■埼玉プレミアブラス 第19回定期演奏会…今、ヨーロッパで熱い注目を集めている若きユーフォニアム奏者・グレン・ヴァンローイ(ベルギー)が初来日

▲今回が初来日となるグレン・ヴォンローイ(Euph)

 日本で英国スタイルのブラスバンドとして活動を続けている埼玉プレミアブラスの「第19回定期演奏会」が4月14日(土)14:00より越谷コミュニティーセンター・サンシティーホール(小ホール)にて開催され、今、ヨーロッパで熱い注目を集めている若きユーフォニアム奏者・グレン・ヴォンローイ(初来日)がゲストとして登場した。

 グレン・ヴォンローイは現在20歳という若さだが、2008年に「全英オープン選手権」でソロ・チャンピオンを獲得、2010年には「ヨーロッパ選手権ソロコンテスト」で優勝、そして、昨年2011年には海外の人気ブラスバンド情報サイト「4barsrest」のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、今後の活躍が最も期待されているプレイヤーだ。

 演奏会では「埼玉プレミアブラス」をバックにアッペルモントの「ユーフォニアム協奏曲<グリーン・ヒル>」とダボレンの「プロヴェービアリ」を日本初演。まろやかなビロードようなそのサウンドは、まさにユーフォニアムの音色はこうでなくっちゃ!といった響きで、聴衆もその極上の音色にウットリ・・・そして、さりげなく繰り出される華麗なるテクニックにビックリ・・・といった感じで、世界トップレベルの演奏をめいっぱい楽しんでいた。

 また、この日はもう一人のゲストとして、昨年までイギリスのフェアリー・バンドのソプラノ・コルネット奏者として活躍していた名手アラン・ウィッチアリーも登場、内田佐知の「ディープ・ボンド」や、ヴォンローイとのデュエットで「オペラ座の怪人より<オール・アイ・アスク・オブ・ユー>を披露し、会場を大いに盛り上げた。

 もちろん、主役の埼玉プレミアブラスも、10周年記念演奏会ということで、オープナーのゴフ・リチャード「カークビー・ロンズデール」から快調に飛ばし、アーノルドの「序曲ピータールー」や、吹奏楽でもおなじみのエレビーの傑作「エヴォケーションズ」を熱演、満席状態の会場にご機嫌なブラスバンド・サウンドを響かせていた。

 日本でブラスバンドのライブが見られる機会はまだまだ少ないけれど、吹奏楽とはまた違った面白さがあるので、みんなもそんな演奏会をみかけたらぜひ、聴きに行ってほしいよね。

【プログラム】
○カークビー・ロンズデール(リチャーズ)
○ブレンハイム・フローリッシュ(カーナウ)
○我が祖先の地(Land of My Fathers)(伝承曲/ラングフォード)
○ユーフォニアム独奏曲「グリーン・ヒル」(アッペルモント)
ユーフォニアム独奏:グレン・ヴォンローイ
○ディープ・ボンド(内田佐智)
ソプラノ・コルネット独奏:アラン・ウィチアリー
○序曲「ピータールー」作品97(アーノルド/ダンカン)

○ストライク・アップ・ザ・バンド(ガーシュウィン/ゴフ・リチャーズ)
○チャンピオンズ(ディヴィス/スパーク編)
○プロヴェービアリ(ダボレン)
ユーフォニアム独奏:グレン・ヴォンローイ
○ロス・エルマノス・デ・バップ(テイラー/スミス編)
○ミュージカル「オペラ座の怪人」より「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」
(ウェッバー/ファーニー編)
ソプラノ・コルネット&ユーフォニアムデュエット
○エヴォケーションズ(エレビー)

■埼玉プレミアブラスHP
http://www.geocities.jp/saitama_premier_brass/

(2012.04.17)

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