
2014年8月、マンチェスターのソルフォード大学ピール・ホールでレコーディングされたデヴィッド・ソーントン(ユーフォニアム)の4枚目のソロ・アルバム!
ソーントンの自主制作盤で、リリース年の2015年に、“ブリティッシュ・バンズマン”、“ブラス・バンド・ワールド”、“4バーズネット”の3誌の《ソロCD・オブ・ジ・イヤー》に輝いた。
ピーター・ミーチャン、キット・ターンブル、ルーシー・パンクハースト、ジェイ・C・バッツナー、サイモン・ドブスン、ジョナサン・ハーヴェイ、ポール・マクギー、D・エドワード・デーヴィスという8人の現代作曲家がユーフォニアムのために書いた新品にスポットを当てたアルバムで、無伴奏の作品から、電子楽器やブラス・クインテットの伴奏を得たものまで、たいへんバラエティーに富んでいる!!
気心の知れたスチュアート・リンガード、マイク・ゴールディング、シェオナ・ホワイト、ライアン・ウォトキンズ、ライアン・ブリーンによるブラス・クインテットをデヴィッド・キングが指揮しているのも隠れポイント!
録音会場となったピール・ホールの残響の中にナチュラルにひびくユーフォニアムのサウンドがとにかく美しく、イギリス・ユーフォニアム・カンファレンスで3大会連続“ソロ賞”に輝いたソーントンの実力者ぶりを大いに堪能できる!
【デヴィッド・ソーントン】
1978年、イングランド中心部のノッティンガムシャー、ノッティンガムの生まれ。8才のときにユーフォニアムを始め、チェザム音楽学校を経て、2000年ロイヤル・ノーザン音楽カレッジを卒業。イギリス・ユーフォニアム・カンファレンスにおいて、1995年、1997年、1999年の3大会連続でソロ賞に輝く。1997~2000年、フェアリー・バンド、2000~2010年、ブラック・ダイク・バンド、2011~2015年、ブリッグハウス&ラストリック・バンドのそれぞれ首席ユーフォニアム奏者をつとめ、その後、フォーデンズ・バンドに転じる。2001年には、インターナショナル・ユーフォ二アム・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得。現代を代表する作曲家の新作の初演も数多い。
■パラレル・リアリティーズ
演奏:デヴィッド・ソーントン(ユーフォニアム)
Parallel Realities
David Thornton
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4503/
【データ】
・ユーフォニアム(Euphonium):デヴィッド・ソーントン(David Thornton)
・ブラス・クインテット(Brass Quintet)3、5:スチュアート・リンガード(Stuart Lingard)、マイク・ゴールディング(Mike Golding)、シェオナ・ホワイト(Sheona White)、ライアン・ウォトキンズ(Ryan Watkins)、ライアン・ブリーン(Ryan Breen)
・指揮:デヴィッド・キング(David King)3、5
・録音:2014年8月27~28日、Peel Hall, University of Salford, (U.K.)
・自主制作:デヴィッド・ソーントン(David Thornton)
・発売年:2015年
【収録曲】
- パラレル・リアリティーズ/ピーター・ミーチャン【5:28】
Parallel Realities/Peter Meechan - ナイトウォーカー/キット・ターンブル【6:05】
Nightwalker/Kit Turnbull - ティアマット/ルーシー・パンクハースト【9:57】
Tiamat/Lucy Pankhurst - コーリング/ジェイ・C・バッツナー【9:20】
Calling/Jay C. Batzner - イン・メモリアム・E・S/サイモン・ドブスン【6:01】
In Memoriam E.S./Simon Dobson - リチェルカーレ・ウナ・メロディア/ジョナサン・ハーヴェイ【6:25】
Ricercare Una Melodia/Jonathan Harvey - アナライズとインタープリット/ポール・マクギー【8:48】
Analyse and Interpret/Paul McGhee - レット・ゼア・ビー・ファンク/D・エドワード・デーヴィス【9:01】
Let There Be Funk/D. Edward Davis
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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4503/