■トーナメント・フォー・ブラス(演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド)

イングランドの代表的ブラスバンド“フェアリー”が、1987、1989、1990にグラスメア・レーベルにレコーディングした大ヒット・アルバムからのコンピレーション・アルバム!

プロデューサーは、1960年代からEMIでプロデューサーとして活躍し、作曲家としても知られたボブ・バラット(Bob Barratt、1938~2004)で、ブラスバンドの魅力を知り尽くした人の録音だけに、とにかくサウンドがすばらしい!!

指揮は、ロイ・ニューサム、アラン・ロートン、ピーター・パークスという、ブラスバンドのレジェンドたちが勢ぞろい!

ジャケット写真には、パークスの指揮のもと、“全英”“全英オープン”“ヨーロピアン”の3大選手権のトリプル・チャンピオンに輝いた当時のものが使われているが、そこに写っている顔をよく見ると、パークスを慕ってブラック・ダイクからフェアリーに移籍したプレイヤーがこんなにもいたのかと正直驚かされる!

正しく“ブラック・フェアリー”と呼ばれた当時の写真だ!

ショーン・クロウザー(Ebバス)の『カーニヴァル・フォー・ブラス』、アラン・ウィッチャリー(ソプラノ・コルネット)とグレイアム・ショウ(フリューゲルホーン)がデュエットをとった『ピエ・イエズ』、スティーブン・ウォークリー(トロンボーン)の『スウィング・ロウ、スウィング・シャリオ』など、全篇に散りばめられたソロイストのパフォーマンスもすぱらしい!!

アッという間に市場から姿を消したのも頷けるアルバムだ!

【フェアリー・バンド(ウィリアムズ=フェアリー・エンジニアリング・バンド)】  
1937年、イングランドのストックポートにあるフェアリー航空機工場の労働者によってフェアリー・アヴィエーション・バンドの名で誕生し、“フェアリー”の愛称で英国民に親しまれている名門ブラスバンド。1935~1970年、有名なオーケストラ・トランペット奏者ハリー・モーティマーが指揮者をつとめ、同じくモーティマーが指揮者をつとめたフォーデンズ、モーリスの両バンドとともに、ブラス・オーケストラ“メン・オー・ブラス”の一翼を担って数多くのレコーディング、放送を行った。1977年、スポンサーの変更によりバンド名をフェアリー・エンジニアリング・バンドに変更。その後も、ウィリアムズ=フェアリー・エンジニアリング・バンド(1986~2000)、ウィリアムズ=フェアリー・バンド(2000~2003)、フェアリー・FP・ミュージック・バンド(2003~2004)、フェアリー・バンド(2004~2009)、フェアリー・ジニーヴァ・バンド(2009~2010)とバンド名はたびたび変更され、2011年からは再びフェアリー・バンドの名で活躍が続いている。

■トーナメント・フォー・ブラス
演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド

Tournament for Brass
Williams Fairey Band
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4520/

【データ】

・演奏:ウィリアムズ・フェアリー・バンド (Williams Fairey Band)
・指揮:ロイ・ニューサム(Roy Newsome)3、5、6、7、18 / アラン・ロートン(Alan Lawton) 1、2、10、13、14、16 / ピーター・パークス(Major Peter Parkes)12、15 / 不詳(ロイ・ニューサム or アラン・ロートン)4、8、9、11、17、19
・録音:1987年、Strawberry Studios, Stockport (U.K.) / 1989年、1990年、Studio 7, New Broadcasting House, BBC North West, Manchester (U.K.)
・発売元:ペガサス (Pegasus)
・発売年:2004年

【収録曲】

  1. バリーキャッスル・ベイ/ボブ・バラット & エドリッチ・シーバート【2:18】
    Ballycastle Bay/Bob Barratt & Edrich Siebert
  2. ブレナム・フローリッシュ/ジェームズ・カーナウ【3:16】
    Blenheim Flourishes/James Curnow
  3. ボヘミアン・ラプソディ/フレディ・マーキュリー(arr. ダーロル・バリー)【6:00】
    Bohemian Rhapsody/Freddie Mercury(arr. Darrol Barry)
  4. カーニヴァル・フォー・ブラス/フレッド・マスクロフト【4:45】
    Carnival for Brass/Fred Muscroft
    Ebバス(Eb Bass):ショーン・クロウザー(Sean Crowther)
  5. スイス民謡によるファンタジー/ロイ・ニューサム【6:01】
    Fantasy on Swiss Airs/Roy Newsome
    ユーフォニアム(Euphonium):イアン・ピーターズ(Ian Peters)
  6. フォーク・フェスティヴァル/ドミトリー・ショスタコーヴィチ (arr. ハワード・スネル)【2:27】
    Folk Festival/Dmitri Shostakovich (arr. Howard Snell)
  7. 管楽のための序曲/フェリックス・メンデルスゾーン(arr. デニス・ライト)【8:17】
    Military Overture/Felix Mendelssohn(arr. Denis Wright)
  8. ピエ・イエズ(“レクイエム”から)/アンドルー・ロイド=ウェバー(arr. J・H・ピアースン)【3:59】
    Pie Jesu(from “Requiem”)/Andrew Lloyd Webber(arr. J. H. Pearson)
    ソプラノ・コルネット(Soprano Cornet):アラン・ウィッチャリー(Alan Wycherley)
    フリューゲルホーン(Flugel Horn):グレイアム・ショウ(Graham Shaw)
  9. 草原のバグパイプ吹き/ボブ・バラット & エドリッチ・シーバート【3:15】
    The Piper in the Meadow/Bob Barratt & Edrich Siebert
  10. プレジデント/ウィリアム・ジャーマン【4:05】
    The President/William German
  11. セレナード/デリック・ブルジョワ 【2:51】
    Serenade/Derek Bourgeois
  12. ボーイズ・イン・ブルー/ボブ・バラット 【2:05】
    The Boys in Blue/Bob Barratt
  13. 剣士の退場/ヘルマン・L・ブランケンブルク 【3:28】
    The Gladiators Farewell/Hermann L. Blankenburg
  14. 枯れ葉/ジョセフ・コズマ(arr. アラン・キャザロール)【4:15】
    Autumn Leaves/Joseph Kosma(arr. Alan Catherall)
  15. 山と湖の国/ヘイミッシュ・マッカン (arr. グリン・ブラッグ)【2:48】
    The Land of the Mountain and the Flood/Hamish MacCunn(arr. Glyn Bragg)
  16. テューバがトラブルに…/ウィリアム・レルトン 【3:49】
    The Trouble With the Tuba Is…/William Relton
    Ebバス(Eb Bass):ショーン・クロウザー(Sean Crowther)
  17. 「スケアクロウとミセス・キング」のテーマ/アーサー・B・ルビンスタイン (arr. スティーヴ・サイクス) 【2:27】
    Theme from ‘Scarecrow & Mrs King’/Arthur B. Rubinstein (arr. Steve Sykes)
  18. トーナメント・フォー・ブラス/エリック・ボール【7:48】
    Tournament for Brass/Eric Ball
  19. スウィング・ロウ、スウィング・シャリオ/伝承曲(arr. ジョン・G・モリッシー)【3:23】
    Swing Low, Sweet Chariot/Traditional(arr. John G. Morrissey)
    トロンボーン(Trombone):スティーブン・ウォークリー(Stephen Walkley)

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4520/

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