「CD&DVD」カテゴリーアーカイブ

■ガレア・エト・ベルム/兜と戦い(演奏:オランダ王国陸軍バンド)

2018年、蘭フリースラントのオランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー”の合奏場で録音されたコンサート・アルバム。ディレクターをロナルド・スラガーとベン・ハームホウトス、エンジニアをレクス・ヴァンディーペンがつとめている。

アルバム・タイトルとなっているヤン・デハーンの『ガレア・エト・ベルム(兜と戦い)』は、フリースラントのエクセルシオール・スフラールト音楽協会の委嘱作で、2015年に同地方のスハッテンス村の教会で発見された珍しい兜とそれが使われたであろう戦いに思いを馳せたドラマチックな作品となっている。ライト・モチーフとして「ああ、なんてつかの間、なんて取るに足らない」という賛美歌の旋律が使われている。

ヤン・ヴァンデルローストの『アイ・シャル・ラブ・バット・ズィー(汝を愛さずにはいられない)』は、作曲者の下の息子の結婚式のために、ソプラノ独唱をまじえた美しい吹奏楽曲として作曲された。タイトルは、シェイクスピアの”I love thee I love but thee With a love that shall not die Till the sun grows cold And the stars grow old….(私はあなたを愛しています、あなたが死ぬことのない愛を持って太陽が冷たくなり星が古くなるまで)”から採られている。

フィリップ・スパークの『3つのシティー・スケッチ』は、オランダ北ホラント州アルクマールの吹奏楽団“ソーリ・デーオ・グローリア・アルクマール”の委嘱作。3つの楽章には、アルクマールの町がもつさまざまな側面が表されている。初期の大ヒット作“オリエント急行”を思わせる箇所もあり、とても愉しい作品となっている。

八木澤教司の『ポンテ・ヴェッキオ』は、大阪教育大学ウィンドオーケストラの委嘱作で、2016年9月、神代 修のトランペット独奏、作曲者の客演指揮で初演された。曲名はイタリアのフィレンツェの“ヴェッキオ橋”をさし、同地を訪れた際のさまざまな印象が描かれている。

オットー・M・シュヴァルツの『聖シュテファンのコラール』は、ウィーンの聖シュテファン大聖堂をテーマに描いた美しいコラールだ。

アルバムをしめくくるディルク・ブロッセの『ナポレオン最後の友』は、オランダの史実に基づいたドラマチックな作品だ。ナポレオンのロシア遠征の失敗後、フランス軍はオランダから撤退し、オランダのほとんどが開放されるが、デルフセイルだけはフランス軍の占領が続いており、政治的にも軍事的にも堅固に守られていた。曲はその頃のいろいろな状況を描写的に描き、「序曲」「優美なフランス」「浅薄なフランス」「甘美な愛」「紛争」「低地帯諸国」「メイフロイの脱出」の変化に富んだ各楽章からなっている。ヨーロッパの歴史絵巻を感じさせるスケール感溢れる作品だ。

■ガレア・エト・ベルム(兜と戦い)
演奏:オランダ王国陸軍バンド

http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000001021/

【データ】

・演奏:オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー”
(The Royal Netherlands Army Band ‘Johan Willem Friso’)
・指揮:テイメン・ボトマ(Tijmen Botma)
・発売元:デハスケ(de haske)
・発売年:2018年
・収録:2018年、Rehearsal Room of The Royal Netherlands Army Band ‘Johan Willem Friso’, Friesland.
・メーカー品番:

【収録曲】

1. ガレア・エト・ベルム(兜と戦い)/ヤン・デハーン【14:57】
Galea et Bellum/Jan de Haan

2. アイ・シャル・ラブ・バット・ズィー/ヤン・ヴァンデルロースト【10:33】
I Shall Love But Thee/Jan Van der Roost
ソプラノ(Soprano):アンネケ・ラウテン (Anneke Luyten)

3. 3つのシティー・スケッチ/フィリップ・スパーク【13:03】
Three City Sketches/Philip Sparke

4. ポンテ・ヴェッキオ/八木澤教司【6:03】
Ponte Vecchio/Satoshi Yagisawa
トランペット(Trumpet):ルーラント・ヘンケンス(Roeland Henkens)

5. 聖シュテファンのコラール/オットー・M・シュヴァルツ【6:54】
St. Stephen’s Chorale/Otto M. Schwarz

6. ナポレオン最後の友/ディルク・ブロッセ【20:05】
The Last Friend of Napoleon/Dirk Brosse
序曲 Overture【6:26】
優美なフランス Sweet France【1:40】
浅薄なフランス Frivolous France【1:54】
甘美な愛 Erotic Love【2:13】
紛争 The Conflict【1:41】
低地帯諸国 The Low Countries【1:54】
メイフロイの脱出 Mayfroy’s Exodus【4:17】

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000001021/

■吹奏楽ベスト・セレクションズ:ゾディアック

2010年にデハスケから発売されたコンピレーションCD。収録されているのは、ヤコブ・デハーンの「メモリアル組曲」をはじめ、シュヴァルツの「キリル」、ラヴェンダー編曲によるジョン・ウィリアムズの「スーパーマン・マーチ」など、全30曲。詳細などは以下の通り。

■吹奏楽ベスト・セレクションズ:ゾディアック
Zodiac:Best Selections for Concert Band
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000985/

