■いがらし きよし の「バンド料理法」(9)

【11月号】
秘伝のたれを継ぎ足して、もっと「美味しい」と言ってもらおう!
~今まで蓄えた個人の力を結集してチームの力を高めよう!
Text:五十嵐清

吹奏楽部の活動の難しさは、音を合わせることだけではなく、メンバー全員の気持ちを合わせることです。「音楽」という共通なテーマで、一緒に考え、悩み、笑い、泣き、怒り、そして認め合う。表現や形にはそれぞれ個人差があっても、前向きに努力して頑張れる仲間がいる。そしてその仲間と一つの音楽を創造していく。
 部全体が一丸となって自分達が納得した音で自信をもって、自分たちの魂をこめた音楽をお客様に伝えましょう!吹奏楽部の充実はチーム力の向上がポイントです。

「自分たちの音楽を奏でるため」を考えた合奏でのチーム力のチェックポイント
1.音符について
・発音の統一(何を話しているのかハッキリという)
・音形、長さの統一(響き方、音符の持っているエネルギーの決める)
・消し方の統一(余韻、流れを決める)
・一人一人の音作りの重要性

2.音程について
・お互いの音を聞きあい、寄せ合う

3.ダイナミックスについて
・各曲想、フレーズによりダイナミックスを細かくつける。
・曲全体をみてダイナミックスの推移を明確にする。

4.メロディー、フレーズについて
・メロディーの流れを明確にし、受け渡しを確実にする。
・フレーズの流れを把握し、曲全体の流れを失わないようにする。

5.ブレンド、バランスによるサウンドついて
(ブレンドしてその場面で一番相応しい新しい楽器の音色を創る)
・楽器間のバランス(楽器が大きい、管が太い・長い楽器の音量を大きめにする。)
・各役割、声部の音量のバランス(メロディーvs伴奏(リズム・ハーモニー)vs対旋律)
・Tuttiのサウンドバランス
・楽器の音色のバランス(色彩感)

6.自分達の主張のある演奏、緊張感のある演奏

一人一人が吹奏楽部の音楽創りにどのように貢献し、全員で自信と誇りをもってチームで音楽を主張できているかがとても大切です。(続く)

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