■ブロードウェイ・ブラス(演奏:ブラック・ダイク・ミルズ・バンド)

1992年、イングランド、ウェスト・ヨークシャーのデューズバリー・タウン・ホールでレコーディングされた超ごきげんなアルバム! 過去、ブラック・ダイクの名盤を数多く生み出してきたホールでの録音で、プロデューサーはゴードン・ローレンツ、エンジニアはバンド録音を得意とするリチャード・スコットが担っている。

“ブロードウェイ・ブラス”というアルバム・タイトルどおり、収録レパートリーは、いずれも説明の必要がないくらいポピュラーなミュージカルや映画のスーパー・ヒットで、『ショーほど素敵な商売はない』に始まり、『ザッツ・エンターテイメント』に至る愉しいブラス・ショーとなっている!!

バンドのポリシーとして“エンターテイメント・コンテストに出場するなんてことは間違ってもない”と言い切るブラック・ダイクが、まさかこんなポップなアルバムを作るなんて、ちょっと驚きかも知れない。

しかし、そこはさすがにブラック・ダイク! この企画のために、ゴフ・リチャーズ、レイ・ステッドマン=アレン、マルコム・ベネット、デリック・ブロードペントという、当代きってのベスト・アレンジャーたちがアレンジを書いている!!(残念ながら、アルバムの各トラックにはクレジットがないが…)

指揮者のジェームズ・ワトソン(1951~2011)は、ロイヤル・フィルやコヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者として広く知られる名トランペット奏者で、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルでもプレイしたレジェンドだ。このアルバムが録音された1992年にブラック・ダイクの首席指揮者に就任。2000年までの間、アツい指揮をとった。このアルバムでもシャープな演奏を聴かせてくれる。

各曲のアレンジャー同様、残念ながらクレジットがないが、録音当時のプリンシパル・コルネットはイアン・ポートハウス、ソプラノ・コルネットはケヴィン・クロックフォード、ユーフォニアムはロバート・チャイルズで、聴けばそれとわかるソロが愉しめる!!

■ブロードウェイ・ブラス
演奏:ブラック・ダイク・ミルズ・バンド
Broadway Brass
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4636-2nd/

【データ】

・演奏団体:ジョン・フォスター・ブラック・ダイク・ミルズ・バンド(John Foster Black Dyke Mills Band)
・指揮者:ジェームズ・ワトソン(James Watson)
・発売元:EMI – ミュージック・フォー・プレジャー(EMI-Music for Pleasure)
・発売年:1992年

【収録曲】

  1. ショーほど素敵な商売はない(“アニーよ銃をとれ”から)
    /アーヴィン・バーリン 【2:57】
    There’s No Business Like Show Business(from Annie Get Your Gun)/Irvin Berlin
  2. オクラホマ(“オクラホマ”から)/リチャード・ロジャーズ 【2:35】
    Oklahoma/Richard Rodgers
  3. ウエスト・サイド・ストーリー(アメリカ / アイ ハブ ア ラブ / サムウェア)
    /レナード・バーンスタイン 【6:31】
    West Side Story(America / I Have a Love / Somewhere)/Leonard Bernstein
  4. 私はイエスがわからない(“ジーザス・クライスト・スーパースター”から)
    /アンドルー・ロイド・ウェバー 【4:25】
    I Don’t Know How to Love Him/Andrew Lloyd Webber

5.カラーズ・オブ・マイ・ライフ(“バーナム”から)/サイ・コールマン 【3:56】
Colours of My Life(from Barnum)/Cy Coleman

6. ホエア・イズ・ラヴ(“オリバー”から)/ライオネル・バート 【3:46】
Where is Love(from Oliver)/Lionel Bart

7. ミュージック・オブ・ザ・ナイト(“オペラ座の怪人”から)
/アンドルー・ロイド・ウェバー 【5:27】
Music of the Night(from Phantom of the Opera)/Andrew Lloyd Webber

8. スターライト・エクスプレス(“スターライト・エクスプレス”から)
/アンドルー・ロイド・ウェバー 【4:00】
Starlight Express/Andrew Lloyd Webber

9. ブリング・ヒム・ホーム(“レ・ミゼラブル”から)
/クロード=ミシェル・シェーンベルク 【3:39】
Bring Him Home/Claude-Michel Schonberg

10. ウンダーバー(“キス・ミー・ケイト”から)
/コール・ポーター 【2:51】
Wunderbar(from Kiss Me, Kate)/Cole Porter

11. ハウ・トゥー・ハンドル・ア・ウーマン(“キャメロット”から)
/フレデリック・ロウィ 【4:05】
How To Handle a Woman(from Camelot)/Frederick Loewe

12. サマータイム(“ポーギーとベス”から)/ジョージ・ガーシュウィン【3:14】
Summertime(from Porgy and Bess)/George Gershwin

13. 南太平洋(女が一番 / ワンダフル・ガイ / 魅惑の宵)
/リチャード・ロジャーズ 【6:09】
South Pacific(There is Nothing Like a Dame / A Wonderful Guy / Some Enchanted Evening)/Richard Rogers

14. ザッツ・エンターテイメント(“バンド・ワゴン”から)
/アーサー・シュウォーツ 【2:53】
That’s Entertainment(from The Band Wagon)/Arthur Schwartz

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4636-2nd/

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