【データ】

・演奏:
・指揮:
・発売元:デハスケ (de haske)
・発売年:2010年
・収録:
・メーカー品番:

【収録曲】

CD1

1. スーパーマン・マーチ/ジョン・ウィリアムズ(arr.ポール・ラヴェンダー)【4:24】
Superman March/John Williams(arr.Paul Lavender)

2. アルジェのイタリア女/ロッシーニ【8:26】
L’ltaliana in Algeri/Gioachino Rossini(arr. Wil van der Beek)

3. 目覚めよ/メンデルスゾーン【3:42】
Wachet auf! (Sleepers Wake!)/Felix Mendelssohn Bartholdy(arr.Robert van Beringen)

4. ゾディアック/ヤン・デハーン【7:04】
Zodiac/Jan de Haan
Taurus
Scorpius
Aquarius
Leo

5. ヒム・トゥ・フリーダム/ジェリー・ドゥロウィエル【6:07】
Hymn to Freedom/Thierry Deleruyelle

6. キリル/オットー・M・シュヴァルツ【9:54】
Kyrill/Otto M. Schwarz

7. 古いスウェーデンの賛美歌/伝承曲【3:54】
An Old Swedish Hymn/Traditional (arr. Klaas van der Woude)

8. メモリアル組曲/ヤコブ・デハーン【10:24】
Memorial Suite in C Minor/Jacob de Hann
Chaconne
Scherzo
Song without Words
March

9. ダビデの栄光/広瀬勇人【7:21】
Glory of David/Hayato Hirose

10. バンダ・ベラ/ペーター・リーデマン【2:50】
Banda Bella/Peter Riedemann

11. クリフ・イン・コンサート/クリフ・リチャード【5:58】
Cliff in Concert/Cliff Richard (arr. Peter Kleine Schaars)
Congratulations
Power to All Our Friends
Living Doll
Lucky Lips
We Dont Talk Anymore

12. ベスト・オブ・ビリー・ジョエル【7:06】
The Best of Billy Joel/ Billy Joel (arr. Peter Kleine Schaars)
Just the Way You Are
She’s Always A woman
Honesty
My Life
Uptown Girl
Piano Man

CD2

1. クラシカル序曲「鱒」/ロベルト・ヴァンベリンゲン【3:55】
Classical Overture “Die Forelle” (The Trout) /Robert van Beringen

2. レヴェリー/シューマン【2:47】
Reverie/Robert Schumann (arr. Henk Hogestein)

3. バレット/ジョヴァンニ・ガストルディ【4:52】
Ballets from “Balletti a cinque voci”/Giovanni Giacomo Gastoldi(arr.Robert van Beringen)
Amor Vittorioso
La Sirena
L’lnnamorato
L’Ardito

4. シューマン組曲/シューマン【4:12】
Schumann Suite/Robert Schumann(arr. Stephen Bulla)
The Stranger
Nordic Song
Soldier’s March

5. ジュピター・ヒム/ホルスト【1:54】
Jupiter Hymn/Gustav Holst(arr.Robert van Beringen)

6. ビデルボ/ヤコブ・デハーン【3:34】
Viterbo/Jacob de Haan

7. マレ/クリスティアン・ブティエ【6:18】
Le Marais/Christian Bouthier
Rue des Francs-Bourgeois
Musee Carnavaiet
Place des Vosges

8. ジンガロ/ヨハン・ネイス【3:04】
Zingaro/Johan Nijs

9. バス・タイム/ヴィム・ラセロムス【4:37】
Bass Time/Wim Laseroms

10. ユーフォニアム・ラグタイム/アンドレ・ウィニアン【4:52】
Euphonium Ragtime/Andre Waignein

11. スウィング・イントゥ・スプリング(arr.ハンス・ロゴル)【3:49】
Swing into Spring(Hans Rogoll)

12. バイオン/ロランド・ケルネン【2:17】
Baion/Roland Kernen

13. USシティ・トリップ/アンドルー・ウォトキンス【7:18】
U.S. City Trip/Andrew Watkin
Broadway-New York
Rampart Street-New Orleans
The Las Vegas Strip-Las Vegas

14. サーカス・バンボーニ/ ジョン・ブランケン【4:50】
Circus Bamboni/John Blanken
The Circus Band
The Flying Trapeze
Elephant Samba
Cops and Clowns

15. ディス・イズ・イット/マイケル・ジャクソン&ポール・アンカ【3:29】
This is It/Michael Jackson & Paul Anka (arr. Peter Kleine Schaars)

16. プッチン・オン・ザ・リッツ(踊るリッツの夜)/アーヴィング・バーリン【2:03】
Puttin’ on the Ritz/Irving Berlin(arr.Lorenzo Bocci)

17. ホット・アンド・スパイシー/カジース・ダウグラ【2:47】
Hot and Spicy/Kazys Daugela

18. トリビュート・トゥ・ニーノ・ロータ/ニーノ・ロータ【6:28】
A Tribute to Nino Rota/Nino Rota (arr. Lorenzo Bocci)

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000985/

■アンラヴェリング(演奏:コーリー・バンド)

2016年、ウェールズのアべーダレ総合校にあるコーリー・バンドのバンドルームでレコーディングされたコーリー・バンドのコンサート・アルバムで、指揮はフィリップ・ハーバー、ディレクターはフィリップ・スパーク、エンジニアはリチャード・スコットが担っている。

