■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第132話 「ブラス・タイムズ」の創刊と「バンド・タイムズ」

▲「ブラス・タイムズ(japan brass times)」創刊号 1面(ブラス・ウィークリー社、1965年12月1日発行)

▲同、2面(同上)

『吾国(わがくに)の吹奏楽界が目覚しい躍進を続け、世界の注目の的となっている時、この「ブラス・タイムズ」の誕生は、まことに時宜(じぎ)を得たものというべきであろう。旬刊(じゅんかん)の吹奏楽専門紙といえば、出版界からみても、前例のない思い切った企画でもあり、しかも全日本バンド音楽のメッカである関西から生れたことも大いに意義のある処であろう。私が先般来、各方面に強調していることは、日本吹奏楽の発展の健全性、即ち他の文化部門が大都市偏重の中央集中的であるのに対し、全く「地域差」がなく、文字通り、全国津々浦々の青少年達や各指導者諸君が、足並みを揃え、たくましい成長とをなしている事である。この明るく誇らしい勢いに「ブラス・タイムズ」が、共同の研究の交流の場として、更に有力な推進力となることを期待し、確信するものである。』(改行省略とカッコ内のフリ仮名を除き、原文ママ)

引用は、1965年(昭和40年)の年末に創刊されたタブロイド版の吹奏楽専門紙「ブラス・タイムズ(japan brass times)」12月(第1)号(創刊号)(ブラス・ウィークリー社、1965年12月1日発行)の1面に掲載された、当時の全日本吹奏楽連盟理事長、朝比奈 隆さんの祝辞「発刊を祝して」の全文である。

同文が掲載されている「ブラス・タイムズ」の実物は、実は、2020年(令和2年)8月25日(火)、Osaka Shion Wind Orchestra(オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)の未整理の資料の中から偶然見つかった。

出てきたときのコンディションは、経年変化で紙の縁の部分が赤茶け、触ると簡単にポロポロと分解するような、ほとんど朽ち果てる寸前という状態だった。幸い、白ボール紙に挟まれていた記事部分は、縁の部分より状態が良く、文字は問題なく読めた。しかし、紙の劣化はかなり進んでおり、写真はすでに解像度が落ち、文字の方もいずれ近い内に触れることもままならない状態になることが容易に想像できた。

そこで、シオン事務局長でホルン奏者の長谷行康さんらと相談し、念のため原本をきちんと保管するとともに、デジタル化などの保存措置がとられることになった。

筆者を含め、かつて「ブラス・タイムズ」という吹奏楽専門紙が存在したことを知るものがその場に誰もいなかったからだ。

帰宅後も、全日本学生吹奏楽連盟理事長の溝邊典紀さんなど、当時を知っていそうな指導者に電話やメールでリサーチを継けたが、誰からも存在を確認できなかった。

これは、とんでもないものを発掘してしまったのかも知れない!!

その「ブラス・タイムズ」の紙面情報を整理すると、発行元は、大阪市東淀川区十三東之町1丁目16の13の(株)ブラス・ウィークリー社で、編集・発行人は大井克之。毎月1日・15日の月2回発行で、一部25円。直接購読料は、6ヵ月:370円、1ヵ年:700円(いずれも送料込み)とあった。

時系列的に時間を遡ると、終戦から8年後の1953年(昭和28年)に同じくタブロイド版の“月刊”新聞として創刊され、1956年(昭和31年)の5月号(通巻31号)から雑誌に発展した「月刊 吹奏楽研究」(月刊 吹奏楽研究社)が、1964年(昭和39年)の3月号(通巻87号)をもって廃刊。「ブラス・タイムズ」が創刊された1965年はその1年後にあたり、1959年(昭和34年)に創刊された月刊誌「バンドジャーナル」(管楽研究会編、音楽之友社刊)が、国内で唯一の吹奏楽を扱う媒体となっていた。(参照:《第39話 ギャルド:月刊吹奏楽研究が伝えるもの》《第61話 U.S.エア・フォースの初来日》《第74話 「月刊吹奏楽研究」と三戸知章》

この「ブラス・タイムズ」で面白いのは、同紙が、先行紙(誌)のような“月刊”ではなく、朝比奈さんも書いているように、創刊時に“旬刊”(本来は、十日ごとに刊行する雑誌や新聞に対する用いられる)を目指していたことだろう。また、発行元の社名に“ウィークリー”という文字が使われていることから、あるいは、最終的に“週刊”にすることを目標に定めていたのかも知れない。

情報の速達性という視点でみると、以上の事実は、「ブラス・タイムズ」が将来的に先行紙(誌)より魅了的な媒体に発展する可能性を内に秘めた媒体だったように感じさせる。しかし、そんな理想は理想として、同紙が創刊時に掲げた“月2回刊行”の方針は、取材面はもとより経営面でもかなりの冒険、あるいは野心的な発想だったように思う。

そして実際、12月1日発行の創刊号の後、紙面に告知されていた同15日の次号の発行はミスリードとなってしまった!!

