Q1: 曲の最後における指揮のきり方はどうやればいいの?

A1: 曲の終わり方には色々なパターンがあるので、その代表的な終わり方を紹介しましょう。

まず、1つ目は Cresc. して終わる。

 左手を上向きにして ニュートラルの位置より胸~肩~目 の高さまで、ひじより先を自分の身体より離していく。
その後、曲により肩より動かす(腕(うで)全体を始めから動かすと力感がなくなる)。
このとき 右手は自分の身体の中央で胸ぐらいの高さで小さくテンポを振るか、打点を指してから裏拍の位置で緊張させてから力を抜く。
終わりは左、右、両手で示し、左手は握ると良いと思います。
上半身も伸びていくと良いと思います。

次は、スパッと切って終わる。

 この場合は、あまり余韻をつけないということですね。
左手より 右手を使い、切りたいタイミングで小さくはね上げをする。
f のときはdownを深くはね上げ小(原本は○の中に小の字)。
pのときはdownを浅くはね上げ小(原本は○の中に小の字)。
その後 右手をすぐ止める。
このとき、左手、身体も止め 緊張させる。
右手は 何かを すばやく「つまむ」という イメージです。

次は、余韻を残して終わる。

 「スパッと切って終わる」場合とは逆に、はね上げを大きくする。
そしてやや円を描くように右手をまわして止める。
このとき、左手も身体もリラックスしてバネのようにして肩からひじ、手首と重心を移動させて最後は棒の先に伝わるようにする。
上体は胸を張って、顔はあまり下向きにならないようにして下さい。 ひじは身体から離れることになると思います。

そして、消えるように終わるパターン。

 左手も右手も胸より下の位置にし、手のひらを下向き(完全に下ではなく)自分の胸に「引き寄せる」ように腕を移動させる。
最後に「両手を合わせる」イメージにし、指先だけで音を切る。
身体はやや丸め 肩を張らない(しかし、肩を落とすことはしない)自然体で!
フィニッシュは口元に軽く手を運ぶと、気持ちを奏者にうまく語りかけられるでしょう
静止後しばらく動かないようにしてみて下さい。

「文字」にして 説明することは とても難しいですね。イメージが伝わるか? 内容が理解できるか 不安です。

回答:五十嵐 清

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