アルバムはジョン・ウィリアムズがメジャーリーグ・ベースボールの名門、ボストン・レッドソックスの本拠があるフェンウェイ・パークの100周年を記念して作曲した『ファンファーレ・フォー・フェンウェイ』で華々しく幕開け、後半を“フォースの覚醒”などの『スター・ウォーズ』関連曲のアレンジでしめる構成。

中核となるフィリップ・スパークの『ラヴェリング・アンラヴェリング』は、フランスのリールで開催された“ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2016”に出場することが決まったコーリー・バンドの音楽監督フィリップ・ハーパーのリクエストで、ウィンドオーケストラのために作曲した2014年の『知られざる旅』を下敷きにしてブラスバンドのためにさらに作品規模を拡大した曲だ。「“ラ・ヴァルス”を求めて」という副題のとおり、ハーパーの求めに応じ、よりラベル的な要素が書き加えられ、演奏時間も長くなった。

ヨーロピアンでは、オウン・チョイス・テストピース(自由選択課題)として演奏され、コーリーは100点満点で99ポイントという信じ難いパフォーマンスを叩き出し、前日のセット・テストピース(指定課題)のポイントとの合計によって、見事ヨーロッパ・チャンピオンに輝いた。

他の収録曲で新鮮な驚きをもって迎えられるのは、2曲目に入っているスパークの『サリュート・トゥー・ザ・ヴィクター』だろう。典型的なブリティッシュ・マーチのスタイルで書かれたこの曲は、作曲者が間違いなくイギリス人であることを示している。やはり、血は争えないものだ!

名手ヘレン・ウィリアムズのフリューゲルホーンをフィーチャーしたヤン・デハーンの『ヴェルヴェデーレ』も一服の清涼剤となっている。

■アンラヴェリング
演奏:コーリー・バンド
UnRAVELing
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000983/

【データ】

・演奏:コーリー・バンド(Cory Band)
・指揮:フィリップ・ハーパー(Philip Harper)
・発売元:デハスケ (de haske)
・発売年:2016年
・収録:2016年, Ysgol Gyfun Rhydywaun, Aberdare, Wales
・メーカー品番:

【収録曲】

1. ファンファーレ・フォー・フェンウェイ/ジョン・ウィリアムズ
(trans. スティーブン・ブラ)【3:12】
Fanfare for Fenway/John Williams(trans. Stephen Bulla)

2. サリュート・トゥー・ザ・ヴィクター/フィリップ・スパーク【3:51】
Salute to the Victor/Philip Sparke

3. ヴェルヴェデーレ/ヤン・デハーン【3:06】
Belvedere/Jan de Haan
フリューゲル・ホーン:ヘレン・ウィリアムズ(Helen Williams)

4. フレンドリー・テイクオーヴァー/オリヴァー・ヴェースピ【9:24】
Friendly Takeover/Oliver Waespi

5. フェスティヴァス・アメリカズ/スティーブン・ブラ【4:52】
Festivus Americas/Stephen Bulla

6. シンフォニエッタ第3番/エティエン・クラウザ【13:23】
Sinfonietta No.3/Etienne Crausaz

7. ラヴェリング・アンラヴェリング~“ラ・ヴァルス”を求めて
/フィリップ・スパーク【16:23】
Raveling, Unraveling – In Search of La Valse/Philip Sparke

8. ブラス・マシーン/マーク・テイラー(arr. フィリップ・スパーク)【4:39】
Brass Machine/Mark Taylor(arr. Philip Sparke)

9. 「スタートレック」のテーマ/アレクザンダー・カーレイジ
(arr. トーマス・ドス)【3:16】
Theme from Star Trek/Alexander Courage (arr. Thomas Doss)

10. 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」交響組曲/ジョン・ウィリアムズ
(arr. スティーブン・ブラ)【8:04】
Symphonic Suite from Star Wars: The Force Awakens/John Williams(arr. Stephan Bulla)

11. 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」から“X-ウイングのスケルツォ”
/ジョン・ウィリアムズ(trans. フィリップ・スパーク)【2:10】
Scherzo for X-Wings/John Williams(trans. Philip Sparke)

12. 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」から“レジスタンスのマーチ”
/ジョン・ウィリアムズ(trans. フィリップ・スパーク)【2:10】
March of the Resistance/John Williams(trans. Philip Sparke)

13. 「スター・ウォーズ」メイン・テーマ/ジョン・ウィリアムズ
(trans. フィリップ・ハーパー)【3:56】
Main Theme from Star Wars/John Williams(trans. Philip Harper)

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000983/

■交響曲《ワインダーク・シー》/ジョン・マッキー(演奏:昭和ウインド・シンフォニー)

2020年12月に録音された昭和ウインド・シンフォニーのCD「交響曲《ワインダーク・シー》」がブレーンより発売された。収録されているのは、タイトル曲ほか、ジョン・マッキーの「セイクレッド・スペース」など、全5曲。詳細などは以下の通り。

■交響曲《ワインダーク・シー》/ジョン・マッキー
演奏:昭和ウインド・シンフォニー
Wine-Dark Sea: Symphony for Band
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4734/

