■五十嵐先生、教えてくれっチョ!【特別篇】「コロナなんかに負けないぞ!」 今やろう!「笑顔で吹奏楽活動を再スタートする日のために」

Text:五十嵐 清(東京清和吹奏楽団常任指揮者/元東京消防庁音楽隊長)

第1回 新型コロナウイルスなんかに感染しないぞ!

Q:皆さんお元気ですか?

A:・・・元気な訳ないでしょ!
新型コロナウイルス感染症のために、急に楽器が吹けなく活動ができなくなってしまって2か月ですよ…、学校もいけないし、友達とも会えないし…

2月中ごろから急に活動休止、卒業演奏会も送別会も何もかもが中止。4月になれば…きっと…の願いも虚しく、ついに新型コロナウイルス「緊急事態宣言」が発令されて、再開が遠のき活動再開の見込みも立たない事態になってしまいました。

楽器を演奏出来るという喜び、仲間たちと一緒に活動出来る素晴らしさ、演奏会の出来ることの ありがたさをひしひしと感じていることと思います。

これまで当たり前のこととしてやってきたことが、急にできなくなり、改めて楽器を演奏できること、ましてや仲間と一緒にやれることが、いかに有り難く、幸せなことだと感じていることでしょう。

そんな今だからこそ、新型コロナなんかに負けずに、いつでも大好きな吹奏楽活動を笑顔で再開出来る様に一人一人が準備をしましょう。
今は楽器を演奏出来ないブランク(blank)ではなくブレイク(break)。 そしてブレイクスルー(breakthrough:~を突破する)していきましょう。 ピンチをチャンスに!

先ずは一番大切なこと。
ズバリ、新型コロナウイルスに感染しないようにすること。
(最近ずっと言われていことだからとスルーしないで、もう一度再確認してみてください)

予防対策として、
1)こまめに手洗いとうがいをする。
ドアノブ、スマホ画面や各種スイッチなど様々な物に触れることにより、自分の手にもウイルスが 付きます。こまめな手洗い、うがい、アルコール消毒をしましょう。

2)人混みを避けて外出をしない。屋内では人との距離を十分取り、換気をする。
多くの人がいる環境、対面での距離が近い、一定時間以上密閉した空間にいることで感染のリスクが高まります。

3)睡眠とバランスの良い食事をとり、免疫力を高める。
ウイルスから身を守るために、強い身体作りが大切です。

今回は、3)の免疫力アップの3つのポイントを紹介します。

1.バランスの良い食事をとる。
免疫力のアップには、疲れをためないことや腸内環境を整えること、粘膜を保護することが基本と されています。そのためにはバランスの良い食事をとることが大切で、タンパク質やビタミン、ミネラル、乳酸菌などが含まれている、野菜、肉、魚、卵、豆製品、発酵食品など身近な様々な食品をバランスよく食べることです。 出来るだけ1日3食、時間を決めて各々でバランスよく摂れるといいですね。

疲労回復に役立つ:豚肉、鮭、豆腐、牛乳、緑黄色野菜、レモンなど 腸内環境を整える:ヨーグルト、チーズ、キムチなど
粘膜を保護する:ブロッコリー、カツオ、サバなど

2.質の良い睡眠をとる。
睡眠時間が減ったり、眠りが浅い状態が続くと身体の抵抗力が落ちて、病気になりやすくなります。各自が必要な睡眠時間を確保するように、起床就寝時間など一日の生活リズムをきめましょう。
スマホやテレビばかり見ていないで、就寝時間の2時間前からブルーライトに当たらないようにしましょう

3.ストレスを溜めない工夫をする
ストレスがかかるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、免疫機能が低下します。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でかなりのストレスが溜まってしまっていることと思います。
ストレスを発散したくてもできないと考えずに、「ちょっと気分転換」で深呼吸をしながらストレッチをしてはどうでしょうか?
この深呼吸をすることは、管楽器を演奏することにプラスになりますよ。
ずっと家にいるとダラダラした生活になります、緊張する時とリラックスする時のメリハリを意識的にとる工夫を各自で見つけてください。

免疫力アップのための3つのポイントでしたが、普段の学校などが休みで生活時間や行動が不規則に なってしまっているかもしれません、自分の身体と向き合い、来るべき吹奏楽活動再開の時に健康な 身体であるように今から実行しましょう。

今回はもう知っているよ。何回も聞いてわかっているよ。という内容でしたが、実行していくのは、 強い意思を持ってやっていかなければ持続できません。ひたすら、活動が再開出来たとき、
好きな楽器を思い存分に奏でることをイメージしてやっていきましょう。

次回は、「音のしくみ」について考えてみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください