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Tuba Group S’s 3rd Concert…普段はなかなか聴く機会のないテューバアンサンブルを堪能!

日時:2007.4月13日(金)19:00開演
会場:北とぴあ つつじホール
レポート:庄司恵子(ユーフォニアム奏者)

普段はなかなか聴く機会のないテューバアンサンブルを堪能!

春の日の気持ちよい風が吹く中、「Tuba Group S’s」のコンサートを聴きに行きました。出演者はテューバ奏者が6人にピアニスト1人。少々マニアックに感じるかもしれませんが、メンバーは主宰の佐野氏のお弟子さんや東京近郊を中心に活躍されている方ばかり。どんな演奏をしてくれるのかな~、と楽しみにしていました。
オープニングはテューバアンサンブルでグリーグの「組曲ホルベアの時代より前奏曲」。この曲とアンコールで演奏された「エニグマ変奏曲」は、テューバアンサンブル5のアレンジでもお馴染み大城衝氏によるもの。さすが、テューバとメンバーを知り尽くした彼
ならではのアレンジと仕上がっていました。
その後は、ソロ曲をテューバ6人が順番に演奏されていきました。そのトップバッターはS’sで唯一の女性で、東京音楽大学を卒業し
たばかりの寺山香澄氏。彼女の音抜けの素晴らしさ、そして美しいハイトーンで奏でるシューマン「アダージョとアレグロ」は、観客
を圧倒させました。素晴らしい!2番手は、確実な技術力を感じさせるカステレーデの「ソナチネ」を聴かせてくれた大城衝氏。3番
手はヴィヴィットブラスの国木信光氏によるテレマンの「無伴奏フルートの為の12のファンタジー」。ふくよかな音色がとても魅力的
でした。
休憩をはさんで、コンサート第2部の初めは、東京金管5重奏団の仲村淳氏によるパーシケッティの「セレナーデ第12番」。演奏前から仲村氏のおちゃめなパフォーマンス(その場にいた人しかわからない 笑)で会場を和やかな雰囲気に…。そして歌心あふれる演奏にうっとり。
5番手は陸上自衛隊中央音楽隊の秋岡一夫氏によるシュミットの「ソナタ」。しっかりとした作品構成に加えて安定感のある演奏で、聴衆を魅了していました。
ソロの部のラストはS’s主宰 佐野日出男氏によるガリアルドの「ソナタ第5番」。素晴らしいテクニックは言うまでもなく、美しいハイトーン、自然でなおかつ説得力のある歌い回しに感動!!!
そしてプログラムの最後は佐野・仲村・秋岡・国木、の4名によるスティーブンスの「マンハッタン組曲」。この曲はユーフォニア
ム・テューバカルテットで演奏される機会が多いだけあって、1stテューバは音域が大変高いのですが、そんなことは全く感じさせずに
鮮やかなプレイをされた佐野氏。そして、息のあったアンサンブルはカッコよかったです!! テューバは、低い音域とそのふくよかな音色の為、オーケストラや吹奏楽等では、ハーモニーの大黒柱を担うことが多い楽器ですが、それだけではなく機動力もあり表現豊かに歌いあげられる楽器なんだなぁ!と改めて感じました。
また、一晩にして6人の個性をしっかり感じ取れ、なかなか聴く機会のないテューバアンサンブルも楽しめるS’sのコンサートはとってもお得感が★
今回は久々のコンサートとのことでしたが(なんと11年ぶりだったらしい)また近々やってくれそうですヨ。今回聴き逃した方も、次の機会はぜひ!!S’sの皆さん、次回も楽しみにしてます!!


■プログラム(全曲初演・編成:全曲 Eup.2 Tub.2)
1.組曲ホルベルグの時代より序曲(E.H.グリーグ/大城衝.編)6重奏

2.アダージョとアレグロ op.70 (R.シューマン)
テューバ独奏 寺山香澄 ピアノ 大堀晴津子

3.テューバとピアノの為のソナチネ(J.カステレード)
テューバ独奏 大城衝 ピアノ 大堀晴津子

4.無伴奏フルートの為のファンタジア(G.P.テレマン)
テューバ独奏 国木伸光

5.無伴奏テューバの為のセレナーデ12番 (V.パーシケッティ)
テューバ独奏 仲村淳

6.テューバとピアノの為のソナタ(W.シュミット)
テューバ独奏 秋岡一夫 ピアノ 大堀晴津子

7.ソナタ第五番 (J.E.ガリアルド)
テューバ独奏 佐野日出男 ピアノ 大堀晴津子

8.マンハッタン組曲(J.スチーブンス)
4重奏1st佐野 2nd仲村 3rd秋岡 4th国木

アンコール:エニグマ変奏曲より第10変奏 (E.エルガー/大城衝.編)6重奏

6月9日にオランダ国営ラジオが「プラネット・アース」ほか、ヨハン・デメイの作品を深夜ワクで6時間連続マラソン放送!!