なぜそんなことになったかについては、発行元が解散してしまった今となってはまるで事情が分からない。しかし、購読料を先に徴収して刊行する新聞にとって、これはあってはならない由々しき事態だった。

一方、刊行された「ブラス・タイムズ」の創刊号、それ自体は、かなりインパクトのあるコンテンツで構成されていた。

紙面は全6ページ構成。創刊号ということもあり、朝比奈さんの祝辞(1面)の他に、大阪市音楽団(現シオン)団長で指揮者の辻井市太郎さんの「発刊によせて」(3面)、阪急少年音楽隊隊長の鈴木竹男さんの「『ブラス・タイムズ』の活躍を期待」(3面)という祝辞も掲載されたなかなか華やかな紙面づくりだった。(参照:《第77話 阪急少年音楽隊の記憶》《第122話 交響吹奏楽のドライビングフォース》

最も力が入った記事は、1965年(昭和40年)11月14日(日)、長崎市公会堂で行なわれた「第13回全日本吹奏楽コンクール」の特集(1~2面)だった。同記事には写真6枚のほか、各部門の講評、得点表、折から来日中だった前A.B.A.(America Bandmasters Association)会長で作曲家、指揮者のポール・ヨーダー(Paul Yoder、1908~1990)の感想などもあり、それらが簡潔にまとめられていた。

また、つづく3面から5面には、神奈川、京都、福井、大阪など、全国各地の演奏会や講習会の記事が散りばめられ、音楽評論家のポップス講座もあるなど、限られた紙数に盛りだくさんの内容となっていた。

とくにユニークだったのは、日本楽器・心斎橋店、京都・十字屋楽器店、日本楽器・神戸元町店とタイアップして、店頭在庫をリスト化した「輸入楽譜在庫リスト」(40・12・1現在)を掲載したことだった。

普通、毎日どんどん変化する(つまり、掲載情報が刻一刻と古くなる)楽器店の“店頭在庫”を、入稿から刊行までタイムラグがある“印刷物”である新聞に載せようという発想は誰も思いつかない。

そんなリストを、まるで新聞の夕刊のテレビ欄かなんかのようにかなり目立つ最終ページの6面に持ってきたのは、間違いなく新聞の編集に手馴れた人のアイデアだったのだろう。ただ、この種の企画は、印刷情報のアップデートが欠かせないので、次号が出るまで間隔ができるだけ短かいことが必然的に要求される。残念だったのは、「ブラス・タイムズ」は、それが出来なかった。現場は、さぞかし大混乱だった筈だ。

しかし、編集・発行人には、メディアとしての使命感はあったようだ。

翌年の1966年(昭和41年)1月20日(木)、ブラス・ウィークリー社は、紙名を「ブラス・タイムズ」から「バンド・タイムズ」に改め、毎月20日発行の“月刊紙”として第2号を刊行。再出発を図っている。紙面は8ページに拡大。一部25円の定価は据え置き、直接購読料は、1ヵ年:400円のみの扱いとするなど、大きな改善を図っている。しかし、一旦失った信頼は戻ってはこなかったようだ。断続的にリサーチは続けているが、その後の同紙の消息についてはまるで情報が出てこない。とても残念なことに!

ただ、ラッキーなことに、この「バンド・タイムズ」第2号の原紙も、全8ページ中、半数の4ページを同じ日シオンの未整理資料の中から発見した。その状態は、前記「ブラス・タイムズ」とほぼ同様だったので、それも時代を伝える貴重な歴史資料として同様の保存措置がとられることになった。

余談ながら、TPP11協定の発効日の2018年(平成30年)12月30日以降、日本国内の著作権の保護期間は、発表後50年から発表後70年に延長された。

これを知らない人が意外と多いが、念のためチェックすると、シオンで見つかった両紙の著作権は、それ以前にすでに消滅。一旦消滅しパブリックドメイン化した著作物の権利が復活することはないというベルヌ条約の規定に従い、両紙のいくつかの紙面をそのままのかたちで紹介できることが明らかとなった。

ただ、そうは言っても、経年変化によってすっかり赤茶けてしまった紙の素地の色のまま画像にしたのでは、印刷された文字がたいへん見づらい。なので、ここでは色補正を施した上で画像化することにした。

しかし、これらはほとんど現物が残されていない時代の生き証人だ!

原著作者をリスペクトし、遠い先人たちの時代に想いを馳せながら愉しんでいただければと願う!

▲「ブラス・タイムズ(japan brass times)」創刊号 3面(ブラス・ウィークリー社、1965年12月1日発行)

▲同、6面(同上)

▲「バンド・タイムズ(japan band times)」第2号 1面(ブラス・ウィークリー社、1966年1月20日発行)

▲同、8面(同上)

■Tetto Wind Orchestra 第9回定期演奏会(10月25日)

私たちは「Tetto Wind Orchestra」と申します。
“Tetto”とはイタリア語で“屋根”を意味します。
大きな屋根の下で、仲間やお客様と一緒に楽しい空間を作りたいとの思いで名付けました。
年一回の定期演奏会をメインイベントに、下は20代から上は70代までの幅広い年齢層のメンバーで楽しく活動しています。この度、第9回定期演奏会を開催する運びとなりましたのでご案内させて頂きます。皆様に楽しんでいただけるステージにするため、団員一同練習に励んでおります。

