「レポート」カテゴリーアーカイブ

■陸上自衛隊中央音楽隊が「ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー2017」(エジンバラ国際軍楽祭)で最優秀出演団賞を受賞!

2017年8月4日(金)から8月26日(土)まで英国スコットランドで開催された「ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー2017(エジンバラ国際軍楽祭)」に参加していた陸上自衛隊中央音楽隊がで最優秀出演団賞を受賞した。

陸上自衛隊中央音楽隊のメンバーは中央音楽隊長1等陸佐の樋口孝博、以下52名。

■関連記事
http://www.bandpower.net/bpblog/archives/12224

■陸上自衛隊中央音楽隊HP
http://www.mod.go.jp/gsdf/central/band.html

■スコットランドの夏の風物詩、ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥーに陸上自衛隊中央音楽隊が参加

スコットランドの夏の風物詩、ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー(The Royal Edinburgh Military Tattoo)が今年も8月4日~26日に開催、日本からも陸上自衛隊中央音楽隊が参加、魅力的な演奏とドリルで観客を熱狂させている。

毎年8月にエディンバラ城のエスプラナード広場で行なわれている大イベントの1つで、イギリスの軍楽隊をはじめ、各国からも軍楽隊を招き、バグパイプをはじめ素晴らしい演奏とショー、ドリルなどがが繰り広げられる。

レポートなど詳細はまた後日あらためて!


▲全出演者による合同演奏


▲着物姿の女性ボーカル(松永士長)による独唱


▲甲冑姿の隊員による殺陣の演技


▲陸上自衛隊中央音楽隊の単独演奏

■陸上自衛隊の公式facebook
https://m.facebook.com/profile.php?id=265075920177069

■NEC玉川吹奏楽団 創立60周年記念 第35回定期演奏会レポート

日時:2017年6月25日(日)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:稲垣征夫(音楽監督/常任指揮者)
指揮:下田太郎(トレーナー)
客演:小島弥寧子(パイプオルガン)
司会:秋山雅子

NEC玉川吹奏楽団は、1957年(昭和32年)に、日本電気玉川事業場に設立されて以来、これまで多くの委嘱作品の初演、様々な楽器のプロ奏者との協演を行ってきました。
今回は、過去の委嘱作品の再演や、パイプオルガンとの協演など、記念演奏会にふさわしい大規模な曲を演奏しました。
3部構成で行われたコンサートの中から、各部のメイン曲を紹介します。

☆20年ぶり、「ダイナミカ」再演
第1部では、今から20年前に、創立40周年記念作品としてヤン・ヴァンデルロースト氏に委嘱した「ダイナミカ」を再演しました。
「ダイナミカ」は、NEC玉川が多くの吹奏楽関係者から注目を集めるきっかけとなった「記念碑的作品」ですが、20年経っても全く古さを感じさせない、魅力的な作品です。
これから先も、多くの楽団によって演奏されることを願ってやみません。

☆「アークエンジェルズ」、パイプオルガン付きで演奏
第2部では、昨年タッド・ウィンドシンフォニーによって行われた本邦初演が大きな話題となった、フランコ・チェザリーニ作曲の交響曲第一番「アークエンジェルズ」を、ミューザ川崎シンフォニーホールが誇る国内最大級のパイプオルガンを加えて演奏しました。
グレゴリオ聖歌の旋律を引用し、4つの楽章それぞれに特徴あるアークエンジェル(大天使)を描いた作品だけに、「古典」としての色彩感が増したばかりでなく、オルガン独特の低音域に支えられ、充実したサウンドの演奏になりました。

☆SYMPHONIC D.P.(シンフォニック・ディープ・パープル)
第3部では、杉浦邦弘編曲のシンフォニック・ディープ・パープルを演奏しました。
シエナ・ウィンド・オーケストラが、テレビ番組に出演して演奏したプロフェッショナル仕様の編曲で、演奏時間13分を要する大規模な作品です。
1970年代に発表され、世界中で大ヒットした5曲(「ハイウェイ・スター」「ブラックナイト」「チャイルド・イン・タイム」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「紫の炎」)から構成されたハイレベルなアレンジでしたが、それに応えた楽団員の好演により、大きな反響をいただきました。