【データ】

・演奏団体:昭和ウインド・シンフォニー(Showa Wind Symphony)
・指揮者:福本信太郎(Shintaro Fukumoto)
・発売元:ブレーン・ミュージック
・発売年:2021年
・収録:2020年12月9日,10日 昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
・メーカー品番:

【収録曲】

1. インフィニティ~ブルーインパルスの為に/和田 信【6:07】
The Infinite – for Blue Impulse/Shin Wada

2. リ(ニュー)アル》/ヴィエット・クオン《日本初演》
Re(new)al/Viet Cuong
第1楽章:水力 Hydro【4:30】
第2楽章:風力 Wind【5:45】
第3楽章:太陽光 Solar【5:42】
打楽器ソリスト:杉本和, 小野寺秀策, 小嶋義貴, 荻原未来

3. ハバナ/ケヴィン・デイ《日本初演》【7:49】
Havana/Kevin Day

4. 交響曲《ワインダーク・シー》/ジョン・マッキー
Wine-Dark Sea: Symphony for Band/John Mackey
第1楽章:思い上がり Hubris【10:34】
第2楽章:不死の糸は弱く Immortal thread, so weak【11:26】
第3楽章:亡霊たちの歓待 The attentions of souls【8:57】

5. セイクレッド・スペース/ジョン・マッキー【4:11】
Sacred Spaces/John Mackey

【このCDをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4734/

■スパイラル・ブロッサム(演奏:東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部)

東海大高輪台高校の「スパイラル」シリーズ第18作目となるCD「スパイラル・ブロッサム」がカフア・レコードより発売された。収録されているのは、アーノルド(瀬尾宗利編曲)の「第六の幸福をもたらす宿」をはじめ、酒井 格の「たなばた」など、全10曲。詳細などは以下の通り。

■スパイラル・ブロッサム
演奏:東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部Vol.18
Spiral Blossom【吹奏楽 CD】CACG-0306
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4733/

【データ】

・演奏団体:東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部
(Tokai University Takanawadai Senior High School Wind Orchestra)
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4733/

【データ】

・指揮者:畠田貴生、島川真樹、川村伸彦、中村俊哉
・発売元:カフア(CAFUA)
・発売年:2021年
・収録:
・メーカー品番:

【収録曲】

〇セッションレコーディング

1. 喜歌劇「軽騎兵」序曲/スッペ(arr.中橋愛生)
“Leichte Kavallerie”Overture/Franz von Suppe(arr.Yoshio Nakahashi)

2. KAGENUI/石毛里佳
KAGENUI/Rika Ishige

3. 第六の幸福をもたらす宿/マルコム・アーノルド(arr.瀬尾宗利)
The Inn of the Sixth Happiness/Malcolm Arnold(arr. Munetoshi Senoo)

4. たなばた/酒井 格
The Seventh Night of July/Itaru Sakai

〇ライブレコーディング

5. エクストリーム・メイクオーバーより/ヨハン・デメイ
Extreme Make-Over Metamorphoses on a Theme by Tchaikovsky/Johan de Meij

6. 式典のための行進曲「栄光をたたえて」/内藤淳一
“Under the Flag of Glory” Ceremonial March/Jun-ichi Naito

7.谺響(こだま)する時の峡谷 吹奏楽のための交唱的序曲/中橋愛生
The Canyon in Temporal Echoes Antiphonal Overture for Symphonic Band/Yoshio Nakahashi

8. 祝典のための前奏曲「美しき花達よ、今ここに輝け」/福島弘和
Festival Overture “Be happy with you”/Hirokazu Fukushima

9. シンフォニエッタ第4番「憶(おも)いの刻(とき)」/福島弘和
Sinfonietta No.4“For a Brighter Future”/Hirokazu Fukushima

10. スパイラル・ブロッサム/鈴木英史
Spiral Blossom/Eiji Suzuki

【このCDをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4733/

■カンタービレ~気迫の音楽を 2013-2020(演奏:北斗市立上磯中学校吹奏楽部)

北斗市立上磯中学校吹奏楽部の2013年から2020年までのコンクール&コンサートのライヴ盤を収録した2枚組CDがブレーンより発売された。収録されているのは「ルイ・ブージョワーの賛歌による変奏曲」「 エルフゲンの叫び」など、全24曲。詳細などは以下の通り。

■カンタービレ~気迫の音楽を 2013-2020
演奏:北斗市立上磯中学校吹奏楽部
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4735/

【データ】

・演奏団体:北斗市立上磯中学校吹奏楽部
・指揮者:中條淳也(Junya Nakajo)
・発売元:ブレーン・ミュージック
・発売年:2021年
・収録:
・メーカー品番:

【収録曲】

CD1

2013年度 第61回全日本吹奏楽コンクール
1. 勇者のマズルカ/三澤 慶【4:45】
2. 交響曲第2番「キリストの受難」より/フェルレル・フェルラン【6:45】 [6:45]

2014年度 第59回北海道吹奏楽コンクール
3. 最果ての城のゼビア/中西英介【4:15】

2014年度 第20回日本管楽合奏コンテスト
4. エルフゲンの叫び/ジェフリー・ローレンス【7:20】

2015年度 第63回全日本吹奏楽コンクール
5. 秘儀III -旋回舞踊のためのヘテロフォニー/西村 朗【4:04】
6. ルイ・ブージョワーの賛歌による変奏曲/クロード・T・スミス【7:10】

