■ヒストリー・オブ・ブラスバンド・ミュージック~ゴールデン・エラ 1920-1970(演奏:演奏:グライムソープ・コリアリー・UKコール・バンド)

「ヒストリー・オブ・ブラスバンド・ミュージック」は、イングランドの炭鉱バンドの雄“グライムソープ”が、2003~2005年の間、計6枚のアルバムをリリースしたたいへんアカデミックなシリーズCDだ。選曲、指揮を王立歌劇場やフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルでのパフォーマンスや多くの作編曲で知られるエルガー・ハワースが担い、ブラスバンド史上、とくに重要なレパートリーがすばらしいサウンドで収録されている。

シリーズは、アナログ時代に“グライムソープ”が同じハワースの指揮で録音し、ベストセラーとなったLP「クラシックス・フォー・ブラスバンド」(Decca、SXL 6820、1977年)のコンセプトをCD6枚に拡大したもので、辛口で鳴る本場イギリスのファンを再び唸らせた。

“ゴールデン・エラ 1920-1970”と副題があるこのアルバムは、シリーズの口火を切った第1弾で、2003年9月、すばらしい音響で鳴るウェスト・ヨークシャーのモーリー・タウン・ホールでレコーディングされた。プロデューサーは、ポール・ヒンドマーシュ、エンジニアはポール・スミスが担い、王立歌劇場オーケストラ・ディレクターのブラム・ゲイが詳細なプログラム・ノートを書いている。

収録されているのは、シリル・ジェンキンズの『ライフ・ディヴァイン』、グスターヴ・ホルストの『ムーアサイド組曲』、ジョン・アイアランドの『コメディ序曲』、エリック・ボールの交響詩『復活』(我ふたたび甦らん)、ギルバート・ヴィンターの『スペクトラム』など、ブラスバンドの“黄金時代”を物語る曲ばかり!

その後、ブラック・ダイクに移ったリチャード・マーシャルがソロをとったデニス・ライトの『コルネット協奏曲』も、ファンには堪えられない!

リリース当初からすばらしいセールスを飛ばし、いち早く完売となったこのアルバム。今回、イギリスの専門店から奇跡的に出土した! ハワースの切れ味鋭い解釈、バンドの高いスキル、サウンドのクオリティなど、あらゆる点で第一級のアルバムに仕上がっている。

【データ】

・演奏:グライムソープ・コリアリー・UKコール・バンド
(Grimethorpe Colliery UK Coal Band)
・指揮:エルガー・ハワース(Elgar Howarth)
・発売元:ドイエン(Doyen)
・発売年:2003年
・収録:2003年9月20~21日、Morley Town Hall(England, U.K.)
・メーカー品番:

【収録曲】

1. ライフ・ディヴァイン/シリル・ジェンキンズ【13:56】
Life Divine/Cyril Jenkins

2. ムーアサイド組曲//グスターヴ・ホルスト【15:29】
A Moorside Suite/Gustav Holst
第1楽章:スケルツォ Scherzo【3:16】
第2楽章:ノクターン Nocturne【7:41】
第3楽章:マーチ March【4:32】

3. コルネット協奏曲//デニス・ライト【12:59】
Cornet Concerto/Denis Wright
第1楽章:アレグロ Allegro【6:49】
第2楽章:カンツォネッタ Canzonetta【3:43】
第3楽章:ロンド Rondo【2:27】
コルネット:リチャード・マーシャル(Richard Marshall)

4. コメディ序曲//ジョン・アイアランド【11:45】
Comedy Overture/John Ireland

5. 交響詩「復活」/(我ふたたび甦らん)/エリック・ボール【12:44】
Resurgam (I Shall Rise Again)/Eric Ball

6. スペクトラム//ギルバート・ヴィンター【12:31】
Spectrum/Gilbert Vinter

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