タッド・ウィンド・コンサート(20) ヤン・ヴァンデルロースト/クレセント・ムーン…ウィンドの名曲に新作をまじえた聴きごたえ満点のタッド・ワールド!

 《タッド・ウィンド・コンサート》は、アメリカのプロたちも絶えずその動向に注目する“タッド・ウインドシンフォニー”のパフォーマンスをアーカイヴするシリーズCDです。

 ライヴながらも、権威あるA.B.A.(アメリカン・バンドマスターズ・アソシエーション)のリクエストによって、すべてのCDがアーカイヴ・コレクションに選定され、メリーランド州のA.B.A.リサーチ・センターで一般に広く公開されています。

 シリーズ第20作目となったこのディスクは、2013年1月19日(土)、東京・北とぴあ さくらホールで行なわれた“タッド・ウインドシンフォニー・ニュー・イヤー・コンサート2013”の第1部の全曲をプログラムどおりに収録したエキサイティングなアルバムです。

 1曲目は、「いにしえの時から」や「オスティナーティ」の世界初演などを通じ、タッドの大切な友人となったヤン・ヴァンデルローストの『クレセント・ムーン』です。

 冒頭のリヒャルト・シュトラウスのような重厚なファンファーレと律動的なエネルギーに満ち溢れた主部が特徴のブリリアントな序曲で、初演は、作品を委嘱した関西学院大学応援団総部吹奏楽部の第50回記念定期演奏会で作曲者の指揮で行われました。

 作曲者のリクエストに応えたこの日のタッドは、曲冒頭からいきなりハイテンションのパフォーマンスを展開。後日、録音を聴いた作曲者は『タッドの演奏の問題は、自分のよりいいことだ!?』と目をシロクロ!冒頭のブラスのすばらしさとエネルギッシュなパフォーマンスを称賛していました。

 2曲目は、「ウィークエンド・イン・ニューヨーク」や「ナポリの休日」、「サヴァンナ・シンフォニー」(日本初演)などを通じ、これまたタッドの大切な友人となったフィリップ・スパークの『冬物語』です。

 深々と降りそそぐ雪、鈴を鳴らしながら走る馬ぞりなど、カントリー・サイドの静かな冬の情景が浮かび上がってくる美しい作品で、この日のコンサートでもとりわけ印象に残るパフォーマンスとなりました。曲冒頭直後のメロウなアルト・サックスのソロも、聴く人のハートにグッとせまります。

 コンサート第1部のトリを飾った3曲目は、ロバート・ラッセル・ベネットの名曲『古いアメリカン・ダンスによる組曲』です。

 ニューヨークのオーケストラや劇場で活躍する名手を集め、今やレジェンドとなったプロ吹奏楽団ゴールドマン・バンドのために書かれた組曲で、作曲者の子供の頃によく遊びに連れて行ってもらったカンザスシティの大遊園地で流れていた古いダンス・ミュージックの愉しかった記憶をもとに作曲されています。

 “ケークウォーク”、“ショティッシュ”、“ウェスタン・ワン=ステップ”、“ウォールフラワー・ワルツ”、“ラグ”の5曲で構成され、各ダンスのキャラクターを浮き上がらせたタッドの演奏は、アメリカの古き良き時代を今に伝えます。

 ウィンドの名曲に新作をまじえた聴きごたえ満点のタッド・ワールド!

 演奏者と聴衆が一体になったすばらしい音楽会がここにあります!

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http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-3094/

■タッド・ウィンド・コンサート(20)
ヤン・ヴァンデルロースト/クレセント・ムーン

【演奏】タッド・ウインドシンフォニー
【指揮】鈴木孝佳(タッド鈴木)
【発売】WINDSTREAM

【収録曲】
1. クレセント・ムーン~グランド・オーヴァーチュア/ヤン・ヴァンデルロースト
2. 冬物語(2009)/フィリップ・スパーク
3. 古いアメリカン・ダンスによる組曲(1949)/ロバート・ラッセル・ベネット

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