2016年度 第64回全日本吹奏楽コンクール
7. ある英雄の記憶 ~「虹の国と氷の国」より/西村 友【4:13】
8. 華麗なる舞曲/クロード・T・スミス【7:14】

2017年度 第65回全日本吹奏楽コンクール
9. インテルメッツォ/保科 洋【4:35】
10. 吹奏楽のための交響曲「ワインダーク・シー」より/ジョン・マッキー【6:57】

2018年度 第66回全日本吹奏楽コンクール
11. 吹奏楽のための「ワルツ」/高 昌帥【4:06】
12. ブリュッセル・レクイエム/ベルト・アッペルモント【7:29】

CD2

2019年度 第67回全日本吹奏楽コンクール
1.「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲/林 大地【3:57】
2. フェスティバル・ヴァリエーション/クロード・T・スミス【7:30】

2020年度 第26回日本管楽合奏コンテスト
3. 組曲「展覧会の絵」より/ムソルグスキー(arr.石津谷治法)【8:00】

平成29年度 こども音楽コンクール
4.「舞踏組曲」より/バルトーク(arr.田川伸一郎)【6:39】

平成30年度 こども音楽コンクール
5. バレエ音楽「青銅の騎士」より/グリエール(arr.田川伸一郎)【6:14】

令和元年度 こども音楽コンクール
6. 歌劇「トゥーランドット」より/プッチーニ(arr.渡辺秀之)【5:42】

2016年 第47回日本吹奏楽指導者クリニック
7. 「鳳凰」~仁愛鳥譜/鈴木英史【6:29】
8. 交響曲第2番 第3、第4楽章/ラフマニノフ(arr.瀬尾宗利)【6:48】

2019年 第50回日本吹奏楽指導者クリニック
9. カーン/ジュリー・ジロー【6:03】
10. 第50回日本吹奏楽指導者クリニック ジュピター/ホルスト(arr.三浦秀秋)【6:21】

2020年 HAPPYコンサート
11. 交響組曲「天気の子」/野田洋次郎(arr.郷間幹男)【8:24】

2020年 第4回NJBサマーコンサート
12. MOVE ON/石川一宏/内藤慎也(arr.真島俊夫)【4:30】

【このCDをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4735/

■究極の吹奏楽~FUNKY植田薫&武商吹部編

「日本一ファンキーな吹奏楽部」と呼ばれる福井県立武生商業・商工高等学校吹奏楽部の「初」のファンクCDがロケット・ミュージックより発売された。収録されているのは「セプテンバー」「レッツ・グルーヴ」など全12曲。詳細などは以下のとおり。

■究極の吹奏楽~FUNKY植田薫&武商吹部編
Premium Wind Ensemble Collection of“Funky Kaoru Ueda & Takesho H.S. Band”
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000978/

【データ】

・演奏:武生商業・武生商工高校吹奏楽部
・指揮:植田 薫
・発売元:ロケットミュージック
・発売年:2021年
・収録:
・メーカー品番:

【収録曲】

  1. セレブレーション/クール & ザ・ギャング【5:01】
    CELEBRATION/Kool & The Gang
  2. アップタウン・ファンク/マーク・ロンソン and ブルーノ・マーズ【5:17】
    UPTOWN FUNK/Mark Ronson and Bruno Mars
  3. セプテンバー/アース & アンド・ファイアー【4:12】
    SEPTEMBER/Earth,Wind & Fire
  4. アイ・キャント・ターン・ユー・ルース/アレサ・フランクリン【5:05】
    I CAN’T TURN YOU LOOSE/Aretha Franklin
  5. シンク/アレサ・フランクリン【3:05】
    THINK/Aretha Franklin
  6. シェイク・ア・テイル・フェザー/レイ・チャールズ and ブルース・ブラザーズ【4:29】
    SHAKE A TAIL FEATHER/Ray Charles and The Blues Brothers
  7. レッツ・グルーヴ/アース・ウィンド & ファイアー【7:02】
    LET’S GROOVE/Earth,Wind & Fire
  8. ウォーク・ザ・ダイナソー/ウォズ (ノット・ウォズ)【4:35】
    WALK THE DINOSAUR/Was(Not Was)
  9. レッツ・ゴー・クレイジー/プリンス【4:28】
    LET’S GO CRAZY/Prince
  10. ブレイム・イット・オン・ザ・ブギ(今夜はブギー・ナイト)
    /ザ・ジャクソンズ【4:02】
    BLAME IT ON THE BOOGIE/The Jacksons
  11. トマト・イッパツ/スペクトラム【4:53】
    TOMATO IPPATSU/Spectrum
  12. ラヴ・ピース・アンダー・ザ・グルーヴ
    (植田薫,山本治和&The New Beadsオリジナル作品)【5:33】
    LUV,PEACE under the GROOVE

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000978/

■ヤン・デハーン吹奏楽作品集:リバティ(演奏:オランダ王国陸軍バンド、他)