 6月8日、大阪のザ・シンフォニーホールで開催される「大阪市音楽団第94回定期演奏会」(午後7時開演)に客演で招かれ、話題の新作、交響曲第3番「プラネット・アース」(日本初演)ほかを自作自演するオランダの作曲家ヨハン・デメイの作品が、オランダ国営放送のラジオ6の深夜ワクで、6時間ぶっ通しでマラソン放送される。

 放送日は、「プラネット・アース」の日本初演の翌日の6月9日。作曲家や演奏家を自国の宝として大切にするヨーロッパならではと言えるが、それにしても6時間通しとは、なんともスケールの大きな話だ!!

【放送日】2007年6月9日、午前1時~午前7時(オランダ時間)

【放送内容】

01:00 Symphony No.1, The Lord of the Rings 
【演奏】London Symphony Orchestra
【指揮】David Warble.
【音源】Madacy M252 3193

01:43 Pentagram 
【演奏】Nationaal Jeugd Fanfare Orkest
【指揮】Danny Oosterman
【音源】Mirasound 399112

01:56  La Quintessenza
【演奏】Johan Willem Friso Military Band
【指揮】Alex Schillings
【音源】Amstel classics CD 2000-01

 Casanova
【独奏】Johan van Iersel(チェロ)
【演奏】Johan Willem Friso Military Band
【指揮】Alex Schillings
【音源】Amstel classics CD 2000-01

Aquarium
【演奏】Johan Willem Friso Military Band
【指揮】Alex Schillings
【音源】Amstel classics CD 2000-01

Loch Ness
【演奏】Johan Willem Friso Military Band
【指揮】Alex Schillings
【音源】Amstel classics CD 2000-01

02:57 Symphony No. 2, The Bigg Apple (A New York Symphony) 
【演奏】Noord Nederlands Symphony Orkest
【指揮】Jurjen Hempel
【音源】Q Disc Q 97035

03:33 T-bone Concerto
【独奏】Jesper Juul Sorensen
【演奏】The Danish Concert Band
【指揮】Jorgen Misser Jensen
【音源】Unkown

04:01 The Venetian Collection 
【演奏】The Peabody Conservatory Wind Ensemble
【指揮】Harlan D. Parker
【音源】Amstel Classics CD 2002-02

04:36 The Wind in the Willows
【演奏】The Danish Concert Band
【指揮】Jorgen Misser Jensen
【音源】Unkown

Tintin – prisoners of the sun (Brosse / arr. Johan de Meij) 
【演奏】The JWF Military Band
【指揮】Tijmen Botma
【音源】Unkown

Elisabeth – Musical (Kunze / arr. Johan de Meij) 
【演奏】The JWF Military Band
【指揮】Alex Schillings
【音源】Amstel Classics 2002-03

The Lord of the Rings, excerpts from Symphony No. 1. 
【演奏】The JWF Military Band
【指揮】Jan de Haan
【音源】Amstel Classics 2002-03

05:27 Continental Overture
【演奏】The Danish Concert Band
【指揮】Jorgen Misser Jensen
【音源】Amstel Classics 9701

Madurodam, Miniature Suite 
【演奏】The Danish Concert Band
【指揮】Jorgen Misser Jensen
【音源】Amstel Classics 9701

05:44 Windy City Overture 
Extreme Make-Over
【演奏】 Banda Sinfonica la Artistica Bunol
【指揮】 Henrie Adams
【音源】 Amstel Classics 500.144

Symphony No. 3. Planet Earth
(Lonely Planet – Planet Earth – Mother Earth) 

【演奏】 Women’s Choir Orfeon Universitario de Valencia
Banda Sinfonica la Artistica Bunol
【指揮】 Henrie Adams.
【音源】 Amstel Classics 500.144

坂岡裕志リサイタル…楽器の特長を生かしたハイレベルな演奏と透明感のあるピュアな音色にメロメロ…

 楽器の特長を生かしたハイレベルな演奏と
透明感のあるピュアな音色にメロメロ…

日時:2007年6月22日(金)19:00開演
会場:大阪・三木楽器 開成館サロン
レポート:深川雅美(ユーフォニアム奏者)

2007年6月22日(金)19:00、三木楽器 開成館サロンにおいて開催された坂岡裕志氏のリサイタルに足を運びました。

会場には、この日を待ちわびていた沢山の方々が来場されていました。

1部と2部合わせて全9曲。坂岡氏の思い出の曲やこだわりの曲など、ショートピースを集めた盛り沢山のプログラムで、私自身、初めて聴く曲が多かったこともあり、とても興味津々でした。

