Q3: 母校のパート練習や分奏を指導することになりました。初めてのことなので、ポイントを教えて下さい。

A3: 合奏は音楽作りをする場であり、その前に個人練習・パート練習や分奏を通して、合奏への準備を怠らないようにしなければなりません。

 奏者としては、経験があるのですが、指導となると不安があるようですね。
では、次にある項目をチェックしてみて下さい。一度に多くのことは出来ません。今回の指導は、「音」と「リズム」を中心に指導するなど、余り欲張りすぎずに確実に指導してみて下さい。しかし、「基礎」は毎回チェックして下さい。
合奏の日程を早く把握して、逆算して個人、パート、分奏のスケジュールを一週間単位で設定してみて下さい。

【個人練習・パート練習・分奏でのチェック・ポイント】

0.基礎
姿勢は良いか?
息を充分使っているか?
アンブッシャーは正しいか?
楽器の調子はよいか?
体の調子はよいか?

1.音
音色は良いか?
音程は正しいか?
音符の読み違いはないか?
音符の形・長さ(アタック コア リリース)は正しいか?
タンギング・アタック(発音)は正しいか?
音量は正しいか?

2.リズム
テンポは指揮者の指示どおりか?
リズムは正しいか?
拍子感があるか?

3.技術
譜面に指示されているダイナミックスがつけられているか?
アーティキュレーションは正しいか?
ブレッシングとフレージングは正しいか?

基本をしっかり身につけることは大変ですが、このことが上達の一番の早道です。そして、合奏を短時間で仕上げていくポイントでもあります。

そのために、
1)あきらめない(とにかく根気強く。自分との戦い)
2)あせらない(ゆっくり丁寧に確実に)
3)音楽のための練習であると自覚する
ことを後輩に教えてあげて下さい。

きっと素晴らしい音楽が奏でられるでしょう。

回答:五十嵐 清

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