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Q: 将来、高校吹奏楽部の指導者になりたい。指導者にとって必要な知識とは何なんでしょうか?

Q: 僕は将来、高校吹奏楽部の指導者になりたくて知識をつけるべく日々吹奏楽を聴いたりしているのですが、指導者にとって必要な知識とは何なんでしょうか? また、どのような事を勉強すればいいのでしょうか?(学生)


 

A: 指導者にとって最も必要なことは「情熱・熱意」だと思います。

 将来への夢、目標をもっていることは、とても素晴らしいことです。そしてその夢を実現させるために努力することはとても大切なことです。
さて、指導者にとって最も必要なことは「情熱・熱意」だと思います。
全てのことに「人」が関わってくる吹奏楽指導にとって、指導者自身の人間性を磨くことが大切なことです。
これは、学校の部活動としてのメンバー(生徒)にも要求されることですが、音楽以前に「普段の生活の充実を図る」ことです。そして「一所懸命」「真剣さ」「思いやり」「感謝」「責任」「コミュニケーション」というキーワードの生活面や音楽面に当てはめて、指導してみてください。

 また、「楽典」「管楽器、打楽器、一部の弦楽器の知識」「指揮法」「各楽器の基本的奏法と指導法」「合奏法」、そして「運営法」などの勉強が必要ですが、実際にはこれらが複雑に絡み合ってくるので理論だけでなく、実際に生徒の前に立って指導する機会を多く持つことが大切です。
そして、自分のやっていることは正しいと思う自信は大切なことですが、自己満足していますと他人の言っていることに耳を傾けません。講習会に参加され、また指導者同士の交流を持ち、いろいろなことに耳を傾け、その時のアドバイスを謙虚な気持ちで受け入れて欲しいと思います。

回答:五十嵐 清

Q: トランペット始めて1年になりますが、なかなか上達しなくて・・・

Q: トランペット始めて1年になります。高校生で吹奏楽部に入りました。1年間やってきたのですが、なかなか上達しなくて・・・。部の男の子に「フォームを変えたらもっと良うなるやろに」と、言われたのですがどうすれば良いのかよくわかりません。
それに、ピッチを合わせるのが苦手で困っています。チューナーの音を聴て合わせるんですけど、「ずれている」と分かってもそれが低いのか高いのかわからないので合わせにくいのです。合奏となると本当に困ります・・・。和音になると、もう必死になって混乱しそうで音を出すのが怖くなってしまいます。
1年たって「こんなこともできひんの」って感じで言われるし。自信がなくてビビってるっていうのが大きいとも思いますが。
あと、トランペット・パート全体で(女子3人ですが)なんですけど、音が揺れて不安定です。腹筋をもっと使いなさい、と言われるんですけど、その問題もあるとして、他にも問題があるとしたらなんでしょう?
アンブシュアがちゃんと定まっていないのでしょうか? どういう練習をしたら良いのでしょうか? トランペットが好きなので上手になりたいです。(高校2年生)

A: 好きなことは長続きできます。そして必ず上達します!

 1) フォーム
まず、立奏でチェックしてしてください。
・ つま先で立って(踵は床から1cmぐらい上げる)ふらつかないように体のバランスをとってください。
・頭をしっかりと首、腰で支えてください
・肘(ひじ)を肩をリラックスさせてください
・肘は体から握りこぶし1つ位離して、(広げるのではなく)指先を上へ釣られていく感じです。
・左手で楽器を持ってください。この時、右手はまだ楽器に触れないようにしてください。
・右手の指先をピストンに添えてください(右手の小指は楽器のフィンガーフックに掛けない)
・ 上半身を息が充分吸えるようにリラックスした状態にしてください。

2) アンブシュア
・個人個人唇の状態が違うので、フィットするところを探してください
・ 唇を引いて「E」発音ではいけません。少し微笑んだ状態で、唇に息の通る丸い穴(アパチャー)を作ります。

3) マウスピース
・マウスピースは合っていますか? 楽器に付いてきた物ですか?
1度違う物を吹いてみましょう。きっと吹きやすいと思うものが見付かり、音色、音域も変わると思います。

 4) 口輪筋??のトレーニング
唇の周りには、普段は使わない「口輪筋」という筋肉があります。この筋肉を鍛えないと金管は良い音が出ません。マウスピースのみで倍音練習、音階練習、インターバルの練習など行なってください。

 5) 音程
「ずれている」のが分かれば充分です。高いか低いかは訓練して分かります。この時、チューナーを使って、自分で、例えば「高い」と宣言してから吹いてみてください。そうして確かめて、こういう「うなり」の時は高いのだなと体験して下さい。そして、ハミングや歌を歌って音程をとって下さい。

 6) 最大の問題点
音を出すと何か言われないか、いつも不安に思って吹いていませんか?
自信をもって音を出してください。
目標の音のイメージを常にもって吹いてください。

回答:五十嵐 清

Q:クラリネットをやってます。納得できる1stの決め方ってあるんですか?

