■コーリー、コーリー、ハレルヤ! “コーリー・バンド125年史”

ウェールズの名門ブラスバンド“コーリー”の125年をまとめあげた大変な労作!!

著者のロバート・チャイルズは、ウェールズが生んだ世界的なユーフォニアム奏者として著名な存在だが、指揮者としても知られ、2000~12年の間は、コーリー・バンドの音楽監督として、バンドをさらなる成功のステージへと導いた。

およそ200ページに及ぶコンテンツは、単なる歴史的リサーチにとどまらず、カラー印刷された約150点近い写真、レコードやCDのリスト、メンバー・リストなど、これ1冊で“コーリー”のすべてがわかる構成となっている。

話に聞く、スパークの「ドラゴンの年」の模様や初演時プログラムの表紙の写真も、もちろんコンテンツに含まれる。

全篇が“コーリー愛”、そして“ブラスバンド愛”に包まれている点が何よりもすばらしい!

【コーリー・バンド】
1884年、南ウェールズ屈指の炭鉱地帯として知られるロンザ・ヴァレー(Rhondda Valley)で結成されたウェールズの代表的ブラスバンド。当初はトン・テンペランス・バンドの名前で活動したが、1895年、演奏を聴いた同地の鉱工業の盟主、コーリー・ブラザーズ社の社長サー・クリフォード・コーリーからのスポンサードの申し出を受け、コーリー・ワークメンズ・バンドに改称。1920年には“チャンピオンシップ”セクションのステータスを得た。その後、炭鉱との関係が薄くなり、コーリー・バンドの名前で活動。1998年以降、スポンサー変更などにより、ジャスト・レンタルズ・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・コーリー・バンド~バイ・アズ・ユー・ヴュー・バンドと改名を繰り返したが、2007年にバンド名に“コーリー”の名前を取り戻した。各選手権においても輝かしい成績を誇るが、近年においても、2000年に音楽監督に就任した世界的ユーフォニアム奏者ロバート・チャイルズ(Dr. Robert B. Childs)の指揮のもと、2000年、2002年、2007、2009年の全英オープン優勝、2000年の全英選手権優勝、2008-2010年のヨーロピアン選手権3年連続優勝、2009年のオランダ・ケルクラーデの第16回世界音楽コンクール優勝と、実力者ぶりをいかんなく発揮している。有名なフィリップ・スパークの『ドラゴンの年』は、コーリー・バンド結成100周年記念委嘱作だった。2012年5月、フィリップ・ハーパーが新音楽監督に就任した。

■コーリー、コーリー、ハレルヤ!
“コーリー・バンド125年史”

Cory, Cory, Hallelujah!
The History of Cory Band 125 Years –
https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/bk-4209/

【データ】

・著者:ロバート・チャイルズ(Dr. Robert Childs)
・発売元:プリマ・ヴィスタ (Prima Vista)
・発売年:2010年
・メーカー品番:

【収録内容】

《目次》

  1. すべてが始まったのは(創世記)
    How It All Began (The formative Years)
  2. トン・テンペランス・バンド
    Ton Temperance Band
  3. トロットマン一家 – 才あるバンドのバックボーン
    The Trotman Family – The Talented Backborne of the Band
  4. ウォルター・ハーグリーヴス – “小さなプロフェッサー”
    Walter Hargreaves – The“Wee Professor”
  5. コーリージュニアバンド
    Cory Junior Band
  6. 音楽の方向性の“メイジャー”な変化
    “Major” Changes in Musical Direction
  7. コーリーがアメリカを征服
    Cory Conquer America
  8. デンジル・スティーブンスの高空を飛ぶヨーロピアンの成功
    Denzil Stephens’ High Flying European Success
  9. 栄光のハットトリックのわくわくドキドキ
    The Thrills And Spills of The Glorious Hat-Trick
  10. 悲惨なバンドルームの火災と悲観的な1990年代
    The Disastrous Bandroom Fire and the Gloomy 1990’s
  11. スポンサーシップ – 金の問題なのか、成功へのセーフガードなのか!
    Sponsorship – Money Matters! or Sponsorship Safeguards Success
  12. チャイルズ・プレイ!
    Childs Play!
  13. 2009年………それはその年のことだった、それは!
    2009 ……… That Was The Year, That Was!
  14. スーパーソリストの輝く配列
    A Grittering Array of Super Soloists
  15. 音楽が愛の糧になるなら….コーリーは、バンドをやる‘家族’だ
    If Music Be the Food of Love….Cory – The Banding‘Family’
  16. これまで広がる地平線
    Ever Expanding Horizons

Coda. 伝えるべき驚くべき物語!!
A Remarkable Tale to Tell!!

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https://item.rakuten.co.jp/bandpower-bp/bk-4209/

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