■女王陛下のウィンド・オーケストラ ロイヤル・エア・フォース・バンド Vol.8 ’91

1991年10月25日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールおよび翌26日、ハロゲートのカンファレンス・センターで収録されたロイヤル・エア・フォース・バンドの《フェスティヴァル・オブ・ミュージック(音楽の祭典)1991》ツアーのライヴ・アルバム。プロデューサーはスタン・キッチン、エンジニアをマイクル・ムーア、アシスタント・エンジニアをデヴィッド・セッチェルが担い、オリジナル原盤は、英ポリフォニック・レーベルからリリースされた。

演奏者は、80名編成のロイヤル・エア・フォース・セントラル・バンドを中核に、40名編成のロイヤル・エア・フォース・カレッジ、ロイヤル・エア・フォース・レジメント、ロイヤル・エア・フォース・ウェスタンの3バンドを加えた200名編成の大編成ウィンドオーケストラ。また、スコードロネイアーズは、セントラル・バンドのメンバーによるビッグ・バンドだ。

1991年ツアーの超目玉は、このツアーのために委嘱されたエドワード・グレッグスンの『剣と王冠』だろう。初演はツアー初日の10月18日、マンチェスターのフリー・トレード・ホールで行なわれ、その日とこのディスクに収められた10月25日のロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの演奏は、作曲者自らが客演指揮した。曲は、かつてロイヤル・シェークスピア・カンパニーのために書いた音楽がベースとなっており、タイトルの“剣(つるぎ)”は軍事力、“王冠(おうかん)”は権力の象徴として使われている。作曲者が指揮者したこの演奏は、モチベーションも高く、ひじょうにドラマチックな音楽表現が愉しめる!!

その他、200名編成を活かしたマルコム・アーノルドの『4つのスコットランド舞曲』、エドワード・ジャーマンの『ウェールズ狂詩曲』、ジョン・フィリップ・スーザの『星条旗よ永遠なれ』など、聴きものも多く、ロイヤル・アルバートの巨大な空間を感じさせる録音もとても魅力的だ!!

(これは、ライセンスを得て、ビクター音楽産業からリリースされた日本盤で、もちろん日本語解説付き。すでに絶版だが、奇跡的に流通倉庫から出土した完全な新品だ!)

■女王陛下のウィンド・オーケストラ
ロイヤル・エア・フォース・バンド Vol.8 ’91

Festival of Music 1991
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4612/

【データ】

・演奏団体:ロイヤル・エア・フォース・バンド(The Massed Bands of the Royal Air Force:The Central Band of the Royal Air Force / The Band of the Royal Air Force College / The Band of the Royal Air Force Regiment / The Western Band of the Royal Air Force)1~7、10、12~13 / ロイヤル・エア・フォース・スコードロネイアーズ(The Royal Air Force Squardronaires)8、9、11
・指揮者:H・バリー・ヒングリー(Wing Commander H. B. Hingley)1、6、7、13 / アラン・モスフォード(Squardron Leader Alan Mossford)2 / デヴィッド・コンプトン(Flight Lieutenant David Compton)3、12 / デリック・デーヴィスン(Flight Lieutenant Deryck Davison)4 / エドワード・グレッグスン(Edward Gregson)5 / スチュアート・スターリング(Flight Lieutenant Stuart Stirling)8、9、11 / ダンカン・スタッブズ(Flying Officer Duncan Stubbs)10
・発売元:ビクター音楽産業(Victor)
・発売年:1992年
・収録:1991年10月25日、The Royal Albert Hall, London, U.K. / 10月26日、The Conference Centre, Harrogate, U.K.

【収録曲】

  1. ファンファーレ・オン・ザ・ロイヤル・エア・フォース・コール
    /H・バリー・ヒングリー
    Fanfare on the Royal Air Force Call/H. Barry Hingley【2:03】
  2. ヨークシャー序曲/フィリップ・スパーク【5:28】
    A Yorkshire Overture/Philip Sparke
  3. バフーナリー/マーク・ゴダード(arr. パット・ゴダード)
    Buffoonery/Mark Goddard(arr. Pat Goddard)【4:17】
    バスーン(Bassoon):パット・ゴダード(Junior Technician Pat Goddard)
  4. 4つのスコットランド舞曲(作品59)
    /マルコム・アーノルド(arr. ジョン・P・ペインター)【9:07】
    Four Scottish Dances/Malcolm Arnold(arr. John P. Paynter)
    I) ぺザンテ Pesante 【1:58】
    II)ヴィヴァチェ Vivace 【2:01】
    III)アレグレット Allegretto 【3:13】
    IV)コン・ブリオ Con Brio 【1:54】
  5. 剣と王冠/エドワード・グレッグスン【15:32】
    The Sword and the Crown/Edword Gregson
    I) 第1楽章 1st Movement 【5:44】
    II)第2楽章 2nd Movement 【5:01】
    III)第3楽章 3rd Movement 【4:45】
  6. ファンファーレとプロセッショナル「アレグザンドル王妃」
    /H・バリー・ヒングリー 【4:24】
    Fanfare and Processional:Queen Alexandra/H. Barry Hingley
  7. 星条旗よ永遠なれ/ジョン・フィリップ・スーザ 【3:41】
    The Stars and Stripes Foreve /John Philip Sousa
  8. ブルー・スカイ/アーヴィン・バーリン【3:05】
    Blue Skies/Irvin Berlin
  9. フォギー・デイ/ジョージ & アイラ・ガーシュウィン【2:17】
    A Foggy Day/George & Ira Gershwin
  10. ウェールズ狂詩曲/エドワード・ジャーマン【9:46】
    A Welsh Rhapsody/Edward German
  11. スターダスト/ホーギー・カーマイケル【3:14】
    Stardust/Hoagy Cormichael
    トランペット(Trumpet):ロイ・キャッスル、ジェフリー・ローレンス(Roy Castle、Sergeant Geoffrey Lawrence)
  12. ミクロス・ローザ映画名曲集
    /ミクロス・ローザ(arr. ピーク / ケリー) 【8:22】
    Film Music of Miklos Rozsa (arr. Peak / Kelley)
  13. 夕べの祈り、帰営譜とサンセット【2:06】
    Evening Hymn, Last Post & Sunset(arr. H. Barry Hingley)

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4612/

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