プログラムは次のとおりです。

1.K.スホーネンベイク/トワイライト・セレナーデ
2.E.レウェリン/マイ レガース
3.B.トルーア/ラブ・ソング
4.中澤道子/ゾイサイト
休憩
5.J.ハートマン/ケンタッキーの我が家の主題による~グランドファンタジア
6.R.レッドハート/Confort my people
7.D.ウーバー/アクロバティックス(Euph.Duo)
8.G.ビゼー/歌劇「真珠取り」より 聖なる寺院の奥深く(Euph.Duo)
9.I.ボサンコ/グローリアス・リウ゛ァレーション
(他、アンコールを3曲)

全体にとても聴きやすい曲で構成させており、通常リサイタルというと、かたく、かしこまった雰囲気で、ついつい肩に力が入ってしまそうなものが多い中、ユーフォニアムを知らない方でも楽しめる、構成となっていました。坂岡氏の思い出や、こだわりはプログラミングだけにとどまらず、使用する楽器にもありました。
1つの楽器でプログラムを進めていくにも、かなりの集中力や精神力が必要とされるにもかかわらず、プログラム1、4、6、9曲目はいつも愛用されているユーフォを使い、2、5曲目はフロントベルのユーフォを使用。3曲目は曲の中で愛用されているユーフォからバリトンホーンに持ちかえて演奏される場面があったり、7、8曲目のデュエットではカナディアンブラスモデルのユーフォというぐあいに、さまざまな楽器が登場! 曲が進むにつれ、次は何の楽器が出てくるのだろうかとワクワクさせられ、それぞれの楽器がその効果を如何なく発揮していたように思いました。私が知るかぎり、ユーフォニアムのリサイタルで、ここまで沢山の楽器を使ってものはなかったように思います。

さて、演奏の方ですが、1曲目は少々緊張されていたようにも思われましたが、そこはさすが!これまでの実績と経験で、曲が進むにつれどんどん良くなっていくのを感じました。
時に優しく、時に激しく坂岡節を聴かせ、楽器の特長を十分に生かしたハイレベルな演奏。音色もとてもピュアで、透明感があり、とろけそうになった方も多くいらっしやったのではないでしょうか。

今回は大阪音楽大学准教授で坂岡氏の大学の先輩にあたる木村寛仁氏がゲストとして登場し、息の合ったすばらしいデュエットを2曲聴かせてくれたのですが、そのなんともエレガントな演奏は、多くのユーフォニアム・ファンの心をがっちりとつかんでいましたね。本当にすばらしいデュエットでした。

あと、忘れてはいけないのがピアニストの竹村美和子さんの素晴らしいサポート。坂岡氏との共演はの久々とのことでしたが、それを感じさせない絶妙なサポートで、安定したテンポ感、確実なタッチは、本当に素敵でした。

全体を通しては、これだけハードなプログラムをこなせるスタミナと集中力の高さは、すばらしいの一言。また、全てにおいて聴く側の事を良く考えた内容は、今までに感じたことがないほどの満足感を得ることができました。

リサイタル当日はあいにくの雨で、気持ちまでジトッとしがちでしたが、そんな雰囲気すら吹き飛ばしてくれる心地よい時間を過ごさせてくださった坂岡氏と共演者のお二方に心から拍手を贈りたいと思います。

フィルハーモニック・ウインズ 大阪 第3回定期演奏会…楽団としてはまだ発展途上だが、大きな可能性と今後の活躍を期待させるコンサートだった

日時:2007年4月5日(木)
会場:大阪の森ノ宮ピロティホール
レポート:中井正宏

3月18日の第10回「響宴」での初の東京進出を果たした興奮の余韻もまだ残る4月5日にフィルハーモニック・ウインズ 大阪の第3回定期演奏会が大阪の森ノ宮ピロティホールで開催されました。
会場では初の自主制作となる5枚目のCDもリリース日を前に先行発売されており、春休み中の中学生や高校生も多く訪れ、大入りの客席で開演を待つことになりました。
音楽監督の木村吉宏氏の指揮で、前半は吹奏楽のオリジナル曲、後半が管弦楽曲からの編曲というオーソドックスな二部構成。その前半で作品が演奏されるマーク・キャンプハウスとマーティン・エレビーとは、ミッドウェスト・クリニックで団員や役員が直接会うなどして親交を深めており、プログラムにもそれぞれ作曲者からのメッセージが寄せられていました。

さて、コンサートはマーク・キャンプハウスの「シンフォニック・ファンファーレ」で幕を開けました。昨年11月のレコーディングでは同じ作曲家の「シンフォニック・プレリュード」が収録されており、立て続けにこの作曲家の新作を演奏していることになります。一聴しただけでそれとわかるキャンプハウスらしいハーモニーによる金管楽器の輝かしい響きが演奏会の開幕にふさわしく、会場の雰囲気をいやが上にも盛り上げます。

樽屋雅徳がギリシャ神話のカストルとポルックスの兄弟をテーマに作曲した「ディオスクロイ」に続いては、この日のメイン・イベントとも言うべきマーティン・エレビーの「トリスタン・エンカウンター」でした。
この曲は、元々は1999年の全英マスターズ・ブラスバンド選手権のために委嘱されたブラスバンド曲で、その後各地のコンテストでもたびたび課題曲として選ばれ、また自由曲としてもよく演奏されています。ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲をモチーフに、主題を提示する前奏と14の変奏という構成で書かれ、半音進行や三全音音程が印象的に使われた曲です。楽劇のストーリーを彷彿とさせるように、衝撃的な激しい部分とロマンチックな美しい部分が交互に表れ、高い技術を要するソロもふんだんに盛り込まれ、悲恋の物語を彩っているようです。
フィルハーモニック・ウインズ 大阪は2005年に行った最初のレコーディングで「クラブ・ヨーロッパ」を録音し、昨年10月の第2回定期演奏会ではハインツ・フリーセン氏の指揮で「パリのスケッチ」を取り上げるなど、エレビーの作品に積極的に取り組んでおり、作曲者と直接コンタクトを取る中でこの吹奏楽版の委嘱に至り、この日がその吹奏楽版の世界初演となりました。
ブラスバンド曲を吹奏楽に編曲すると、色彩の多様性を得るのと引き替えに失うものが多くあります。特にこの曲はエレビーがブラスバンドを知り尽くしたうえでその機能をフルに活かして書いたブラスバンド界の至宝とも言える名曲であり、その意味で実際に聴いてみるとこの種の編曲作品でよく感じる違和感がなくはなかったというのが正直なところでしょう。
もちろん吹奏楽の曲として聴くと、センスのよいオーケストレーションが心地よく響いてきましたし、楽器の音色の対比が原曲は異なる魅力を引き出していたように思います。メンバーにとっても相当難しい曲だったかと思いますが、果敢に挑戦し、熱演を披露してくれました。

後半はコンクールなどでもよく演奏されるレパートリーで、この夏に自由曲として演奏するらしくこれを目当てに来た学生たちも多かったようです。
鈴木英史による喜歌劇「ロシアの皇太子」セレクションは比較的新しい編曲ですが、これまでたびたび演奏されているこの編曲者の他のセレクションと同様に、アリアや舞曲などを自由に構成してポップス的な要素を持ったメドレー風に接続しており、変化に富んだ陽気な曲が次々と移り変わり目の前を通り過ぎていきます。

そして最後はマルコム・アーノルドの映画音楽からまとめられた管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」で堂々たるクライマックスを迎えました。
盛大な喝采に応えて、アンコールには木村吉宏氏の編曲によるピエトロ・マスカーニの歌劇「友人フリッツ」の間奏曲が朗々と歌われ、コンサートの幕を閉じました。

フィルハーモニック・ウインズ 大阪は結成こそ1999年4月ですが、1年半前に現在の楽団名になってからの定期演奏会はまだ3回目であり、若い演奏者で構成されていることからも、やはりその若さがいい意味でも悪い意味でも前面に出た演奏と言えるでしょうか。木村吉宏氏の指揮や要所を押さえるプレーヤーの存在でその勢いが見事に昇華してハッとさせられる瞬間もあれば、踏み込みの甘さや何か物足りないものを感じる部分もあったように思います。
楽団としてはまだ発展途上とも言えるかもしれません。しかし、大きな可能性と今後の活躍への期待を十分に感じさせるコンサートでした。

■プログラム
○シンフォニック・ファンファーレ(マーク・キャンプハウス)
○ディオスクロイ ~航海の守り神カストルとポルックス~(樽屋雅徳)
○トリスタン・エンカウンター -吹奏楽版委嘱世界初演
(マーチン・エレビー)

○喜歌劇「ロシアの皇太子」セレクション
(フランツ・レハール/鈴木英史編曲)
○管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」(マルコム・アーノルド)

アンコール:

○歌劇「友人フリッツ」から「間奏曲」
(ピエトロ・マスカーニ/木村吉宏編曲)


 

ディオスクロイ~航海の守り神カストルとポルックス~/
OSAKAN Live Collection Vol.3/
フィルハーモニック・ウインズ大阪

 【BPショップで購入する】

http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1222/

【演奏団体】フィルハーモニック・ウインズ大阪
(Philharmonic Winds Osakan)
【指揮者】木村吉宏(Kimura Yoshihiro)

【発売元】有限会社 四つ葉印グリーン・ミュージック

 ※2007年4月5日/大阪:森ノ宮ピロティホールにてライブ録音

【収録曲】

1. シンフォニック・ファンファーレ/マーク・キャンプハウス
Symphonic Fanfare/Mark Camphouse

2. ディオスクロイ~航海の守り神カストルとポルックス~/樽屋雅徳
The Dioskouroi~Guardian angel Castor and Pollux of a voyage~/Masanori Taruya

3. トリスタン・エンカウンター/マーティン・エレビー
Tristan Encounters/Martin Ellerby

4. 喜歌劇「ロシアの皇太子」セレクション/フランツ・レハール(arr.鈴木英史)
Der Zarewitsch -Selections/Franz Lehar(arr.Eiji Suzuki)

5. 管弦楽組曲「第六の幸福をもたらす宿」/マルコム・アーノルド
The Inn of the Sixth Happiness/Malcolm Arnold
I )ロンドン・プレリュード London Prelude
II)ロマンティックな間奏曲 Romantic Interlude
III)ハッピー・エンディング Happy Ending

6. マーチ「ブルースカイ」/高木登古
March Blue Sky/Tohko Takagi

「灰から救われた魂たち」の作曲家、トミー・ユー、ただ今来日中!!

 BPラジオ「ウィンド・シンフォニー・アワー」や、「ウィンド楽書ノート・ファイル」で話題を呼んでいる『灰から救われた魂たち(Their Souls were Lifted from the Dust)』の作曲家トミー・ユーが、現在来日し、東京に滞在している。

 今回の来日は短期間で、自作のプロモーションのほか、放送関連の仕事も手がけているユーが6/1(金)に大田区民ホール アプリコで行われる「タッド・ウインドシンフォニー第14回定期演奏会」を直接取材し、台湾の吹奏楽関係者に紹介するのが主な目的。

 ひょっとすると君も“タッド”のコンサートで接近遭遇が体験できるかも!?!?

TADウインドシンフォニーの演奏会が6月1日に開催されます。
今回も日本初演が目白押しって感じで、吹奏楽の今を知りたい人は絶対に聴き逃してはならない内容になってます。今からスケジュール帳にグリグリっとしっかり赤丸をつけておいてくださいね。

第14回定期演奏会

【日時】6月1日(金)19:00開演
【会場】大田区民ホール「アプリコ」

【プログラム】
○ロッキーポイントホリディ/ロン・ネルソン
○サンクチュアリー/フランク・テイケリ(日本初演)
○ビジルス キープ/ジュリー・ジロー(日本初演)
○シンフォニック ファンファーレ/マーク・キャンプハウス(日本初演)
○ビイ ソウ マイビジョン/デービッド・ギリングハム
○吹奏楽の為の交響曲/ロバート・ジェイガー

詳細はこちら>>>>クリック


■タッド・ウィンド・コンサート(1)
トミー・ユー/灰から救われた魂たち 世界初演

指揮: 鈴木孝佳(タッド鈴木)
演奏: タッド・ウインドシンフォニー

[1] 交響的序曲(ジェームズ・バーンズ) 試聴>>> 
Symphonic Overture (James Barnes)

[2] 灰から救われた魂たち(トミー・ユー) 世界初演
Their Souls were Lifted from the Dust (Tommy Yu) – World Premiere

オセロ(全曲)(アルフレッド・リード)
Othello (Alfred Reed)

[3]I. 前奏曲(ヴェニス) Prelude (Venice)
[4]II. 朝の音楽(キプロス) Aubade (Cyprus)
[5]III.オセロとデズデモーナ Othello and Desdemona
[6]IV. 廷臣たちの入場 Entrance of the Court
[7]V. デズデモーナの死、終曲 The Death of Desdemona; Epilogue

CD番号: WINDSTREAM, WST-25003
定価: 1,400円(税込)
発売: 2007年4月1日

BPショップで購入する>>>>

東京交響楽団「戦士映画音楽祭:男たちへ」(5/29)にBP読者50組100名様をご招待!

