指揮:安西雄紀)

14.交響詩「ローマの祭」より /レスピーギ (中村睦郎)
創価グロリア吹奏楽団(指揮:中村睦郎)

15.ドデカフォニック・ファンファーレ /酒井 格
大津シンフォニックバンド(指揮:森島洋一)

※著作権の関係で収録できない曲がある場合があります。
予めご了承ください。

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