オランダの作曲家、指揮者、そして世界的に有名な出版社デハスケの創立者としても知られるヤン・デハーンの60歳を記念して作られた3枚組作品集。

ヤン・デハーンは、1951年7月29日、フリースラント州ヴァーンスの生まれ。ウィンド・ミュージックをこよなく愛する父親の影響を受けて育ち、レーウワルデンの教育音楽アカデミーで音楽教育とトロンボーンを、ユトレヘト音楽院でヘンク・ヴァンレインスホーテンに指揮法を師事。オランダのラジオとテレビの指揮者、作曲家、編曲家、また国際審査員として活躍し、オランダ国内だけでなく、東京佼成ウインドオーケストラ、デスフォード・コリアリー・バンドなど、海外の楽団とのレコーディングも行なっている。中でも、佼成出版社からリリースされたCD「ヨーロピアン・ウィンド・サークル“交響詩スパルタクス”」は、ヨーロッパのオリジナルを日本に初めて紹介した記念碑的なCDとして知られる。

このアルバムには、そんな彼の代表的な作品29曲が収められている。古典的手法で書かれ、メロディー・ラインを重視したデハーンの作品は、奇をてらうことなく、とても親しみやすく、心にひびく。

演奏者も、オランダ王国陸軍バンド、東京佼成ウインドオーケストラなど、一流どころがズラリ!収録曲中10曲は、自らタクトをとった“自作自演”だ。

都会的タッチの『リバティ』や『シティースケイプス』、『インスピレーション』、スペインの香りただよう『イスパニョーラ』など、バラエティに富む作品群は、忘れかけていたバンド曲の愉しさを再発見させてくれるかも知れない。

■ヤン・デハーン吹奏楽作品集:リバティ
演奏:オランダ王国陸軍バンド“ヨハン・ヴィレム・フジョー”他
Jan de Haan:Liberty – A Composer’s Portrait
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000940/

【データ】

・演奏:ドイツ連邦軍コンサート・バンド(Musikkorps der Bundeswehr)、他
・指揮:ヴァルター・ラツェク (Walter Ratzek) 、他
・発売元:デハスケ (de haske)
・発売年:2009年
・収録:
・メーカー品番:

【収録曲】

CD1

1. フェイゼン・メダル・ファンファーレ【5:07】
Geuzen Medal Fanfare

2. リバティ【14:46】
Liberty
第1楽章:自由の女神 Statue of Liberty【4:01】
第2楽章:四天使のトランペッター Four Angelic Trumpeters【4:06】
第3楽章:ベルフォールのライオン The Lion Belfort【6:39】

3. スザート・ヴァリエーションズ【6:49】
Susato Variations

4. ピエリヌス・マグヌス【9:02】
Pierius Magnus

5. トライアンファル・ウィンズ【3:10】
Triumphal Winds

6. スウィート・サンセット【3:39】
Sweet Sunset

7. ゾディアック【5:03】
Zodiac
蠍座 Scorpius【1:52】
水瓶座 Aquarius【1:14】
獅子座 Leo【1:57】

8. フラッシュバック【10:57】
Flashback

9. アースクウェイク【18:00】
Earthquake

CD2

1. フェスティヴァル・イントラーダ【2:24】
Festival Intrada

2. コンソレーション【3:15】
Consolation

3. イスパニョーラ 【13:16】
Hispaniola

4. エメラルド・ジュビリー【3:52】
Emerald Jubilee

5. スプリング・ソング【3:44】
Spring Song

6. バンヤ・ルカ【13:50】
Banja Luka

7. カートゥーン・ミュージック【3:54】
Cartoon Music

8. 新時代への序曲【13:47】
Overture to a New Age

9. サンライズ・インプレッション【6:47】
A Sunrise Impression

10. プリヴィジョン【12:00】
Prevision

CD3

1. ミュージック・フォー・ソレムニティー【9:43】
Music for a Solemnity

2. ダンス・ドゥ・ファンタジー【6:51】
Danses de Fantaisie
Part I【2:07】
Part II【1:48】
Part III【2:56】

3. シティースケイプス 【8:45】
Cityscapes
第1楽章:スカイライン Skyline【3:04】
第2楽章:セントラル・パーク Central Park【3:05】
第3楽章:マンハッタン Manhattan【2:36】

4. ラクダに乗って【2:14】
Camel Ride

5. ヴィクトリー【9:35】
Victory

6. ソング・オブ・フリーダム【3:55】
Song of Freedom

7. インスピレーション【10:23】
Inspiration

8. ディスカヴァリー・ファンタジー【10:10】
A Discovery Fantasy
イントロダクション Introduction【1:32】
ボレロ Bolero【3:12】
ロンドー Rondeau【1:10】
インテルメッツォ Intermezzo【2:49】
フィナーレ Finale【1:27】

9. スパニッシュ・トリプティク【7:16】
Spanish Triptych
ぺニョン・デ・イファク Penon de Ifach 【1:28】
サン・ハイム San Jaime【1:44】
ベルニア山地 Sterra de Bernia【4:04】

10, クリスマス・ファンタジー【8:51】
Christmas Fantasy

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000940/

■ザ・レイド(演奏:コーリー・バンド)

2015年、ウェールズのアべーダレ総合校にあるコーリー・バンドのバンドルームでレコーディングされたコーリー・バンドのコンサート・アルバムで、指揮はフィリップ・ハーバー、ディレクターはフィリップ・スパーク、エンジニアはリチャード・スコットが担っている。

