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兄ロバート・チャイルズ(ボブ)、弟ニコラス・チャイルズ(ニック)の2人のユーフォニアム奏者による伝説のデュオ“チャイルズ・ブラザーズ”が、ユーフォ二アムのために書かれたオリジナルに真正面から取り組んだ1990年リリースの歴史的名盤!
バックをつとめるのは、これまた“レジェンド”のハワード・スネル指揮、ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド(現フォーデンズ・バンド)。
BPショップの超ロングセラーCD「ヨーロピアン・ブラスバンド選手権1992」(CD-1602)に、あまりのもの凄さに“鼻血パフォーマンス”ともたとえられる、あの“伝説”の「ドラゴンの年」のスーパー・ライヴを残したバンドだ!
“黄金コンビ”と呼ばれたスネルとフォーデンズの蜜月関係は、スネルが音楽監督を辞した後も良好で、2014年リリースのCD「フォーデンズ・バンド~ウイ・ミート・アゲイン(ハワード・スネル自作自演集)」(CD-3227)で、古巣のリクエストに応え、再びタクトをとったのも記憶に新しい!
キャスティングは、申し分なし!!
ブライアン・ボーエン、ジェームズ・カーナウ、ジョン・フィリップス、デンジル・スティーヴンズ、ジョン・ゴーランド、エルガー・ハワース、フィリップ・スパークの手による7つの収録作品も、いずれもユーフォニアムとブラスバンドのために書かれた珠玉のレパートリー!
内、ボーエンの『ユーフォニアム・ミュージック』とゴーランドの『ユーフォニアム協奏曲第1番』の2曲がボブのソロ、カーナウの『ユーフォ二アムのためのラプソディ』およびスティーヴンズの『ユーフォニアムのためのソロ・ラプソディ』、スパークの『ユーフォニアム幻想曲』の3曲がニックのソロいう振り分けで、残るフィリップスの『ロマンス』とハワースの『ジョン・フレッチャーのためのカンタービレ』の2曲が両者のデュエットで収録されている。
また、ゴーランドの『ユーフォニアム協奏曲第1番』は、1981年にボブが世界初演を行ったコンチェルトであり、このアルバムで初演をへた練りに練り上げられたパフォーマンスが愉しめるのも、実は大きなセールス・ポイントだ!
ジョン・フィリップスとエルガー・ハワースの2曲のデュエットも、この録音が世界初演となった。
今や伝説の“チャイルズ・ブラザーズ”!
すばらしいテクニックは無論のこと、柔らかく豊かに響く2人のソロやデュエットがユーフォ・ファンの心に響くのは今さら言うまでもない。
2人をリスペクトするバンドの伴奏も本当にすばらしい!!
レコーディング・エンジニアは、2009年に他界した名人マイクル・ムーア。
セッションが行われたウェスト・ヨークシャーのオセット・タウン・ホールの伸びのある響きをたっぷりと取りこんだ録音も申し分なし!!
ユーフォ・ファンはもちろん、ブラスバンド・ファンも見逃せない名アルバムだ!
【このCDをBPショップでチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3381/
【収録曲】
1. ユーフォニアム・ミュージック/ブライアン・ボーエン 【15:38】
2. ユーフォ二アムのためのラプソディ/ジェームズ・カーナウ 【6:08】
3. ロマンス/ジョン・フィリップス 【4:18】
4. ユーフォニアムのためのソロ・ラプソディ/デンジル・スティーヴンズ 【6:41】
5. ユーフォニアム協奏曲第1番(作品64)/ジョン・ゴーランド 【17:43】
6. ジョン・フレッチャーのためのカンタービレ/エルガー・ハワース 【9:59】
7. ユーフォニアム幻想曲/フィリップ・スパーク 【10:00】
【“フォーデンズ・バンド”の他のCDをチェックする】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/c/0000001034/