【2月号】
栄養のバランスや分量を考えた食事を摂ろう!
~時間と内容を工夫して、目標を達成させよう
Text:五十嵐清
吹奏楽部の活動が楽しさを感じて生活の大部分を占めてきた時期だと思います。その反面2年生は運営や音楽向上、1年生は技術向上や成績など、いろいろな問題や悩みがあるのではないでしょうか?
1.運営について
吹奏楽部のメインは音楽を楽しみ楽器を演奏することがですから、運営が音楽練習のバランスをとることが必要です。部の運営は中心となる執行学年(2年)が幹部だけでなく全員で力を注いで舵をとっていきます。そして1年生がそれを理解し協力することが必要です。一人一人が部活のために何ができるかを考え実行していく。そのために、スケジュールを把握し先読みし、逆算して仕事に取り掛かること。そして、情報をオープンにして共有することです。
2.技術練習について
演奏技術の向上は「質×量」です。量は大切ですが、ただ時間を長くかけたり、一度に詰め込めばいいということではありません。目標を提示して達成できるように練習内容の質を上げることを目指してください。「正しいフォーム。正しいブレス。正しいアンブシュア。」この3つは常に忘れずに、演奏テクニックの向上を図り、合奏や本番演奏を楽しんでください。
(1)時間を作る努力をしよう。
普通の人は「忙しいから」と言って時間を作る努力をしない。できる人は「忙しいからこそ」時間を作る努力をする。時間を区切って限られた時間のなかに凝縮し中身を充実する。
勉強との両立、運営と音楽練習とのすみ分けや時間配分を自分自身で決める。学校生活や勉強との両立しながら、吹奏楽部活動を楽しみ、充実した学校生活と感動のある音楽を創れたら最高です。
(2)言い訳が先にきて、やれることをやらない。
練習する時間がないからと言って曲が出来ないという人がいる。本当にそうなのでしょうか? 楽器を持てなくても、演奏する曲を聞いて声で歌えるはず。やれることを探して実行するだけで違いが出てきます。できる人は(勉強でも部活でも)やることを吟味して優先順位を決めて時間を生み出している。
(3)練習(勉強)内容の充実で効果を高めよう(何事も積極的に)
「いやいや仕方なく」やった練習(勉強)は効果がない。
「納得して」やった練習(勉強)でも物足りない。
「ワクワク」自分から進んで楽しくやった練習(勉強)に効果が表れる。
内容(質)と時間(量)のバランスを工夫して、
楽しみながら目標を達成させよう!
(続く)