■アイリッシュ・ガーズ・バンドのCD「失われた音階~サー・アーサー・サリヴァン名曲集」(Sir Arthur Sullivan – The Lost Chord)が発売

2001年11月、アイリッシュ・ガーズ・バンドが、ロンドン市中、チェルシーのロイヤル・ホスピタル(廃兵院)のチャペルでレコーディングしたサー・アーサー・サリヴァンの名曲集!

アーサー・サリヴァン(1842~1900)は、19世紀イギリスで活躍した作曲家。とくに、劇作家ウィリアム・ギルバート(1836~1911)と組んだオペラは、“ギルバート&サリヴァン・オペラ”と呼ばれて大衆に愛され、大きな成功を収めた。イギリスでは今も盛んに上演されている。バレエ組曲「パイナップル・ポール」や「失われた音階」は、日本でもおなじみの存在だ。

イギリスのバンドが演奏する“サリヴァンもの”には、成功作が多いが、このアルバムでも、さすがは“本場もの”というすばらしい演奏が愉しめる!!

チャペルの美しい響きに見事にフィットするアイリッシュ・ガーズの演奏には、エレガントな気品が漂い、イギリス編成の吹奏楽の魅力を見事に伝えてくれる。

【アイリッシュ・ガーズ・バンド】
ロンドン、バッキンガム宮殿の衛兵交代の演奏でもおなじみの5つある近衛兵(歩兵)軍楽隊のひとつで、1900年に作られた。グレート・ブリテン&北アイルランド連合王国を構成する北アイルランドの近衛連隊、アイリッシュ・ガーズ(近衛アイルランド連隊)に所属する。SPやLPの時代から数多くのレコード、CDをリリースし、とくに1966年にリリースされた“マーチング・ウィズ・ザ・ビートルズ”(英Columbia/EMI)は、英国のミリタリー・バンド・レコード史上、空前のヒット作として世界中でリリースされた。1972年に初来日し、ツアーは大成功を収めた。全盛期の定員は65名だったが、20世紀終盤に、他のガーズ・バンド同様、音楽監督1名、奏者49名の定員50名に改められた。

■失われた音階~サー・アーサー・サリヴァン名曲集
演奏:アイリッシュ・ガーズ・バンド

Sir Arthur Sullivan – The Lost Chord
The Band of the Irish Guards
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-0532/

【データ】

・演奏:アイリッシュ・ガーズ・バンド(The Band of the Irish Guards)
・指揮:アンドルー・チャトバーン(Major Andrew Chatburn)
・録音:2001年11月20~21日、The Chapel、The Royal Hospital, Chelsea, London(U.K.)
・発売元:スペシャリスト(Specialist)
・発売年:2002年

【収録曲】

作曲(全曲):アーサー・サリヴァン(Arthur Sullivan)

  1. 喜歌劇「アイオランテ」から“貴族の行進”/arr. ノーマン・リチャードスン  【5:12】
    The March of the Peers from the Opera ‘Iolanthe’/arr. Norman Richardson
  2. 喜歌劇「アイオランテ」序曲/arr. ノーマン・リチャードスン【7:26】
    Overture to ‘Iolanthe’/arr. Norman Richardson
  3. 喜歌劇「ペイシェンス」から“マーチ”/arr. J・ポワー 【3:04】
    Quick March – ‘Patience’/arr. J. Pougher
  4. カンタータ「ケニルワース」から“3つのスケッチ”/arr. ハーマン・フィンク
    Three Sketches from ‘Kenilworth’/arr. Herman Finck【9:40】
    I) 仮面の踊り Masque Dance 【3:35】
    II)湖の貴婦人 The Lady of the Lake 【3:53】
    III)オリアナへ捧ぐ Tribute to Oriana 【2:12】
  5. 喜歌劇「アイダ姫」から“マーチ”/arr. J・ポワー
    Quick March – ‘Princess Ida’/arr. J. Pougher 【3:10】
  6. 失われた音階/arr. W・J・デュソイト 【4:51】
    The Lost Chord/arr. W. J. Duthoit
    コルネット(Cornet):エリス・ウォード(Lance Sgt Ellis Ward)
  7. デンマーク行進曲(プリンセス・オブ・ウェールズ・マーチ)
    /arr. アンドルー・チャトバーン) 【2:53】
    Danish March(Princess of Wales’ March)/arr. Andrew R. Chatburn
  8. 喜歌劇「ヨーマン・オブ・ザ・ガード」から“クイック・マーチ”/arr. J・ポワー【3:15】
    Quick March – ‘The Yeoman of the Guard’/arr. J. Pougher
  9. カンタータ「ゴールデン・レジェンド」から夕べの賛歌“おお喜ばしき光!”/arr. 不詳 【4:30】
    ‘O Gladsome Light’ – Evening Hymn from the Golden Legend/arr. Unknown
  10. バレエ組曲「パイナップル・ポール」第1番
    /arr. チャールズ・マッケラス / W・J・デュソイト 【11:35】
    ‘Pineapple Poll’ Suite No.1/arr. Charles Mackerras/W. J. Duthoit
    I) オープニング・ナンバー Opening Number 【3:50】
    II)ジャスパーの踊り Jasper’s Dance 【3:19】
    III)ポールの踊り Poll’s Dance 【1:14】
    IV)フィナーレ Finale 【3:12】
  11. バレエ組曲「パイナップル・ポール」第2番
    /arr. チャールズ・マッケラス / W・J・デュソイト 【7:00】 
    ‘Pineapple Poll’ Suite No.2/arr. Charles Mackerras/W. J. Duthoit
    I) ベレイのホーンパイプ Belay’s Hornpipe 【1:47】
    II)ポールとジャスパーの和解 Reconciliation of Poll and Jasper 【1:21】
    III)パドトロワ Pas de Trois 【1:58】
    IV)キャプテン・べレイの踊り Captain Belaye’s Dance 【1:54】
  12. 喜歌劇「ペンザンスの海賊たち」から“マーチ”/arr. W・ウィンターボトム 【3:24】
    March – ‘The Pirates of Penzance’/arr. W. Winterbottom

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-0532/

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