Q: 私はクラリネットをやってます。クラリネットの2年生は2人なんですが(クラはB♭Cla×3 バスCla×1)どっちが1stをやるかで争っています。
レッスンの先生に私は「音は良いけど指を練習して」と言われて、もう1人の子は「指は良いけど音がちょっと・・・」と言われました。どっちも1stやりたいんです。今は交互にやっているんですが、いちいち席を替わらなければいけないので・・。納得できる1stの決め方ってあるんですか? (学生)

A: 私の場合、逆に2ndは「耳の良い人、1stにピッタリ添える人」を選びます。

 お互いにそれぞれの良いところを吸収し、克服するところを徹底的に練習してください。目標はレッスンの先生です。
さて、運指の克服は全調スケールをアーティキュレーションやパターンを替えゆっくりしたテンポからやっていきましょう。メソードのCla独特のテクニック練習をマスターしてください。
パートの決め方ですが、当事者、レッスンの先生、顧問(指揮者)とよく話し合って決めるのが一番良いと思います。私は2ndは「耳の良い人、1stにピッタリ添える人」を選びます。ハーモニーがあるから曲が広がっていきます。

回答:五十嵐 清

Q: 指揮者(顧問の先生)から見て、「合奏や練習で頑張っている人」とはどのような人ですか?

Q: 私は中2の吹奏楽部のあやです。アルト・サックス吹いてます。で、質問なのですが…指揮者(顧問の先生)から見て、「合奏や練習で頑張っている人」とはどのような人ですか? 頑張ってるというか…輝いてる(!?)というか。人並み…私的にはそれ以上に頑張っているつもりなのですが「もっとがんばりや」と言われてしまいます。教えてください!!! (学生)

A39: 音楽大好き!楽器大好き!が伝わってきて嬉しいです

 音楽大好き!楽器大好き!が伝わってきて嬉しいです。
スクールバンドでの頑張っている人とは、「一所懸命」「真剣」「思いやり」「感謝」「挨拶」、そして「責任」のキーワードを合奏だけでなく、普段の生活からも伝わってくる人と思います。
楽器を吹くテクニックの向上だけでなく、人間として魅力があるようにしたいですね。
先生が「もっとがんばりや」と言われるのは、あやさんが「がんばっていない」というわけでなく、今に甘んじることなく、もっともっとよくなる素質があるから言葉をかけていらっしゃのでしょう。だって声を掛けてくれるということは、ちゃんと見ていてくれていることですから。「がんばりや!!!

回答:五十嵐 清

Q: スネアドラムのチューニングについてアドバイス願います。歯切れがよく、妙な雑音(金属音のような)がでないような方法があればお教え下さい。(教員)

A: リムの変形や響き線の変形、たるみはありませんか?

 お使いのスネアドラムはリムの変形やスナッピー(響き線)の変形、たるみ、ヘッドの消耗などはありませんか? 確認して下さい。

■チューニング方法
・床など平ら面に毛布などを敷く。
・スネアドラムを裏向きに置き、スネアサイドヘッド(裏皮)の真中に指を少し抑え(ミュートした状態)、ボルトの位置での皮を叩きながら音を聴き、対角線上にボルトを調整していく。
・表向きにし表皮を(裏側と)同じことをしていく。
・皮の張り加減は好みですが、指で押して少しへこむ程度がいいと思います(胴の深さ、材質、楽曲により違ってきます)。
・表裏同じ張り具合(音程)がいいと思います。
スタンドにセットしてスナッピーをON、OFFしながら実際に叩いてみてチェックする。

回答:五十嵐 清

Q: 私の学校の吹奏楽部は、まだできて3年目の新しい部活です。しかし、3年生が引退すると人数が12人(Tp2.Tb2.Hr2.Cl2.ASax2.TSax1.Par1.)になってしまうんです。低音が全然なくなってしまうんですが、どうすればいいんでしょうか?(中学生)

A: マーチではバスドラム、ポップスではエレキベースやシンセサイザーをうまく活用しよう

 できれば、3年生の抜けてしまったパートを埋めるのが一番なのですが、それができないから悩んでいるのですよね。
低音の補強ですが、マーチではバスドラム(BD)を使う。BDは音程が1つなので、チューニングをやる楽曲の調性の倍音を多く含むように調整します。ポップスではエレキベースやシンセサイザーを使うといいと思います。コンクールでなければこれは全ての曲に有効です。大切なのは、出力されるアンプのスピーカーの向きです。バランスが取れるように工夫して下さい。
でも、Fl、Ep、Tubaは入れたいですね。Percは常にドラムセットを使って頑張ってね。

回答:五十嵐 清

Q: 私はトランペットを吹いてるのですが、吹いてる途中で鼻から息が漏れてしまいます。さらに、鼻がグーとなる時もあります。ナゼでしょうか? 耳鼻科に行くべきでしょうか?(高校生)

A36: 喉に力が入っていませんか?