☆60年間の感謝を込めて~アンコール
アンコールでは、有名な「見よ、勇者は帰る」の旋律を使ったオルガン独奏曲に続き、エルガーの「威風堂々」第一番を演奏しました。
60年の長きにわたり、多くの方からご支援いただいき、本当にありがとうございます。そしてこれからも、更に良い音楽を追及して努力して参りますので、よろしくお願いいたします。

【プログラム】

◆第1部
・喜歌劇「軽騎兵」序曲(F.v.スッペ/稲垣征夫 編曲)
日本民謡による幻想曲-「砂山」の主題による(S.ヘイゾ)
ダイナミカ(J.ヴァンデルロースト):1997年NEC玉川吹奏楽団委嘱作品

◆第2部
交響曲第1番「アークエンジェルズ」(F.チェザリーニ)
Ⅰ.ガブリエル~神の意志を伝える天使
Ⅱ.ラファエル~魂をみちびく天使
Ⅲ.ミカエル~天の軍団を率いる天使
Ⅳ.ウリエル~時をつかさどる天使

◆第3部
・天虎~虎の女(NHK「おんな城主 直虎」メンテーマ)
(菅野よう子/宮川成治 編曲)
ハウルの動く城より「人生のメリーゴーランド」
(久石譲/山田雅彦 編曲)
・SYMPHONIC D.P.~シンフォニック・ディープ・パープル~
(杉浦邦弘 編曲)

◆アンコール
・オルガン独奏:「見よ 勇者は帰る」
~ヘンデル「ユダス・マカベウス」の主題によるパラフレーズ
(A.ギルマン)
行進曲「威風堂々」第一番
(E.エルガー/M.レットフォード編曲/A.リード校訂)

■楽団ホームページ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~kshin/tband/

■「ザ ブラス クルーズ2017」において横浜ブラスオルケスターが文部科学大臣表彰を受賞

去る2017年6月4日に行われた「横浜開港祭 チャリティー吹奏楽コンサート ザ ブラス クルーズ2017」において、当日の演奏が評価され、横浜ブラスオルケスターが「文部科学大臣表彰」に輝き、7月2日、衆議院議員・小此木八郎氏により授与が行われた。

一般吹奏楽団体が「文部科学大臣」表彰を受賞するのは初めてのこと。

コンサートでは、文化庁をはじめ、神奈川県や横浜市からの代表者が祝辞を述べた。

■他団体の表彰結果は以下を参照。
http://www.the-brass-cruise.org/17TBC_award.html

■横浜ブラスオルケスター
http://ybo.jp

■横浜開港祭ザブラスクルーズ実行委員会
http://www.the-brass-cruise.org

【レポート】保科 洋『交響曲第2番』東京初登場!ブリリアントなパフォーマンスが光ったTADウインドシンフォニー第24回定期演奏会

 ウィンド・ミュージックのドライビング・フォース、ワールドワイドに注目を集めるプロ軍団“タッド・ウインドシンフォニー”の第24回定期演奏会が、2017年6月9日(金)、東京・ティアラこうとう大ホールで開催された!

今回のプログラムは、第1部にトーマス・ドス『フェスティヴァル・ベルズ』、フィリップ・スパーク『山の歌』、ピーター・グレイアム『メトロポリス 1927』というヨーロッパの新旧作を配し、第2部に保科 洋の2016年の注目作『交響曲第2番』を据えたとてもアグレッシブなもの!

音楽監督タッド・鈴木(鈴木孝佳)の世界的視野にたった選曲で、色彩感の異なる作品を有機的に組み上げ、まるで”チクルス”であるかのようにフィナーレにウィンドオーケストラのためのシンフォニーを据えるコンサート・スタイルは、海の向こうのユージン・コーポロンらも賞賛するファースト・クラスのプログラムだ!

オープニングで日本初演されたドスの『フェスティヴァル・ベルズ』は、2014年、オーストリアのオーバーエスターライヒ州音楽祭のために書かれた作品。スピード感とリズム感にあふれ、キラキラと輝かく導入に始まり、叙情的な中間部をへて、ジャジーな展開を見せながら圧倒的なエンディングに至るブリリアントな作品だ!

金管、木管、打楽器のすべてが躍動し、目が覚めるようなカッコいいパフォーマンスだった!!