依然として新型コロナウイルスが猛威を振るっており予断を許さない状況です。
演奏会を開催するにあたり、現在ホールや自治体の指示の元準備を進めております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

※新型コロナウイルス感染防止対策につきましては、詳細をホームページに記載しております。
http://tetto-wo.com/?page_id=2641

今後の状況によっては、本番直前での中止も起こり得る可能性が御座います。
その際は改めてご案内させていただきます。

日時 : 2020年10月25日(日) 開場 13:00 、開演 14:00
会場 : 所沢市民文化センターミューズ アークホール
交通手段 : 西武新宿線「航空公園」駅より徒歩約10分/バス約3分
料金 : 無料(事前予約制) ※HPの申込フォームより
曲目 :
~クラシックステージ~
マーキュリー/J.ヴァン=デル=ロースト
・さくらのうた/福田洋介
・エルザの大聖堂への行列/R.ワーグナー

~ポップスステージ~
・カリキュラマシーンのテーマ
・Warrior Past(NHK大河ドラマ『麒麟がくる』メインテーマ)
・時代
・ジャパニーズグラフィティーXXI ドクター・ストーリー

【指揮】隠岐 徹
問合せ :

担当者広報
E-Mailinfo@tetto-wo.com
HomePagehttp://tetto-wo.com/

■「BPラジオ 吹奏楽の世界へようこそ」10月の放送予定

毎週(土)23時…FMカオン(厚木・海老名)
http://www.fmkaon.com/

毎週(日)正午…調布FM
http://www.chofu-fm.com/
もちろん、どちらもネット経由で、全国どこででも聴けます!

第155回 ノルウェーからのおくりもの
10月3日(土)23:00/FMカオン 【再放送】10月17日(土)23:00
10月4日(日)正午/調布FM 【再放送】10月18日(日)正午

第156回 ヨハン・デメイで聴く「ものがたり」の世界
10月10日(土)23:00/FMカオン 【再放送】10月24日(土)23:00
10月11日(日)正午/調布FM 【再放送】10月25日(日)正午

【スペシャル】ノンストップ! ウインド・ミュージック
FMカオン…10月30日(土)23:00
調布FM…10月31日(日)正午

【制作・提供】バンドパワー
【ご案内】富樫鉄火(昭和の香り漂う音楽ライター)

【BPラジオの視聴方法】

第155回 ノルウェーからのおくりもの
10月3日(土)23:00/FMカオン 【再放送】10月17日(土)23:00
10月4日(日)正午/調布FM 【再放送】10月18日(日)正午
ノルウェーの軍楽隊は、30数名の少人数で、たいへん繊細な、ウィンド・アンサンブルならではの響きを聴かせてくれます。今回は、秋にふさわしく、北欧のさわやかな吹奏楽をお楽しみください。

【1】岸辺のモリー/パーシー・グレインジャー作曲
ノルウェー王国国防軍スタッフ・バンド、指揮:アイヴィンド・オードラン【約3分半】

【2】組曲第2番 ヘ長調(作品28b)/グスターヴ・ホルスト作曲
I) マーチ、II)無言歌、III)鍛冶屋の歌、IV)ダーガソンによる幻想曲
ノルウェー王国国防軍スタッフ・バンド、指揮:アイヴィンド・オードラン【約11分半】

【3】デリー地方のアイルランド民謡/パーシー・グレインジャー作曲
ノルウェー王国国防軍スタッフ・バンド、指揮:アイヴィンド・オードラン【約3分半】

【4】スウェーデン・フォーク・ソング /ピーター・グレイアム作曲
ノルウェー王国海軍バンド、指揮:ナイジェル・ボッディス【約3分半】

【5】ゲールフォース/ピーター・グレイアム作曲
ノルウェー王国海軍バンド、指揮:ナイジェル・ボッディス【約6分半】

【6】ディオニソスの祭/フローラン・シュミット作曲
ノルウェー王国国防軍スタッフ・バンド、指揮:アイヴィンド・オードラン【約11分半】

第156回 ヨハン・デメイで聴く「ものがたり」の世界
10月10日(土)23:00/FMカオン 【再放送】10月24日(土)23:00
10月11日(日)正午/調布FM 【再放送】10月25日(日)正午
やはり、ファンタジーなどの「本」(ものがたり)を音楽化したら、ヨハン・デメイの右に出るものは、いません。今回は、読書の秋にちなんで、「ものがたり」の観点から、デメイの編曲やオリジナル曲を楽しんでいただきます。特に3曲目は「たのしい川べ」として日本でも親しまれている童話です。むかし、TV「木馬座アワー」に登場した「ケロヨン」は、この童話が原案です。