 心配ですね。そこで次のことをチェックしてみて、それでも心配でしたら耳鼻科に行ってみてください。

 1)鼻と口はつながっていますよね。「鼻濁音」というのは知っていますか? 「いがらし」でなくて「いぐぁらし」のような「が」です(本当は美しい日本語で○○が△△する。なんて時に使います!)
この時は息の経路が、まず鼻に入り、そして口の方を通ります。腹の支えがなく、息が鼻から抜け出てしまい「んが」と発音した感じです。SYさんは息が支えられていますか? ため息をつく感じで息を出してはいませんか?

 2)喉に力が入っていませんか? そうすると鼻に息が流れ込んでしまいます。
この2つをチェックして、これからは普段、おしゃべりをする時からハッキリした発音で話してみましょう。

回答:五十嵐 清

Q: アルト・サックスを吹いているのですが、息の音が出てしまってきれいな音がでないんですけど、どうしたら良いですか?(中学生)

A35: マウスピースへのリードとリガチャ-の付け方はベストですか?

 マウスピースへのリードとリガチャ-の付け方はベストですか?
リードが薄めの時は、マウスピース先端のリードから見える暗い部分が少なめに、逆にリードが厚い時は多めにしてみてください。
そして、とても大切なのは、リガチャ-の付け方です。
普通はネジが2つあると思いますが、口から遠い方は固定するために締める(締めすぎないようにね)、もう一方の近い方は支えるだけで、あまりきつく締めないことです。
マウスピースとネックだけで実音A♭(アルトSaxのファ)が出るかチェックしてください。
上の歯をマウスピースに置く感じで、下の歯はリードを噛まない(あまり美味しくないよ)、顎を上げない、そして動かせないようにしてください。
そうして楽器に付け、ストラップを調節してマウスピースを口に持ってくるようにして(口をマウスピースに持っていかないようにね)、音を出してみてください。
息はたっぷり吸い、体から楽器を通してお客さまのところまで連続して出していくイメージでやってみてください。ほら、いい音が出るでしょ?

回答:五十嵐 清

Q: 私のいる吹奏楽部ではチューナーは一切使ってはいけないことになっています。けれど、1年前までチューナーに頼っていたため、合奏の時に全体の音をぴったり合わせることができません。部員全員の耳をよくするにはどうすれば効果的ですか?(学生)

A34: 体全体から感じる振動を統一することが大切です

 一切使っていけないのは、ちょっと不安ですね。しかし、先生は「耳」の大切さを知って欲しいのでしょう。
それでは、まずハミングで歌ってみましょう。自分の体で振動感じてみてください。その振動と耳から伝わる振動は同じですか? 次に声に出して歌ってみましょう。そして歌のイメージのまま楽器を奏してみてください。練習場の空間にも振動を感じると思います。体全体から感じる振動は同じですか? 要するに振動を統一することが大切です。そのために、「正しい姿勢」「正しい呼吸法(息)」「正しい構え(アンブシュア)」をチェックしてください。
チューナーも上手く使えば素晴らしい道具です。チューナーを見て合わせるのではなく、基準の音との差は○セントなどと数字で読むのでなく、「確認する」程度に使って下さい。

回答:五十嵐 清

Q: 部の練習予定を上手く立てられません。

Q: はじめまして。私はクラ吹きの高校3年生です。以前コンサートマスターをしていたのですが、部の練習予定を上手く立てられずかなり悩みました。毎日目標を立てて練習していこうと思うのですが、曲が通せるようになると同じような動きのパートやパーカッションは練習がつまらなくなっているようなんです。音程や音色、動きなどをもっと合わせたいのですが、練習を楽しくするにはどのようにすればいいでしょうか? (学生)

A33: 本番から溯ってゲネプロ、分奏、パート練、個人練の日程やウエイトを決めましょう

 スケジュールは、本番から溯ってゲネプロ、分奏、パート練、個人練の日程やウエイトを決めましょう。その際、具体的な内容やチェックする項目も提示しましょう。これをクリアすることを日や週間で目標とするといいと思います。
練習方法ですが、各練習(例えば分奏など)の最初はゆっくり(倍)のテンポで、「音色」「音程」「音形」「リズム」「音量」などチェックしてみてください。
合奏では、ビートやテンポを統一するために、Prec.や低音楽器の人に8分音符や16分音符を演奏してもらい練習をリードしてもらって下さい(この際、前に出てきてメンバーの方を向いてやってもらうといいですね)。
曲の完成度を高めるためにも、同じ動きをしているパートを抜き出して「一緒に(同時)」「リレー」でなどいろいろなパターンを使って合わせてみてください。その時、他のパートの人はテンポをとる。息を出してフレーズを取るなど、練習に参加しているようにしてください。

回答:五十嵐 清