「戦争映画の傑作音楽ばかりを演奏する」というユニークな演奏会が、5月29日(火)午後7時から東京オペラシティ・コンサートホールで開催される。当日演奏される曲の中には、吹奏楽でもおなじみの「バックドラフト」や「プライベート・ライアン」「パットン大戦車軍団」などもあって、興味しんしん。このコンサートに、なんと、BP読者50組100名様をご招待!しちゃいます。

■演奏会詳細は、こちららからもチェックできます
http://www.classic1st.net/

希望者は、下記、投稿フォームよりジャンジャン応募してくださいね。

 締め切りは2007年5月27日(日)

プレゼントを申し込む>>> 投稿フォームへGO

「戦士映画音楽祭:男たちへ」 
【日時】5月29日(火) 19:00開演
【会場】東京オペラシティ・コンサートホール
【指揮】現田茂夫
【演奏】東京交響楽団
【料金】S席9000円、A席7000円

 

http://www.classic1st.net/


TEXT:富樫鉄火

 おそらく、吹奏楽ファンの中の、かなりの人たちが狂気乱舞すると思われる、驚異的なコンサートが開催される!

 その名も「戦士映画音楽傑作選:男たちへ」! 要するに、戦争映画の傑作音楽ばかりが、東京オペラシティ・ホールで、しかも、東京交響楽団、現田茂夫指揮でナマ演奏されるという、たまらない企画なのだ。

 曲目がスゴイぞ。いいか、驚くなよ。

プラトーン/バックドラフト/決断/トラ・トラ・トラ/パットン大戦車軍団/エアフォース・ワン/沈黙の艦隊/アポロ13 /皇帝のいない八月/男たちの大和/鷲は舞いおりた/プライベート・ライアン/アラビアのロレンス/遠すぎた橋/史上最大の作戦/U・ボート……

 たとえば『決断』とは、1971年に日本TV系列で放映された戦記アニメ・ドキュメント『アニメンタリー/決断』のテーマ曲(古関裕而作曲)である。戦後四半世紀もたって、太平洋戦争史をアニメで描き、しかも毎週土曜日の夜7時半というゴールデンタイムに放映されていた驚くべき番組だった。最終回だけ、なぜか「巨人軍・川上監督の決断」だったが、一説には、「アニメで戦争を美化して家族で見る時間にTV放映するとは何事か」との抗議が相次ぎ、それを回避するために、日本TVが、自社系列の巨人軍ドキュメントを加えたとの噂もあった。

 冒頭、「人生で最も貴重な瞬間、それは決断の時である」とのナレーションが流れ、古関裕而のテーマ曲が流れ、もう、たまらん番組であった。それが、どうやらフル・オーケストラで演奏されるらしいのだ。もう、落涙必至である。

 そのほか、『トラ・トラ・トラ』は、黒澤明が途中降板して話題になった日米合作映画だが、ジェリー・ゴールドスミスの音楽がたいへんユニークで話題になった。メインタイトルは、アジアン・パッサカリアとでもいうべき名曲である。聞くところによれば、この曲はオリジナル・スコアが入手できなかったので、この日のために専門家によって採譜復元されらしいのだ。

 そのほか、吹奏楽版で演奏されている曲も多い。『バックドラフト』『パットン大戦車軍団』『エアフォース・ワン』『アポロ13』『プライベート・ライアン』などは、吹奏楽版で演奏したり、聴いたことのある人も多いだろう。『バックドラフト』などのハンス・ジマーの音楽が、フル・オーケストラで演奏されるなんて、それだけでも興奮ものだ。

 また、小便チビリそうなのが、『皇帝のいない八月』(佐藤勝)、そして、かわぐちかいじ原作のアニメ『沈黙の艦隊』(千住明)である。ほんとうに、これらが、ナマ・オケで聴けるのか。フカシじゃないのか。

 この日は、戦場カメラマン「不肖・宮嶋」氏のプレトーク(18:30~)があるほか、ミリタリー・ファションでの来場も可能だとのこと。

 こんなコンサート、そう頻繁に開催されるとも思えない。戦争映画音楽のファンよ、オペラシティに集結されたし!

※なお、演奏曲目は、随時、変更される可能性があるそうだ。今後、新しい曲が決定した場合は、いちはやく、BPでお知らせする予定。チェックメイトキングツーよろしく。



「戦士映画音楽祭:男たちへ」

【日時】5月29日(火) 19:00開演
【会場】東京オペラシティ・コンサートホール
【指揮】現田茂夫
【演奏】東京交響楽団
【料金】S席9000円、A席7000円

【チケット申し込み先】
http://www.richfield-tv.com/otoko.html
http://www.classic1st.net/

人気イベント、横浜開港祭チャリティー吹奏楽コンサート「ザ ブラス クルーズ2007」にBP読者(5組10名様)をご招待!(締切:5月29日)

今年も6月3日 (日) に横浜みなとみらい大ホールで行われる人気イベント「ザ ブラス クルーズ2007」に、BP読者(5組10名様)をご招待します。出演は水戸市立笠原小学校金管バンド部、横浜ブラスオルケスターほか。希望者は、下記投稿フォームより、じゃんじゃん応募してくださいね。

ザ ブラス クルーズ2007

【日時】 6月3日 (日) 12:40開演
【会場】横浜みなとみらい大ホール

【問い合わせ】横浜開港祭 ザ ブラス クルーズ実行委員会
Tel:045-260-7566 / Fax:045-260-7567
ホームページ http://www.the-brass-cruise.org
E-mail:usmc6120@yahoo.co.jp

締め切りは5月29日(火)12:00まで

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女王陛下の近衛軍楽隊、オーストラリアから追い出される!!

 2007年5月、イギリス・エリザベス女王の近衛軍楽隊の顔的存在であり、多くのレコードやCDで世界的に知られるグレナディア・ガーズ・バンド(The Band of the Grenadier Guards)と、近年の改編で2007年に新しく誕生したばかりのライフルズ・バンド・アンド・ビューグルズ(The Band and Bugles of the Rifles)の2つのミリタリー・バンド(総勢90名)が、演奏旅行で訪れたオーストラリアで、ホテル代金未払いに端を発した一連の騒動で、楽器とユニフォームのすべてを差し押さえられた上、丸腰で帰国という前代未聞の事件が起こった。

 これは、この演奏旅行を企画し、バンド滞在中の費用一切を負担することになっていたオーストラリアのプロモーターの破産が原因。警察に通報すると警告されたミュージシャンたちは、ホテルを追い出され、首都キャンベラのイギリス高等弁務官に救済を求める騒ぎとなった。仲裁により、2つのバンドは、楽器やユニフォームをオーストラリアに残したまま、弁務官が手配した航空機で帰国の途に。とはいうものの、道具をもたないバンドは、帰国したものの開店休業の状態が続いている。

 一方、“笑いものにされた”格好のイギリス当局の憤りも尋常ではなく、関係者によると、今後イギリスのバンドのオーストラリアへの演奏旅行は、よっぽどの保障がない限り許可がでないだろう、とのこと。また、グレナディア・ガーズ・バンドで作品集の録音が企画されているある作曲家も“レコーディングまでには楽器が戻ってくるだろうが…”と、驚きを隠せない様子だった。

Text: 樋口幸弘

創価学会関西吹奏楽団の「科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲」をBP読者10名様にプレゼント

創価学会関西音楽隊の結成50周年特別演奏会を収録した記念盤。昨年(2006年)の全国大会でも話題となった中橋愛生の「科戸の鵲巣」をはじめ、淀川工業高校の名物顧問、丸谷先生を客演指揮に迎えて演奏されたリードの「アルメニアンダンス パート1」やアーノルド「ピータールー」「カーペンターズ・フォーエバー」など、聴き所もたっぷり(おお、これってヨドコウのグリコンそのままヤン! 笑)。

 今回はまた、特典として98年以降のコンクール映像のおまけ付き。これでこの3,048円はかなりのお買い得!って感じですが、なんと、創価学会関西吹奏楽団のご好意で、このCD&DVDを「BP読者10名様」にプレゼントしちゃいます! ワーォ!

希望者は下記「投稿フォーム」より、ふるって申し込んでくださいね。

締め切りは5月25日(金)12:00まで

プレゼントを申し込む>>> 投稿フォームへGO (終了しました)


科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲/
創価学会関西吹奏楽団【CD+特典DVD付

【演奏団体】創価学会関西吹奏楽団
(Soka Gakkai Kansai Wind Orchestra)
【指揮者】伊勢敏之
【客演指揮】丸谷明夫
【発売元】ブレーン

【収録曲】

1. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲/リヒャルト・ワーグナー(石田忠昭)
Die Meistersinger von Nurnberg/Richard Wagner(arr.)

2. マーチ「わかくさ」/兼田 敏
March “WAKAKUSA”/Bin Kaneda

3. パストラーレ(牧歌)/保科 洋
Pastorale/Hiroshi Hoshina

4. 科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲/中橋愛生
Blessed Promising Future/Nakahashi Yoshio

5. アルメニアン・ダンス パート1/アルフレッド・リード
Armenian Dances Part I/Alfred Reed

6. テーマ音楽:シルクロード/喜多郎(arr.藤田玄播)

7. カーペンターズ・フォーエバー/(arr.真島俊夫)
Carpenters Forever/(arr.Toshio Mashima)

8. 序曲「ピータールー」/マルコム・アーノルド(arr.近藤久敦)
Peterloo Overture/Malcolm Arnold(arr.Kondoh Hisaatsu)

9. 海を越える握手/ジョン・フィリップ・スーザ
Hands Across the Sea/John Philip Sousa

10. 母/松原真美、松本真理子(arr.田中克彦)