【1】タンタン~プリズナー・オブ・ザ・サン/ディルク・ブロッセ作曲(ヨハン・デメイ編曲)
JWFミリタリー・バンド、指揮:デイメン・ボトマ【約13分半】

【2】交響曲第1番「指輪物語」(抜粋バージョン)/ヨハン・デメイ作曲(ポール・ラヴェンダー編曲)
JWFミリタリー・バンド、指揮:ヤン・デハーン【約10分半】

【3】ザ・ウィンド・イン・ザ・ウィロー(たのしい川べ)/ヨハン・デメイ作曲
l) リヴァー、Ⅱ) ラティとモール【約9分】
lll) ミスター・トード(ケロヨン)、lV) リターン・オブ・ユリシス【約8分】
デンマーク・コンサート・バンド、ヨルイェン・ヤンセン指揮

【スペシャル】ノンストップ! ウインド・ミュージック
FMカオン…10月30日(土)23:00
調布FM…10月31日(日)正午
第5(土)(日)のお楽しみ、ノー・ナレーションでひたすら流れる、あの曲、この曲! あなたのお好みの曲は、流れるかな?

■NPO法人関西芸術文化支援の森ゆずりは 第9回ゆずりはコンサート(11月15日)

出演者・スタッフ一同、感染予防の為万全の対策をとり開催いたします。
密を避けるため、座席を本来の定員数よりも少なく設けております。
前売で満席が予想される場合は当日券の販売はございませんので、前売券をお早めにご購入いただきますようお願いいたします。

日時 : 2020年11月15日(日) 開場 13:30 、開演 14:00
会場 : 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール
交通手段 : 阪急電鉄西宮北口駅より南へ徒歩2分
料金 : 前売券:1000円 当日券:1500円
曲目 : M.ラヴェル:「鏡」より 1.蛾 2.悲しい鳥たち 4.道化師の朝の歌
C.シャミナード:ピアノトリオ第1番作品11より 第1、2、4楽章
石川亮太:日本民謡による狂詩曲
T.A.ヴィターリ(ワレンティン編曲):シャコンヌ
W.A.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より 序曲 他
R.シューマン:ピアノソナタ第3番 ヘ短調 作品14 第1楽章
C.ラフマニノフ:音の絵 作品39 第8番

問合せ :

担当者NPO法人関西芸術文化支援の森ゆずりは
TEL07056528878
E-Mailyuzuriha.office@gmail.com
HomePagehttps://www.yuzuriha-art.or.jp/

■都立西高OB吹奏楽団 第42回演奏会(10月11日)

日頃より演奏活動を支えてくださる皆さまのおかげで、本年も演奏会を開催する運びとなりました。例年よりも短い時間での開催となりますが、感染対策を徹底した上で、皆様に素敵な音楽をお届けしたいと思っています。団員一同、ご来場を心よりお待ちしております。

日時 : 2020年10月11日(日) 開場 13:00 、開演 14:00
会場 : 杉並公会堂 大ホール
交通手段 : JR荻窪駅徒歩7分
料金 : 入場無料
曲目 : ・吹奏楽のための交響的ファンタジー「ハウルの動く城」(久石譲 / 編:後藤洋)
・キャンディード序曲(バーンスタイン)
・サンバテンペラード (大野雄二)
・ニューシネマパラダイス(モリコーネ)

※当演奏会では、新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じております。また今後の感染拡大状況によっては、演奏会を中止する場合もございます。最新情報は当団ホームページに掲載しますので、ご確認をお願い致します。
問合せ :

担当者演奏会実行委員長
TEL050-5874-5526
E-Mailnobb42nd@gmail.com
HomePagehttp://www.nobb-web.com/

■Osaka Shion Wind Orchestra 第133回定期演奏会 ~神々しいファンファーレが、感動的に曲を結ぶ。(11月26日)

Shionの芸術顧問を務める秋山和慶の指揮でアメリカ吹奏楽の魅力をお届けします。

日時 : 2020年11月26日(木) 開場 18:00 、開演 19:00
会場 : ザ・シンフォニーホール
交通手段 :
●JR大阪環状線 福島駅から北へ徒歩約7分。
●JR東西線 新福島駅 1番出口から北へ徒歩約10分。
●阪神電車 福島駅 2番出口から北へ徒歩約10分。
●JR大阪駅から西へ徒歩約15分。
料金 : S席5000円 、A席4000円 、B席3000円、 C席1500円 ※学生割引(S席、A席、B席で1000円引き)
曲目 :
■P.スパーク:スリー・ダンス・ミニチュアズ ※世界初演
■R.E.ジェイガー:シンフォニア・ノビリッシマ
■R.E.ジェイガー:交響曲 第1番
■A.リード:交響曲 第3番
■A.リード:エルサレム讃歌
※やむを得ぬ事情により、出演者、曲目等に変更がある場合があります。予めご了承ください。
問合せ :

担当者Shionチケットセンター
TEL0800-919-5508 (土・日・祝を除く10:00~17:30)
E-Mailinfo@shion.jp
HomePagehttps://shion.jp

■Osaka Shion Wind Orchestra 第132回定期演奏会 ~初共演!下野竜也×Shion(9月19日)

本公演は、下野竜也氏を指揮に迎え、序曲と交響曲2曲というシンプルなプログラム構成でお贈りします。下野竜也×Shionの定期演奏会初共演にご期待ください。

日時 : 2020年9月19日(土) 開場 13:00 、開演 14:00
会場 : ザ・シンフォニーホール
交通手段 : ●JR大阪環状線 福島駅から北へ徒歩約7分。
●JR東西線 新福島駅 1番出口から北へ徒歩約10分。
●阪神電車 福島駅 2番出口から北へ徒歩約10分。
●JR大阪駅から西へ徒歩約15分。
料金 : S席5000円 、A席4000円 、B席3000円、 C席1500円 ※学生割引(S席、A席、B席で1000円引き)
曲目 : ■藤掛 廣幸:吹奏楽のための協奏的序曲
■J.A.ジロー:交響曲 第5番「エレメンツ」
■D.マスランカ:交響曲 第4番
※やむを得ぬ事情により、出演者、曲目等に変更がある場合があります。予めご了承ください。
問合せ :

担当者Shionチケットセンター
TEL0800-919-5508 (土・日・祝を除く10:00~17:30)
E-Mailinfo@shion.jp
HomePagehttps://shion.jp

■気軽にクラシック 岸上穣ホルン・リサイタル~青島広志の楽しいお話と共に(10月17日)

出演/ 岸上穣(ホルン) 青島広志(ピアノ)
数々の受賞歴のある東京都交響楽団の岸上穣が、現代のフレンチホルンと昔のナチュラルホルンを吹き分けて魅力をお届けします。
佐賀公演は特別に大人気の青島広志が共演♪

日時 : 2020年10月17日(土) 開場 13:00 、開演 14:00
会場 : 佐賀市文化会館 中ホール
交通手段 : 佐賀駅北口より徒歩約20分
料金 : 全席指定/1000円 ※消費税込
曲目 : ♪W.A.モーツァルト:ロンドK371
♪L.v.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」より第3楽章(青島広志編曲)
♪C.ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」より狩人の合唱
♪M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
♪青島広志:つの笛吹きの子守唄(委嘱作品)  他
※曲目は予定です。予告なく変更する場合がございます。
問合せ :

担当者佐賀市文化会館
TEL0952-32-3000
FAX0952-32-3736
E-Mailmagpie@mte.biglobe.ne.jp
HomePagehttp://www.shinpoo.jp/index.html

■樋口幸弘のウィンド交友録~バック・ステージのひとり言 第131話 デメイ:交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版日本初演

▲管弦楽版日本初演プログラム(座席番号入り) – 中部電力ふれあいチャリティーコンサート(2004年2月5日、愛知県芸術劇場コンサートホール)

▲同、出演者プロフィール

▲CD – デメイ:交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版(Band Power、BPHCD-8001、2004年)

BPHCD-8001、インレーカード

2020年(令和2年)9月4日(金)、朝の東海道新幹線に飛び乗り上京。同日夕刻までに大阪に戻った。3日前に急逝した親友、元NHKプロデューサーの梶吉洋一郎さんを見送るためである。

梶吉さんは、武蔵野の出身。実家は東小金井だったと聞く。お爺さんが中島飛行機の技術畑で、“疾風(はやて)”という旧陸軍の戦闘機に携わっていたと聞かされた覚えがある。そんな物づくりの家系のDNAは、1979年(昭和54年)にNHK入局後、“報道部”を経て、念願の“音楽制作”に配属されるや、まるで水を得た魚のように遺憾なく発揮されることとなった。

そのキャリアの中でライフワークとなったのは、チェコのマエストロ、ラドミル・エリシュカ(Radomil Eliska, 1931~2019)と出会い、この名伯楽を日本各地の音楽シーンに紹介しながら、そのもっとも得意とするドヴォルザークの後期交響曲(第5番~第9番)やスメタナの「わが祖国」などのCDを世に送り出したことだったろう。これらCDの多くは、梶吉夫妻が立ち上げたオフィスブロウチェクのpastier(パスティエル)レーベルからリリースされたが、個人的なことながら、編集を終えたマスターや原稿を工場や印刷所に入稿するプロセスを担い、それがCDという形で広く世の音楽ファンに喜んでもらえたことは、馬が合った彼との長年の友情の証となったように思う。

奇しくも、マエストロと梶吉さんは、1年違いの同じ日に旅立った。今頃、天国で次の録音を何にしようか話し合っているかも知れない。

また、中高一貫校“成蹊”の音楽部で活動した若い日の記憶と血が騒ぐのか、こと吹奏楽に関しては一家言を持ち、当然、それは番組作りに色濃く反映されることとなった。

とは言うものの、彼が音楽制作に移った頃、NHKでは、会長の方針に従って、吹奏楽の唯一の定時番組「ブラスのひびき」(秋山紀夫さんの名調子で人気だった)が打ち切られ、何かの偶然で放送される曲を除けば、何年間も、NHKの電波に吹奏楽が乗らないという信じがたい状況が続いていた。

そんな中、カチンコチンに凍りついた部内の吹奏楽に対する冷淡な空気をものともせず、彼が立ち上げた3つのFM特別番組、1992年(平成4年)8月16日(日)放送の「生放送!ブラスFMオール・リクエスト」、1993年(平成5年)3月20日(土)放送の「二大ウィンドオーケストラの競演」、1994年(平成6年)3月21日(月・祝)放送の「世界の吹奏楽・日本の吹奏楽」は、吹奏楽への想いを放送番組の形にした彼なりのこだわりであり挑戦だった。そして、それら特番は間違いなく、その後の「ブラスのひびき」復活へのプロローグとなった。また、NHK在職中、最後に手がけた番組の中に、中橋愛生さんがナビゲーターをつとめる「吹奏楽のひびき」があったことも、いかにも彼らしい有終の美の飾り方だったように思う。(参照:《第58話 NHK 生放送!ブラスFMオール・リクエスト》《第102話 NHK 二大ウィンドオーケストラの競演》《第121話 NHK 世界の吹奏楽・日本の吹奏楽》

さて、そんな梶吉さんと一緒に手がけた作品の中に、オランダ人の親友、ヨハン・デメイ(Johan de Meij)の代表作、交響曲第1番『指輪物語(The Lord of the Rings)』がある。

周知のとおり、この作品は、ヨハンが1984~88年の歳月をかけてウィンドオーケストラのために作曲した彼自身初の交響曲だ。イギリスの作家ジョン・ロナルド・ルーエル・トールキン(John Ronald Reuel Tolkien, 1892~1973)の同題の冒険ファンタジー小説に題材を求めた5楽章構成、演奏時間およそ42分という作品だ。初演は、1988年3月15日、ベルギー王国の首都ブリュッセルのベルギー国営放送(BRT)グローテ・コンサートスタジオにおける、ノルベール・ノジ(Norbert Nozy)指揮、ロワイヤル・デ・ギィデ(Orchestre de la Musique Royale des Guides)のコンサートで行なわれ、その模様はFMでオンエアされた。ロワイヤル・デ・ギィデは、ベルギー・ギィデ交響吹奏楽団(The Royal Symphonic Band of the Belgian Guides)の別名でCD等が発売されるベルギー国王のプライベートな吹奏楽団だ。(参照:《第55話 ノルベール・ノジとの出会い》

その後、この交響曲は、1989年12月、指揮者サー・ゲオルグ・ショルティ(Sir Georg Solti、1912~1997)を審査委員長とする“サドラー国際ウィンド・バンド作曲賞1989”(主催: ジョン・フィリップ・スーザ財団)で、世界27ヵ国からノミネートされた143楽曲中、最優秀作品に選ばれた。

日本初演(全曲)は、1992年(平成4年)5月13日(水)、大阪のザ・シンフォニーホールにおける「第64回大阪市音楽団定期演奏会」で、木村吉宏の指揮で行なわれた。“大阪市音楽団(市音)”は、21世紀の民営化後、“Osaka Shion Wind Orchestra (オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ)”の名で活躍を続ける大阪のウィンドオーケストラの市直営当時の名称だ。(参照:《第59話 デメイ:交響曲第1番「指輪物語」日本初演》

そして、市音のこの演奏会に、大阪局(BK)にはない中継車を東京から走らせたのが、梶吉さんだった。言い換えれば、『指輪物語』と彼との付き合いは、このときに始まった。

この日のライヴ録音は、筆者がナピゲートした前記FM特番「生放送!ブラスFMオール・リクエスト」でオンエアされ、大きな反響を巻き起こし、その後、市音初の自主CD「大阪市音楽団 NHKライヴ 指輪物語 ─ 本邦初演 At the Symphpny Hall(大阪市教育振興公社、OMSB-2801、1994年)へと繋がった。(参照:《第64話 デメイ「指輪物語」日本初CD制作秘話》

それから数年余。すでに世界的ヒットとなっていた『指輪物語』に新たに管弦楽版(2000年)が完成したという知らせがヨハンから入った。管弦楽版を作る気になったのは、なんでも、アメリカのオーケストラ指揮者、デーヴィッド・ウォーブル(David Warble)から強いリクエストがあったからだそうで、管弦楽用のオーケストレーションは、優れたオーケストレーターとして名を上げていた友人のオランダ放送管弦楽団首席打楽器奏者のヘンク・デフリーヘル(Henk de Vlieger)がヨハンのアイデアを管弦楽スコアに起こしていくコラボレーションのかたちをとった。これは、ヨハン自身がそれまで管弦楽のスコアを書いた経験がなかったことと、世界的ヒット作となったこの曲を第三者的視点から見直すためだった。

管弦楽版の公式世界初演は、オランダのロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(Rotterdams Philharmonisch Orkest)が本拠とするロッテルダムの有名なコンサート・ホール、デ・ドゥーレン(De Doelen)における3日連続演奏会として企画された。初日は、2001年9月28日(金)で、演奏は、3日とも、ディルク・ブロッセ(Dirk Brosse)指揮、同管弦楽団によって行なわれている。

しかし、この話を企画段階で聞いたウォーブルは、『これはまず、提案者である自分にやる権利がある。』と言って頑として譲らず、ヨハンと話し合った結果、≪公式世界初演≫より7ヶ月前の2001年2月17日(土)、米ニューヨーク州ロング・アイランド(Long Island)のティレス・センター・ノース・フォーク・ホール(Tilles Center North Fork Hall)で、“スター・トレック(Star Trek)”でおなじみの俳優ジョージ・タケイ(George Takei)をナレーターに立てた≪ナレーション入りバージョンのオーケストラによる初演≫として、ウォーブル指揮、ロング・アイランド・フィルハーモニー(Long Island Philharmonic)によって演奏された。(実は、ウォーブルは、それまでにタケイをナレーターとするウィンドオーケストラ版の演奏を60回やっていた。)

その後、ウォーブルは、≪公式世界初演≫直前の2001年9月22日(土)、英BBC放送のスタジオとしてもおなじみのロンドンのゴールダーズ・グリーン・ヒポドローム(Golders Green Hippodrome)でレコーディングされたロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)演奏の『指輪物語』管弦楽版の世界初CD(カナダMadacy、M2S2 3193、2001年)の指揮者にも起用されている。

梶吉さんに、『指輪物語』に新たに管弦楽版ができたことを話したのは、2002年後半の某日。一時、彼がNHKの外郭であるNHK中部ブレーンズ(名古屋)に籍を置いていた頃だった。当時、筆者は、《第125話 スパーク:交響曲第1番「大地、水、太陽、風」の衝撃》でお話ししたような事情で、何かやりたいと思ったとことがあったとしても、大阪に張り付いたまま身動きがまったくとれない状態にあった。なので、このときの“指輪物語管弦楽版情報”は、彼がかけてきた電話の中で話した雑談として終わるはずだった。

しかし、彼にとってはこの話は、相当刺激的な内容だったようだ。彼は電話の最後の方で『今、たいへんだろうけど、楽譜がどうなっているかだけ、訊いてくれない。』と言った。

何か閃いたのだろうか?

すぐ了解して、ヨハンに訊ねると、版権は彼の出版社アムステル・ミュージック(Amstel Music)が所有するが、楽譜本体は、アルベルセン(Albersen Verhuur V.O.F.)のレンタル譜だという。直感の鋭いヨハンらしく料金表まで添付されてきたので、早速、それらをまとめて梶吉さんに送った。これにて一件落着だと思っていたら、これが大きな間違いだった。

このとき、梶吉さんが筆者の知らないところで立案していたコンサートの組み立ては、2003年(平成15年)4月22日(火)に流れてきた1枚のFAXで初めて知った。

【演奏会名】中部電力ふれあいチャリティーコンサート  
【日時】2004年2月5日(木)、14:30開演と18:30開演の2回
【会場】愛知県芸術劇場コンサートホール
【指揮】大勝秀也
【管弦楽】名古屋フィルハーモニー交響楽団

また、この演奏会は、NHKが音声収録し、2004年2月29日(日)、14:00からの「FMシンフォニーコンサート」(解説:外山雄三)の中でオンエアとも書かれてある。2回本番で、いい方を放送しようという腹積もりなんだろうか。

しかし、続いて『楽譜は、指揮者は6月末までにスコアが欲しいと言っています。オーケストラは9月末までにスコアとパート譜が欲しいと言っています。』と書かれてあったのには、目が点になってしまった。つまり、やり取りのない相手から“レンタル譜を借り出して欲しい”というリクエストだった。

『あれ?それって俺の仕事?』と思いながらも、一方で日があまり無いのも事実。すぐヨハンと連絡をとって、アルベルセンの連絡方法と担当者を教えてもらい、手探りの折衝を開始。今度のケースでは、公開演奏回数、録音の有無、放送回数など、料金に関係する詳細なデータを知らせてレンタル料金を見積もってもらい、合意の上で契約を取り交わした後でないと、楽譜は送られてこない。そんな訳だから、シリアスなやりとりを繰り返した後、アルベルセンが楽譜を送り出してくれたのは、6月24日のことだった。到着後、楽譜を点検して名古屋フィルに急送。指揮者のリクエストにも辛うじて間に合った!(当然、後日の返送も筆者の役割りとなる。)

やれやれと思っていたら、今度は、ヨハンが『来日したい。』と言い出した。理由を訊ねると、ロンドンの録音が練習と本番を1日で済ましてしまう、いわゆる“ゲネ本”だったので、『今度は演奏者とのコラボレーションを重ねてさらにいいものに仕上げて欲しいんだ。』と言う。気持ちはわかる。

ダメもとでこの件を梶吉さんに電話すると、『(新しい楽譜だけに)来てもらうのは大変ありがたいんだけど、クライアントからの追加予算はないよ。』との返答。即ち渡航費は出ないとの由。そりゃそうだ。また、こちらが大阪を離れることが厳しい状況だけに、ヨハンが来るとなれば、誰かアテンドをつけなくてはならなかった。もちろん、ヨハンは、そんな事情など知る由も無かったが…。

その内、東京のバンドパワーが、NHKの放送が終わった後、その録音を使ったライヴCDを作ることに関心を寄せ、もしそれがOKなら渡航費ほかの負担に応じてもいいという話になった。名古屋フィルからも、もし作曲者が名古屋まで来られるのなら、楽団のゲストとして宿の用意をする旨、申し出があった。また、アテンドについても、あてにする黒沢ひろみさんから日程を空けてくれるという確約が入った。

オーシ、もう大丈夫! 誠意をこめて折衝に当たってくれた梶吉さんをはじめとする各位に大感謝だ!