つづくスパークの『山の歌』は、1992年、東京佼成の作曲者自作自演CD「オリエント急行」のセッションのためにウィンドのためのオーケストレーションが施された作品で、ヨーロッパでは不動の人気を誇っている。

作曲者が夏のホリデーを家族で過ごしたオーストリアのマイヤーホーフェンの情景にインスピレーションを得ており、日曜の村に響く教会の鐘、ハイキングで出かけた近くの山からみる渓谷の広大なパノラマ、風に揺られる木々のざわめきなど、音楽の中からさまざまな情景が浮かび上がってくる作品だ!

第1部のフィナーレを飾ったのは、「ハリスンの夢」や「地底旅行」、「巨人の肩にのって」などで知られるグレイアムの新作『メトロポリス 1927』だった! !

1927年公開の有名なサイレントSF映画「メトロポリス」(フリッツ・ラング監督)の世界にインスピレーションを得たウィンド・ミュージックの最先端を走る現代曲で、オリジナルは全英ユース・ブラスバンドのためのブラスバンド作品として発表。近年アメリカ海兵隊バンドの委嘱で、完全なウィンドオーケストラ作品に作り直された超強力作品だ!

間違いなくグレード6超えのハイ・スタンダードな作品だが、指揮のタッド氏もステージ上のパフォーマーたちもモチベーション全開で、ここ何年間のタッドWSのステージの中でも指折り数えられるほどのすさまじい熱気が感じられるブリリアントなパフォーマンスとなった!

途中、現われるジャジーなバンダもブラボーもので、場内の興奮もグングン駆け上がっていく!

第2部に取り上げられた保科 洋の『交響曲第2番』は、2016年4月の広島ウインドオーケストラ定期のために作曲された3楽章構成の堂々たるシンフォニー。スコア・リーディングを終えたタッド氏が『言うまでもありませんが、保科先生は日本の宝です!』とメンバーに語るほど、入れ込んだ作品だった。

作曲者との電話のやりとりの中で『鈴木さん、どうぞ好きなようにやって下さい。』と言われていたタッド氏も気合い十分で、音楽を変幻自在に揺らすそのタクトは、急~緩~急の3つの楽章の随所に美しい“保科節”が散りばめられているこの作品の魅力を余すことなく引きだしていた!

特に印象に残ったのは、全体を支配する冒頭部のホルンによるファンファーレのテーマで、一度聴いただけで耳に残るほどのインパクトがあり、聴衆だけでなく、プレイヤーにとっても演奏者冥利につきるものだった!

ウィンドオーケストラのための交響曲が脚光を浴びる中、この作品は、間違いなく日本の銘品として、繰り返し演奏されていくことになるだろう!!

万雷の拍手に応えて演奏されたアンコールは、これまた保科洋の『インテルメッツォ』。

タッド氏が“すばらしい音楽だ”と感銘を受けた作品だ。

美しいそのパフォーマンスは、シンフォニーを聴いた後、一服の清涼剤のようにホールの空間に吸い込まれていった!!

■タッド・ウインドシンフォニー 第24回定期演奏会

【曲目】
フェスティヴァル・ベルズ(トーマス・ドス) – 日本初演 –
山の歌(フィリップ・スパーク)
メトロポリス 1927(ピーター・グレイアム)
交響曲第2番(保科 洋)

~ アンコール ~
インテルメッツォ(保科 洋)
ツール・ド・フォース(ロバート・E・ジェイガー)

【TAD公式ホームページ】
http://tadwind.sakura.ne.jp/


◎タッド・ウインドシンフォニーの近作CDをチェックする

■タッド・ウィンド・コンサート(33)
ナイジェル・ヘス/イーストコーストの風景
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4243/

■タッド・ウィンド・コンサート(32)
フィリップ・スパーク/交響曲第3番「カラー・シンフォニー」
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4230/

■タッド・ウィンド・コンサート(31)
ウィリアム・H・ヒル/セント・アンソニー・ヴァリエーション
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4215/

■タッド・ウィンド・コンサート(30)
フランコ・チェザリーニ/交響曲第1番「アークエンジェルズ」
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4160/

■タッド・ウィンド・コンサート(29)
フィリップ・スパーク/風のスケッチ
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4126/

■タッド・ウィンド・コンサート(28)アルフレッド・リード/交響曲第4番
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4112/

◎絶好調「タッド・ウィンド・コンサート」シリーズのCDをチェックする
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000000823/