<特典DVD>

●1998年(第46回 全日本吹奏楽コンクール全国大会)
・課題曲:稲穂の波/福島弘和
・自由曲:バレエ音楽「白鳥の湖」 より 第1幕の情景、終曲/ピョトル・イリイチ・チャイコフスキー(arr.淀彰)
The Swan Lake/Pyotr Ilyich Tchaikovsky(arr.Akira Yodo)

●2001年(第49回 全日本吹奏楽コンクール全国大会)
・課題曲:平和への行列/戸田顕
・自由曲:交響詩「ローマの祭」より/オットリーノ・レスピーギ(arr.佐藤正人)
Feste Romane/Ottorino Respighi(arr.Masato Sato)

●2004年(第52回 全日本吹奏楽コンクール全国大会)
・課題曲:吹奏楽のための「風之舞」/福田洋介
・自由曲:4つの交響的印象「教会のステンドグラス」より /オットリーノ・レスピーギ(arr.藤田玄播)
Vetrate di Chiesa/Ottorino Respighi(arr.Genba Fujita)

●2005年(第53回 全日本吹奏楽コンクール全国大会)
・課題曲:パクス・ロマーナ/松尾善雄
・自由曲:バレエ音楽「中国の不思議な役人」より /ベラ・バルトーク (arr.小澤俊朗)
The Miraculous Mandarin/Bela Bartok(arr.Toshiro Ozawa)

●2006年(第54回 全日本吹奏楽コンクール全国大会)
・課題曲:架空の伝説のための前奏曲/山内雅弘
・自由曲:科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲 /中橋愛生
Blessed Promising Future/Nakahashi Yoshio

当選発表まで待てない! すぐに聴きたい!という人は・・・

BPショップで購入する方はこちら >>>>
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1144/

創価グロリア吹奏楽団のニューCD「オルテンシア」当選発表

2007年2月に東京芸術劇場で行われた創価グロリア吹奏楽団の第21回定期演奏会を収録したライブ盤がカフア・レコードより発売された。指揮者が中村俊哉氏に代わったことで、これまでのグロリア・サウンドがどう変わっていくのか? ファンならずとも気になるところだよね。
収録曲は、タイトルにもなっている中橋愛生の「オルテンシア~雨中に煌めく硝子の紫陽花」をはじめ、コンクールの定番曲ともいえるレスピーギの交響詩「ローマの祭」全曲など。

で、先日行ったプレゼントの当選者は、以下の10名に決定です。
当選者の皆さんには、バンドの方から直接CDが送られてきますので、楽しみに待っててくださいね。

CD当選者

松田  (兵庫県)
烏山 (長崎県)
堀  (愛知県)
村上 (沖縄県)
中井 (兵庫県)
石井 (神奈川県)
江崎 (愛知県)
中村  (秋田県)
原谷  (熊本県)
村井 (北海道)


オルテンシア/創価グロリア吹奏楽団

【演奏団体】創価グロリア吹奏楽団
(SOKA GLORIA Wind Orchestra)
【指揮者】中村俊哉(Toshiya Nakamura)
【クラリネット】小谷口直
【発売元】CAFUA

※2007年2月11日 創価グロリア吹奏楽団 第21回定期演奏会 東京芸術劇場にてライブ収録

【収録曲】

1. ニューイングランド讃歌/ジョン・ウィリアムズ(arr.ポール・ラヴェンダー)【3:55】
A Hymn to New England/John Williams(arr.Paul Lavender)

2. 幻想曲ト長調/ヨハン・セバスティアン・バッハ(arr.リチャード・ゴールドマン、ロバート・リースト)【7:28】
Fantasie G-dur BWV572/Johann Sebastian Bach(arr.)

3. 喜びの島/クロード・ドビュッシー(arr.真島俊夫)【6:44】
L’isle joyeuse/Claude Debussy(arr.Toshio Mashima)

4. クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調 作品74/カール・マリア・フォン・ウェーバー【22:28】
Concerto for Clarinet and Orchestra No.2 in Es Op.74/Carl Maria von Weber
・第1楽章:アレグロ【8:47】
・第2楽章:アンダンテ・コン・モート・ロマンツァ【6:39】
・第3楽章:アラ・ポラッカ【7:02】

5. オルテンシア~雨中に煌めく硝子の紫陽花/中橋愛生【8:43】
Ortensia/Yoshio Nakahashi

6. 交響詩「ローマの祭」/オットリーノ・レスピーギ(arr.仲田守、※磯崎敦博)【24:41】
Feste Romane/Ottorio Respighi(arr.Mamoru Nakata、Atsuhiro Isozaki)
I )チルチェンセス【4:31】
II)五十年祭【7:09】
III)十月祭【7:10】
IV)主顕祭※【5:51】

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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cdi-0060/