■フォーデンズ・バンドのCD「パトロンズ・チョイス Vol.4」(Patron’s Choice IV/Foden’s Band)が発売

2010年11月、マンチェスターのロイヤル・ノーザン音楽カレッジでレコーディングされたすばらしいコンサート・アルバム!

トラディショナルなマーチに始まり、序曲、名手のソロなどを交えながら進行する典型的ブリティッシュのコンサート・スタイルで構成される!

いずこでも活動を支えるサポーターとの関係はとても重要。というわけで、シリーズ名“パトロンズ・チョイス”は、選曲がサポーターのリクエストであることを物語っている。このアルバムでは、1960年代にコルネット奏者として参加して以来、50年間このバンドを支え、現役からもリスペクトされるジミー・チャークスがリクエストの主だ!!

アルバム全篇にあふれるブリティッシュのウォーム・サウンドが何といっても大きな魅力!

モチベーションも高い!

ヘレン・ウィリアムズのフリューゲルホーンをフィーチャーしたマーティン・バンスの『マリアンヌ』、レスリー・ハウイのテナーホーンの快演が光るピーター・グレイアムの『エピソード』、グリン・ウィリアムズのユーフォニアムがハートを揺さぶるニコラス・ブロズスキーの『ビー・マイ・ラヴ』など、スター・ソロイストのパフォーマンスもすばらしい!!

【フォーデンズ・バンド】
イギリスでトップ・テンに数えられる名門ブラスバンド。1900年、イングランド、チェシャー州サンドバック近郊のエルワース村のバンドとして誕生。その後、地元自動車メーカーのスポンサーシップを得て、「フォーデンズ・モーター・ワークス・バンド」の名で発展。1909年までに、チャンピオンシップ・セクションのステータスを得た。1955年、有名な指揮者ハリー・モーティマーがイングランドの3つの有名ブラスバンド(フェアリー、フォーデンズ、モーリス)のメンバーをそっくりそのまま集めて作った大編成のブラス・オーケストラ“メン・オー・ブラス”に参加。コンサート、放送、レコーディングで脚光を浴びる。スペンサー企業の変遷により、1983年より「フォーデン・OTS・バンド」、1986年より「ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・フォーデン・バンド」、直後に「ブリタニア・ビルディング・ソサエティ・バンド」、1997年より「フォーデンズ・クルトワ・バンド」、2004年より「フォーデンズ・リチャードスン・バンド」とバンド名は変わったが、イングランドのトップ・バンドとしての演奏水準とステータスはつねにキープされている。2008年以降、スポンサーを持たず、「フォーデンズ・バンド」の名で活躍を続けている。

■パトロンズ・チョイス Vol.4
演奏:フォーデンズ・バンド

Patron’s Choice IV/Foden’s Band
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4514/

【データ】

・演奏:フォーデンズ・バンド (Foden’s Band)
・指揮:マイクル・ファウルズ(Michael Fowles)
・録音:2010年11月6~7日、Royal Northern College of Music, Munchester, U.K..
・発売元:ドイエン (Doyen)
・発売年: 2011年

【収録曲】

  1. コサック/ウィリアム・リムマー 【4:30】
    The Cossack/William Rimmer
  2. 歌劇「コラ・ブルニョン」序曲/ドミトリー・カバレフスキー(arr. マルコム・ベネット)【4:38】
    Overture from Colas Breugnon/Dmitri Kabalevsky(arr. Malcolm Bennett)
  3. ヘイレ・カティ(チャールダーシュの情景第4番)/イェネー・フバイ(arr. ハワード・スネル)【5:28】
    Hejre Kati/Jeno Hubay(arr. Howard Snell)
    コルネット(Cornet):マーク・ウィルキンスン(Mark Willkinson)
  4. 常動曲/オトカル・ノヴァーチェク(arr. ハワード・スネル)【2:47】
    Moto Perpetuo/Ottokar Novacek(arr. Howard Snell)
  5. バロッサへの賛歌/アンディ・スコット【2:49】
    Hymn to Barossa/Andy Scott
  6. マリアンヌ/マーティン・バンス(arr. ブロディ)【3:32】
    Marianne/Martin Bunce(arr. Brodie)
    フリューゲルホーン(Flugel Horn):ヘレン・ウィリアムズ(Helen Williams)
  7. ダンソン・ヌメロ・ドス/アルトゥロ・マルケス(arr. デリック・ブロードベント)【9:46】
    Danzon No. 2/Arturo Marquez(arr. Derek Broadbent)
  8. イニュエンドウ/フレディ・マーキュリー(arr. ピーター・ミーチャン)【5:34】
    Innuendo/ Freddie Mercury(arr. Peter Meechan)
  9. エピソード/ピーター・グレイアム【5:34】
    Episode/Peter Graham
    テナーホーン(Tenor Horn):レスリー・ハウイ(Lesley Howeie)
  10. ブラス・エクスプロージョン!/アンディ・スコット【2:42】
    Brass Explosion!/Andy Scott
  11. ビー・マイ・ラヴ/ニコラス・ブロズスキー(arr. レイ・ファー)【4:04】
    Be My Love/Nicholas Brodszky(arr. Ray Farr)
    ユーフォニアム(Euphonium):グリン・ウィリアムズ(Glyn Williams)
  12. 映画「ブレイブハート」から“フォー・ザ・ラヴ・オブ・ア・プリンセス”
    /ジェームズ・ホーナー 【4:07】
    For the Love of a Princess/James Horner
  13. 糸紡ぎの歌/フェリックス・メンデルスゾーン(arr. ハワード・スネル)【1:53】
    Spinning Song/Felix Mendelssohn(arr. Howard Snell)
    マリンバ(Marimba):マーク・ランドン(Mark Landon)
  14. 「ゴシック組曲」(作品25)から /レオン・ボエルマン(arr. エリック・ボール)【4:35】
    Suite Gothique/Leon Boellmann(arr. Eric Ball)
    I)第3楽章:ノートルダムへの祈り  Priere a Notre-Dame 【4:35】
    II)第4楽章:トッカータ Toccata 【4:00】

【このCDをBPショップでチェックする】
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/cd-4514/

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください