■大会中、最もセンセーショナルなパフォーマンスで会場を狂喜乱舞させたコーリー・バンドの演奏がとにかく凄い! CD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2016」が発売。

バンドパワーで人気爆裂中のヨーロピアン・ブラスバンド選手権2016の2枚組ライヴ・アルバム!

同じタイトルの2枚組DVD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権2016」もリリースされているが、アルバム・コンセプトと選曲が違うので、“ヨーロピアン”のファンは、ぜひとも両方揃えておきたい!!

2016年大会の会場は、フランス北部ノールパドカレー地方の主要都市、リールの市内中心部にあるル・ヌーボー・シエークル。リール国立管弦楽団が本拠とする近代的なコンサート・ホールだ。

CDには、4/29(金)~4/30(土)の2日間にわたり同ホールで行われた“第39回ヨーロピアン・ブラスバンド選手権”の“選手権部門”の本番や5/1(日)のユース部門の選手権、ガラ・コンサートなど、エキサイティングなライヴが収録されている!!

最注目の選手権部門(Championship Section)には、前年優勝のディフェンディング・チャンピオン、ブラック・ダイク・バンドに、イングランド、ウェールズ、スコットランド、ノルウェー、ベルギー、オランダ、スイス、オーストリア、デンマーク、フランス、ドイツの各チャンピオンを加えた合計12のバンドがエントリーされた!

コンテストの演奏順は、結果に大きな影響があるというのは、いずこも同じ。

公明正大に選手権を行なうため、“ヨーロピアン”にも、演奏順を決めるくじ引きが選手権当日に行われる。

今大会では、4月29日のオープニング・セレモニーで、“セット・テストピース(指定課題)”の演奏順をくじ引き後、選手権の本番を開始。“オウン・チョイス・テストピース(自由選択課題)”が演奏された翌日の4月30日も、くじ引き後に本番という流れで行われた。

選手権のルールは、2つの課題にそれぞれ100ポイントを配し、その合計ポイントで順位を競い、同点が出た場合は指定課題の得点の多いバンドを上位とするというシンプルなもの。

2015年の指定課題は、主催国フランスの作曲家で打楽器奏者でもあるジェリー・ドゥロウイエルに委嘱された新作『フラターニティ(友愛)』だった。

選手権が開催されたノールパドカレー地方が、かつてフランスの有力な炭鉱地域の1つだったことに因んだ作品で、110年前の1906年3月10日、当地の鉱山の1つで起こった大惨事がテーマとなっている。

くじの結果に従い、選手権初日は、デンマークのリンビー=トールピーク・ブラス・バンドから演奏を開始!

初日は、8番目に登場したウェールズのコーリー・バンドが98ポイントで首位に立ち、以下、3番目に演奏したディフェンティング・チャンピオン、ブラック・ダイク・バンドが96ポイントで第2位。最後にステージに上がったベルギーのブラス・バンド・バイジンゲが95ポイントで第3位という、上位の結果となった。

CDには、初日に首位にたったフィリッブ・ハーパー指揮、コーリー・バンドが演奏した『フラターニティ(友愛)』が収録されている!

2日目は、各バンドが自由に選んだ“オウン・チョイス・テストピース”によるパフォーマンス。ここでも新たなくじ引きにより、オーストリアのブラス・バンド・オーバーウストライヒから演奏開始。

その結果、この日も8番目に登場し、フィリップ・スパークの『ラヴェリング、アンラヴェリング』のセンセーショナルなパフォーマンスで場内を大興奮させたウェールズのコーリー・バンドが99ポイントをゲット!

11番目に登場し、トーマス・ドスの『トランス』で98ポイントのスイスのヴァレイシア・ブラス・バンドが第2位。3番目に登場し、オリヴァー・ヴェ―スピの『ハイパーキューブ』で97ポイントのフランスのバリ・ブラス・バンドが第3位。10番目に登場し、客席やステージにバンダを配したエドワード・グレッグスンの『ザ・トランペッツ・オブ・ジ・エンジェルズ』で96ポイントのブラック・ダイクが第4位という結果となった。

以上の結果、最終的に合計点で競う2016年チャンピオンは、指定課題で98ポイント、自由選択課題でも99ポイントを上げ、合計197ポイントのハーパー指揮、ウェールズのコーリー・バンドと決まった!!