その後、名フィルの中から面白い話がこぼれてきた。ヨハンの『指輪物語』は、楽団事務局が全く知らない曲だったが、管楽器や打楽器奏者の中から、『学生時代に演奏したかった曲だ。』とか『指導に行った学校の吹奏楽部がやっていた曲だ。』、『子供達(中高生)がよく知っている曲だ。』という話が出て、事務局は原曲が吹奏楽の世界では相当な有名曲であることをついに認識。口コミで伝わった東京のプレイヤーからも“のせて欲しい”という要望があったというが、全国放送もあることだし、ことこの本番に関しては、“首席”“副首席”の全員出席で望むことになったという。

そんなこともあり、当日は、ひじょうにモチベーションの高い演奏が繰り広げられることになった。それがライヴCDのかたちで残されたことは、望外の喜びだ!

ホールで聴いていたバンドパワーの鎌田小太郎さんも、この日聴いた第3楽章のソプラノ・サクソフォーンのソロが、『もっとも“ゴラム”らしい。』とお気に入りの様子!

傍らで聴く演奏会の立案者の梶吉さんもとても愉快そうだった。

それから16年の歳月が流れた。

筆者を乗せ東京へと向かう“のぞみ”がちょうど名古屋を出た頃、彼とともに『指輪物語』に関わった日々が、まるで走馬灯のように頭の中を駆け巡った!!

▲管弦楽版公式世界初演プログラム – Symphonisch gedicht voor viool en orkest(2001年9月28~30日、De Doelen、Rotterdam)

▲同、演奏曲目

▲「中日新聞」2004年2月16日(月)夕刊、9面

▲「朝日新聞」2004年2月29日(日)朝刊、3版27面

▲スタディ・スコア – 交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版(Amstel Music、非売品、2000年)

▲ラドミル・エリシュカ、梶吉洋一郎の両氏

■「BPラジオ 吹奏楽の世界へようこそ」9月の放送予定

毎週(土)23時…FMカオン(厚木・海老名)
http://www.fmkaon.com/

毎週(日)正午…調布FM
http://www.chofu-fm.com/
もちろん、どちらもネット経由で、全国どこででも聴けます!

第153回 没後75年、吹奏楽で聴くバルトークの魅力
9月5日(土)23:00/FMカオン 【再放送】9月19日(土)23:00
9月6日(日)正午/調布FM 【再放送】9月20日(日)正午

第154回 秘曲公開! 救世軍バンドの名曲たち
9月12日(土)23:00/FMカオン 【再放送】9月26日(土)23:00
9月13日(日)正午/調布FM 【再放送】9月27日(日)正午

【制作・提供】バンドパワー
【ご案内】富樫鉄火(昭和の香り漂う音楽ライター)

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第153回 没後75年、吹奏楽で聴くバルトークの魅力
9月5日(土)23:00/FMカオン 【再放送】9月19日(土)23:00
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本年は、ハンガリーの作曲家、バルトーク・ベーラ(1881~1945)の没後75年にあたります。吹奏楽の世界では《中国の不思議な役人》が大人気です。東欧の民謡研究などでも知られる彼の魅力を、吹奏楽の観点からご紹介します。

【1】《弦楽四重奏曲》第2番~第2楽章/バルトーク作曲、高昌帥編曲
菅原茂指揮、陸上自衛隊中央音楽隊【抜粋約9分】

【2】《弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽》~I、IV<抜粋>/バルトーク作曲 、保科洋編曲
保科洋指揮、フィルハーモニックウインズ浜松【抜粋約13分】

【3】組曲《中国の不思議な役人》全曲/バルトーク作曲、森田一浩編曲
武田晃指揮、陸上自衛隊中央音楽隊【約19分】

第154回 秘曲公開! 救世軍バンドの名曲たち
9月12日(土)23:00/FMカオン 【再放送】9月26日(土)23:00
9月13日(日)正午/調布FM 【再放送】9月27日(日)正午
救世軍のために書かれたブラスバンド曲は、本来、門外不出が原則でした。しかし近年、門戸を開き、楽譜出版や録音もさかんになっています。それらから、ぜひお聴きいただきたい名曲たちを。救世軍の歴史なども、簡単にご紹介します。
演奏は、全曲、デヴィッド・キング指揮/ヨークシャー・ビルディング・ソサエティ・バンドです。

【1】正義の呼び声/レスリー・コンドン作曲【約8分】

【2】瞑想曲《ありのままの私》/ウィルフレッド・ヒートン作曲【約5分半】

【3】トッカータ(ああ、祝福されし主)/ウィルフレッド・ヒートン作曲【約6分半】

【4】ダイアナのための賛歌/ジョセフ・ターリン作曲【約6分】

【5】交響詩《復活》(我ふたたび甦らん)/エリック・ボール作曲【約12分半】