冒頭を飾るのは、フィリップ・スパークの『輝く雲にうち乗りて』。キリスト教メソジスト派の教会で聖霊降臨節の賛美歌として歌われてきた“見よ、主は輝く雲にうち乗り”の原曲である賛美歌“ヘルムズリー”をベースにした輝かしい幻想曲。すでに吹奏楽用のバージョンもよく知られているが、オリジナルはブラスバンド用に書かれ、米ペンシルベニア州のランカスター・ブリティッシュ・ブラス・バンド創立10周年記念作として作曲、作曲者の指揮で初演された。

注目したいオリジナル作品は、オリヴァー・ヴェースピの『ザ・レイド』とトーマス・ドスの『タイム・マシーン』だろう。

『ザ・レイド』は、スイス・ルツェルン州のブラスバンド“ムジークゲッシェルシャフト・ゼレンベルク”の75周年委嘱作として2014年に書かれ、14世紀のゼレンベルク周辺の谷間の牛泥棒との闘いと悲劇がテーマとなっている。叙情的なテーマが劇的なパッセージの間に組み込まれ、ドラマチックな展開を見せることから、2015年のスイス・ブラスバンド選手権(セカンド部門)など、ヨーロッパ各地の選手権でさかんに演奏されている。

一方の『タイム・マシーン』は、オランダの芸術団体クンストファクター・ユトレヘトの委嘱により、2012年のオランダ・ブラスバンド選手権(ファースト部門)の指定課題として書かれた問題作で、石器時代に始まる時間の旅が描かれている。過去~現在~未来を旅する内、あるとき環境破壊に気づき、当惑し、前の時代にあったものが後の時代にはないことを知る。激情が込められたドラマチックな作品でたいへんインパクトがある。

名手ヘレン・ウィリアムズのすぱらしいフリューゲルホーン・ソロが愉しめるスパークの『月の歌と太陽の踊り』は、久しぶりに懐かしいスパーク節が堪能できるソロ曲といえ、このCDの中の一服の清涼剤となっている。

■ザ・レイド
演奏:コーリー・バンド
The Raid
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000917/

【データ】

・演奏:コーリー・バンド(Cory Band)
・指揮:フィリップ・ハーパー(Philip Harper)
・発売元:デハスケ(de Haske)
・発売年:2015年
・収録:2015年, Ysgol Gyfun Rhydywaun, Aberdare, Wales
・メーカー品番:

【収録曲】

1. 輝く雲にうち乗りて~賛美歌“ヘルムズリー”による幻想曲
/フィリップ・スパーク【6:34】
With Clouds Descending – A Fantasy on the Hymn Tune “Helmsley” /Philip Sparke

2. 歌劇「シルヴィア」から“バッカスの行列”
/ドリーブ(arr.スティーブン・C・バーンウェル)【6:10】
Cortege De Bacchus/Leo Delibes(arr. Stephen C. Barnwell)

3. ノルウェーの賛歌/アクセル・フィスク(arr.フィリップ・スパーク)【4:07】
A Norwegian Hymn – Hymn to Frei/Axel Fiske(arr. Philip Sparke)

4. 3つの塔/マルク・ジャンプルケン【8:55】
The Three Towers/Marc Jeanbourquin
第1楽章:デューレンビュールの塔 The‘Durrenbuhl’Tower
第2楽章:ネコの塔 The Cats Tower
第3楽章:赤い塔 Red Tower

5. 主題と変奏/オリヴァー・ヴェースピ【9:54】
Theme and Variations/Oliver Waespi

6. 月の歌と太陽の踊り/フィリップ・スパーク【8:45】
Moon Song, Sun Dance/Philip Sparke
フリューゲルホーン:ヘレン・ウィリアムズ(Helen Williams)

7. ザ・レイド/オリヴァー・ヴェースピ 【13:44】
The Raid/Oliver Waespi

8. タイム・マシーン/トーマス・ドス【13:33】
Time Machine/Thomas Doss

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000917/

■グライムソープ 100(演奏:グライムソープ・コリアリー・バンド)

2017年、グライムソープ・コリアリー・バンドの創設100年を記念して制作されたすばらしいコンピレーション・アルバム。各トラックは「Paganini Variations」(1992)、「Wilby」(1993)、「Grimethorpe in Concert」(2002)、「The History of Brass Band – The Golden Era」(2003)、「Grimethorpe in Concert Vol. II」(2005)、「Grimethorpe in Concert Vol. III」(2007)、「Hymns」(2008)、「Grimethorpe in Concert Vol. IV」(2010)、「By Request」(2011)の9枚のアルバムから、バンドの歴史やキャラクターを特徴づける3つのテーマに分けて選ばれている。

最初のテーマ《映画スターたちに加えて》では、1996年の映画「ブラス!)」の挿入曲となった『フローレンスの人々』や歌劇『ウィリアム・テル』序曲から“フィナーレ”が、映画でのパフォーマンスを凌駕するのでは、と思わせるパフォーマンスで聴かせてくれる。ソプラノ・コルネットのレジェンド、ケヴィン・クロックフォードによる『夜の女王のアリア』も聴きものだ!

2つ目のテーマ《エンターテイナーズ》は、“ブラス・イン・コンサート選手権”に14回、“グラナダ・バンド・オブ・ジ・イヤー”に6回優勝しているグライムソープのおハコ中のおハコ・レパートリー。ポーターの『あなたはしっかり私のもの』やアラン・モリスンのコルネットをフィーチャーした『バスター・ストライクス・バック』、サンドヴァルの『アルトゥーロ・サンドヴァル』など、センスのいいパフォーマンスを愉しませてくれる。

最後のテーマ《ウィナーズ》には、“全英オープン選手権”と“全英選手権”で優勝を飾ったときのテストピースだったギルバート・ヴィンターの『スペクトラム』(エルガー・ハワース指揮)とフィリップ・ウィルビーの『ニュー・エルサレム』(フランク・レントン指揮)が選ばれている。両曲とも、セッションと思えないほど、モチベーションの高いパフォーマンスで、この記念盤のフィナーレをエキサイティングにしめくくっている!

【グライムソープ・コリアリー・バンド】
1917年、イングランドの南ヨークシャー、グライムソープ村のグライムソープ・コリアリー(グライムソープ炭鉱)の労働者のリクリエーション活動として、解散となったカドワース・コリアリー・バンドのメンバーによって結成。その後、急速に力をつけてヨークシャー地方を代表するバンドの1つとなり、全英選手権、全英オープン選手権、イングランド選手権などの主要ブラスバンド・コンテストでも多くの優勝を誇る。1976年のディズニーの映画「暗闇からの脱出(Escape from the Dark)」のサウンド・トラック全曲(作曲:ロン・グッドウィン)の演奏を担当。このバンドに起こった実話をもとに、国策として推し進められた炭鉱廃止問題を描いた1996年の映画「ブラス! (Brassed Off !)」では、“グリムリー・コリアリー・バンド”のバンド名で主役を演じ、映画の大成功で一躍世界的スターダムへと押し上げられた。実際のグライムソープ炭鉱は閉鎖されたが、その後も従来どおり、グライムソープのバンド名で活躍している。

■グライムソープ 100
演奏:グライムソープ・コリアリー・バンド
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000905/

【データ】

・演奏:グライムソープ・コリアリー・バンド(Grimethorpe Colliery Band)
・指揮:ブライアン・グラント(Brian Grant)1、6 / リチャード・エヴァンズ(Richard Evans)2、8 / ジェームズ・ガーレイ(James Gourlay)3 / フランク・レントン(Frank Renton)4、7、9、12、14 / フィリップ・マッキャン(Philip McCann)5 / ギャリー・カット(Garry Cutt)10、11 / エルガー・ハワース(Elgar Howarth)13
・発売元:ドイエン (Doyen)
・発売年:2017年
・収録:1992、1993、2002、2005、2007、2008、2010、2011
・メーカー品番:

《映画スターたちに加えて The Film Stars and More》

1. フローレンスの人々/フチーク(arr. ロジャー・バーソッティ)【4:19】
Florentiner March/Julius Fucik(arr. Roger Barsotti)

2. 序曲「フィンガルの洞窟」/メンデスゾーン(arr. ジョージ・トンプソン)【9:49】
Fingal’s Cave/Mendelssohn(arr. George Thompson)

3. デリー地方のアイルランド民謡/グレインジャー(arr. デニス・ライト)【3:49】
Irish Tune from County Derry/Percy Grainger(arr. Denis Wright)

4. 夜の女王のアリア/モーツァルト(arr. サンディー・スミス)【3:07】
The Queen of the Night’s Aria/Wolfgang Amadeus Mozart (arr. Sandy Smith)
ソプラノ・コルネット:ケヴィン・クロックフォード(Kevin Crockford)

5. グレスフォード/ロバート・セイント【3:41】
Gresford/Robert Saint

6. 歌劇「ウィリアム・テル」序曲から“フィナーレ”
/ロッシーニ(arr. グレゴール・J・グラント)【3:08】
Finale from William Tell/Gioacchino Rossini(arr. Gregor J. Grant)

《エンターテイナーズ The Entertainers》

7. ルビー・チューズデイ/ジャガー&リチャーズ(arr. アラン・キャザロール)【4:26】
Ruby Tuesday/Mick Jagger & Keith Richards(arr. Alan Catherall)

8. あなたはしっかり私のもの/コール・ポーター(arr. サンディー・スミス)【3:42】
I’ve got you under my skin/Cole Porter (arr. Sandy Smith)

9. バスター・ストライクス・バック/アラン・モリスン【2:34】
Buster Strikes Back/Alan Morrison
コルネット:アラン・モリスン(Alan Morrison)

10. マンボ・カリエンテ/アルトゥーロ・サンドヴァル(arr. サンディー・スミス)【2:57】
Mambo Caliente/Arturo Sandoval(arr. Sandy Smith)

11. 神とともに歩こう/ニコラス・ブロズスキー(arr. ゴフ・リチャーズ)【4:38】
I’ll walk with God/Nicholas Brodzky (arr. Goff Richards)

12. トルコ風ブルー・ロンド/デイヴ・ブルーベック(arr. ケヴィン・エドワーズ)【4:23】
Blue Rondo a la Turk/Dave Brubeck (arr. Kevin Edwards)

《ウィナーズ The Winners》

13. スペクトラム/ギルバート・ヴィンター【12:35】
Spectrum/Gilbert Vinter

14. ニュー・エルサレム/フィリップ・ウィルビー【12:52】
The New Jerusalem/Philip Wilby

【このCDをBPショップでチェックする】
http://www.bandpower.shop/shopdetail/000000000905/