このCDには、コーリーが演奏したスパークの『ラヴェリング、アンラヴェリング』と主催国フランスのパリ・ブラス・バンドが演奏したヴェ―スピの『ハイパーキューブ』が収録されている。

コーリー・バンドは、この優勝の結果、《全英2015》《ブラス・イン・コンサート2015》《ヨーロピアン2016》の3つのタイトルを同時にホールドするトリプル・チャンピオンとなり、このCDがリリースされた2016年9月に行われた《全英オープン2016》でも優勝を飾り、4冠王となった!

以下、第2位には合計192ポイントの前年王者のブラック・ダイク・バンド、第3位は同じく192ポイントのスイスのヴァレイシア・ブラス・バンドとなった。(同点ながら、指定課題の特典の高かったブラック・ダイクが上位となった。)

アルバムには、この他、“チャレンジ・セクション”とユース部門の“プレミア・セクション”の優勝演奏、前年王者ブラック・ダイク・バンドなどによるガラ・コンサート、ヨーロピアン・ユース・ブラス・バンドのコンサートなど、期間中に繰り広げられたパフォーマンスが満載!

ブラック・ダイクのステージでは、リチャード・マーシャル独奏によるグレッグスン『コルネット協奏曲』(第2楽章、第3楽章)、ピーター・グレイアムのエッセンスがつまったブラック・ダイク160周年記念作『シンフォニー・オブ・スカーレット&ゴールド』(第3楽章、第4楽章)が光っている!

ますます発展するヨーロピアン!

ブラスバンド・ファンには、堪らないアルバムとなっている!!

■2016年ヨーロピアン選手権の結果

【1】Cory Band(ウェールズ)/指揮:Philip Harper
自由選択課題:Raveling, Unraveling (Philip Sparke)
得点:98 + 99 = 197 (指定課題 + 自由選択課題 = 総得点/以下同様)

【2】Black Dyke Band(イングランド)/指揮:Professor Nicholas Childs
自由選択課題:The Trumpets of the Angels (Edward Gregson)
得点:96 + 96 = 192

【3】Valaisia Brass Band(スイス)/指揮:Arsene Duc
自由選択課題:Trance (Thomas Doss)
得点:94 + 98 = 192

【4】Brass Band Buizingen(ベルギー)/指揮:Luc Vertommen
自由選択課題:Metropolis 1927 (Peter Graham)
得点:95 + 93 = 188

【5】Paris Brass Band(フランス)/指揮:Florent Didier
自由選択課題:Hypercube (Oliver Waesp)
得点:91 + 97 = 188

【6】Brighouse & Rastrick Band(イングランド)/指揮:Professor David King
自由選択課題:Trance (Thomas Doss)
得点:93 + 92 = 185

【7】Stavanger Brass Band(ノルウェー)/指揮:Allan Withington
自由選択課題:Trance (Thomas Doss)
得点:89 + 95 = 184

【8】Provinciale Brass Band Groningen(オランダ)/指揮:Richard Visser
自由選択課題:From Ancient Times (Jan Van der Roost)
得点:92 + 89 = 181

【9】Bayerischen Brass Band Akademie (3BA)(ドイツ)/指揮:Thomas Ludescher
自由選択課題:Vita Aeterna Variations (Alexander Comitas)
得点:90 + 91 = 181

【10】Whitburn Band(スコットランド)/指揮:Michael Fowles
自由選択課題:Cantata (Andrew Duncan)
得点:87 + 94 = 181

【11】Brass Band Oberosterreich(オーストリア)/指揮:Ian Porthouse
自由選択課題:Ekstase (Tomas Doss)
得点:88 + 90 = 178

【12】Lyngby-Taarbaek Brass Band (デンマーク)/指揮:Michael Thomsen
自由選択課題:Of Distant Memories (Edward Gregson)
得点:86 + 88 = 174

【収録曲など、このCDの詳細をBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-4102/

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