「指揮・指導」カテゴリーアーカイブ

■ダグラス・ボストック氏によるWMC ケルクラード国際指揮マスタークラスが2017年3月に開催。受講者を募集中

ダグラス・ボストック氏によるWMC ケルクラード国際指揮マスタークラスが2017年3月1日より5日まで洗足学園音楽大学(川崎市・神奈川)で開催される。

受講資格年齢は2017年8月20日現在満39歳までの方で、このマスタークラス受講生の中から選出された2名が、オランダ・ケルクラードで行われる(2017年7月14~19日)ファイナルWMC指揮コース及びコンペティションに参加をすることができる。

なお、このマスタークラスにおいての公用語は英語となります。

詳細・参加申し込みは下記リンク先を参照。
http://www.wmc.nl/en/events/Conductors-Course-2016/general-information-wmc-2017

【参加申込期限】
受講を希望される方: 2017 年1 月7 日
聴講を希望される方: 申込期限はありません

受講希望の方の履歴書を英語でご提出いただきます。
履歴書には過去に指揮をされた作品のリスト、指揮をされている映像(動画)のリンク先。
推薦状、パスポートのコピーを同封してください。

【参加費】
参加費には5 日間(1 日6 時間のオーケストラ、アンサンブルのレッスン+個人レッスン+受講生に対するコンサルティング費用が含まれます)

受講生(5日間) ¥80000
聴講生(5日間:全日)¥30000
聴講生(1 日) ¥7000
※*聴講希望される日1日の費用です。

※受講に際して会場までの交通費、宿泊費、予定曲のスコアは参加者自身の負担、準備をお願いいします。

【WMC Japan レパートリーリスト】

WMC Intercontinental Conducting Master Class
in Senzoku Gakuen College of Music, Japan
1-5 March 2017

<Chamber Ensemble>

Ludwig van Beethoven
Symphonie No.1 C major Op.21
Transcription by Georg Schmitt
Ohringen 1817
Ut Orpheus Edizioni
Charles Gounod
Petite Symphonie Op. 216
Kalmus

Robert Kurka
Suite: The Good Soldier Schweik Op. 22
Publisher: G. Shirmer
<Wind Orchestra>

Percy Grainger
Lincolnshire Posy
Edited by Frederick Fennell
Ludwig

Yasuhide Ito
La Vita, Symphony in 3 Scenes
Brain (Bravo Music)

Aaron Copland
Emblems
Boozey & Hawkes

Darius Milhaud
Suite francaise
Hal Leonard

■全国大会の常連バンド「東海大学付属第四高校」の(秘)練習方法を顧問の井田重芳先生が大公開したクリニックDVDが発売

吹奏楽コンクール全国大会の常連バンド「東海大学付属第四高校」の(秘)練習方法を指導者の井田重芳先生が大公開したDVDがブレーンより発売された。

内容は基礎練習から曲のまとめ方まで、指導者が知りたいポイントを紹介。収録時間は70分。実力バンドの練習方法を知りたい人は、要チェックだ!

■井田先生の「誰にでもできるバンド指導」
演奏に欠かせない7つのアプローチ

【収録内容】

Winds 誰にでもできるバンド指導
~豊かなサウンド、美しい音楽表現を生み出す7つの秘訣~

□チューニング
基本のピッチは管の抜き差しで決める!
アンブシュアや奏法で調整しないよう注意。

□スケール練習(平均律)
半音・全音の感覚を理解し、全ての調で正確な音程を身につける!
□バランス練習
ただ音量のバランスをとるだけじゃダメ!
アインザッツや音程も意識することが大切。

□スケール練習(純正律)
純正律の感覚を身につけよう!

□ハーモニー練習
ひとつひとつの和音を練習するだけでなく和声進行を学ぶ!

□リズム練習
短い音符こそ美しく豊かな響きを保つ技術が必要!
□アナリーゼ
楽曲を分析する力がつけば、おのずと豊かな音楽表現につながる!

【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/dvd-9715/

Q:バランスの悪い編成を調整したい

Q:私は今高校2年生です。コンクールが終わり、先輩方は引退となります。
先輩方が引退した後の私達の編成は、クラリネット3人、テナー・サックス1人、トロンボーン1人、パーカッション1人となります。とてもバランスが悪いため、パート変更を考えていますが、五十嵐先生であれば、どのようにパートを決められますか?(PN:匿名さん)


A:コンクールまで頑張った先輩たちの後を継いで、これからの部活動を担っていくこと頼もしいです。

 パート編成ですが、楽器をコンバートして編成を整えるよりも、新しい楽器を練習する覚悟でいるのならば、今の楽器をメインに楽曲や曲途中で楽器の持ち替えを考えて、マルチプレーヤーになってはどうですか?

1.クラリネットの人には、サクソフォーンを練習してもらい、サクソフォーンを4本(パート)にしてみる。

2.クラリネットの1人にフルートを演奏してもらう。

3.テナー・サクソフォーンの人には、楽曲により他のサクソフォーンに持ち替えて、重要なメロディーラインやリズムを重点的に演奏してもらう。

4.テナー・サクソフォーンの人に、クラリネットを演奏してもらい。クラリネット4本にする。

5.トロンボーンの人には、トランペットやフルートを練習してもらう。トランペットでは華やかなメロディーラインが欲しいとき。フルートでは木管の響きを重視した楽曲のとき。

6.パーカッションの人には、ドラムセットや鍵盤楽器を重点的に演奏してもらう。必要なら管楽器を演奏してもらう。

 アイデア次第で可能性十分あります。年度後半を楽しく演奏活動をしてみてはどうですか?

回答:五十嵐 清

Q:基本的なハーモニーの合わせ方について

Q:ハーモニーについて、
1度、5度、3度の和音の合わせ方はわかるのですが、
それ以外のハーモニーの合わせ方が
いまいち分かりません。
1度、5度、3度以外の音の役割と
ハモり方を教えてください。
(PN:キハラ)
(このみ)


A:すでに基本的なハーモニーの合わせ方は

わかっていらっしゃること、たのもしいです。

さて、ハーモニーは音程の高低のみではなく、
各音と全体の音量、音色、ブレンド、バランスなどを
チェックする必要があります。
特にオクターブを含むユニゾンはしっかり合わせてください。

主要三和音でも
長音階と短音階での音程の取り方がありますので、
特に三度音程に気をつけて
純正調の豊かで濁りのない響きを目指してください。

三和音だけでも、
長三和音、短三和音、減三和音、増三和音があります。
これ以外の和音は、
まずは音程をしっかりチューナー等で合わせて、
後は音量、音色、ブレンド、バランスより響きをとってください。

これは四和音などにも有効です。

基音となるベース(ベースが基音でないときもある)から
高音へ順番に演奏したり、
基礎になる和音をきちんと合わせてから、
絡んでいる音を合わせてください。

主な音の性格としては、

Ⅰ主音:文字通り原点基本音。
Ⅳ下属音:主音から下に完全5度の関係の音。
主音と属音を補う。
Ⅴ属音:主音から完全5度の関係の音。
完璧性を持ち響きを決定する。
Ⅶ導音:主音と短2度関係の音。主音に行こうとする音。

などが重要です。

では、耳そして身体で感じた響きを感じてください。

回答:五十嵐 清

Q:小編成バンドで練習効率をあげるには?

Q:吹奏楽マガジンで五十嵐先生を知りました。
私は今、吹奏楽部の高校2年生でクラリネットを吹いています。

私の高校の吹奏楽部は小編成です。

現在は、トランペット(2人)トロンボーン(3人)
ユーフォニアム(1人)チューバ(1人)
クラリネット(2人)サックソフォン(2人 / アルト・テナー)
ホルン(2人)パーカッション(2人)ですが、

先輩方が8月に引退されると、
トロンボーン(2人)クラリネット(2人)
サクソフォン(1人 / テナー)ホルン(1人)
パーカッション(2人)となってしまいます。
とてもバランスが悪い状態です。

パーカッションの1人はまだ初心者で、
スネアもまともに叩けずに、
夏コンに間に合うかどうかといった状態です。

また、2年生は、ほとんどが小学校のブラスバンド経験者ですが、
中学で吹奏楽をやっていたのは私しかいません。

部内の練習効率も悪く、
なかなか上達できない状態でとても困っています。
先生も忙しく、tuttiの時間が少ないのも悩みです。

この状態で夏コンに挑むつもりですが、
吹奏楽部一同、絶対に上の大会へと
進んでいきたいと思っています。

しかし、そのためには
何をどう改善すればいいかが分かりません。
五十嵐先生には、ぜひ、アドバイスや、
良い練習の方法などを教えて頂きたいです。
(このみ)


A:コンクールには、クラリネット(2人)サクソフォン(2人 / アルト・テナー)
トランペット(2人)ホルン(2人)トロンボーン(3人)
ユーフォニアム(1人)チューバ(1人)パーカッション(2人)の
15人編成で出場するという前提でコメントします。

音楽の三要素「メロディー、ハーモニー、リズム」でのパート分け、
4声部の「ソプラノ、アルト、テノール、バス」でのパート分け、
木管、木管金管ジョイント(テナー、ホルン、ユーフォニアム)、
金管、打楽器のセクションでの分け方、
いずれも、今の15人で充分編成ができていますので、大丈夫ですよ。

練習効率をあげることは、
まずリーダーが一人ひとりと話をして、
次の約束をみんなで守れるようになれば、
自分たちの中で、こうしたいとか、
もっと有効に時間を使いここまで達成したい、
など動きが出てくること思います。

その約束として

1.活動に対するけじめをつける。

・練習開始時間の厳守と出席者の確保(時間厳守と出欠の徹底)
毎日決められた時間にきちんと練習が開始できる体制を整える。

・気持ちを集中させる

2.先生のいないときに生徒リーダーを中心に練習を進める。

・先生以上のことをやろうとせずに、
自分の技量で、個人やグループでのチェックをしていく。
基礎練習や曲練習の予定表を作り、掲示して時間を共有する。
(達成するレベルと期限を明確にし、チェック欄を作る)

・苦手を克服、反復練習をするよう常に言う(チェック欄を作る)

3.目標をたて、掲示する(共通点を明確にする)

・1週間に全員が確実に達成ようにテーマを1つ設定
例:ダイナミックスの充実、音形・長さの統一
個人でも合奏でも目標テーマについては徹底的に指示する

・月間では4テーマをクリアできる

・自分で工夫する(受身にならないこと)

自分たちで自発的に練習していき、
先生に見てもらうまでにしなくてはならない内容、
いやできることを明確にして活動をしてみてください。

コンクール後、先輩が引退して、編成が、
クラリネット(2人)サクソフォン(1人 / テナー)ホルン(1人)
トロンボーン(2人)パーカッション(2人)の8人編成となった時は、

音楽の三要素「メロディー、ハーモニー、リズム」での
パート分けを重視して、
小編成の楽譜をその人数で演奏するよりも、
5重奏や8重奏、10重奏などのアンサンブルの譜面を
演奏するといいのではないかと思います。

今の意気込みがあれば、絶対に道は開けます。

回答:五十嵐 清